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2017年6月21日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (417)    (通算2415回)

日常生活語 「は」④

 

はか【量、捗】《名詞》 時間に応じた、仕事などの進み具合。「この・ 作業・は・ なかなか・ はか・が・ いか・へん。」

ばか【馬鹿】《名詞、形容動詞や()》 ①ぼんやりしていて、頼りないところがあること。鋭さに欠けたり手抜かりが生じたりすること。また、そのような人。「そんな・ こと・ する・ 子・は・ ばか・や。」②機能や働きが失われること。効き目がないこと。「ねじ・が・ ばかに・ なっ・ても・とる。」③程度が甚だしい様子。「ばかな・ 力・が・ 出る。」⇒ぬけ【抜け】、まぬけ【間抜け】、あほう【阿呆】、あっぽ【阿っ呆】、だぼ、ぼけ【呆け】、ぬけさく【抜け作】、あほうたれ【阿呆垂れ】、あほうだら【阿呆垂ら】、あほんだら(阿呆垂ら)、あほんだれ(阿呆垂れ)、だぼさく【だぼ作】、ぼけさく【呆け作】、ぼけなす【呆けなす】、とぼけさく【惚け作】、ばかもん【馬鹿者】、ばかたれ【馬鹿垂れ】

はかい《接続助詞》 理由や根拠などを表す言葉。前に述べることが原因や理由となって、後ろに述べることが起こることを表す言葉。「腹・が・ 減っ・た・はかい・ うどん・を・ 食べ・た。」〔⇒さかい、さかいに、さけ、さけに、はかいに、ので、から、し〕

はかい《終助詞》 相手に対して念を押して言う気持ちを表す言葉。「ここ・に・ おる・はかい。」〔⇒さかい、さかいに、さけ、さけに、はかいに、ので、から〕

はがいい〔はがいー〕【歯痒い】《形容詞》 ものごとが思うように進展しなくて、いらいらする気持ちになる様子。「子ども・の・ 勉強・の・ 仕方・を・ 見・とっ・たら・ はがゆー・て・ しょーがない。」

はかいし【墓石】《名詞》 亡くなった人を葬った場所に立てる、石で作った墓標。「地震・で・ はかいし・まで・ こけ・ても・た。」〔⇒せきとう【石塔】、せきひ【石碑】、はか【墓】

はかいに《接続助詞》 理由や根拠などを表す言葉。前に述べることが原因や理由となって、後ろに述べることが起こることを表す言葉。「雨・が・ 降っ・た・はかいに・ だいぶ・ 涼しー・ なっ・た。」〔⇒さかい、さかいに、さけ、さけに、はかい、ので、から、し〕

はかいに《終助詞》 相手に対して念を押して言う気持ちを表す言葉。「あんた・に・ 頼ん・だ・ん・や・はかいに。」〔⇒さかい、さかいに、さけ、さけに、はかい、ので、から〕

はがうく〔はーがうく〕【歯が浮く】《動詞・カ行五段活用》 ①歯の付け根がゆるんだように感じられる。「はーがうい・て・ もの・が・噛み・にくい。」②見え透いたお世辞や、気障な言葉を言うことの喩えの言葉。「はがうい・た・よーな・ 誉め方・を・ せ・んとい・てんか。」

はかがいく【量が行く、捗が行く】《動詞・カ行五段活用》 仕事などが順調に、能率よく進んでいく。しなければならない分量を、どんどんこなしていく。残りが少なくなっていく。「今日・の・ 仕事・は・ だいぶん・ はかがいっ・た・なー。」〔⇒はかどる【捗る】

はがき【葉書】《名詞》 郵便物として使う、一枚物で大きさの決まった用紙。「はがき・で・ 礼・を・ 言()ー。」

ばかし《副助詞》 ①それ以外のものを排除して、限定する意味を表す言葉。「同じ・ 失敗・ばかし・ 何遍・も・ し・たら・ あか・ん・やろ。」「言()ー・ばかし・で・ 何・も・ し・てくれ・へん。」②おおよその範囲や程度などを表す言葉。「500円・ばかし・の・ お菓子」③その動作が終わってから、時間が経っていないことを表す言葉。「スイッチ・を・ 入れ・た・ばかし・や・さかい・ もー・ ちょっと・ 待っ・てんか。」〔⇒ばっかし、ばかり、ばっかり〕

