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2017年6月22日 (木)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (418)    (通算2416回)

日常生活語 「は」⑤

 

はがね【刃金】《名詞》 かみそりの刃などのように、特に薄い刃。「はがね・で・ 鉛筆・を・ 削っ・とる。」◆小学生の頃、鉛筆を削る道具を「ナイフ【英語=knife】」と言っていたが、その一種はいわゆる肥後の守であり、もう一種はかみそりの刃の形をしたものに安全策を施した形のものであった。前者を「ナイフ【英語=knife】」と言うのに対して、後者を「はがね【刃金】」と言い分けることがあった。

はかば【墓場】《名詞》 亡くなった人や動物の遺体や遺骨などを埋める場所。「昔・は・ 人・が・ 死ん・だら・ はかば・を・ 掘り・に・ 行っ・た。」〔⇒はか【墓】、さんまい【三昧】

ばかばか《副詞と》 勢いよくものごとが進んでいく様子。「ばかばか・ 仕事・を・ する。」「あの・ 時代・は・ 景気・が・ 良ー・て・ ばかばかと・ 儲かっ・た。」

ぱかぱか《名詞》 家畜として飼われ農耕・運搬・乗馬などに活用される、たてがみがあって首の長い動物。「ぱかぱか・が・ 道・に・ あっぱ〔=うんこ〕・を・ 落とし・とる。」◆幼児語。〔⇒うま【馬】、んま()、おんまぱかぱか(お馬ぱかぱか)

ぱかぱか《副詞と》 馬が足音を高く立てて歩く様子。また、その音。「馬・が・ ぱかぱか・ 歩く。」

ばかばかしい〔ばかばかしー〕【馬鹿馬鹿しい】《形容詞》 つまらない。取るに足りない。常識を逸脱している。「そんな・ 話・は・ ばかばかしー・て・ 聞い・とら・れ・へん。」〔⇒ばからしい【馬鹿らしい】、あほうらしい【阿呆らしい】

はかま【袴】《名詞》 ①和服の上からはき、腰から足首までをおおう、ひだのある衣類。「剣道・の・ 先生・が・ はかま・ はい・とる。」「羽織・と・ はかま」②植物の茎を取り巻いて覆っている皮。「土筆・の・ はかま・を・ 取る。」

はかまいり【墓参り】《名詞、動詞する》 墓へ行って、死者の霊を弔うこと。「彼岸・に・ 親・の・ はかまいり・に・ 行く。」◆「はかいき【墓行き】」と言うこともある。

ばかもん【馬鹿者】《名詞、形容動詞や()》 ぼんやりしていて、頼りないところがあること。鋭さに欠けたり手抜かりが生じたりすること。また、そのような人。「ばかもん・が・ また・ 遅刻し・よっ・た。」〔⇒ぬけ【抜け】、まぬけ【間抜け】、あほう【阿呆】、あっぽ【阿っ呆】、だぼ、ぼけ【呆け】、ばか【馬鹿】、ぬけさく【抜け作】、あほうたれ【阿呆垂れ】、あほうだら【阿呆垂ら】、あほんだら(阿呆垂ら)、あほんだれ(阿呆垂れ)、だぼさく【だぼ作】、ぼけさく【呆け作】、ぼけなす【呆けなす】、とぼけさく【惚け作】、ばかたれ【馬鹿垂れ】

ばからしい〔ばからしー〕【馬鹿らしい】《形容詞》 つまらない。取るに足りない。常識を逸脱している。「本気・で・ 聞い・とら・れ・へん・ ばからしー・ 話・や・なー。」〔⇒ばかばかしい【馬鹿馬鹿しい】、あほうらしい【阿呆らしい】

はかり【秤】《名詞》 ものの重さを量る道具。「野菜・を・ 切っ・て・ はかり・に・ かける。」◆竿ばかりは「きんじょ」、台ばかりは「かんかん【看貫】」とも言う。

ばかり《副助詞》 ①それ以外のものを排除して、限定する意味を表す言葉。「朝・から・ 晩・まで・ 遊ん・で・ばかりで・ 勉強し・よら・へん。」②おおよその範囲や程度などを表す言葉。「1キロ・ばかり・の・ 道のり」③その動作が終わってから、時間が経っていないことを表す言葉。「今・ 来・た・ばかり・です。」〔⇒ばっかし、ばかし、ばっかり〕

