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2017年6月14日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (410)    (通算2408回)

日常生活語 「の」②

 

のうみそ〔のーみそ〕【脳味噌】《名詞》 ①頭の中にあって、考えたり体を動かしたりする働きを受け持つところ。「のーみそ・が・ いっぱい・ 詰まっ・とる・ 人・や。」②記憶力や判断力などの、頭の働き。「のーみそ・が・ 弱い。」〔⇒のう【脳】

のうやく〔のーやく〕【農薬】《名詞》 農作物の病気や害虫を防いだり、雑草を枯らしたりする薬。「のーやく・を・ 使わ・んと・ 野菜・を・ 作る。」

ノート〔のーと〕【英語=note】《名詞、動詞する》 ①ものを書くために、同じ大きさの紙を綴じた冊子。「公会堂・の・ 鍵・を・ 開け・た・ 人・は・ のーと・に・ 名前・を 書い・てください。」②ものごとを書き留めること。「聞い・た・ こと・を・ のーとする。」⇒ちょうめん【帳面】

のかす【退かす】《動詞・サ行五段活用》 今ある場所から他に移す。「川・の・ 上(かみ)・の・ 方・から・ 流れ・てき・た・ 塵(ごみ)・の・ 山・を・ のかす。」◆力の要るような場合に使うことが多い。■自動詞は「のく【退く】」〔⇒のける【退ける】、どかす(退かす)、どける【退ける】

のき【軒】《名詞》 ①屋根の端の、建物の外壁より外に出ている部分。「のき・の・ 前・に・ 植木鉢・を・ 並べる。」②屋根の端の、壁から外に出ている部分の下や近くの場所。「のき・に・ 入っ・て・ 汗・を・ 拭く。」〔⇒のきさき【軒先】⇒のきした【軒下】

のきさき【軒先】《名詞》 ①屋根の端の、建物の外壁より外に出ている部分。また、その先端部分。「燕・が・ のきさき・に・ 巣ー・を・ 作る。」②屋根の端の、壁から外に出ている部分の下や近くの場所。「のきさき・の・ 陰・で・ 休む。」〔⇒のき【軒】⇒のき【軒】、のきした【軒下】

のきした【軒下】《名詞》 屋根の端の、建物の外壁より外に出ている部分部分の下。「のきした・で・ ちょっと・ 雨・の・ 止む・の・を・ 待つ。」〔⇒のき【軒】、のきさき【軒先】

のきなみ【軒並み】《形容動詞や()》 ①家が軒を並べて建ち続いていること。「街道・に・ 長い・ のきなみ・が・ 続い・とる。」②並んでいる家々が例外がないほど、そのようであるという様子。「台風・で・ のきなみ・ 瓦・が・ 飛ん・だ。」③同じようなものが例外がないほど、そのようであるという様子。「霧・が・ 出・て・ 電車・が・ のきなみに・ 遅れ・た。」

のく【退く】《動詞・カ行五段活用》 今ある場所から他に移る。「掃除する・さかい・ ちょっと・ のい・てんか。」■他動詞は「のける【退ける】」「のかす【退かす】」〔⇒どく【退く】

のけもん【除け者】《名詞》 仲間に加えられない人。仲間はずれ。「のけもん・に・ せ・んと・ 私・も・ 入れ・てんか。」〔⇒どけもん(除け者)

のける【退ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①今ある場所から他に移す。「落ち・てき・た・ 石・を・ のける。」②選んで取り去る。選んで区別する。「悪い・ 品物・を・ のける。」「欲しい・ 本・を・ のけ・ておい・た。」◆②は、軽く移すとか除外するとかの意味で使うことが多い。■自動詞は「のく【退く】」〔⇒どける【退ける】⇒のかす【退かす】、どかす【退かす】

のこ【鋸】《名詞》 木や板などを切るのに使う、たくさんの歯を刻んだ鋼板に柄をつけた道具。◆「のこぎり」を短く言ったもの。「そこ・に・ ある・ のこ・を・ 取っ・てんか。」〔⇒のこぎり【鋸】

