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2017年7月 3日 (月)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (429)    (通算2427回)

日常生活語 「は」⑯

 

バッチ〔ばっち〕【英語=badge】《名詞》 ①帽子や襟や胸などに付けて、職業・身分・所属・役割などを表すために付ける、金属などで作った小さなしるし。「背広・の・ 襟・に・ ばっち・を・ 付ける。」「社章・の・ ばっち」②記念などのために作って配布する、金属などで作った小さなしるし。「ハイキング・に・ 5回・ 参加し・たら・ ばっち・が・ もらえる。」〔⇒きしょう【記章、徽章】、バッジ【英語=badge

ぱっち《名詞》 厚手の布でできたズボン下。股引。「寒(さぶ)ー・ なっ・てき・た・さかい・ ぱっち・ 出し・てんか。」〔⇒おじんぱっち(お爺ぱっち)、おっじゃんぱっち(お爺やんぱっち)、おんじゃんぱっち(お爺やんぱっち)

ばっちい〔ばっちー〕《形容詞》 ①よごれていて、不潔であったり不衛生であったりしている。「ばっちー・机・や・さかい・ いっぺん・ 雑巾・で・ 拭き・なはれ。」②乱暴であって、きちんとしていない。見苦しかったり聞き苦しかったりする様子だ。美観を損ねている。「落書き・は・ ばっちー・さかい・ し・たら・ あか・ん・よ。」◆幼児語。〔⇒ばばい、ばばちい、ばばっちい、きたない【汚い】、きちゃない(汚い)、ちゃない(汚い)、たない(汚い)

ぱっちり《副詞と、動詞する》 目の輪郭が際だっている様子。目を大きく見開いている様子。「ぱっちりと・ 大きな・ 目ー・の・ 娘はん」「ぱっちりし・た・ 目ー・の・ 子」「目ー・を・ ぱっちり・ 開け・て・ よー・ 見・なはれ。」

はつでん【発電】《名詞、動詞する》 電気を起こすこと。「自転車・の・ はつでん機」「原子力・の・ はつでん所・は・ 恐ろしい・なー。」

はっと《副詞》 それまで見過ごしていたことに気付いて驚く様子。思いがけないことに出会って驚く様子。「電車・に・ 乗っ・て・から・ 忘れ物・を・ はっと・ 思い出し・た。」

バット〔ばっと〕【英語=bat】《名詞》 野球などで、ボールを打つために使う棒の形をした用具。「ばっと・を・ 短かいめ・に・ 持つ。」

バット〔ばっと〕【英語=bat】《名詞》 かつて存在した、煙草の「ゴールデンバット」という銘柄。「1日・に・ ばっと・ 1箱・を・ 吸う。」

ぱっと《副詞、動詞する》 ①あったものが急に散ったり広がったりする様子。「捕まえ・よー・と・ し・たら・ 蝉・が・ ぱっと・ 逃げ・た。」②電灯がついたり火が燃え上がったりして、急に明るくなる様子。「ぱっと・ 電気・が・ つい・た。」「たき火・が・ ぱっと・ 燃え上がる。」③急に何かが起こる様子。「電車・の・ 窓・の・ 外・を・ 見・とっ・て・ ぱっと・ 思い出し・た。」④華やかで人目につく様子。「こんな・ 絵ー・で・は・ どーも・ ぱっとせ・ん・なー。」

はつどうき〔はつどーき〕【発動機】《名詞》 機械・船・飛行機などで、動力を発生させる機関。エンジン。「工場・の・ はつどーき・が・ 故障し・た。」

はっとばす【張っ飛ばす】《動詞・サ行五段活用》 平手で強く殴る。平手で殴って倒す。「腹・が・ 立っ・た・さかい・ 顔・を・ はっとばし・て・やっ・た。」〔⇒はりとばす【張り飛ばす】

はっぱ【葉っぱ】《名詞》 木や草の、茎や枝に付いている緑色の平らなもの。「銀杏・の・ はっぱ・が・ 散っ・た。」「虫・が・ 大根・の・ はっぱ・を・ 食()・ても・とる。」〔⇒は【葉】

