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2017年7月 7日 (金)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (433)    (通算2431回)

日常生活語 「は」⑳

 

ばば《名詞、動詞する》 人や動物が、消化された食べ物のかすを肛門から出すこと。また、その排出されたもの。大便。「犬・が・ 道・に・ ばば・を・ し・とる。」〔⇒うんこ、うんうん、うんち、うんちゃん、あっぱ、べん【便】、くそ【糞】だい【大】

ばば《名詞》 ①トランプなどのジョーカーのカード。「ばば抜き・を・する。」②くじ引きなどで最下等のもの。「くじ・を・ 引ー・たら・ ばば・で・ 飴・ 1個・や。」③黄金虫のうち、体の色が薄く白っぽいもの。「ばば・を・ 1匹・ つかまえ・た。」⇒ばばぶいぶい〕

ばばい《形容詞》 ①よごれていて、不潔であったり不衛生であったりしている。「ばばい・ お手手・を・ 洗い・なさい。」②乱暴であって、きちんとしていない。見苦しかったり聞き苦しかったりする様子だ。美観を損ねている。「ばばい・ 絵ー」◆幼児語。〔⇒ばばちい、ばっちい、ばばっちい、きたない【汚い】、きちゃない(汚い)、ちゃない(汚い)、たない(汚い)

ばばいろ【ばば色】《名詞》 黄色みを帯びた褐色。大便のような色。「田圃・の・ 絵ー・を・ ばばいろ・に・ 塗る。」

ははおや【母親】《名詞》 親のうち、女性の方。「ははおや・は・ 百姓の・ 出・や。」◆母と子という関係性を意識して使うことが多い。動物の場合にも使う。■対語=「ちちおや【父親】」「てておや【(父親)】」〔⇒はは【母】、はほや(母親)、おんなおや【女親】、おなごおや【女親】

ばばがえる【ばば蛙】《名詞》 黒っぽく、土のような色をした蛙。「溝・に・ ばばがえね・が・ おる。」

ばばかき【ばば掻き】《名詞、動詞する》 犬のように、両手で体の下の方へ水をかき込んで、足をばたばたさせて進む泳ぎ方。「ばばかき・しか・ でけ・へん・ねん。」〔⇒いぬかき【犬掻き】

はばかりさん《感動詞》 世話になった相手などに対する感謝や恐縮の気持ちをこめて言う言葉。「おーきに・ はばかりさん。」

ばばくさい【ばば臭い】《形容詞》 大便の臭いがする様子。嫌な臭いがする様子。「ばばくさい・ 便所・に・は・ 長い・ 時間・(は・) おら・れ・へん。」〔⇒うんこくさい【うんこ臭い】、うんちくさい【うんち臭い】、うんちゃんくさい【うんちゃん臭い】

ばばたれごし【ばば垂れ腰】《名詞》 体を屈めて、尻を後ろに付きだしたような、不安定な姿勢。「ばばたれごし・で・ 相撲し・たっ・て・ 勝た・れ・へん・ぞ。」

ばばちい〔ばばちー〕《形容詞》 ①よごれていて、不潔であったり不衛生であったりしている。「触っ・たら・ ばばちー・さかい・ 触ら・ん・とき。」②乱暴であって、きちんとしていない。見苦しかったり聞き苦しかったりする様子だ。美観を損ねている。「ばばちー・ 字ー・や・なー。読ま・れ・へん・がな。」◆幼児語。〔⇒ばばい、ばっちい、ばばっちい、きたない【汚い】、きちゃない(汚い)、ちゃない(汚い)、たない(汚い)

ばばっちい〔ばばっちー〕《形容詞》 ①よごれていて、不潔であったり不衛生であったりしている。「ばばっちー・ 足・を・ 洗(あろ)ー・て・から・ 上・に・ あがり・なはれ。」②乱暴であって、きちんとしていない。見苦しかったり聞き苦しかったりする様子だ。美観を損ねている。「ばばっちー・ 色・やのー・て・ 綺麗な・ 色・を・ 塗ら・んかいな。」◆幼児語。〔⇒ばばい、ばばちい、ばっちい、きたない【汚い】、きちゃない(汚い)、ちゃない(汚い)、たない(汚い)