ばかしょうじき〔ばかしょーじき〕【馬鹿正直】《形容動詞や()、名詞》 適当に振る舞うことを知らず、あまりに正直すぎて、気が利かなかったり馬鹿を見たりする様子。また、そのような人。「言わ・れ・た・ こと・しか・ せ・ん・ ばかしょーじきな・ 男・や。」〔⇒あほうしょうじき【阿呆正直】

はがす【剥がす】《動詞・サ行五段活用》 何かの面に貼りついていた薄いものを、その面からはぎ取る。しっかり存在していたものをめくり取る。「封筒・から・ 切手・を・ はがす。」「庭・の・ コンクリート・を・ はがす。」

ばかす【化かす】《動詞・サ行五段活用》 人の心をだまして、迷わせる。正常な判断ができないように仕向ける。「狐・や・ 狸・に・ ばかさ・れ・たら・ あか・ん・ぞ。」

ばかすか《副詞と》 ①激しく殴ったり、殴られたりする様子。「喧嘩し・て・ ばかすか・ やら・れ・ても・た。」②激しく攻撃したり、されたりする様子。「ばかすか・ 点・を・ 入れ・られ・た。」③乱暴な勢いで何かをする様子。「ばかすか・ 放()り投げ・たら・ 袋・が・ 破れる・やない・か。」〔⇒ぼかすか。①②⇒ぽかすか、ぼかぼか、ぽかぽか〕

はかせ【博士】《名詞》 学問や専門分野についての知識や技能など特に詳しい人。「魚・の・ こと・は・ 何・でも・ 知っ・とる・さかい あいつ・は・ はかせ・や・なー。」

はがたつ〔はーがたつ〕【歯が立つ】《動詞・タ行五段活用》 ①硬いけれども噛める。「硬い・ 林檎・に・は・ はーがたたん・なー。」②相手の力に対抗できる。「あの・ チーム・は・ 強すぎ・て・ はーがたた・なんだ。」◆後ろに打ち消しを伴う表現が多く、「はがたた・ん」「はがたた・なんだ」などと言う。

ばかたれ【馬鹿垂れ】《名詞、形容動詞や()》 ぼんやりしていて、頼りないところがあること。鋭さに欠けたり手抜かりが生じたりすること。また、そのような人。「ばかたれ・が・ ご飯・を・ こぼし・とる。」〔⇒ぬけ【抜け】、まぬけ【間抜け】、あほう【阿呆】、あっぽ【阿っ呆】、だぼ、ぼけ【呆け】、ばか【馬鹿】、ぬけさく【抜け作】、あほうたれ【阿呆垂れ】、あほうだら【阿呆垂ら】、あほんだら(阿呆垂ら)、あほんだれ(阿呆垂れ)、だぼさく【だぼ作】、ぼけさく【呆け作】、ぼけなす【呆けなす】、とぼけさく【惚け作】、ばかもん【馬鹿者】

ばかっと《副詞》 ①大きくまとまって、きれいに割れる様子。気持ちよく割れる様子。「小()まい・ 西瓜・やっ・たら・ 手ー・で・ ぱかっと・ 割れる。」②何かを入れているものの口が、はずれたり裂けたりして急に大きく開く様子。また、その音。「鞄・の・ 口金・が・ 取れ・て・ ばかっと・ 開い・た。」〔⇒ぱかっと。⇒ぼかっと、ぽかっと〕

ぱかっと《副詞》 ①大きくまとまって、きれいに割れる様子。気持ちよく割れる様子。「よき・で・ 焚きもん・の・ 木ー・を・ ぱかっと・ 割る。」②何かを入れているものの口が、はずれたり裂けたりして急に開く様子。また、その軽い音。「小銭入れ・の・ 口・が・ ぱかっと・ 開い・とる。」〔⇒ばかっと。⇒ぼかっと、ぽかっと〕

はかどる【捗る】《動詞・ラ行五段活用》 仕事などが順調に、能率よく進んでいく。しなければならない分量を、どんどんこなしていく。残りが少なくなっていく。「道・を・ 広げる・ 工事・が・ はかどっ・とる。」〔⇒はかがいく【量が行く、捗が行く】

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