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2017年7月12日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (438)    (通算2436回)

日常生活語 「は」25

 

はらぴい〔はらぴー〕【腹ぴい】《形容動詞や()》 下痢などによって、腹を下している様子。「刺身・を・ 食い過ぎ・て・ はらぴーに・ なっ・た。

はらぺこ【腹ぺこ】《形容動詞や()》 極端に空腹である様子。「はらぺこや・さかい・ 早(はよ)ー・ ご飯・が・ 食べ・たい。」

はらぼて(腹布袋)】《名詞》 ①腹が膨らんでいること。下腹が出ていること。腹に段々ができていること。「運動せ・なんだ・さかい・ はらぼてに・ なっ・た。」「はらぼてで・ もー・ これ以上・は・ 食わ・れ・へん。」②妊娠をしていること。「あんた・の・ 奥さん・ はらぼて・に・ なっ・とっ・てや・なー。」〔⇒ぼてばら(布袋腹)⇒ぼて(布袋)

はらまき【腹巻】《名詞》 腹が冷えるのを防ぐために、腹に当てる幅の広い布や織物。「はね回っ・て・ 寝る・ 子・や・さかい・ はらまき・(を・) さし・とる・ねん。」〔⇒はらおび【腹帯】

ばらまく【ばら撒く】《動詞・カ行五段活用》 ①あたり一帯に撒く。あちらこちらに散らして撒く。「庭・に・ 水・を・ ばらまく。」「砂・を・ ばらまく。」②金品を多くの人に与える。「選挙・で・ 金・を・ ばらまい・た・ 人」■名詞化=ばらまき【ばら撒き】

はらもち【腹持ち】《名詞》 食べたものの消化が遅くて、腹の中に残っていること。満腹感が続いていること。「パン・より・ ご飯・の・ 方・が・ はらもち・が・ えー。」

はらわた【腸、腑】《名詞》 ①動物の内臓。特に、魚の内臓。「魚・の・ はらわた・は・ 取っ・て・ 捨て・んと・ 苦い。」②人の心。「はらわた・が・ 煮えくり返る。」〔⇒はらばた(腸、腑)

はら()きめる【腹()決める】《動詞・マ行下一段活用》 考えに決断を下す。それより後に起こるであろう良くないことに覚悟をする。「はらをきめ・て・から・ 相手・の・ 家・へ・ 行く。」

はら()たてる【腹()立てる】《動詞・タ行下一段活用》 我慢できなくなって安らかさが失せて、不快な気持ちが言動にあらわれる。興奮して荒々しい気持ちになる。「騙され・た・ 言()ー・て・ はらをたて・とる。」〔⇒おこる【怒る】

はり【針】《名詞》 ①糸を通して、布などを縫う、細くて先の尖ったもの。「はり・に・ 糸・を・ 通す。」②細くて先が尖っていて、位置などを示すためのもの。「時計・の・ はり・が・ 止まっ・とる。」「秤・の・ はり」③魚を釣るために餌をつけて魚に食わせる、先の曲がったもの。「魚・に・ はり・を・ 食いちぎら・れ・た。」⇒つりばり【釣り針】

はり【梁】《名詞》 屋根の重みを支えたり柱を固定したりするために、柱の上に横に渡した木。「この・ 家・は・ 太い・ はり・を・ 使(つこ)・てる・ん・や・なー。」

はり【鍼】《名詞、動詞する》 体のつぼに、先の尖った金属製のものを使って治療を行う民間療法。また、それに使う細長い器具。「腰・が・ 痛い・さかい・ はり・に・ 通(かよ)・てます・ねん。」

はり【張り】《名詞》 ①たるまないで、引き締まっていること。「顔・の・ はり・が・ なくなっ・て・ むくん・どる。」「はり・の・ ある・ 声」②引っ張る力。「綱・の・ はり・が・ 弱い。」③何かに取り組むためのやりがいや意欲。働きかけただけの反応が感じられること。「仕事・の・ はり・を・ 持た・な・あか・ん。」⇒はりあい【張り合い】、はりやい(張り合い)

