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2017年6月25日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (421)    (通算2419回)

日常生活語 「は」⑧

 

バザー〔ばざー〕【英語=bazaar】《名詞、動詞する》 資金を集めるために、持っているものや作ったものを持ち寄って売る、奉仕的な催し。「育友会〔=PTA〕・が・ ばざー・を・ する。」「ばざーし・た・けど・ あんまり・ お金・が・ 集まら・なんだ。」

はざかる《動詞・ラ行五段活用》 物と物との狭い間に入る。狭い間に入って動けない状態になる。「新聞・が・ ポスト・の・ 中・に・ はざかっ・て・ 取ら・れ・へん。」「するめ・が・ 歯ー・に・ はざかっ・て・ 気持ち・が・ 悪い。」〔⇒はたかる、はだかる、はさまる【挟まる】

ばさつく《動詞・カ行五段活用》 ①ご飯などの水分が少なく、ばらばらになりそうな様子になる。「ご飯・が・ ばさつい・とる・さかい・ お茶漬け・に・でも・ し・なはれ。」②髪の毛などが、一つにまとまらないで、ばらばらになっている。「風・が・ 強ー・て・ 頭・が・ ばさつい・とる・ねん。」⇒ぱさつく〕

ぱさつく《動詞・カ行五段活用》 ご飯などの水分が少なく、ばらばらになりそうな様子になる。「チャーハン・が・ ぱさつい・て・ ぽろぽろと・ こぼれる。」〔⇒ばさつく〕

ばさっと《副詞》 ①ものが落ちたり覆いかぶさったりして音をたてる様子。また、その音。「かかえ・てい・た・ 帳面・が・ ばさっと・ 落ち・た。」「屋根・から・ 雪・が・ ばさっと・ 落ちる。」②ものを勢いよく広げたり切ったりする様子。また、その音。「新聞・を・ ばさっと・ 広げ・て・ 読む。」

ばさばさ《形容動詞や()、動詞する》 ①まとまっていたものが、ばらばらに乱れている様子。髪の毛などをきちんと整えていない様子。「ばさばさに・ なっ・た・ 髪・の・ 毛」「朝・ 起き・たら・ 髪・が・ ばさばさやっ・た。」②乾いたものが触れ合っている様子。また、その音。「棕櫚(しゅーろ)・の・ 葉ー・が・ ばさばさする。」③大きな音をたてて離れ落ちる様子。また、その音。「柿・の・ 実ー・が・ ばさばさと・ 落ちる。」⇒ぼさぼさ〕

ぱさぱさ《形容動詞や()、動詞する》 水分や油気(脂気)が少なく、潤いがない様子。「ご飯・が・ ぱさぱさに・ なっ・ても・とる。」「ぱさぱさし・た・ 髪・の・ 毛ー」

はさまる【挟まる】《動詞・ラ行五段活用》 ①物と物との狭い間に入る。狭い間に入って動けない状態になる。「食べ・た・ もん・が・ 歯ー・に・ はさまる。」②人と人との間や、ものとものとの間に位置するようになる。「知ら・ん・ 人・の・ 間・に・ はさまっ・て・ 座る。」■他動詞は「はさむ【挟む】」「はそむ【(挟む)】」⇒はざかる、はたかる、はだかる〕

はさみ【鋏】《名詞》 ①二枚の刃で布や紙などを切る道具。「紙・を・ はさみ・で・ 切る。」②切符などの硬い紙に穴や切れ込みを入れる道具。「切符・に・ はさみ・を 入れ・てもらう。」③炭や塵などをつまむときに使う道具。「はさみ・を・ 持っ・て・ ごみ拾い・に・ 行く。」④蟹などの脚の、ものを挟む爪の部分。「赤爪・の・ 蟹・の・ 大きな・ はさみ」⑤じゃんけんで、2本の指を突き出す形。「はさみ・は・ 石・に・ 負ける。」⑥ 将棋の駒を盤の上に動かして、相手の駒を前後または左右から挟み取る遊び。「はさみ・ し・て・ 遊ば・へん・か。」〔⇒はそみ()⇒ぴい。⇒はさみしょうぎ【挟み将棋】、はそみしょうぎ(挟み将棋)

