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2017年7月11日 (火)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (437)    (通算2435回)

日常生活語 「は」24

 

はらいもどす【払い戻す】《動詞・サ行五段活用》 ①精算などをして、余分の金額を返す。「納め・た・ 税金・を はらいもどし・てもろ・た。」②何かの事情が生じて、一旦預かった金を返す。「コンサート・が・ 中止・に・ なっ・て・ はらいもどさ・れ・た。」③預金や貯金を預けた人に返す。「満期・に・ なっ・て・ はらいもどし・てもろ・た。」■名詞化=はらいもどし【払い戻し】

はらう【払う】《動詞・ワア行五段活用》 ①代金や給料などを渡す。借りをなくす。「定期代・を・ はらう。」②振るようにして取り除く。たたいて落とす。「服・に・ 付い・た・ 塵・を・ はらう。」「木・の・ 枝・を・ はらう。」■名詞化=はらい【払い】⇒しはらう【支払う】⇒はたく(叩く)

はらおび【腹帯】《名詞》 腹が冷えるのを防ぐために、腹に当てる幅の広い布や織物。「寝冷えせ・ん・よーに・ はらおび・を・ し・て・ 寝・なはれ。」〔⇒はらまき【腹巻】

はらかけ【腹掛け】《名詞、動詞する》 胸や腹を覆って、背中で紐を結ぶ形の、小さな子どもが着る肌着。「金太郎・の・よーな・ はらかけし・て・ かいらしー・なー。」〔⇒はらあて【腹当て】

ばらかす《動詞・サ行五段活用》 まとまっていたものを、細かく分ける。別々にして広げる。「紐・を・ ほどい・て・ くくっ・とっ・た・ 細い・ 木ー・を・ ばらかし・た。」■自動詞は「ばらける」〔⇒あらける【空らける】、はなす【離す】

はらがすわる【腹が据わる】《動詞・ラ行五段活用》 覚悟ができていて、物事に動じないで落ち着いている。度胸が据わっていて、落ち着いて行動する。考えがしっかり定まって、他人の言葉などに左右されない。「あいつ・は・ なかなか・ はらがすわっ・た・ やつ・や。」

はらがたつ【腹が立つ】《動詞・タ行五段活用》 気に入らなくて、しゃくにさわる。怒りを行動に表す寸前の状態になる。「はらがたっ・た・さかい・ 手ー・が・ 出・ても・た。」

ばらける《動詞・カ行下一段活用》 まとまっていたものが、細かく分かれる。別々になって広がる。「ここ・で・ 解散する・(と・) 言()ー・たら・ 列・が・ ばらけ・た。」■他動詞は「ばらかす」〔⇒あらく【空らく】

はらごしらえ【腹拵え】《名詞、動詞する》 何かの活動をする前に食事をして、腹を満たしておくこと。「歩き始める・ 前・に・ はらごしらえしょー・か。」

はらす【腫らす】《動詞・サ行五段活用》 皮膚の一部がふくれ上がるような結果を招くことをする。皮膚の一部をふくれ上がるにまかせている。「でぼちん〔=おでこ〕・を・ 真っ赤っかに・ はらし・て・ どない・ し・た・ん。」「泣い・て・ 目ー・を・ はらし・とる。」

はらす【晴らす】《動詞・サ行五段活用》 ①空が晴れるようにさせる。「明日・は・ 運動会・や・から・ はらし・たい・なー。」②不審や疑念などを解消して、さっぱりした心境になる。「疑い・を・ はらし・て・ 気持ち・が・ さっぱりし・た。」

はらす【貼らす】《動詞・サ行五段活用》 ①貼ることを認める。「ここ・に・ ポスター・を・ はらし・てくれ・へん・か。」②他の人に命じて、貼ることをさせる。「画用紙・に・ 桜・の・ 花びら・を・ いっぱい・ はらす。」

バラス〔ばらす〕【英語=ballast】《名詞》 ①握りこぶしほどの大きさで、尖った形の石。「レール・の・ 下・の・ ばらす」②細かな石。「庭・に・ ばらす・を・ 敷く。」〔⇒じゃり【砂利】

ばらす《動詞・サ行五段活用》 ①一つにまとまっていたものを、細かく分ける。「機械・を・ ばらし・て・ 掃除する。」②動物や魚を、食料とするために解体する。「牛・を・ ばらす。」③人の秘密をあばいて暴露する。「中学校・の・ 時・の・ こと・を・ ばらさ・れ・た。」

