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2017年7月25日 (火)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (451)    (通算2449回)

日常生活語 「ひ」⑨

 

ひっきゃう(引き合う)】《動詞・ワア行五段活用》 ①双方から互いにたぐり寄せることをする。「綱・を・ ひっきょー・て・ 勝負する。」②苦労しただけの価値や利益がある。価値や利益に見合うものを得る。「しんどい・のに・ 安い・ 給料・で・は・ ひっきゃわ・へん。」③採算がとれる。商売が成り立つ。「ひっきゃう・ 見込み・が・ 立た・ん・さかい・ うどん屋・は・ やめ・に・ する。」■名詞化=ひっきゃい(引き合い)〔⇒ひきあう【引き合う】

ひっきゃげる(引き上げる、引き揚げる)】《動詞・ガ行下一段活用》 ①引っ張って高いところに移す。「船・を・ 浜・に・ ひっきゃげる。」②金額や比率などを高くする。「配当・を・ ひっきゃげ・てくれ・た。」③その場所を引き払って、元のところに戻る。「支店・を・ 閉め・て・ ひっきゃげ・ても・た。」④用件を終えて帰る。用務を終了する。「受付・の・ 人・が・ ひっきゃげ・た・ 後・やっ・た。」「外地・から・ ひっきゃげ・てき・た。」〔⇒ひきあげる【引き上げる、引き揚げる】

ひっきゃわす(引き会わす、引き合わす)】《動詞・サ行五段活用》 ①知らない人同士を会わせる。仲立ちをつとめて紹介する。「先輩・に・ ひっきゃわし・てもろ・た。」②いくつかのものを比べて確かめる。「念のため・ ひっきゃわし・て・ 調べる。」◆短く「ひっきゃす」となることもある。「先輩・に・ ひっきゃし・たろ・か。」〔⇒ひきあわす【引き会わす、引き合わす】

びっくり【吃驚】《形容動詞や()、動詞する》 不意のことや意外なことなどに出会って、ひどく驚いたり動揺したりする様子。「大けな・ 地震・で・ びっくりした。」「夜中・に・ 救急車・の・ 音・が・ し・て・ びっくりし・て・ 飛び起き・た。」〔⇒びっくりしゃっくり【吃驚しゃっくり】

ひっくりかいす〔ひっくりがいす〕(ひっくり返す)】《動詞・サ行五段活用》 ①表と裏を反対にする。裏返しにする。「煎餅・を・ ひっくりかいし・て・ 焼く。」②転覆させる。横倒しにさせる。「インク・の・ 瓶・を・ ひっくりかいし・て・ えらい・ こと・や。」③関係や立場を逆転させる。「3点・を・ ひっくりかいし・て・ 勝っ・た。」■自動詞は「ひっくりかいる【(ひっくり返る)】」

〔⇒ひっくりかえす【ひっくり返す】、ひっくりかやす(ひっくり返す)、とんぶりがえす【とんぶり返す】、とんぶりがやす(とんぶり返やす)、とんぶりがいす(とんぶり返やす)⇒かえす【返す】、かやす(返す)、かいす(返す)

ひっくりかいる(ひっくり返る)】《動詞・ラ行五段活用》 ①表と裏が反対になる。裏返しになる。「ひっくりかいっ・た・ 板・を・ 元・に・ 戻す。」②転覆する。横倒しになる。「台風・で・ 伝馬・が・ ひっくりかいっ・た。」③立っていたものが倒れる。「石・に・ けつまずい・て・ ひっくりかいっ・た。」④関係や立場が逆転する。「順位・が・ ひっくりかいっ・て・ 2位・に・ なっ・た。」■他動詞は「ひっくりかいす【(ひっくり返す)】」〔⇒ひっくりかえる【ひっくり返る】、ひっくりかやる(ひっくり返る)、とんぶりがえる【とんぶり返る】、とんぶりがやる(とんぶり返る)、とんぶりがいる(とんぶり返る)⇒かえる【返る】、かやる(返る)、かいる(返る)

ひっくりかえす〔ひっくりがえす〕【ひっくり返す】《動詞・サ行五段活用》 ①表と裏を反対にする。裏返しにする。「ひっくりかえし・て・ 裏側・を・ 焼く。」②転覆させる。横倒しにさせる。「慌て・て・ 湯飲み・を・ ひっくりかえし・た。」③関係や立場を逆転させる。「負け・とっ・た・ 試合・を・ ひっくりかえす。」■自動詞は「ひっくりかえる【ひっくり返る】」〔⇒ひっくりかやす(ひっくり返す)、ひっくりかいす(ひっくり返す)、とんぶりがえす【とんぶり返す】、とんぶりがやす(とんぶり返やす)、とんぶりがいす(とんぶり返やす)⇒かえす【返す】、かやす(返す)、かいす(返す)