はばとび【幅跳び】《名詞、動詞する》 ①助走をしないで止まったままの姿勢から、できるだけ遠くへ飛んで、その距離を競う競技。「走ら・んと・ はばとびする。」②助走をしてきて片足で踏み切って、できるだけ遠くへ跳んで、その距離を競う競技。「ははとび・は・ 踏み切る・ ところ・を・ 決める・の・が・ 難しー。」③前記2つの競技を合わせて示す言葉。「たかとび・より・も・ はばとび・の・ 方・が・ 面白い。」⇒たちはばとび【立ち幅跳び】⇒はしりはばとび【走り幅跳び】

ばばぬき【ばば抜き】《名詞、動詞する》 トランプなどの札を取り合って、同じものが揃えば捨てていき、「おに」にあたるものが手元に残った者が負けになる遊び。「ばばぬきし・たら・ いつも・ 負ける・ねん。」

ははのひ【母の日】《名詞》 5月の第2日曜日で、子どもが母に感謝する目的で設けられている日。「ははのひ・に・ 何ぞ・ プレゼント・ せ・んならん・と・ 思・とる・ねん。」

ばばぶいぶい《名詞》 黄金虫のうち、体の色が薄く白っぽいもの。「ばばぶいぶい・も・ ほかさ・んと・ いっしょ・に・ 籠・に・ 入れ・とく。」〔⇒ばば〕

はば()きかす【幅()利かす】《動詞・サ行五段活用》 他の人を押しのけて、ものを言ったり、行動したりする。勢力をふるう。「課長・が・ はばをきかし・て・ 他・の・ 者(もん)・に・ 仕事・を・ させ・へん。」〔⇒はば()する【幅()する】

はば()する【幅()する】《動詞・サ行変格活用》 他の人を押しのけて、ものを言ったり、行動したりする。勢力をふるう。「兄貴・が・ はばし・て・ 弟・が・ 小(こも)ー・に・ なっ・とる。」〔⇒はば()きかす【幅()利かす】

はびこる【蔓延る】《動詞・ラ行五段活用》 ①木や草が茂って、伸び広がる。「雑草・が・ はびこっ・て・ 困る。」②望ましくない者が勢いを盛んにしてのさばり、手がつけられなくなる。「怠け者・が・ はびこっ・たら・ あか・ん・がな。」

はぶく【省く】《動詞・カ行五段活用》 ①これまであったものを減らしたり、なくしたりする。「今回・は・ 私・の・ 名前・は・ はぶい・とっ・てんか。」②何らかの工夫をして、手数などを簡略にする。「手間・を・ はぶい・て・ 仕事・を・ する。」〔⇒けずる【削る】

はぶたい(羽二重)】《名詞》 薄く滑らかで艶のある絹織物。「はぶたい・の・ 着物・を・ 着る。」〔⇒はぶたえ【羽二重】

はぶたえ【羽二重】《名詞》 薄く滑らかで艶のある絹織物。「値打ちもん・の・ はぶたえ」〔⇒はぶたい(羽二重)

はぶり【羽振り】《名詞》 金銭面などで、人がそなえている勢い。また、その程度。「あんな・ 高い・ もん・は・ はぶり・の・ えー・ 人・しか・ 買わ・れ・へん。」

ばふんし【馬糞紙】《名詞》 藁などを原料にした、黄色っぽい厚紙。「ばふんし・で・ 工作・を・ こしらえる。」◆特に、粗悪な感じのする紙を言うことがあった。馬の糞の色をしていることから名付けており、力を加えるとさくさくと砕けてしまいそうな感じがするものもある。〔⇒ボールがみ【英語=boardから  紙】

ばべ《名詞》 ①常緑で丸く小さく硬い葉を持つ樫の木。ウバメガシ。「ばべ・の・ 木ー・に・ 登る。」②ウバメガシの木の実。「ばべ・で・ 独楽(ごま)・を・ こしらえる。」

はぼたん【葉牡丹】《名詞》 秋から冬にかけて、縮れた葉が牡丹の花のように見えるので、観賞用として植えられる草花。「正月・に・ はぼたん・を・ 植える。」

はほや(母親)】《名詞》 親のうち、女性の方。「わしの・ はほや・は・ 90・に・ なる・ねん。」◆母と子という関係性を意識して使うことが多い。動物の場合にも使う。■対語=「てとや【【父親】】」〔⇒はは【母】、ははおや【母親】、おんなおや【女親】、おなごおや【女親】

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