« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (462)    (通算2460回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (464)    (通算2462回) »

2017年8月 6日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (463)    (通算2461回)

日常生活語 「ひ」21

 

ひょろける《動詞・カ行下一段活用》 体が安定を失って、転びそうになる。足元が定まらないで動く。また、実際に転んでしまう。「ひょろけ・て・ 電信柱・に・ つかまっ・た。」■他動詞は「ひょろかす」■名詞化=ひょろけ〔⇒よろける、ひょろひょろする、ひょろつく〕

ひょろつく《動詞・カ行五段活用》 体が安定を失って、転びそうになる。足元が定まらないで動く。「退院し・て・ 久しぶりに・ 歩い・たら・ 足元・が・ ひょろつい・た。」■名詞化=ひょろつき〔⇒よろける、ひょろける、ひょろひょろする〕

ひょろっと《副詞、動詞する》 ①細長くて弱々しい様子。背が高くて痩せている様子。「背ー・が・ 高い・けど・ ひょろっとし・た・ 人」②力強さに欠けて、頼りない様子。「ひょろとし・て・ あて・に・ なら・へん・ 男」〔⇒ひょろんと〕

ひょろひょろ《副詞と、形容動詞や()、動詞する》 ①細いものが、不安定に長く伸びている様子。「細ー・て・ ひょろひょろの・ 胡瓜」「蛇・が・ ひょろひょろと・ 這()ー・とる。」②体が不安定でよろめきそうな様子。足元がしっかりせずに、ふらついている様子。「退院し・た・ばっかり・や・さかい・ 道・を・ 歩い・たら・ ひょろひょろや・ねん。」⇒よろよろ〕

ひょろひょろする《動詞・サ行変格活用》 体が安定を失って、転びそうになる。足元が定まらないで動く。「ひとり・で・ 歩ける・けど・ まだ・ 足・が・ ひょろひょろし・とる。」〔⇒よろける、ひょろける、ひょろつく〕

ひょろんと《副詞、動詞する》 ①細長くて弱々しい様子。背が高くて痩せている様子。「あいつ・は・ ひょろんとし・とる・けど・ 足・が・ 速い・ねん。」②力強さに欠けて、頼りない様子。「頼ん・でも・ ひょろんと・ 聞き流し・やがっ・た。」〔⇒ひょろっと〕

ぴょんと《副詞》 軽く跳んで越える様子。身軽に跳びはねる様子。「立ち幅跳び・を・ ぴょんと・ 跳ぶ。」「田圃・の・ はた・の・ 溝・を・ ぴょんと・ 越える。」「バッタ・が・ ぴょんと・ とん・だ。」〔⇒ぴょいと〕

ぴょんぴょん《副詞と、動詞する》 何度も、軽く跳んで越える様子。何度も、身軽に跳びはねる様子。「兎・が・ ぴょんぴょんし・て・ 走っ・とる。」〔⇒ぴょいぴょい〕

ひら【平】《名詞》 組織の中などで役職に就いていないこと。「息子・は・ ひら・の・ 社員・や・ねん。」

びら《名詞》 広告や宣伝などのために、人々に配ったり張り付けたりする紙。「駐在所・に・ 貼っ・てある・ 犯人手配・の・ びら・を・ 見・た。」〔⇒ちらし【散らし】

ひらいしん【避雷針】《名詞》 落雷の害を防ぎ地中に放電するために、高い建物の上や煙突などに取り付けた金属の棒。「高い・ 煙突・に・ ひらいしん・が・ 見える。」〔⇒かみなりよけ【雷避け】

ひらいもん(拾い物)】《名詞》 ①落ちているのを取り上げたもの。誰かが落としていって、気づいていないもの。「ひらいもん・は・ ちゃんと・ 届け・なはれ。」②思いがけない儲けもの。予想していなかった幸運なこと。「今度・ 買()ー・た・ 宝くじ・は・ ひらいもん・やっ・た。」〔⇒ひろいもん【拾い物】

ひらう(拾う)】《動詞・ワア行五段活用》 ①置かれていたり落ちていたりするものを取り上げて、手にする。「ごみ・を・ ひらう。」②失うはずのものを、失わずに済む。「命・を・ ひろ・た。」■対語=「すてる【捨てる】」「してる【(捨てる)】」■名詞化=ひらい【拾い】〔⇒ひろう【拾う】

