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2017年8月14日 (月)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (471)    (通算2469回)

日常生活語 「ふ」⑤

 

ふくれる【膨れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①中から盛り上がって丸みをもって大きくなる。中身や規模などが大きくなる。「焼い・とる・ 餅・が・ ふくれ・てき・た。」②不機嫌そうな顔をする。「ふくれ・て・ もの・を・ 言わ・へん。」■他動詞は「ふくらす【膨らす】」「ふくらます【膨らます】」〔⇒ふくらむ【膨らむ】

ふくろ【袋】《名詞》 ①紙、布、皮などで作り、中に物を入れて、口を閉じるようにしたもの。「紙・の・ ふくろ」②植物の実などで、薄皮などで覆われているもの。「蜜柑・の・ ふくろ」

ふくろう〔ふくろー、ふくろ〕【梟】《名詞》 円形の頭部や目が大きく、森に住んで夜に活動する鳥。「遠い・ とこ・で・ ふくろー・が・ 鳴い・とる。」〔⇒ほくろう()

ふくろべ(綻べ)】《名詞》 ①衣服や靴下などが破れること。また、そうなったところ。「ふくろべ・に・ つぎ・を・ あてる。」②服などの縫い目が解けて隙間ができること。また、そうなったところ。「ふくろべ・が・ でけ・て・ 中・が・ 見え・とる。」〔⇒ほくろべ【綻べ】、ほころべ【綻べ】

ふくろべる(綻べる)】《動詞・バ行下一段活用》 ①衣服や靴下などが破れる。「いつ・の・ 間・に・やら・ 靴下・が・ ふくろべ・とる。」②服などの縫い目が解けて隙間ができる。「背中・の・ 真ん中・が・ ふくろべ・とる。」■名詞化=ふくろべ(綻べ)〔⇒ほくろべる【綻べる】、ほころべる【綻べる】

ふけ【雲脂】《名詞》 頭の皮膚が乾いて、白く小さく剥がれたもの。「髪・の・ 毛ー・に・ ふけ・が・ つい・とる。」

ふけいき〔ふけーき〕【不景気】《名詞、形容動詞や(ナ・ノ)》 ①会社や店などが繁盛しない様子。商売の様子や儲かり具合がよくない様子。「店・が・ ふけーきに・ なっ・て・ 潰れ・た。」②社会全体の経済活動の状況が不振である様子。「世・の・中・ みんな・ ふけーきに・ なっ・とる。」■対語=「けいき【景気】」

ふけいざい〔ふけーざい〕【不経済】《形容動詞や()》 無駄にお金を使う様子。無駄に費用などがかかる様子。労力や時間などが無駄に費やされる様子。「余っ・た・ もん・を・ 捨て・たり・し・て・ ふけーざいな・ 食べ方・ せ・んとき。」

ふけつ【不潔】《形容動詞や()》 ①汚れていて、さっぱりしていない様子。「あいつ・の・ 下宿・は・ ふけつな・ 部屋・やっ・た。」②細菌などが付いて、衛生上、よくない様子。「ふけつな・ まま・で・ ほっとか・んと・ 手ー・を・ 洗え。」③生活の姿勢などがふしだらであること。「ふけつな・ 男・の・ 子・と・ つきおー・たら・ あか・ん・よ。」■対語=「せいけつ【清潔】」

ふける【耽る】《動詞・カ行五段活用》 一つのことに一生懸命になって心を奪われる。一つのことに夢中になって、他の大事なことを忘れる。「本・を・ 読む・の・に・ ふける。」「パチンコ・に・ ふけっ・とる。」

ふける【老ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①老齢になる。年を重ねる。「去年・より・ ひとつ・ ふけ・た。」②見た目が老人ぽくなる。年をとったように見える。「劇・で・ ふけ・た・ 役・を・ する。」「ふけ・て・ 見える。」

ふける【更ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①夜が深まる。夜になってから時間が経過する。「だいぶ・ ふけ・て・ 寒なっ・てき・た。」②その時になって、たけなわになる。「秋・が・ ふけ・てき・た。」

ふご【畚】《名詞》 藁などを編んで作った、口の開いた大きな袋状の入れ物。「ふご・に・ 弁当・ 入れ・て・ 田圃・へ・ 持っ・ていく。」

ふこう〔ふこー〕【不孝】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 子が親の心に従って行動せず、親を大切にしないこと。子のことで親を悲しませたり心配させたりすること。また、そのようにする子。「親・を・ 大事に・ せ・ん・ ふこーな・ やつ・や。」◆親以外の人に対して使うこともある。■対語=「こうこう【孝行】」。〔⇒おやふこう【不孝】