はさみしょうぎ〔はさみしょーぎ〕【挟み将棋】《名詞、動詞する》 将棋の駒を盤の上に動かして、相手の駒を前後または左右から挟み取る遊び。「はさみしょーぎ・を・ し・て・ 時間・を・ つぶす。」〔⇒はさみ【鋏】、はそみ()、はそみしょうぎ(挟み将棋)

はさむ【挟む、挿む】《動詞・マ行五段活用》 ①ものとものとの間に何かを入れる。「パン・に・ ソーセージ・を・ はさん・で・ 食べる。」②両側から押さえて動かないようにする。「箸・で・ はさん・で・ つまむ。」③人と人との間や、ものとものとの間に位置する。「男・の・ 人・と・ 女・の・ 人・に・ 1人・ずつ・ はさん・で・ 坐っ・てもらう。」「大阪・を・ はさん・で・ 京都・と・ 神戸・が・ ある。」④他人が話をしているところへ口出しをする。「要ら・ん・ 口・を・ はさま・んとい・てんか。」■自動詞は「はさまる【挟まる】」■名詞化=はさみ【挟み、挿み】〔⇒はそむ(挟む)

はざわり【歯触り】《名詞》 食べ物をかんだときに、歯に受ける感じ。そのうちでも特に、柔らかく優しい感じ。「はざわり・の・ 良()ー・ 豆腐」◆歯に受ける感じのうち、柔らかく弾力性の弱いものを表すときに「はざわり【歯触り】」を使い、堅さや弾力性の強いものを表すときには「はごたえ【歯応え】」を使うことが多いように思われる。

はし【橋】《名詞》 ①川や海や谷などの上に架け渡して、行き来できるようにしたもの。「淡路島・へ・ はし・が・ 架かっ・た。」②道路や鉄道線路などを越えるために、その上に架け渡した施設。「はし・を・ 渡っ・て・ 乗り換え・を・ する。」⇒りっきょう【陸橋】

はし【端】《名詞》 ①広がりのあるものの、中心から離れた隅の方の場所。「座敷・の・ はし・の・ 方・に・ 座る。」②細長く続いているものの末の部分。「竿・の・ はし・に・ ぶらさげる。」③要らないとして切り離したものの、小さい方の部分。切れ端。「切っ・た・ 木ー・の・ はし」④ちょっとした部分。一部分。「話・の・ はし・だけ・を 聞ー・た。」①②⇒はしっこ【端っこ】⇒はな【端】

はし【箸】《名詞》 食べ物を挟むのに使う、2本の細い棒。「はし・の・ 持ち方・が・ おかしい。」

はじ【恥】《名詞》 世間の人に対して、恥ずかしいと感じたり、不名誉だと感じたりすること。自分の弱点を引け目に思うこと。また、そのように感じる具体的な内容。「道・で・ 転ん・で・ はじ・を・ かい・た。」

はしか【麻疹】《名詞》 体に赤い斑点ができて発熱する、子どもがかかることが多い感染症。「大き・ なっ・て・から・ はしか・に・ なっ・た。」

はしかい《形容詞》 ①動作が目立って素早い。「はしかい・ 動き・で・ 相手・の・ チーム・の・ 裏・を・ かく。」②人のすきをうかがって行動し、抜け目がない。「目・を・ 放し・たら・ じっきに・ おら・ん・よーに・ なる・ はしかい・ やつ・や。」「はしかい・ こと・を・ 考え・とる。」③あくが強い食べ物で、喉を刺すような味や臭いなどが感じられる。喉などがむずがゆい。「風邪・(を・) ひー・て・ 喉・が・ はしかい。」◆①は、一直線に速く走るという印象ではなく、相手を避けて、右へ左へと敏捷に動き回るという印象である。①②⇒すばしこい。⇒わるがしこい【悪賢い】⇒いがらい【い辛い】

はしがき【端書き】《名詞》 本や文章のはじめに書く言葉。「文集・の・ はしがき・を・ 書く。」

はしから【端から】《副詞》 一つの動作が終わる瞬間にすぐ、という意味を表す言葉。「並べる・ はしから・ みんな・が・ 手ー・を・ 出す。」「読む・ はしから・ 忘れ・てまう・さかい・ 困る。」◆前に動詞を伴うのが普通であるが、その動詞が自明である場合は、「はしから・ はしから・ 売れ・ていく。」というように、動詞を省略することもある。

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