はかりうり【量り売り】《名詞、動詞する》 買う人の希望する分量を、かさや重さなどで量って売ること。「昔・は・ 瓶・を・ 持っ・ていっ・て・ 醤油・の・ はかりうり・を・ し・てもろ・た。」

はかる【計る、量る、測る】《動詞・ラ行五段活用》 はかり、枡(ます)、物差し、時計などを使って、重さ、長さ、容量、時間などを調べたり数えたりする。「赤ん坊・の・ 目方・を・ はかる。」「一升枡・で・ はかる。」「酒・を・ はかっ・て・ 売る。」「縦・と・ 横・の・ 長さ・を・ はかる。」「井戸・の・ 底・まで・の・ 深さ・を・ はかる。」「天井・まで・の・ 高さ・を・ はかる。」「500メートル・を・ 走る・ 時間・を・ はかる。」

はがる【填る】《動詞・ラ行五段活用》 特定の空間、枠組み、穴などのようなところに、ぴったりと合って入る。「窓・の・ 枠・に・ ガラス・が・ はがる。」■他動詞は「はげる【填げる】」〔⇒はまる【填る】

はがれる【剥がれる】《動詞・ラ行下一段活用》 何かの面に貼りついていた薄いものが、その面から取れる。しっかりくっついていたものが、めくれて取れる。「水・に・ つけ・とい・た・ 切手・が・ はがれ・た。」

はぎ【萩】《名詞》 秋の七草のひとつで、赤紫や白の小さな花をたくさん咲かせる、背の低い木。「はぎ・の・ 紫色・の・ 花・が・ 綺麗や・なー。」

はきけ【吐き気】《名詞》 食べたものを吐き出したくなる気持ち。「食べ・た・ もの・に・ 当たっ・た・みたいで・ はきけ・が・ し・てき・た。」◆とても不快な気持ちの喩えにも使う。

はぎしり【歯ぎしり】《名詞、動詞する》 眠っているときに、歯をかみ合わせて、ギリギリと音を立てること。「はぎしり・の・ 大けな・ 音」

はきだす【吐き出す】《動詞・サ行五段活用》 ①食べたものを口から外へ出す。「魚・の・ 骨・を・ はきだす。」②心の中にたまっていることを話してしまう。「思(おも)・とる・ こと・を・ はきだし・たら・ 楽に・ なる・やろ。」③蓄えている金品を出す。「財産・を・ はきだし・て・ 弁償する。」⇒ちゅうする〕

はきだす【掃き出す】《動詞・サ行五段活用》 中にあるごみやほこりなどを、箒などを使って外に出す。「座敷・の・ ごみ・を・ 庭・の・ 方・へ・ はきだす。」

はきだめ【掃き溜め】《名詞》 ごみを集めておいたり捨てたりする場所。「屑籠・の・ ごみ・を・ はきだめ・に・ 捨てる。」〔⇒ごみすてば【塵捨て場】

はきはき《副詞と、動詞する》 ものの言い方や態度が、はっきりして要領がよい様子。つかえたりためらったりすることなく、言葉や態度に表す様子。「聞か・れ・た・ こと・に・ はきはきと・ 答える。」〔⇒ちゃきちゃき、しゃきしゃき、しゃかしゃか〕

はきもん【履き物】《名詞》 靴、下駄、草履など、地面を歩くときに足につけるもの。「はきもん・ 履か・んと・ 外・へ・ 出・たら・ あか・ん・ぞ。」〔⇒じょじょ、じょり(草履)

はきもんや【履き物屋】《名詞》 靴、下駄、草履などを売っている店。「はきもんや・で・ 運動靴・を・ 買()ー・た。」

はぎれ【端切れ】《名詞》 織物の半端なもの。織物の裁ち残りの部分。「はぎれ・で・ 模様・の・よーに・ 縫う。」〔⇒きれ【切れ、布】

はく【泊】《名詞》 自分の家でないところに泊まること。「2日目・の・ はく・は・ どこ・です・か。」

はく〔ぱく〕【箔】《名詞》 金属を紙のように薄く延ばしたもの。「アルミ・の・ はく」「金ぱく」

はく【吐く】《動詞・カ行五段活用》 ①口の中に含んでいたものを外へ出す。「唾・を・ はい・たら・ あか・ん。」②胃の中のものを、もどして外に出す。「気分・が・ 悪い・ん・やっ・たら・ はい・てみ・なはれ。」③中にたまっていたものを噴き出す。「煙・を・ はい・て・ 汽車・が・ 走る。」⇒ちゅうする〕

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