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2017年8月10日 (木)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (467)    (通算2465回)

日常生活語 「ふ」①

 

ふ〔ふー〕【麩】《名詞》 小麦粉を水でこねて、澱粉を取り去って、蛋白質で作った食品。「すき焼き・に・ ふー・を・ 入れる。」

ふ〔ふー〕【歩】《名詞》 将棋の駒のひとつで、前に一つだけ動くことのできるが、敵陣に入って成ると金将と同じ働きをするもの。「相手・の・ ふー・を・ 取る。」

【二】《名詞》 数を1音節ずつで言うときの「二」を表す言葉。◆1から10までを「ひ」「ふ」「み」「よ」「い」「む」「な」「や」「こ」「と」と言う。長音化して「ひー【一】」「ふー【二】」「みー【三】」…と言うこともある。〔⇒に【二】、ふたつ【二つ】

ぶ〔ぶー〕【部】《名詞》 ①同じ趣味や目的を持った者で構成しているまとまり。「バレー・の・ ぶー・に・ 入っ・て・ 練習する。」②会社・団体などの組織を区分けした単位。「経理・の・ ぶー・で・ 働い・とる。」③全体を何らかの基準で分けた、その一つ一つ。「走り・は・ 足・の・ 遅い・ ぶー・に・ 入っ・とる。」「上・の・ ぶー」⇒クラブ【英語=club。倶楽部】

ぶ〔ぶー〕【分】《名詞》 ①全体の中に占める大小の関係で、全体の10分の1のこと。「桜・は・ まだ・ 3ぶ・ぐらい・の・ 咲き・や。」②全体を100としたときの割合。「割」という数値の10分の1を表す単位。「1割2ぶ」③気温や体温などの数値を表す「度」の10分の1を表す単位。「熱・が・ 38度6ぶ・ ある。」④尺貫法で長さを表す単位であり、1分は約0.3センチで、10分で1寸となる長さ。「1寸3ぶ・の・ 長さ・で・ 切る。」⑤ある数が全体の数に対して占める大小の関係。また、そのようになる可能性。「どーも・ こっち・に・ ぶー・が・ ない・みたいや。」⇒ぶあい【歩合】、りつ【率】、わりあい【割合】、わんりゃい(割合)、わり【割】

ぶあい【歩合】《名詞》 ある数が全体の数に対して占める大小の関係。また、そのようになる可能性。「勝つ・ ぶあい・は・ あら・へん・やろ・なー。」〔⇒ぶ【分】、りつ【率】、わりあい【割合】、わんりゃい(割合)、わり【割】

ファール〔ふぁーる〕【英語=foul】《名詞》 野球で、打球が一塁線、三塁線の外側にそれること。「えー・ 当たり・や・けど・ ふぁーる・に・ なっ・た。」〔⇒ハール(英語=foul)

ぶあいそう〔ぶあいそー、ぶあいそ〕【無愛想】《形容動詞や()、動詞する》 人に好感を持たれるような動作をしなかったり、言葉を出したりしない様子。愛らしさに欠けて、素っ気ない様子。「ぶあいそな・ もの・の・ 言い方・を・ する。」「あの・ 人・は・ ぶあいそーする・さかい・ みんな・に・ 好か・れ・へん。」◆「あいそう【愛想】」が主として名詞の働きをするのに対して、「ぶあいそう【無愛想】」は主として形容動詞の働きをする。■対語=「あいそう【愛想】」

ぶあつい【分厚い】《形容詞》 平たい形のもので、かなりの厚みがある。物の表と裏などの間に幅がある。「ぶあつい・ 本・を・ 1月・ かかっ・て・ やっと・ 読ん・でも・た。」「ぶあつい・ 卵焼き・を・ 食べ・た。」■対語=「うすい【薄い】」〔⇒あつい【厚い】、ふとい【太い】、ぶっとい(太い)、ぶとい(太い)

ぶあついめ【分厚いめ】《名詞、形容動詞や() ものの厚みが、少し太いこと。比較的太いと思われること。「寒ーなっ・てき・た・さかい・ ぶあついめの・ シャツ・を・ 着る。」■対語=「うすいめ【薄いめ】」〔⇒ぶあつめ【分厚め】〕、ふとめ【太め】、ふといめ【太いめ】

ぶあつめ【分厚め】《名詞、形容動詞や() ものの厚みが、少し太いこと。比較的太いと思われること。「ぶあつめの・ 手袋・を・ はく。」■対語=「うすめ【薄め】」〔⇒ぶあついめ【分厚いめ】、ふとめ【太め】、ふといめ【太いめ】

