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2017年7月21日 (金)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (447)    (通算2445回)

日常生活語 「ひ」⑤

 

ひく【挽く】《動詞・カ行五段活用》 ①鋸などの刃物で切って分ける。「丸太・を・ ひー・て・ 2つ・に・ する。」②臼や器械などを使って、豆類や肉を細かく砕く。「コーヒー・を・ ひー・てもらう。」

ひく【轢く】《動詞・カ行五段活用》 車輪が人や物などの上を通る。「自動車・に・ ひか・れる。」

ひく(敷く)】《動詞・カ行五段活用》 ①ものを平らに広げる。また、その上に位置する。「どーぞ・ 座布団・を・ ひー・てください。」「寝間〔=布団〕・を・ ひく。」「むしろ・を・ ひー・て・ 座る。」「茣蓙・を・ ひく。」②何かの上に、ものを一帯に撒くように広げる。延べ広げて下を押さえつける。「じゅるい・ ところ・に・ 砂利・を・ ひく。」〔⇒しく【敷く】

ひくい【低い】《形容詞》 ①上に伸びていない。下の方にある。下からの長さや隔たりが小さい。「背ー・の・ ひくい・ 人」②序列、身分、地位などが下の方にある。「入社し・て・ 三年目・や・さかい・ まだ・ ひくい・ ところ・に・ おる。」③目盛りなどの数字が小さい。度合いが弱い。「今朝・は・ 気温・が・ ひくい。」④音声の振動が少ない。低音である。「ひくい・ 声・で・ しゃべる。」■対語=「たかい【高い】」

ひくいめ【低いめ】《名詞、形容動詞や()》 ものの高さやものごとの程度などが、少し低いこと。比較的低いこと。「野菜・の・ 値ー・が・ ひくいめ・に・ なっ・た。」◆「ひくめ【低め】」よりは、「ひくいめ【低いめ】」と言うことの方が多い。■対語=「たかいめ【高いめ】」〔⇒ひくめ【低いめ】

ひくさ【低さ】《名詞》 上に伸びていない程度。上の方に届いていない程度。「その・ 梯子・の・ ひくさ・で・は・ 棚・に・ 届か・へん・やろ。」■対語=「たかさ【高さ】

ひくする【低する】《動詞・サ行変格活用》 ①高さを小さくする。「頭・を・ ひくせ・んと・ 潜ら・れ・へん・ぞ。」②値段を安くする。「ちょっと・ ひくし・たら・ よー・ 売れ・た。」■自動詞は「ひくなる【低なる】」■対語=「たかする【高する】」「たこする【高する】」〔⇒さげる【下げる】

びくつく《動詞・カ行五段活用》 驚いたり恐れたりする。また、それによって体が震える。「消費税・が・ 上がる・さかい・ びくつい・とる・ねん。」

びくっと《副詞、動詞する》 ①驚いたり恐れたりする様子。また、それによって体が震える様子。「「急に・ 名前・を・ 呼ば・れ・て・ びくっとし・た。」②体や物などが細かく揺れ動く様子。「少々の・ 地震・で・は・ びくっと・も・ 揺れ・へん・よーに・ 作っ・てある。」「たたい・ても・ びくっと・も・ 動か・へん。」◆②は、後ろに打ち消しを伴って、力を加えられても動いたりぐらついたりすることがないということを強調する表現になることも多い。

ひくなる【低なる】《動詞・ラ行五段活用》 ①高さが小さくなる。「年とっ・て・ 身長・が・ ちょっと・ ひくなっ・た。」「後ろ・が・ 見え・へん・さかい・ 前・の・ 人・は・ 腰・を・ かがめ・て・ ひくなれ。」②値段が安くなる。「ガソリン・が・ ひくなっ・た。」■他動詞は「ひくする【低する】」■対語=「たかなる【高なる】」「たこなる【高なる】」〔⇒さがる【下がる】

ひくひく《副詞と、動詞する》 ①引きつるような感じで、体の一部が、時々、小刻みにふるえる様子。「風邪・(を・) ひー・て・ 鼻・が・ ひくひくする。」②しゃっくりが出ている様子。「ひくひくし・て・ 止まら・へん。」③喉が詰まっている様子。「冷たい・ 弁当・を・ 食べ・たら・ ひくひくし・て・ 苦し・ なっ・た。」⇒ぴくぴく〕

