« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (424)    (通算2422回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (426)    (通算2424回) »

2017年6月29日 (木)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (425)    (通算2423回)

日常生活語 「は」⑫

 

はそみ()】《名詞》 ①二枚の刃で布や紙などを切る道具。「はそみ・で・ 布(きれ)・を・ 切る。」②切符などの硬い紙に穴や切れ込みを入れる道具。「切符・の・ はそみ・の・ 形・は・ 駅・に・ よっ・て・ 違う・ん・や。」③炭や塵などをつまむときに使う道具。「はそみ・で・ 燃え・とる・ 木・を・ はそむ。」④蟹などの脚の、ものを挟む爪の部分。「蟹・の・ はそみ・に・ はそま・れ・た。」⑤じゃんけんで、2本の指を突き出す形。「かみ・や・さかい・ はそみ・に・ 負け・た。」⑥ 将棋の駒を盤の上に動かして、相手の駒を挟み取る遊び。「はそみ・は・ おもろい・なー。」〔⇒はさみ【鋏】⇒ぴい。⇒はさみしょうぎ【挟み将棋】、はそみしょうぎ(挟み将棋)

はそみしょうぎ〔はそみしょーぎ〕(挟み将棋)】《名詞、動詞する》 将棋の駒を盤の上に動かして、相手の駒を前後または左右から挟み取る遊び。「ほんま・の・ 将棋・を・ 知ら・ん・ 子ども・が・ はそみしょーぎ・を・ し・とる。」〔⇒はさみ【鋏】、はそみ()、はさみしょうぎ【挟み将棋】

はそむ(挟む、挿む)】《動詞・マ行五段活用》 ①ものとものとの間に何かを入れる。「本・に・ しおり・を・ はそむ。」②両側から押さえて動かないようにする。「蟹・を・ はそん・で・ バケツ・に・ 入れる。」③人と人との間や、ものとものとの間に位置する。「若い・ 人・に・ はそま・れ・て・ 坐っ・た。」「小さい・ 公園・を・ はそん・で・ 家・が・ 続い・とる。」④他人が話をしているところへ口出しをする。「人・の・ 話・に・ 口・を・ はそん・で・ うるさい・ やつ・や。」■自動詞は「はさまる【挟まる】」■名詞化=はそみ(挟み、挿み)〔⇒はさむ【挟む】

はた【旗】《名詞》 布や紙などで作り、竿などの先に付けて、飾りにしたり団体などの目印にしたりするもの。「日本・の・ はた」「大漁・の・ はた」

はた【端】《名詞》 ①あるもののすぐ近くの場所。「学校・の・ はた・に・ 文房具屋・が・ ある。」②他の人のかたわら。当事者以外の立場。「はた・から・ ごちゃごちゃ・ 構わ・んとい・てんか。」③何かの行動などをしたすぐ後。「読ん・だ・ はた・から・ 忘れ・ていく。」〔⇒わき【脇】、そば【傍、側】、ねき。⇒きわ【際】、ふち【縁】、へり【縁】、はたまわり【端周り】、きんじょまわり【近所周り】、きんじょ【近所】⇒よこ【横】

はだ【肌】《名詞》 ①人や動物の体を覆い包んでいる、外側の皮。「はだ・が・ 荒れ・ん・よーに・ クリーム・を・ 塗る。」②その人から受ける感じや、ものの考え方。「はだ・の・ 合わ・ん・ やつ・と・ つきあう・の・は・ しんどい。」③ものの表面。「はだ・の・ 白い・ 大根」⇒ひふ【皮膚】

バター〔ばたー〕【英語=butter】《名詞》 牛乳から取った脂を固めて、塩を加えて作った柔らかい食品。「フライパン・に・ ばたー・を・ 塗る。」

はだいろ【肌色】《名詞》 ①人の肌のような、すこし赤みを帯びた、薄い黄色。「はだいろ・の・ 絆創膏・や・と・ 目立た・ん・で・ 良()ー。」②皮膚の表面の色つや。「元気そーな・ はだいろ・や。」

はだか【裸】《名詞》 ①衣類などを身に付けていない体。「はだか・に・ なっ・て・ 着替え・を・ する。」②衣類などを身に付けていない上半身。「はだか・で・ 歩い・たら・ 日ー・に・ 焼ける・ぞ。」③覆うものがないこと。「風呂敷・に・ 包ま・んと・ はだか・で・ 渡す。」「はだか・の・ 電球」④財産や所持品などがないこと。「火事・で・ はだか・に・ なっ・ても・た。」〔⇒はだかんぼう【裸ん坊】

