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2017年6月 9日 (金)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (405)    (通算2403回)

日常生活語 「ね」③

 

ねじこむ【捻じ込む】《動詞・マ行五段活用》 ①一つの方向に力を加えて回しながら、中へ入れる。「布・を・ 筒・の・ 中・に・ ねじこん・でいく。」②力任せに無理矢理に中に入れる。「一つ・に・ 箱・に・ ねじこん・だら・ 箱・が・ つぶれる・ぞ。」③自分の意見をしつこく申し入れる。苦情や文句を言いに押しかける。「市役所・へ・ ねじこん・でいっ・た・ 人・が・ おる・ん・やて。」■名詞化=ねじこみ【捻じ込み】

ねしな【寝しな】《名詞》 ①寝ようとするとき。「ねしな・に・ 歯磨き・ 忘れ・ん・よーに・な。」②寝て間もなくのとき。「ねしな・に・ 地震・が・ あっ・て・ あわて・て・ 飛び起き・た。」■対語=「おきしな【起きしな】」〔⇒ねがけ【寝がけ】

ねじまわし〔ねじまーし〕【螺子回し】《名詞》 ねじ釘の頭の溝に当てて、回して締めたり緩めたりする道具。「ねじまーし・で・ ねじ・を・ 緩める。」〔⇒ドライバー【英語=driver、もくねじまわし【木螺子回し】

ねじまわす〔ねじまーす〕【捻じ回す】《動詞・サ行五段活用》 ①円形のものなどを、一つの方向に力を加えて回す。「水道・の・ 栓・を・ ねじまーし・た・けど・ 動か・へん。」②細長いものの両端を互いに逆方向に回して、よりを掛けるようにする。「雑巾・を・ ねじまーし・て・ 強ー・に・ 絞る。」「縄・を・ ねじまーし・て・ より・を・ かける。」③自分の意見をしつこく言い立てる。「反対・ばっかり・ 言()ー・て・ ねじまわし・やがる・ やつ・が・ おる。」①②⇒ひねる【捻る】、ねじる【捻る】■名詞化=ねじまわし【捻じ回し】

ねしょうがつ〔ねしょーがつ〕【寝正月】《名詞》 ふだん忙しくしている人が、正月にどこへも出かけずに、家でゆっくり過ごすこと。「わし・は・ 毎年・ ねしょーがつ・や。」

ねしょうべん〔ねしょーべん〕【寝小便】《名詞、動詞する》 眠っていて気づかないときに、小便を漏らしてしまうこと。また、その小便。「大きな・ 地図・の・ ねしょーべん・や・なー。」〔⇒ねしょんべん(寝小ん便)

ねしょんべん(寝小ん便)】《名詞、動詞する》 眠っていて気づかないときに、小便を漏らしてしまうこと。また、その小便。「この・ 子ー・は・ まだ・ ねしょんべん・が・ 直ら・へん。」〔⇒ねしょうべん【寝小便】

ねじる【捻る】《動詞・ラ行五段活用》 ①円形のものなどを、一つの方向に力を加えて回す。「瓶・の・ ふた・を・ ねじっ・て・ 開ける。」②細長いものの両端を互いに逆方向に回して、よりを掛けるようにする。「体・を・ ねじる。」〔⇒ひねる【捻る】、ねじまわす【捻じ回す】■名詞化=ねじり【捻り】

ねじれる【捻れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①細長いものの両端に逆向きの力が働いて、曲がっている。「紐・が・ 真ん中・で・ ねじれ・た。」②糸や紐などがからまりあって、解けなくなる。「天蚕糸(てぐす)・が・ ねじれ・て・ 使いもん・に・ なら・ん。」③ものごとを素直に受け取らないで、自分が劣っているように思ったり、不利な状況に立たされているように考えたりする。また、その結果、考えや行いが素直でなくなる。「ねじれ・た・ 性格・や・さかい・ なかなか・ 賛成し・てくれ・へん。」■名詞化=ねじれ【捻れ】〔⇒ねじける【捻ける】⇒もつれる【縺れる】⇒ひねくれる、ひがむ【僻む】

ねすぎる【寝過ぎる】《動詞・ガ行上一段活用》 ①度が過ぎるほど長い時間、寝る。「昼・に・ ねすぎ・て・ 夜・に・ 寝・られ・へん。」②予定していた時刻よりも遅くまで寝ている。「今朝・は・ ねすぎ・て・ あわて・た。」■名詞化=ねすぎ【寝過ぎ】〔⇒ねすごす【寝過ごす】