びくびく《副詞と、動詞する》 よくないことが起こらないかと恐れている様子。「大雨・で・ 崖・が・ 崩れ・へん・か・なー・と・ 思(おも)・て・ びくびくし・とっ・てん。」

ぴくぴく《副詞と、動詞する》 ①引きつるような感じで、体の一部が、時々、小刻みにふるえる様子。「わさび・が・ きつー・て・ のど・が・ ぴくぴくする。」②料理の材料となっている魚の体などが、まだわずかに動いている様子。「魚・が・ まな板・の・ 上・で・ まだ・ ぴくぴく・ 動い・とる。」⇒ひくひく〕

ひくめ【低め】《名詞、形容動詞や()》 ものの高さやものごとの程度などが、少し低いこと。比較的低いこと。「ひくめ・の・ 値ー・に・ し・た・さかい・ よー・ 売れる。」■対語=「たかめ【高め】」〔⇒ひくいめ【低め】

ひぐれ【日暮れ】《名詞》 太陽が沈む時刻。一日の終わり。空が薄暗くなること。また、そのような頃。「ひぐれ・に・ なら・ん・うち・に・ 去()に・なはれ。」■対語=「よあけ【夜明け】」〔⇒ひのくれ【日の暮れ】

ひげ【髭】《名詞》 人や動物の口の周りに生えている毛。「むさくるしー・ ひげ・を・ 剃っ・たら・ どない・や・ねん。」

ひけしつぼ【火消し壺】《名詞》 消し炭を作ったり、不要になった火を消したりするために、燃えている薪や炭を入れて密封する壺。「燃え・とる・ 木ー・を・ ひけしつぼ・に・ 入れ・て・ 消す。」〔⇒けしつぼ【消し壺】

ひける【引ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①引いて取り除くことができる。引っ張り抜くことができる。「庭・の・ 草・は・ 手ー・で・ ひける。」②積極的にはなれない。引っ込み思案になる。「相手・が・ 強い・ので・ 腰・が・ ひける・なー。」

ひご【籤】《名詞》 籠や提灯などを作るときなどに使う、竹を細く割って削ったもの。「太い・ ひご・を・ 組ん・で・ こまい・ 凧・を・ 作る。」〔⇒たけひご【竹籤】

ひこうき〔ひこーき〕【飛行機】《名詞》 プロペラやジェットエンジンの力で、空を飛ぶ乗り物。「沖縄・へ・ ひこーき・で・ 行く。」

ひこうきぐも〔ひこーきぐも〕【飛行機雲】《名詞》 飛行機が低温多湿の空を高く飛んだときにできる、筋のような白い雲。「ひこーきぐも・が・ 夕焼け・に・ なっ・とる。」

ひこうじょう〔ひこーじょー〕【飛行場】《名詞》 飛行機などが発着できるような設備を備えた平らな場所。空港。「戦争中・は・ 加古川・の・ 尾上(おのえ)・に・も・ ひこーじょー・が・ あっ・た。」

ひごて【火鏝】《名詞》 炭火で熱くして、布の皺を伸ばしたり形を整えたりする道具。「ひごて・で・ 着物・の・ 皺・を・ 伸ばす。」◆金属でできた先端部を炭火の中に入れて熱しておいて使用する。〔⇒ひのし【火熨】

ひごと【日毎】《名詞、副詞に》 毎日毎日。日がたつにつれて。「ひごとに・ 温(ぬく)ー・ なっ・てき・まし・た・なー。」

ひごろ【日頃】《名詞》 ①特別なこともなく、繰り返される日常。「ひごろ・の・ 練習・を・ さぼっ・とっ・たら・ 負け・てまう・ぞ。」②ずっと以前から最近までにわたる日々。「ひごろ・ 行き・たい・と・ 思(おも)・とっ・た・ 所(とこ)・へ・ やっと・ 来()・れ・た。」⇒いつも【何時も】、いっつも(何時も)、いっつもかっつも(何時もかっつも)、いつもかも【何時もかも】、ふだん【不断、普段】、へいじょう【平常】、へいぜい【平生】、へいじつ【平日】

ひざ【膝】《名詞》 ①座ったときの、ももの上の部分。「ひざ・に・ 手・を・ 置い・て・ 話・を・ する。」②ももとすねのつなぎ目にある関節の、前側の部分。「こけ・て・ ひざ・を 擦りむい・た。」〔⇒ひざぼん【膝ぼん】

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