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2017年6月 7日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (403)    (通算2401回)

日常生活語 「ね」①

 

ね〔ねー〕【根】《名詞》 ①草や木を支えたり栄養分を摂ったりするために、地中に伸び広がっている部分。「ねー・が・ 伸び・て・ 広がっ・とる。」②ものを支えたり基礎となったりしている、表から見えないところにある部分。「歯ー・の・ ねー・が・ 痛い。」③表面には現れにくいが、生まれつき持っている性格など。「ねー・は・ 優しい・ 子・や・ねん。」

ね〔ねー〕【値】《名詞》 ①品物を売り買いするときの金額や、サービスなどに対する料金。「石油・の・ ねー・が・ また・ あがっ・た。」「散髪屋・の・ ねー・が・ あがる・そーや。」②人やものの価値。評価。「良()ー・ 話・を・ し・てくれ・た・さかい・ あいつ・の・ ねー・も・ 上がっ・た・なー。」⇒ねだん【値段】

ね〔ねー〕【子】《名詞》 鼠(ねずみ)を表しており、十二支の1番目。「息子・は・ ねー・の・ 生まれ・や・ねん。」〔⇒ねずみ【鼠】

ね〔ねー〕《終助詞》 ①相手にやわらかな調子で働きかけたり、同意を求めたりする気持ちを表す言葉。「だいぶ・ 温(ぬく)ー・ なっ・てき・た・ね。」「おいしい・ もの・を・ 食べ・よー・ね。」②相手を引き込むようにして念を押して、納得させようとする気持ちを表す言葉。「今・の・ 話・は・ わかっ・た・やろ・ね。」③相手に確かめたり、答えを求めたりするときに使う言葉。「明日・の・ 集合・は・ 8時・やっ・た・ねー。」

ねあがり【値上がり】《名詞、動詞する》 ものの値段や料金が、従来よりも高くなること。「天気・が・ 悪ー・て・ 野菜・が・ ねあがりし・た。」■対語=「ねさがり【値下がり】」

ねあげ【値上げ】《名詞、動詞する》 ものの値段や料金を、従来よりも高くすること。「すん・まへ・ん・けど・ ねあげせ・な・ やっ・ていけ・まへ・ん・ねん。」■対語=「ねさげ【値下げ】」

ねあせ【寝汗】《名詞》 寝ている間に出る汗。「昼寝し・とっ・て・ ねあせ・を・ かい・た。」

ねいき【寝息】《名詞》 寝ているときに呼吸する息。また、そのときの音。「大・の・ 字ー・に・ なっ・て・ ねいき・ たて・て・ 寝・とる・なー。」

ねうち【値打ち】《名詞》 ①そのものが持っている価値や、役に立つ程度や度合い。「この・ 番組・は・ 見る・ ねうち・が・ ある。」②値段に相当する価値や良さ。「これ・は・ 1万円・の・ ねうち・は・ じゅーぶん・ ある・と・ 思う。」〔⇒ねぶち(値打ち)

ねうちもん【値打ち物】《名詞》 ①価値のあるものや、役に立つもの。「この・ カバン・は・ 10年・も・ もっ・とる・ ねうちもん・や。」②高額の品物。「ねうちもん・の・ 金時計」〔⇒ねぶちもん(値打ち物)

ねえ〔ねー〕《感動詞》 親しみを込めて呼びかけたり、念を押したりするときに使う言葉。「ねー・ お願い・が・ ある・ねん。」

ねえさん〔ねーさん〕【姉さん】《名詞》 ①姉を敬ったり、親しみを込めたりして言う言葉。「ねーさん・の・ 旦那さん・は・ 会社・に・ 勤め・とる。」②若い女の人を親しんでいう言葉。「ねーさん・ その・ パン・は・ なんぼ・です・か。」③自分の兄の配偶者。「入院し・とっ・て・の・ ねーさん・の・ 見舞い・に・ 行く。」①②⇒ねえちゃん【姉ちゃん】、ねえやん【姉やん】

ねえちゃん〔ねーちゃん〕【姉ちゃん】《名詞》 ①姉を敬ったり、親しみを込めたりして言う言葉。「ねえちゃん・と・ いっしょに・ 学校・へ・ 行く。」②若い女の人を親しんでいう言葉。「ねーちゃん・ お勘定・ し・ておくれ。」〔⇒ねえさん【姉さん】、ねえやん【姉やん】

ねえやん〔ねーやん〕【姉やん】《名詞》 ①姉を敬ったり、親しみを込めたりして言う言葉。「うち・の・ ねーやん・は・ 3つ・ 年上・です・ねん。」②若い女の人を親しんでいう言葉。「あの・ 店・の・ ねーやん・は・ 愛想・が・ えー・ 人・や。」〔⇒ねえさん【姉さん】、ねえちゃん【姉ちゃん】

