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2017年7月29日 (土)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (455)    (通算2453回)

日常生活語 「ひ」⑬

 

ひとしきり【一頻り】《副詞》 しばらくの間、盛んな状態が続く様子。「朝・の・うち・ 蝉・が・ ひとしきり・ 鳴い・とっ・た。」〔⇒しとしきり(一頻り)

ひとしごと【一仕事】《名詞、動詞する》 まとまった仕事。一続きの仕事。「夜なべ・で・ 編み物・の・ ひとしごと・を・ し・た。」〔⇒しとしごと(一仕事)

ひとすじ【一筋】《名詞、形容動詞や()》 ①一本の細長いもの。「道・は・ ひとすじ・だけ・や・さかい・ 間違う・こと・ あら・へん。」「ひとすじ・の・ 赤い・ 糸・が・ 落ち・とる。」②一途に集中する様子。「学生・や・のに・ ひとすじに・ サッカー・ばっかり・ やっ・とる。」〔⇒しとすじ(一筋)

ひとだま【人魂】《名詞》 青白い光を放って空中を飛ぶという、人の霊。「墓・に・ ひとだま・が・ 出る・ん・やて。」〔⇒しとだま(人魂)

ひとちがい【人違い】《名詞、動詞する》 別の人を、ある人と思い違えること。「友だち・や・(と・) 思(おも)・て・ 声・を・ かけ・たら・ ひとちがい・やっ・た。」〔⇒しとちがい(人違い)

ひとつ【一つ】《名詞(数詞+助数詞)》 ①最も小さな自然数で、個数などをかぞえる場合に使う言葉。「ひとつ・だけ・ 売れ残っ・た。」②1歳。「今日・は・ ひとつ・の・ 誕生日・や。」◆1から10までの数え方は、ふつう、「ひとつ【一つ】、ふたつ【二つ】、みっつ【三つ】、よっつ【四つ】、いつつ【五つ】、むっつ【六つ】、ななつ【七つ】、やっつ【八つ】、ここのつ【九つ】、とうお【十】」と言う。その次は「じゅういち【十一】、じゅうに【十二】、じゅうさん【十三】、じゅうし【十四】、じゅうご【十五】、じゅうろく【十六】、じゅうひち【十七】、じゅうはち【十八】、じゅうく【十九】、にじゅう【二十】」と言う。〔⇒しとつ(一つ)⇒いち【一】、ひ【一】

ひとつ【一つ】《副詞》 ①何かを始めたり試みたりするときに、軽く気持ち向けるために発する言葉。「難しー・けど・ ひとつ・ やっ・てみる・か。」②相手にものを頼むときに、なんとかよろしくという気持ちを表す言葉。「御協力・を・ ひとつ・ よろしく・ お願いし・ます。」〔⇒しとつ(一つ)

ひとづかい【人使い】《名詞》 人に仕事をさせたり動かしたりするときの、させ方。「何・でも・ 命令し・て・ ひとづかい・の・ ごっつー・ 荒い・ 人・や。」〔⇒しとづかい(人使い)

ひとつき【一月】《名詞》 ①1年を12に分けたときの、そのひとつ分。ほぼ30日の長さ。「ひとつき・ごと・に・ 給料・を・ もらう。」ひとつき・の・ 電気代」②その月の枠内におさまる長さ。「ひとつき・に・ 寄り合い・を・ 2回・ し・て・ 決め・た。」〔⇒しとつき(一月)⇒いっかげつ【一か月】

ひとづきあい【人付き合い】《名詞》 周りの人との交際。他の人との接し方。「ひとづきあい・が・ へた・で・ 困っ・とる。ねん。」〔⇒しとづきあい(人付き合い)

ひとっつも【一っつも】《副詞》 打ち消し表現の度合いを高めるために使う言葉。まったく。「値上がり・ せ・ん・ もん・は・ ひとっつも・ あら・へん。」〔⇒ちっとも、ちいとも、ちょっとも【一寸も】、いっこも【一個も】、ひとつも【一つも】、しとつも(一つも)、しとっつも(一っつも)、とっつも、なにひとつ【何一つ】、なにしとつ(何一つ)、ぜんぜん【全然】、なんにも【何にも】、なにも【何も】