ばらずし【ばら寿司】《名詞》 寿司飯の上に刺身、卵焼き、海苔、味をつけた野菜などをのせた料理。刺身、卵焼き、海苔、味をつけた野菜などを細かく切って、寿司飯に混ぜたもの。「祭り・の・ 日ー・に・ ばらずし・を・ 作る。」〔⇒ごもくずし【五目寿司】、ちらし【散らし】、ちらしずし【散らし寿司】

バラック〔ばらっく〕【英語=barrack】《名詞》 ありあわせのものを使って、一時的な間に合わせに作った、小さな建物。「戦後・に・ 建て・た・ ばらっく」

ばらっと《副詞》 ①ものが勢いよく広がる様子。また、広げる様子。「ラジオ体操・を・ する・ので・ 運動場・に・ ばらっと・ 広がっ・た。」「瓶・を・ こかし・たら・ 中・に・ 入っ・とっ・た・ 豆・が・ ばらっと・ こぼれ・ても・た。」②一つにまとまらないで、散らばっている様子。また、散らばらせる様子。「風呂敷・から・ ばらっと・ 本・が・ 落ち・た。」「チューリップ・の・ 花びら・が・ ばらっと・ 落ち・た。」③広がりながら、ものに垂れかかっている様子。「前髪・が・ ばらっと・ 目ー・に・ かかる。」①②⇒ばあっと、ばらばら〕

ぱらっと《副詞》 ①軽いものが落ちる様子。「新聞・に・ 挟まれ・とっ・た・ ちらし・が・ ぱらっと・ 落ち・た。」②まばらに広く散らす様子。「ご飯・に・ ぱらっと・ 振りかける。」 

はらっぱ【原っぱ】《名詞》 草などが生えている、平らで広い土地。田や畑になっていない土地。「はらっぱ・を・ 走り回っ・て・ 鬼ごっこ・を・ する。」「ヨーロッパ・に・ はらっぱ」〔⇒はら【原】

はらのむし【腹の虫】《名詞》 ①空腹の時に腹鳴りなどがする、腹の中の状況。「はらのむし・が・ 鳴い・とる・さかい・ 飯・を・ 食お・ー。」②わき起こってくる腹立たしい感情。「あんな・ こと・を・ 言わ・れ・たら・ はらのむし・が・ おさまら・へん。」③腹の中に寄生する虫。「薬・で・ はらのむし・を・ 下す。」

はらばた(腸、腑)】《名詞》 ①動物の内臓。特に、魚の内臓。「はらばた・を・ 取っ・て・から・ 串・に・ 刺し・て・ 焼く。」②人の心。「はらばた・が・ おさまら・へん。」〔⇒はらわた【腸、腑】

はらはちぶ【腹八分】《形容動詞や()》 満腹になる少し手前である様子。「食い過ぎ・ん・よーに・ はらはちぶに・ し・とき・なはれ。」〔⇒はらはちぶんめ【腹八分目】

はらはちぶんめ【腹八分目】《形容動詞や()》 満腹になる少し手前である様子。「はらはちぶんめで・ やめ・とこ・か。」〔⇒はらはちぶ【腹八分】

はらはら《副詞と、動詞する》 うまくいくかどうか気をもんで、深く心配をする様子。よくないことを予想して肝をつぶす様子。「はらはらする・ サーカス・を・ 見・てき・た。」

ばらばら《形容動詞や()》 ①ものが勢いよく広がる様子。また、広げる様子。「風・が・ 吹い・て・ 落ち葉・が・ ばらばら・ 広がっ・た。」②一つにまとまらないで、散らばっている様子。また、散らばらせる様子。「ばらばらと・ 家・が・ 建っ・とる。」「運動場・の・ あっちこっち・に・ ばらばらと・ 集まっ・とる。」③一斉でなく、それぞれが異なっている様子。「8時過ぎ・から・ ばらばらに・ 集まり始め・た。」④まとまりがない様子。「みんな・の・ 考え・が・ ばらばらやっ・た。」⑤粒状のものがものにぶつかる様子。また、その音。「大きな・ 雨・が・ ばらばらと・ 窓・に・ 当たる。」①②⇒ばあっと、ばらっと〕

ぱらぱら《副詞と、動詞する》 ①広がりがまばらである様子。一つに固まらないで、分散している様子。「運動場・に・ ぱらぱらと・ 人・が・ おる。」②まばらに振りかける様子。大雑把に振りかける様子。「魚・に・ 塩・を・ ぱらぱら・ 振る。」③ページなどをめくる様子。「初め・の・ 方・から・ ぱらぱらと・ 見・ていく。」④雨などが少し降る様子。「曇っ・た・と・ 思(おも)・とっ・たら・ ぱらぱらし・てき・た。」

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