ぱっぱ《名詞》 タバコという植物の葉を乾かし発酵させて加工し、火を付けて吸うようにしたもの。「お父ちゃん・の・ ぱっぱ・ 取っ・てき・てあげ・てんか。」◆幼児語。〔⇒たばこ【煙草】、たぼこ(煙草)

ぱっぱ《副詞と》 金やものを惜しげもなく使う様子。ためらうことなく物事を行う様子。「金・を・ そないに・ ぱっぱ・ ぱっぱと・ 使(つこ)ー・たら・ あか・ん・やろ。」「良()ー・ 人・(を・) 見つけ・て・ ぱっぱと・ 嫁・に・ 行っ・てまい・やがっ・た。」

ぱっぱっ《副詞と》 光などが次々と変化したり、点滅したりする様子。「信号・が・ ぱっぱっ・ しだし・たら・ 渡っ・たら・ あか・ん・よ。」「テレビ・の・ 画面・が・ ぱっぱっと・ 変わる。」

はっぴ【法被】《名詞》 背中に店の名などを書いた、袖の広い、丈の短い上着。地域の名前や絵などを書き入れて祭りの時に着る、丈の短い上着。「はっぴ・ 着・て・ 大売り出し・を・ し・とる。」「はっぴ・を・ 着・て・ だんじり・を・ かき上げる。」

はつひので【初日の出】《名詞》 元日の朝に太陽が昇ること。また、その昇った太陽。「鉢伏山・で・ はつひので・を・ 見る。」

はっぴょう〔はっぴょー〕【発表】《名詞、動詞する》 考えや調査結果などを多くの人に知らせること。初めて公開する内容を明らかにすること。「当選番号・の・ はっぴょー・を・ する。」「合格はっぴょー」

はっぽう〔はっぽー〕【八方】《名詞》 あたり一帯。周りのすべての方角。「はっぽー・ 見・た・けど・ 誰・も・ 来・なんだ。」〔⇒しほうはっぽう【四方八方】、しほう【四方】

はっぽう〔はっぽー〕《名詞、動詞する》 両手を広げて行く手を遮って、通れなくすること。もので邪魔をして通れなくすること。「はっぽーし・て・ 通し・てやら・なんだ。」「垣・が・ こしらえ・て・ はっぽーし・ても・とる。」〔⇒とおせんぼう【通せん坊】

はつみみ【初耳】《名詞》 その人にとって初めて聞く話であること。また、そのような話。「そんな・ 話・は・ はつみみ・や。」

はつめい〔はつめー〕【発明】《名詞、動詞する》 今までなかった技術・製品などを、初めて作り出すこと。「チキンラーメン・の・ はつめー」

はつもうで〔はつもーで〕【初詣】《名詞、動詞する》 新年になって初めて神社仏閣にお参りすること。「はつもーで・に・ 生田神社・へ・ 行っ・てん。」

はつもん【初物】《名詞》 その季節に初めてとれた野菜・果物・魚などの食べ物。「はつもん・の・ 胡瓜・や・さかい・ 食べ・ておくん・なはれ。」

はつもんくい【初物食い】《名詞》 ①その季節に初めてとれた野菜、果物、魚などを好んで食べること。また、そのようにする人。「はつもんくい・が・ 高い・ 松茸・を・ 買()ー・てき・た。」②新しく売り出された物などを、すぐに買おうとしたり、実際に買ってしまうこと。目新しいものが好きであること。また、そのようにする人。「はつもんくい・や・さかい・ わけ・の・ わから・ん・ 物・を・ 買()ー・てくる。」⇒あたらしがり【新しがり】、あたらしもんくい【新し物食い】、あたらしや【新し屋】

はつゆき【初雪】《名詞》 その冬に初めて降る雪。「12月・に・ はつゆき・が・ 降っ・た。」

はつゆめ【初夢】《名詞》 その年に初めて見る夢。「おかしな・ はつゆめ・を・ 見・た。」

はつり《感動詞》 子どもの遊びなどで、ルール違反をしたり、負けそうになったりしたときなどに、先ほどのプレイを元に戻して、しなかったことにしてほしいということを宣言するために発する言葉。「あっ・ はつり・ もー・ 1回・ やらし・てんか。」◆失敗などをした瞬間に、この言葉を発しないと、プレイは承認されて、失敗したことにされてしまう。

 

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