のこぎり【鋸】《名詞》 木や板などを切るのに使う、たくさんの歯を刻んだ鋼板に柄をつけた道具。「のこぎり・を・ 引ー・て・ 丸太・を・ 切る。」〔⇒のこ【鋸】

のこぎりがま【鋸鎌】《名詞》 刃の先がぎざぎざになっている鎌。「のこぎりがま・で・ 細い・ 枝・を・ ひき切る。」

のこす【残す】《動詞・サ行五段活用》 ①全体のうちの一部に手をつけないで、そのままにしておく。「飯・を・ のこし・たら・ あか・ん・がな。」②使わないで、とっておく。「帰り・の・ 電車賃・を・ のこし・とく。」③何かをとどめて、その場を去る。「メモ・を・ のこし・て・ 帰る。」④任務や状況などを、あとまでおいておく。「宿題・を・ のこし・た・まま・や。」⑤頑張って、まだ負けてはいない。「土俵際・で・ のこし・た。」■自動詞は「のこる【残る】」

のこらず【残らず】《副詞》 関係のあるものを、余すところなく全部。「財布・の・ 中・に・ あっ・た・ 金・を・ のこらず・ 使(つこ)・ても・た。」

のこり【残り】《名詞》 ①時間や金銭など、経過しなかったり使わなかったりして、余っているもの。「夏休み・の・ のこり・は・ あと・ 10日・や。」「財布・の・ 中・に・ のこり・は・ 千円・しか・ あら・へん。」②処理が終わっていない部分。「木・の・ 燃え・た・ 残り・が・ 窯(かま)・の・ 中・に・ ある。」

のこりふく【残り福】《名詞》 ①福引きなどで、良い賞品は後の方に残っているということ。「商店街・の・ 福引き・で・ のこりふく・の・ 自転車・が・ 当たっ・てん。」②1月10日の前後3日間に「十日戎」と言われる戎神社(恵比須神社、恵比寿神社、蛭子神社などと書かれる)の祭りが行われるが、9日は「よいえびす【宵戎】」「よいえべす【(宵戎)】」、10日は「ほんえびす【本戎】」「ほんえべす【(本戎)】」、11日は「のこりふく【残り福】」と呼ばれる。「毎年・ のこりふく・に・ 行き・ます・ねん。」

のこる【残る】《動詞・ラ行五段活用》 ①全体のうちの一部がなくならないで、そのままとどまる。「売れ・んと・ のこっ・た。」②使わないで余る。差し引きして余る。「予算・が・ のこっ・た。」③あとにとどまる。去ってしまわない。「のこっ・て・ 仕事・を・ 続ける。」④任務や状況などが、あとまで続く。「仕事・が・ のこっ・とる。」「疲れ・が・ のこっ・て・ とれ・へん。」⑤まだ負けてはいない。「決勝戦・に・ のこっ・た。」■他動詞は「のこす【残す】」■名詞化=のこり【残り】

のさばる《動詞・ラ行五段活用》 ほしいままに勝手に広がる。横柄な態度でふるまう。勢力を広げる。「雑草・が・ のさばる。」「悪い・ やつら・が・ のさばっ・とる。」

のし【熨斗】《名詞》 ①包み紙の右上につけることがある、細長い六角形の紙に、黄色い紙を挟んだもの。「のし・を・ 付け・て・ 贈る。」②熨斗や水引の付いた包み紙。熨斗や水引の形が印刷してある包み紙。「お供え・と・ 書い・た・ のし」③家の棟に積むために用いる短冊の形をした平瓦。「のし・を・ 三枚・ 積み重ねる。」⇒のしがみ【熨斗紙】。③⇒のしがわら【熨斗瓦】 

のしかかる【伸し掛かる】《動詞・ラ行五段活用》 押しつぶすような重みを加える。「柔道・で・ のしかから・れ・た。」

のしがみ【熨斗紙】《名詞》 熨斗や水引の付いた包み紙。熨斗や水引の形が印刷してある包み紙。「お菓子・を・ 買()ー・て・ のしがみ・に・ 名前・を・ 書い・てもらう。」〔⇒のし【熨斗】

のしがわら【熨斗瓦】《名詞》 家の棟に積むために用いる短冊の形をした平瓦。「棟・に・ のしがわら・を・ 葺い・ていく。」〔⇒のし【熨斗】

のしのし《副詞と》 体の重い動物などが、地面を踏みしめるように、ゆっくり歩く様子。「動物園・の・ 象・が・ のしのし・ 歩い・とる。」

のしぶくろ【熨斗袋】《名詞》 熨斗や水引が付いた包み紙。熨斗や水引の形が印刷してある小さな袋紙。「お祝い・を・ のしぶくろ・に・ 入れる。」

のしもち【伸し餅】《名詞》 ついた餅を平たく四角にのばした餅。「固(かと)ー・ なら・ん・うち・に・ のしもち・を・ 切る。」

のじゅく【野宿】《名詞、動詞する》 野山や、屋根のないところで夜を明かすこと。「テント・で・ のじゅくする。」

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