ひっくりかえる【ひっくり返る】《動詞・ラ行五段活用》 ①表と裏が反対になる。裏返しになる。「畦・で・ 亀・が・ ひっくりかえっ・とる。」②転覆する。横倒しになる。「台風・の・ 風・で・ 船・が・ ひっくりかえる。」「事故・で・ 電車・が・ ひっくりかえる。」③立っていたものが倒れる。「ゴール・に・ 入っ・て・から・ ひっくりかえっ・た。」④関係や立場が逆転する。「9回・に・ なっ・て・から・ 試合・が・ ひっくりかえっ・た。」■他動詞は「ひっくりかえす【ひっくり返す】」〔⇒ひっくりかやる(ひっくり返る)、ひっくりかいる(ひっくり返る)、とんぶりがえる【とんぶり返る】、とんぶりがやる(とんぶり返る)、とんぶりがいる(とんぶり返る)⇒かえる【返る】、かやる(返る)、かいる(返る)

ひっくりかやす〔ひっくりがやす〕(ひっくり返す)】《動詞・サ行五段活用》 ①表と裏を反対にする。裏返しにする。「座っ・とっ・た・ 座布団・を・ ひっくりかやす。」②転覆させる。横倒しにさせる。「慌て・て・ 花瓶・を・ ひっくりかやし・た。」③関係や立場を逆転させる。「油断し・て・ ひっくりかやさ・れ・た。」■自動詞は「ひっくりかやる【(ひっくり返る)】」〔⇒ひっくりかえす【ひっくり返す】、ひっくりかいす(ひっくり返す)、とんぶりがえす【とんぶり返す】、とんぶりがやす(とんぶり返やす)、とんぶりがいす(とんぶり返やす)⇒かえす【返す】、かやす(返す)、かいす(返す)

ひっくりかやる(ひっくり返る)】《動詞・ラ行五段活用》 ①表と裏が反対になる。裏返しになる。「風・で・ 紙・が・ ひっくりかやっ・とる。」②転覆する。横倒しになる。「汽車・が・ 衝突し・て・ ひっくりかやっ・た。」③立っていたものが倒れる。「めまい・が・ し・て・ ひっくりかやっ・た。」④関係や立場が逆転する。「ひっくりかやっ・て・ あいつ・の・ 方・が・ 強なっ・た。」■他動詞は「ひっくりかやす【(ひっくり返す)】」〔⇒ひっくりかえる【ひっくり返る】、ひっくりかいる(ひっくり返る)、とんぶりがえる【とんぶり返る】、とんぶりがやる(とんぶり返る)、とんぶりがいる(とんぶり返る)⇒かえる【返る】、かやる(返る)、かいる(返る)

びっくりぎょうてん〔びっくりぎょーてん〕【吃驚仰天】《形容動詞や()、動詞する》 不意のことや意外なことなどにたいそう驚く様子。「お前・が・ 満点・を・ とる・や・なんて・ びっくりぎょーてんや。」「思いがけない・ 話・を・ 聞ー・て・ びっくりぎょーてんし・た。」

びっくりさす【吃驚さす】《動詞・サ行五段活用》 ①不意をついた動作をして、驚かせる。「大けな・ 声・で・ びっくりささ・んといて。」②麺類や豆類などを煮るときに、沸騰した湯に水を差して、温度を下げる。「びっくりささ・んと・ 湯ー・が・ こぼれる。」

びっくりしゃっくり【吃驚しゃっくり】《形容動詞や()、動詞する》 不意のことや意外なことなどに出会って、ひどく驚いたり動揺したりする様子。「宝くじ・に・ 当たっ・て・ びっくりしゃっくりし・た。」◆「くり」という脚韻を踏んだ言葉のしゃれで、ややふざけた感じの言い方である。〔⇒びっくり【吃驚】

ひつけ【火付け】《名詞、動詞する》 悪意を持って、家などにわざと火をつけること。「ひつけ・の・ 火事・は・ 恐い・なー。」〔⇒ほうか【放火】

ひづけ【日付】《名詞》 ①暦の上で年月日を示す数字。「夜中・に・ ひづけ・が・ 変わる。」②書類などに書き入れる、その書類などを書いた年月日(あるいは月日、あるいは日)。「ひづけ・を・ 忘れ・ん・よーに・ 書い・とい・てください。」

ひっこ【挽っ粉】《形容詞》 木をノコギリでひいたときに出る、粉のような屑。おがくず。「のこぎり・の・ 目ー・に・ ひっこ・が・ たまっ・て・ 動きにくい。」「木ー・の 箱・に・ 籾殻・やら・ ひっこ・やら・を・ 入れ・て・ そこ・へ・ 林檎・を・ 入れる。」

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