はたかる《動詞・ラ行五段活用》 物と物との狭い間に入る。狭い間に入って動けない状態になる。「帳面・ 一冊・が・ 壁・と・ タンス・の・ 間・に・ はたかっ・とる。」〔⇒はざかる、はだかる、はさまる【挟まる】

はだかる《動詞・ラ行五段活用》 物と物との狭い間に入る。狭い間に入って動けない状態になる。「肉・が・ 歯ー・に・ はだかっ・た。」〔⇒はざかる、はたかる、はさまる【挟まる】

はだかんぼう〔はだかんぼー、はだかんぼ〕【裸ん坊】《名詞》 ①衣類などを身に付けていない体。「はだかんぼー・に・ なっ・て・ 風呂・に・ 入る。」②衣類などを身に付けていない上半身。「パンツ・ 一丁・の・ はだかんぼー・や・さかい・ 涼しー・なー。」③覆うものがないこと。「はだかんぼ・で・ お金・を・ 渡し・たら・ 失礼や。」④財産や所持品などがないこと。「終戦後・に・ はだかんぼー・から・ 出直し・た・」〔⇒はだか【裸ん坊】

はたき【叩き】《名詞》 部屋や器物の塵をはらうための、棒の先に細く裂いた布などをつけた道具。「はたき・で・ 置物・の・ ごみ・を・ はらう。」〔⇒うちはらい【打ち払い】

はだぎ【肌着】《名詞》 肌に直接つけて着る下着。「汗・ かい・た・さかい・ はだぎ・を・ 替える。」

はたく(叩く)】《動詞・カ行五段活用》 ①手やものを使って、力を込めて、瞬間的にものに当てる。「腹・ 立っ・た・さかい・ ほっぺた・を・ はたい・たっ・てん。」②振るようにして取り除く。たたいて落とす。「服・に・ つい・とる・ ごみ・を・ はたく。」③有り金などを全部使う。「財布・を・ はたい・て・ 宝くじ・を・ 買う。」◆①は、手を前後に動かして殴りつけるということではなく、平たい手を左右に動かして払うようにたたくことである。■名詞化=はたき(叩き)⇒たたく【叩く】、うつ【打つ】⇒はらう【払う】

はたけ【畑】《名詞》 水を張らないで野菜などを育てる耕地。「はたけ・に・ 芋・を・ 植える。」「はたけ・を・ かじく。」■対語=「たんぼ【田圃】」「た【田】」

はたけ《名詞》 頭の皮膚が白くなる病気。「でぼちん・に・ はたけ・が・ でけ・た。」〔⇒しらくも【白雲】

はたけしごと【畑仕事】《名詞》 畑で行う、作物を植えたり収穫したりするような仕事。「もんぺ・で・ はたけしごと・を・ する。」◆「たんぼしごと【田圃仕事】」という言葉もある。

はたけする【畑する】《動詞・サ行変格活用》 畑を持って、作物を植えたり収穫したりする。「はたけし・てまっ・さかい・ 野菜・は・ 自分とこ・で・ とれ・ます・ねん。」■類語=「たんぼする【田圃する】」〔⇒はたけつくる【畑作る】

はたけつくる【畑作る】《動詞・ラ行五段活用》 畑を持って、作物を植えたり収穫したりする。「休み・の・ 日・は・ はたけつくっ・て・ 忙しー・ し・てます。」■類語=「たんぼつくる【田圃作る】」〔⇒はたけする【畑する】

はたける《動詞・カ行下一段活用》 ものとものとの間に挟む。差し入れる。「本・に・ 押し花・を・ はたける。」「回覧板・を・ 郵便ポスト・に・ はたけ・とい・た・よ。」〔⇒はだける〕

はだける《動詞・カ行下一段活用》 ①着ているものの胸元や裾などの合わせ目を開く。「着物・の・ 胸・を・ はだけ・て・みっともない・ 恰好(かっこ)・やないか。」②ものとものとの間に挟む。差し入れる「鉛筆・を・ 耳・に・ はだける。」「留守やっ・た・さかい・ プリント・を・ 戸・の・ 間・に・ はだけ・た。」⇒はたける〕

ばたこ《名詞》 ①荷物を運搬するための、前が1輪、後ろが2輪の小型自動車。オート3輪車。「ばたこ・の・ 荷台・に・ 大けな・ 箱・を・ 積む。」②原動機によって走る2輪車。「競走し・て・ 走り回る・ ばたこ・の・ 音・が・ うるさい。」〔⇒ばたばた。⇒オートバイ【英語=auto bicycleの略】、たんしゃ【単車】

|

« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (424)    (通算2422回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (426)    (通算2424回) »