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2017年7月28日 (金)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (454)    (通算2452回)

日常生活語 「ひ」⑫

 

ひと【一】《接頭語》 (後ろの名詞にかかっていく言葉で)1を表す言葉。少しという意味を添える言葉。「やり方・は・ ひととーり・しか・ あら・へん。」「この・ あたり・で・ ひと休み・を・ し・まへ・ん・か。」「たった・ ひと口・だけ・です・けど・ どーぞ。」「ひと足違い・で・ 会え・なんだ。」「さっと・ ひと風呂・ 浴びる。」「走っ・て・ ひと汗・ かく。」「まー・ これ・で・ ひと安心・や。」「ひと芝居」「ひと括(くく)り」◆回数や種類などを表す「通り」に続く言い方を、一から順に言えば、「ひととおり【一通り】」または「しととおり【(一通り)】」、「ふたとおり【二通り】」、「みとおり【三通り】」または「さんとおり【三通り】」、「よとおり【四通り】」または「よんとおり【四通り】」、「いつとおり【五通り】または「ごとおり【五通り】」、「むとおり【六通り】」または「ろくとおり【六通り】」、「ななとおり【七通り】」または「ひちとおり【七通り】」、「やとおり【八通り】」または「はちとおり【八通り】」、「くとおり【九通り】」または「きゅうとおり【九通り】」、「じっとおり【十通り】」または「じゅうとおり【十通り】」となる。〔⇒しと()

ひとあたり【人当たり】《名詞》 人と接するときの態度や姿勢。人と話したり対応したりするときに、相手に与える感じ。「ひとあたり・が・ やろこい〔=柔らかい〕・ 人・や。」〔⇒しとあたり(人当たり)

ひどい【酷い】《形容詞》 ①思いやりが乏しくて悪辣だ。人情味がない。あくどい。「ひどい・ こと・を・ 平気で・ する。」②好ましくないものの程度が甚だしい。「ひどい・ 水害・や。」〔⇒ひどないな【酷ないな】⇒えげつい、えげつない、えげつないな〕

ひといき【一息】《名詞、形容動詞や()》 ①ほんの短い時間の間。わずかの時間。「ひといき・は・ 元気・を・ し・とっ・た・けど・ また・ 入院し・た・らしー・ねん。」②息を一回吸い込む間。一気。「喉・が・ 乾い・とっ・た・さかい・ ジュース・を・ ひといき・に・ 飲ん・だ。」③休まずに続けること。「面白い・ 本・やっ・た・さかい・ 二時間ほど・で・ ひといきに・ 読ん・でも・た。」④一休みをすること。「ここら・で・ ちょっと・ ひといき・ 入れ・まほ・か。」⑤更に力を注ぐこと。「もー・ ひといき・ 頑張っ・てみ・なはれ。」⑥少しである様子。「山・の・ てっぺん・まで・ もー・ ひといきや。」〔⇒しといき(一息)⇒いちじ【一時】、いっとき【一時】、いちどき【一時】、ちょっとま【一寸間】、ちいとま【ちいと間】、ちとま(一寸間)、ちっとま(一寸間)、しばらく【暫く】

ひといきに【一息に】《副詞》 休むことなく、ぐんぐん進む様子。短い期間に急激な変化を示す様子。「防波堤・まで・ ひといきに・ 泳ぐ。」〔⇒いっきに【一気に】、しといきに(一息に)

ひとえ【一重】《名詞、形容動詞()》 そのものだけで、他と重なっていないこと。「八重・も・ えー・けど・ ひとえ・の・ 花・も・ かいらしー・なー。」〔⇒しとえ(一重)

ひとえ【単衣】《名詞》 夏の季節を中心にして着る、裏地が付いていない和服。「今日・は・ ひとえ・で・は・ ちょっと・ 寒い・やろ。」■対語=「あわせ【袷】」〔⇒しとえ(単衣)、ひとえもん【単衣物】、しとえもん(単衣物)

ひとえもん【単衣物】《名詞》 夏の季節を中心にして着る、裏地が付いていない和服。「もー・ しとえ・を・ 着る・ 季節・に・ なっ・た。」〔⇒ひとえ【単衣】、しとえ(単衣)、しとえもん(単衣物)