はりあい【張り合い】《名詞》 ①何かに取り組むためのやりがいや意欲。働きかけただけの反応が感じられること。「子ども・が・ 結婚し・ても・て・ はりあい・が・ 無()ー・なっ・た。」②互いに負けないように競り合うこと。互いに譲らずに対抗すること。「お互い・の・ はりあい・で・ 成績・が・ 伸び・た。」⇒はり【張り】、はりやい(張り合い)

はりあう【張り合う】《動詞・ワア行五段活用》 互いに負けないように競り合う。互いに譲らずに対抗する。「阪神・と・ 巨人・が・ はりあわ・んと・ おもろない・なー。」■名詞化=はりあい【張り合い】〔⇒はんりゃう(張り合う)

はりあげる【張り上げる】《動詞・ガ行下一段活用》 声を強く高く出す。「大声・を・ はりあげ・て・ 喧嘩せ・んとい・てー・な。」〔⇒はんりゃげる(張り上げる)

はりがね【針金】《名詞》 鉄や銅などの金属を線状に細長く延ばしたもの。「はりがね・で・ くくる。」〔⇒ワイヤー【英語=wire

はりがみ【貼り紙、張り紙】《名詞》 ①ものに紙を貼り付けること。また、その紙。「箱・の・ こすれ・た・ とこ・に・ はりがみ・を・ 貼る。」②多くの人に知らせたいことを書いて、張り出す紙。「はりがみ・で・ 中止・を・ 知らす。」

バリカン〔ばりかん〕【フランスのBarriquand et Marreの社名から】《名詞》 鉄製の2枚の櫛状の刃を重ねて、頭髪を切るようにした用具。「ばりかん・で・ 丸坊主・に・ する。」〔⇒ジャッキ【英語=jack

ばりき【馬力】《名詞》 ①努めて励もうとする力。頑張ろうとする気構えや活力。「なかなか・ ばりき・の・ ある・ 人・や。」②馬に引かせる荷車。「ばりき・に・ 米・を・ 載せ・て・ 運ぶ。」

ばりき【馬力】《数助詞》 ものを動かす力の単位。「50ばりき・の・ モーター」

ばりきひき【馬力曳き】《名詞》 馬に引かせる荷車を制御する人。また、その荷車の持ち主。「ばりきひき・を・ 仕事・に・ する。」

はりきる【張り切る】《動詞・ラ行五段活用》 何かをしようとする意欲があふれている。やる気を出して取り組む。「はりきっ・て・ 歌・を・ 歌う。」

はりこむ【張り込む】《動詞・マ行五段活用》 ①思い切って金品を多く出す。奮発する。「はりこん・で・ 背広・を・ 買()ー・た。」「年・に・ 一遍・ぐらい・ はりこん・で・ みんな・で・ 忘年会を・ しま・へん・か。」②人にご馳走をする。人に物を買い与える。「一遍・ 晩飯・を・ はりこん・だろ・か。」「良()ー・ 時計・を・ はりこん・でくれ・た。」◆②の場合、「おごる」は飲食に関わることに限定されるが、「はりこむ」は物品等にも広げて使う。⇒きばる【気張る】⇒おごる【奢る】

はりし【歯りし】《名詞》 歯の根元を包んでいる肉の部分。歯茎。「歯ー・が・ ぐらぐらし・て・ はりし・が・ 痛い。」

はりしごと【針仕事】《名詞、動詞する》 縫い針を使ってする作業。布を裁って、和服や洋服などに縫い上げること。「夜なべ・に・ はりしごとする。」〔⇒さいほう【裁縫】、ぬいもん【縫い物】

はりたおす【張り倒す】《動詞・サ行五段活用》 殴って倒す。力いっぱいに殴る。「はりたおし・たら・ 鼻血・を・ 出し・やがっ・た。」「喧嘩し・て・ はりたおさ・れ・た。」〔⇒はったおす【張っ倒す】、どつきたおす【どつき倒す】

はりつけ【磔】《名詞》 罪人を柱や板に縛り付けて突き殺した、昔の刑罰。「捕まえ・られ・て・ はりつけ・に・ なっ・た。」

ばりっと《副詞》 硬いものや厚いものが、割れたり破れたりする様子。硬いものや厚いものを、割ったり破ったりする様子。また、そのときに発する音。「筆箱・を・ 踏ん・だら・ ばりっと・ つぶれ・た。」「段ボール・の・ 箱・を・ ばりっと・ つぶす。」〔⇒ばりんと〕

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