ふあん【不安】《名詞、形容動詞や()》 うまくいかないかもしれないという恐れがあって、気がかりで落ち着かないこと。また、その気持ち。「明日・の・ 試験・が・ ふあんで・ 寝ら・れ・へん。」

フアン〔ふあん〕【英語=fan】《名詞》 ①スポーツ・芸能などを熱心に愛好する人。「野球・の・ ふあん」②特定のスポーツ選手や芸能人などを熱心に応援する人。「美空ひばり・の・ ふあん」◆「ふぁん」でなく、「ふあん」という発音が多い。

ふあんふあん《形容動詞や()、動詞する》 いかにも柔らかく膨らんでいる様子。軽く弾力のある様子。「ふあんふあんの・ パン」〔⇒ふわふわ、ふわんふわん、ふんわり、ふわっと〕

ぶいぶい《名詞》 背中は卵形で光沢のある金緑色の堅い殻におおわれている昆虫。黄金虫。「電気・の・ 灯(ひー)・ めがけ・て・ ぶいぶい・が・ 飛ん・でき・た。」〔⇒かなぶん【金ぶん】

フイルム〔ふいるむ〕【英語=film】《名詞》 ①薄いセルロイド製で、写真を感光させるために使う撮影用品。「写真機・に・ ふいるむ・を・ 入れる。」②薄いセルロイドに焼き付けた映画やスライドなど。「映画・の・ ふいるむ」◆「ふぃるむ」でなく、「ふいるむ」という発音が多い。

ぶいん【部員】《名詞》 同じ趣味や目的を持った者で構成しているまとまりに入っている人。会社や団体などの組織を区分けした、それぞれの単位に所属する人。「野球・の・ ぶいん」「会社・の・ 部員・で・ 忘年会・を・ する。」

ふう〔ふー〕【風】《名詞》 ①慣例として行ってきている習わし。しきたり。「そない・ する・の・が・ 村・の・ ふー・や。」「宗派・が・ 違(ちご)・たら・ 葬式・の・ ふー・も・ 違う。」②ものごとのやり方。具合や様子。「知ら・ん・ ふー・やっ・た。」「こんな・ ふー・に・ する・ん・や・さかい・ 真似し・て・ やっ・てみな・はれ。」③人やものの身なりや形。外から見たときの様子や形。身に付けている服装などの印象。他人から見られたときの全体的な印象。「もっと・ ましな・ ふー・を・ し・なはれ。」「ふー・を・ かまう。」⇒なり【形】、かっこう【格好】、すがた【姿】、ていさい【体裁】

ふう〔ふー〕【封】《名詞、動詞する》 ①袋のような形のものの口を閉じること。「手紙・の・ ふー・を・ する。」②袋のようなものがしっかり閉じられていること。また、そのようになっているもの。「ふー・を・ 切っ・たら・ 早(はよ)ー・ 食べ・んと・ いか・ん。」

ふう(ふー)【二】《名詞》 数を2音節で数えていくときの「に【二】」を表す言葉。◆1から10までを「ひい【一】」「ふう【二】」「みい【三】」「よお【四】」「いつ【五】」「むう【六】」「なな【七】」「やあ【八】」「ここ【九】」「とお【十】」と言う。ただし、単独で「ふう【二】」と言うことはない。〔⇒に【二】、ふたつ【二つ】

ふうがわり〔ふーがーり〕【風変わり】《形容動詞や()》 状況・性質・行動などが普通と変わっている様子。「ふーがーりな・ 家・が・ 建っ・とる。」

ふうけい〔ふーけー〕【風景】《名詞》 見渡して目に入る、自然や人工物のありさまや風物の様子。また、そこから醸し出される趣。その場の有様。「電車・の・ 窓・から・ 見える・ ふーけー・が・ だんだん・ 春らしゅー・ なっ・てき・た。」〔⇒けしき【景色】、ながめ【眺め】

ふうさい〔ふーさい〕【風采】《名詞》 身なりや容姿などの様子。また、それによって人に与える印象。「ふーさい・の・ 上がら・ん・ 人」〔⇒みかけ【見掛け】、みため【見た目】、みてくれ【見てくれ】

ふうせん〔ふーせん〕【風船】《名詞》 紙やゴムなどで作った袋の中に空気などを入れて、膨らませる玩具。「祭り・で・ 大(おお)けな・ ふーせん・を・ 買()ー・た。」◆「かみふーせん【紙風船】」「ごむふーせん【ゴム風船】」と言い分けることがある。ゴム風船の中に水を入れて、ゴムなどの紐をつけて、手で打ち付ける遊びが流行した時期があった。

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