ねすごす【寝過ごす】《動詞・サ行五段活用》 予定していた時刻よりも遅くまで寝ている。「今朝・は・ ねすごし・て・ 遅刻し・た。」■名詞化=ねすごし【寝過ごし】〔⇒ねすぎる【寝過ぎる】

ねずみ【鼠】《名詞》 ①家や畑などにすみ、農作物を食い荒らしたり、病原菌を媒介したりする、繁殖力が強い小動物。「天井・で・ ねずみ・が・ 運動会・を・ し・とる。」②白と黒とを混ぜてできる色で、鼠の毛色のような薄い黒色。ものが燃えたあとに残る粉のような色。「今日・の・ 空・は・ ねずみ・や。」③十二支の1番目の「子()」。「ねずみ・の・ 生まれ」⇒ちゅうちゅう。⇒ねずみいろ【鼠色】、はいいろ【灰色】⇒ね【子】

ねずみいろ【鼠色】《名詞》 白と黒とを混ぜてできる色で、鼠の毛色のような薄い黒色。ものが燃えたあとに残る粉のような色。「ねずみいろ・の・ 雲」〔⇒はいいろ【灰色】、ねずみ【鼠】

ねぞう〔ねぞー〕【寝相】《名詞》 眠っているときの格好。「ねぞー・が・ 悪い・ 子ー・や・なー。」

ねそびれる【寝そびれる】《動詞・ラ行下一段活用》 何かの原因によって、眠ろうとしても寝入ることができなくて時間が経過する。「隣・の・ 部屋・の・ 話し声・が・ 気になっ・て・ ねそびれ・ても・た。」〔⇒ねこびれる【寝こびれる】、ねこぶれる【寝こぶれる】

ねだる【強請る】《動詞・ラ行五段活用》 甘えるようにして、欲しいものを手に入れようとする。愛情や好意に甘えて要求や要望をする。「ねだっ・ても・ 何・も・ 買()ー・てき・まへ・ん・よ。」

ねだん【値段】《名詞》 品物を売り買いするときの金額や、サービスなどに対する料金。「売り物・が・ 多ー・て・ ねだん・を・ 覚えきら・れ・へん。」〔⇒ね【値】

ねちがえる【寝違える】《動詞・ア行下一段活用》 寝ているときの姿勢が悪くて、首や肩を痛める。「ねちがえ・て・ 首・が・ 回りにくい。」■名詞化=ねちがえ【寝違え】

ねちこい《形容詞》 なかなかあきらめることをしないで、どこまでもつきまとったり、ものに執着したりする感じだ。「ねちこい・ やつ・と・ つきあう・の・は・ 苦手や。」「ねちこーに・ ぐずぐず・ 言()ー・とる。」〔⇒ねつい、ねつこい、ひつこい、しつこい、ねばこい【粘こい】、ねばっこい【粘っこい】、ねちゃこい、にちゃこい、しゅうねんぶかい【執念深い】

ねちねち《形容動詞や()、動詞する》 ①粘り気のあるものが付いて、不快に感じる様子。「靴・の・ 裏・が・ ねちねちし・て・ 歩きにくい。」②長い時間にわたって執拗に繰り返す様子。「ねちねち・ 文句・を・ 言わ・れ・た。」〔⇒ねちゃねちゃ。⇒にちゃにちゃ、ねばねば【粘々】、ねとねと〕

ねちゃこい《形容詞》 ①不快に感じるほど、粘り気がある。「ねちゃこい・ 水飴」②なかなかあきらめることをしないで、どこまでもつきまとったり、ものに執着したりする感じだ。「寄り合い・で・ ねちゃこい・ こと・を・ 言()ー・ やつ・は・ かなわん・なー。」〔⇒にちゃこい。⇒ねつい、ねちこい、ねつこい、ひつこい、しつこい、ねばこい【粘こい】、ねばっこい【粘っこい】、しゅうねんぶかい【執念深い】

ねちゃつく《動詞・カ行五段活用》 粘り気のあるものが取れないで、くっついたまま粘っている。「セメダイン・が・ 手ー・に・ ねちゃつい・て・ 取れ・へん。」〔⇒にちゃつく〕

ねちゃねちゃ《形容動詞や()、動詞する》 ①粘り気のあるものが付いて、不快に感じる様子。「チューインガム・が・ 靴・の・ 裏・に・ 付い・て・ ねちゃねちゃや。」「油・を・ 触っ・た・ので・ 手ー・が・ ねちゃねちゃする。」②長い時間にわたって執拗に繰り返す様子。「ねちゃねちゃと・ 説教さ・れ・たら・ 腹・も・ 立つ・ぞ。」〔⇒ねちねち。⇒にちゃにちゃ、ねばねば【粘々】、ねとねと〕

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