ひとづて【人伝】《名詞》 ①人に頼んで伝えてもらうこと。「ひとづて・に・ 言()ー・てもらう。」②直接ではなく、他の人から伝わること。「ひとづて・に・ 聞い・た・ 話・や。」〔⇒しとづて(人伝)

ひとつひとつ【一つ一つ】《副詞、名詞》 ①些細なことまで余すところなく。ひとつの例外もなく、すべて。「ひとつひとつ・ 手・に・ 取っ・て・ 確かめる。」②たくさんあるものの、それぞれ。「ひとつひとつ・に・ 思い出・が・ ある・さかい・ 捨て・られ・へん。」⇒いちいち【一々】

ひとつも【一つも】《副詞》 打ち消し表現の度合いを高めるために使う言葉。まったく。「今日・の・ 試験・は・ 難しー・て・ ひとつも・ わから・なんだ。」〔⇒ちっとも、ちいとも、ちょっとも【一寸も】、いっこも【一個も】、ひとっつも【一っつも】、しとつも(一つも)、しとっつも(一っつも)、とっつも、なにひとつ【何一つ】、なにしとつ(何一つ)、ぜんぜん【全然】、なんにも【何にも】、なにも【何も】

ひとで【人出】《名詞》 行楽や買い物などに、人が出て集まること。また、外に出て集まった人。「今日・の・ 花見・の・ ひとで・は・ 少(すけ)ない。」〔⇒しとで(人出)

ひとで【人手】《名詞》 ①仕事に動員することのできる人。また、その人数。「この・ 仕事・は・ ひとで・が・ ぎょーさん・ 要る。」「もう・ 20人・ほど・ ひとで・が・ 欲しい。」②他人が支配するものやこと。「貧乏し・て・ 先祖・から・ 伝わっ・とっ・た・ 屏風・や・ 掛け軸・が・ ひとで・に・ 渡っ・ても・た。」〔⇒しとで(人手)

ひとで【海星】《名詞》 星の形をして棘が密生している、海底にすむ動物。「網・に・ ぎょーさん・ ひとで・が・ かかっ・てき・た。」〔⇒しとで(海星)

ひととおり〔ひととーり〕【一通り】《名詞、副詞》 ①初めから終わりまで全部。全体のあらましに関すること。「ひととーり・ 読ん・だ・けど・ よー・ わから・へん。」②複数のものがないこと。「時間・が・ なかっ・た・ので・ 計画・を・ ひととーり・だけ・ 作っ・た。」③当面の用が足りる程度の、ごく普通であること。「ひととーり・の・を・ やっ・とっ・た・ん・では・ 合格・は・ でけ・へん。」〔⇒しととおり(一通り)

ひとどおり〔ひとどーり〕【人通り】《名詞》 道などを人が行き来すること。「ここらへん・は・ ひとどーり・が・ 多い・ 所・や。」〔⇒しとどおり(人通り)

ひどないな【酷ないな】《連体詞》 ①思いやりが乏しくて悪辣だ。人情味がない。あくどい。「ひどないな・ 殴り方・や・なー。」「もの・の・ 言い方・が・ ひどないな・ やつ・や。」②好ましくないものの程度が甚だしい。「試験・で・ ひどないな・ 点・を・ 取っ・て・ 怒ら・れ・た。」「えらい・ ひどないな・ 台風・やっ・た。」〔⇒ひどい【酷い】⇒えげつい、えげつない、えげつないな〕

ひとなみ【人並み】《名詞、形容動詞や()》 世の中の他の人と同じぐらいであること。「贅沢せ・なんだら・ ひとなみ・に・ 生き・ていけ・まっ・さ。」〔⇒しとなみ(人並み)、せけんなみ【世間並み】

ひとねいり〔ひとねーり〕【一寝入り】《名詞、動詞する》 しばらくの間、眠ること。「ひとねいりし・て・から・ 起き・て・ 勉強する。」〔⇒しとねいり(一寝入り)

ひとばん【一晩】《名詞》 夕方から翌日の朝までの間。夜を一つ経ること。「ひとばん・ 考え・て・から・ 返事する・わ。」〔⇒しとばん(一晩)

ひとばんじゅう〔ひとばんじゅー〕【一晩中】《副詞》 前夜から朝までずっと同じような状態が続くことを表す言葉。「ひとばんじゅー・ 雨・が・ 降り続い・た。」〔⇒しとばんじゅう(一晩中)、よどおし【夜通し】

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