ふこう〔ふこー〕【不幸】《名詞、形容動詞や()》 ①不満を感じたり心配したりすることがあって、恵まれた状態であると感じられないこと。「奥さん・が・ 早死にし・て・ ふこーな・ 人・や。」②家族や親戚などの、身近な人が死ぬこと。「あんたとこ・ ごふこー・が・ あっ・た・ん・や・て・なー。」◆①は、「しあせがわるい【(仕合せが悪い)】」という言い方をすることが多い。■対語=①「こうふく【幸福】」

ふごう〔ふごー〕【符号】《名詞》 ものごとの意味や内容を表すために、一定の約束に基づいて、他と区別するように決めた、文字や数字以外の図形。「その・ ふごー・の・ 席・は・ 向こー・の・ 方・や。」〔⇒きごう【記号】、しるし【印】

ふごうかく〔ふごーかく〕【不合格】《名詞、動詞する》 ①一定の資格や条件などにかなうかどうかを調べるために、学校・会社・団体などが行う試験に受からないこと。「勉強し・た・けど・ また・ ふごーかく・やっ・てん。」②能力や品質などが決められた基準に達していないこと。「ふごーかく・の・ 品物・は・ 市場・に・は・ 出さ・れ・へん。」■対語=「ごうかく【合格】」

ふこうへい〔ふこーへー〕【不公平】《形容動詞や()》 判断や対応の仕方などがかたよっていて公正を欠く様子。一方をひいきにする様子。「こないに・ 税金・ 取ら・れる・や・なんて・ ふこーへーや。」■対語=「こうへい【公平】」

ふさ【房、総】《名詞》 ①花や実などがたくさん集まって、一つにまとまって枝から垂れ下がったもの。「バナナ・の・ ふさ」②糸などを束ねて、その先をばらばらに散らして、飾り物としたもの。「提灯・の・ ふさ」

ぶさいく【不細工】《名詞、形容動詞や()》 ①ものを作ったときの出来上がりが不格好であること。また、作り方が不器用であること。「ぶさいくな・ 花・の・ 活け方・を・ する。」②器量や立ち居振る舞いが良くないこと。「電信柱・に・ いかたっ・て・ ぶさいくな・ こと・や。」「ぶさいくな・ 顔」「ぶさいくな・ 歩き方」③扱い方が無礼であったり、体裁が悪かったりすること。「ぶさいくな・ こと・を・ し・ても・た・さかい・ 謝り・に・ 行か・んならん。」

ふさがる【塞がる】《動詞・ラ行五段活用》 ①空いていたものが閉じる。くっつく。「傷口・が・ ふさがっ・た。」②前方に何かがあって、通れなくなる。「道・が・ 工事・で・ ふさがっ・とる。」③手や体、器具などや、日時・日程などが、使われていたり予定がきまっていたりして、空いていない状態になっている。「今・は・ 手ー・が・ ふさがっ・とる・さかい・ 手伝わ・れ・へん。」■他動詞は「ふさぐ【塞ぐ】」■対語=「あく【空く】」

ふさぐ【塞ぐ】《動詞・ガ行五段活用》 ①空いていたものを閉じる。くっつける。「貝・を・ 触っ・たら・ 貝殻・を・ ふさい・だ。」②前方に何かを設けて、通れなくする。「中学生・が・ 道・を・ ふさい・どる・さかい・ 歩か・れ・へん。」③手や体、器具などや、日時・日程などを、使ったり予定を決めたりして、空いていない状態にする。「こっち・が・ 大事な・ 行事・や・さかい・ 他・の・ 予定・で・ ふさが・んとい・て・な。」■自動詞は「ふさがる【塞がる】」■対語=「あける【空ける】」

ふざける《動詞・カ行下一段活用》 ①人を楽しませるために、おどけたことを言ったり、騒いだりする。戯れて遊ぶ。「ふざけ・とっ・て・ ガラス・を・ めん・だ。」②真面目でない取り組み方をする。真剣でないような振る舞いをする。「ふざけ・とら・んと・ ちゃんと・ 勉強し・なさい。」〔⇒じゃれる、ほたえる〕

ふさふさ《形容動詞や()、動詞する》 細長いものがたくさん集まって垂れ下がっている様子。「髪・が・ ふさふさし・とる。」「あの・ 犬・の・ しっぽ・は・ ふさふさや。」

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