ひとかど【一角】《形容動詞や()》 普通のものに比べて、取り立てて価値がある様子。専門家や大人などと同じような資格や能力や技能をそなえている様子。「ひとかど・の・ もの・の・ 言い方・を・ する・ 高校生・や。」〔⇒いっかど【一角】、しとかど(一角)、いちにんまえ【一人前】、いっぱし【一端】

ひとがら【人柄】《名詞》 他人との関わり方などにあらわれる性格・気性・人物像など。また、優れた性格・気性・人物像など。「ひとがら・の・ 円い・ 男・や・さかい・ つきあいやすい。」〔⇒しとがら(人柄)、にんげん【人間】、ひと【人】、しと()

ひとぎき【人聞き】《名詞》 他人が聞くこと。人が聞いたときに受ける感じや印象。外聞。「ひとぎき・の・ 悪い・ こと・を・ 言わ・んとい・てんか。」〔⇒しとぎき(人聞き)

ひとくえ【一くえ】《名詞》 暖めるため燃やす、少しばかりの薪。少しばかりの薪を燃やすこと。「風呂・が・ 冷め・てっ・た・さかい・ ひとくえ・ たい・てんか。」◆「二くえ」というような言い方はない。〔⇒しとくえ(一くえ)

ひとくせ【一癖】《名詞》 性格や個性に普通の人とは異なって扱いにくいものがあること。油断できないような性格があること。「耕二・と・ 言()ー・ やつ・は・ ひとくせ・ ある・さかい・ 気ーつけ・なはれ・よ。」〔⇒しとくせ(一癖)

ひとくち【一口】《名詞》 ①一度に口に入れて食べること。また、その量。「ひとくち・で・ みんな・ 食べ・ても・た。」②軽く飲んだり食べたりすること。「ほんの・ ひとくち・だけ・です・けど・ 食べ・てください。」「ひとくち・ 味見・を・ し・てみる。」③まとめて短く言うこと。「いろいろ・ 説明し・てくれ・た・けど ひとくち・で・ 言ー・たら・ どーゆー・ こと・なん・や。」◆①は、「ふたくち【二口】」、「みくち【三口】」…という言い方ができる。〔⇒しとくち(一口)

ひとけ【人気】《名詞》 人のいる様子や気配。「ひとけ・の・ ない・ あばら屋」〔⇒しとけ(人気)

ひどけい〔ひどけー〕【日時計】《名詞》 盤の中心に立てた棒が太陽に照らされてできる影の長さと方向によって時刻を知る装置。「公園・に・ ひどけー・が・ でき・た。」

ひとこと【一言】《名詞》 ①ごく短い言葉。「ひとこと・ 挨拶・を・ さし・てください。」②一つの言葉。「あいつ・は・ 今日・は・ ひとこと・も・ しゃべら・なんだ。」〔⇒しとこと(一言)

ひとごと【他人事】《名詞》 自分とは直接に関係のないこと。他人にかかわること。「なんぼ・ 注意し・たっ・ても・ ひとごと・の・よーに・ 聞ー・とる。」「しとごと・や・ ない・ねん・さかい・ 身ー入れ・て・ 聞け。」〔⇒しとごと(他人事)、よそごと【余所事】

ひところ【一頃】《名詞》 それほど遠くではない、以前のある時期。過去のしばらくの間。「ひところ・は・ アイスキャンデー・が・ よー・ 売れ・た。」「ひところ・は・ 寒い・ 日ー・が・ あり・まし・た・なー。」〔⇒しところ(一頃)、いちじ【一時】

ひとさしゆび【人差し指】《名詞》 何かを指し示すときに使う、手の親指の次の指。「ひとさしゆび・を・ 突き指し・た。」〔⇒ひとさしゆべ(人差し指)、しとさしゆび(人差し指)、しとさしゆべ(人差し指)

ひとさしゆべ(人差し指)】《名詞》 何かを指し示すときに使う、手の親指の次の指。「ひとさしゆべ・で・ 地図・を・ 指さす。」〔⇒ひとさしゆび【人差し指】、しとさしゆび(人差し指)、しとさしゆべ(人差し指)

 

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