ねえる〔ねーる〕【煮える】《動詞・ア行下一段活用》 ①水やだし汁に入れて熱を加えた食べ物が、やわらかくなったり味がしみ通ったりして、食べられる状態になる。「この・ 芋・ よー・ ねー・て・ おいしー・なー。」②水が、湯になったり沸騰したりする。「茶瓶・が・ よー・ ねー。てき・た。」◆他動詞としては、「にる【煮る】」という言い方しなくて、「たく【炊く】」と言う。〔⇒にえる【煮える】、たける【炊ける】

ねおき【寝起き】《名詞、動詞する》 ①寝ることと起きること。生活すること。「今・は・ 実家・で・ ねおきし・とる・ねん。」②眠りから覚めること。また、そのときの気分や機嫌。「ねおき・が・ 悪ー・て・ ぐずぐず・ 言()ー・とる。」

ねおし【寝圧し】《名詞、動詞する》 ズボンやスカートなどを布団の下に敷いて、折り目をつけたり、しわを伸ばしたりすること。「ズボン・を・ ねおしする。」

ネオン〔ねおん〕【英語=neon】《名詞》 ガラス管にネオンガスなどを封じ入れて、電流を通して美しく光らせ、広告や装飾などに使うもの。「この・ 店・は・ 賑やかな・ ねおん・や・なー。」〔⇒ネオンサイン【英語=neon sign

ネオンサイン〔ねおんさいん〕【英語=neon sign】《名詞》 ガラス管にネオンガスなどを封じ入れて、電流を通して美しく光らせ、広告や装飾などに使うもの。「店・に・ ねおんさいん・を・ つける。」〔⇒ネオン【英語=neon

ねがい【願い】《名詞》 こうあってほしいと心から強く望むこと。また、望む内容。「ねがい・が・ かのー・て・ 第一志望・の・ 会社・に・ 入れ・た。」〔⇒きぼう【希望】、のぞみ【望み】、ゆめ【夢】

ねがいましては【願いましては】《成句》 珠算の問題を読み上げるときに、新たな問題が始まることを気づかせるために発する言葉。「ねがいましては・ 2532円・なり・ 749円・なり・ ……」

ねがう【願う】《動詞・ワア行五段活用》 ①こうあってほしいと、心から強く望んだり欲しがったりする。「うまい・こと・ いく・よーに・ ねごー・とり・ます。」②自分の力ではどうしようもないことを、神や仏にすがって望む。「家内安全・を・ ねがう。」③望んでいることの実現を人に頼む。人に助力や配慮などを求める。「いっしょに・ 行っ・てくれる・よーに・ ねごー・てき・まし・てん。」④警察などに、訴えて出る。「あんまりな・ こと・を・ し・よっ・たら・ ねごー・たら・な・ あか・ん。」■名詞化=ねがい【願い】①②⇒いのる【祈る】

ねがえり【寝返り】《名詞、動詞する》 ①横になって寝ているまま、体の向きを変えること。「ねがえり・ うっ・て・ 布団・の・ 外・へ・ 出・ても・とる。」②味方を裏切って、敵方につくこと。「向こー・の・ 会社・に・ ねがえり・を・ うた・れ・たら・ うち・が・ 困り・ます・がな。」

ねがえる【寝返る】《動詞・ラ行五段活用》 ①横になって寝たまま、体の向きを変える。「ねがえっ・て・ ベッド・から・ 落ちる。」②味方を裏切って、敵方につく。「明智光秀・が・ ねがえっ・た。」■名詞化=ねがえり【寝返り】

ねがお【寝顔】《名詞》 寝ているときの顔の様子。「赤ん坊・は・ かいらしー・ ねがお・や・なー。」

ねがけ【寝がけ】《名詞》 ①寝ようとするとき。「ねがけ・に・ もの・を・ 食べ・たら・ あか・ん。」②寝て間もなくのとき。「ねがけ・に・ 雨・の・ 音・が・ し・て・ 目・が・ 覚め・た。」■対語=「おきがけ【起きがけ】」〔⇒ねしな【寝しな】

ねかす【寝かす】《動詞・サ行五段活用》 ①眠らせる。寝つくようにさせる。寝たままにしておく。「孫・を・ さっき・ ねかし・てん。」②立っていたものなどを横に倒す。身を横たえさせる。「電信柱・を・ ねかす。」③商品や資金などを、活用しないでそのまま手元に置いておく。「売れ・へん・さかい・ ねかし・た・まま・や。」④食べ物を一定の時間、置いておいて、発酵させたり熟成させたりする。「ねかし・て・ 味噌・に・ する。」〔⇒ねさす【寝さす】、ねらす【寝らす】

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