ひらおよぎ【平泳ぎ】《名詞、動詞する》 体を下向きにして、両手・両足を蛙のように縮めたり伸ばしたりして進む泳ぎ方。「ひらおよぎ・は・ しんどい・なー。」

ひらがな〔ひらかな〕【平仮名】《名詞》 漢字を崩して書いた字をもとにして作った、日本の表音文字。「漢字・の・ 読み方・を・ ひらがな・で・ 書く。」■対語=「かたかな【片仮名】」

ひらき【開き】《名詞》 ①あき広がること。あき方。「ひらき・の・ 悪い・ 戸ー」②一方を蝶番などでくっつけて、もう一方を前後に開くようにした戸。「ひらき・の・ 押し入れ」③2つ以上のものの距離や時間や値段や考え方などの隔たりや差。間のあき具合。「考え・に・ ひらき・が・ ある。」④魚や貝などを切り開いて干したもの。「秋刀魚・の・ ひらき」⇒ひらきど【開き戸】⇒あらき【空らき】⇒ひもの【干物】

ひらきど【開き戸】《名詞》 一方を蝶番などでくっつけて、もう一方を前後に開くようにした戸。「門・の・ ひらきど」〔⇒ひらき【開き】

ひらきなおる【開き直る】《動詞・ラ行五段活用》 それまでのおとなしい態度や言葉をやめて、急に厳しい態度をとったり言ったりする。ふてぶてしく反抗的になる。「オートバイ・の・ 音・に・ 文句・を・ 言()ー・たら・ ひらきなおら・れ・た。」■名詞化=ひらきなおり【開き直り】

ひらく【開く】《動詞・カ行五段活用》 ①閉じたり塞がったりしていたものが広がった状態になる。「風・で 戸ー・が・ ひらい・た。」②閉じたり塞がったりしていたものを広がった状態にする。「歳暮・の・ 包み・を・ ひらく。」③花が咲く。つぼみがほころぶ。「チューリップ・が・ ひらい・た。」④新しいことを始める。「パン屋・を・ ひらく。」⑤開催する。「金曜日・に・ 忘年会・を・ ひらく。」⑥とまっていたものが、飛び上がる。虫などが空中を動いて進んでいく。「木ー・から・ 蝉・が・ ひらい・た・ので・ びっくりし・た。」■対語=①「しまる【閉まる】」、「とじる【閉じる】」②⑤「しめる【閉める】」⇒あく【開く】⇒あける【開ける】⇒とぶ【飛ぶ、跳ぶ】

ひらける【開ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①展望などが広がる。見晴らせる。「山・の・ てっぺん・から・ 見・たら・ 向こう側・が・ ひらけ・た。」②文化が進んでくる。「世の中・が・ ひらけ・て・ 住みよー・ なっ・た。」③開発が進み、住宅や商店などが増える。「駅・の・ 北側・が・ ひらけ・てき・た。」④物わかりがよい。「ひらけ・た・ 人間・や・さかい・ 怒ら・へん。」⑤良い方に向かう。「運・が・ ひらけ・てき・た。」

ひらたい【平たい】《形容詞》 起伏や厚みがなくて、平らである。高さが小さくて、横に広がりがある。「ひらたい・ 皿」「ひらたい・ 田圃」〔⇒へべたい【平べたい】、ひらべったい【平べったい】、べちゃこい〕

ひらひら《副詞と、動詞する》 ①紙・布・花びらなどの軽くて薄いものが、空中で揺れ動く様子。「旗・が・ ひらひらする。」「ひらひらと・ 花・が・ 散る。」「蝶々・が・ ひらひらと・ 飛ん・でき・た。」②軽く薄いものが小刻みに揺れ動く様子。「紙・を・ ひらひらさ・せる。」

びらびら《名詞》 布や紙などでできていて、垂れて動いているもの。「洋服・の・ 裾・に・ 付い・とる・ びらびら」

びらびら《副詞と、動詞する》 比較的薄いものが、輝いたりしながら揺れ動く様子。「ポスター・が・ 取れ・そーで・ びらびらし・とる。」「銀紙・が・ びらびら・ 揺れ・とる。」

ひらべったい【平べったい】《形容詞》 起伏や厚みがなくて、平らである。高さが小さくて、横に広がりがある。「粘土・を・ ひらべっとー・に・ 延ばす。」「ひらべったい・ 花瓶」〔⇒へべたい【平べたい】、ひらたい【平たい】、べちゃこい〕

|

« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (462)    (通算2460回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (464)    (通算2462回) »