« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (471)    (通算2469回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (473)    (通算2471回) »

2017年8月15日 (火)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (472)    (通算2470回)

日常生活語 「ふ」⑥

 

ぶさほう〔ぶさほー〕【不作法、無作法】《形容動詞や()》 礼儀から外れている様子。みっともない感じが伴う様子。「何に・も・ 知ら・ん・さかい・ ぶさほーな・ こと・を・ し・ても・ 堪忍し・て・な。」「ぶさほーな・ 話し方・や・さかい・ 腹・が・ 立つ。」

ぶざま【無様、不様】《形容動詞や()》 みっともなくて、見苦しい様子。体裁が悪くて、見るに耐えられない様子。やり方が下手な様子。「ぶざまな・ 恰好」「ぶざまな・ 負け方・を・ し・たら・ なり・が・ わるい。」

ふさわしい〔ふさわしー〕【相応しい】《形容詞》 そのものによく似合っている様子。その立場などにとって望ましい様子。「新入社員・に・ ふさわしー・ 服装・を・ し・なはれ。」

ふし【節】《名詞》 ①竹や葦などの茎にある、盛り上がってこぶのようになっている区切り。「ふし・の・ 上側・で・ 切る。」②木の幹から出た枝のあと。「ふし・の・ 少ない・ 材木」③歌や曲の旋律の流れ。「上手な・ ふし・で・ 歌う。」④話し方の調子や抑揚。「ふし・を・ 付け・て・ 喋る。」

ふじ【藤】《名詞》 幹が蔓のように巻き付いて延びる木で、初夏の頃に長い房のようになった薄紫色の花を咲かせる木。「中尾・の・ 住吉神社・の・ ふじ・は・ 有名な・ん・や・で。」

ぶじ【無事】《名詞、形容動詞や()》 ①特別な事件や事故などが起こらずに、変わったことがなく、ものごとが平滑に進むこと。「長い・ 休み・が・ ぶじに・ 終わっ・た。」②大した怪我や病気もなく健康であること。達者であること。また、怪我や病気に遭ったにもかかわらず、命に別状がないこと。「爺ちゃん・は・ ぶじに・ 80歳・に・ なっ・た。」

ふしあな【節穴】《名詞》 板などの節が抜け落ちたあとの穴。「板囲い・の・ ふしあな・から・ 中・を・ のぞく。」◆ものを見る目がしっかりしていないことの比喩としても使う。

ふしぎ【不思議】《形容動詞や()》 疑問に思うが、その原因や理由などに見当がつかない様子。普通に考えることができず、怪しい様子。「あの・ 材料・が・ こんな・ 美味しー・ 料理・に・ なる・や・なんて・ ふしぎや・なー。」「いつ・の・ 間・に・やら・ 財布・が・ 無()ーなっ・て・ ふしぎな・ こと・や。」

ふしぎがる【不思議がる】《動詞・ラ行五段活用》 その原因や理由などに見当がつかず、疑問に思う。普通に考えることができず、怪しいと感じる。「子ども・は・ 何・でも・ ふしぎがっ・て のぞき込む・ん・や。」

ふしぶし【節々】《名詞》 手足などの、あちらこちらの関節。「冬・に・ なっ・たら・ ふしぶし・が・ 痛む。」

ふしまつ【不始末】《名詞》 ①ものごとの処理や後始末などが悪いこと。「火ー・の・ ふしまつ・は・ えらい・ こと・に・ なり・まっ・せ。」②行いや対応の悪さによって起こる、他人に迷惑をかける出来事。「ふしまつ・を・ お詫び・に・ 行く。」

ふしまわし〔ふしまーし〕【節回し】《名詞》 歌や語り物などの流れにおける、音の高低や調子の変化。「ふしまーし・の・ 上手な・ 歌い方」

ふじゆう〔ふじゆー〕【不自由】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 ①思うようにならないこと。不便であること。「バス・の・ 便・が・ 減っ・て・ ふじゆー・に・ なっ・た。」②物資などが欠乏すること。「戦後・は・ ふじゆーな・ 思い・を・ し・てき・た。」〔⇒ふじゅう【不自由】

ふじゅう〔ふじゅー〕【不自由】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 ①思うようにならないこと。不便であること。「年・ とっ・て・ 足・が・ だいぶ・ ふじゅーに・ なっ・てき・た。」②物資などが欠乏すること。「食べる・ もの・に・ ふじゅーする。」「何・の・ ふじゅー・も・ なく・ 大きなっ・た。」〔⇒ふじゆう【不自由】

ぶしょう〔ぶしょー〕【不精、無精】《形容動詞や(ナ・ノ)、動詞する》 ちょっとしたことに対しても、体を動かすのを面倒がる様子。途中の経過を省いたりして、きちんと取り組まない様子。怠け心のある様子。「ぶしょーし・て・ 髭・を・ 伸ばし・とる。」「ぶしょーで・ ちゃんと・ 掃除・を・ せー・へん・さかい・ 家・が・ 汚れ・とる。」〔⇒ぶしょうたれ【不精垂れ、無精垂れ】

ぶしょうたれ〔ぶしょーたれ、ぶしょたれ〕【不精垂れ、無精垂れ】《形容動詞や(ナ・ノ)、動詞する、名詞》 ちょっとしたことに対しても、体を動かすのを面倒がる様子。途中の経過を省いたりして、きちんと取り組まない様子。怠け心のある様子。また、そのような人。「ぶしょたれ・が・ 部屋・を・ 散らかし・て・ばっかり・ し・とる。」「座っ・た・まま・で・ ぶしょたれせ・んと・ 立っ・て・ 取り・に・ 行き・なはれ。」〔⇒ぶしょう【不精、無精】名詞⇒ぶしょうたれもん【不精垂れ者、無精垂れ者】

ぶしょうたれもん〔ぶしょーたれもん、ぶしょたれもん〕【不精垂れ者、無精垂れ者】《名詞》 ちょっとしたことに対しても、体を動かすのを面倒がる人。途中の経過を省いたりして、きちんと取り組まない人。怠け心のある人。「ぶしょたれもん・に・ 掃除・を・ さし・たら・ 真ん中・だけ・ 掃き・やがっ・た。」〔⇒ぶしょうたれ【不精垂れ、無精垂れ】

ふしん【普請】《名詞、動詞する》 ①建物を建てたり、直したりすること。「久しぶりに・ 家・を・ ふしんする。」②道路を作ったり、直したりすること。「新道・を・ ふしんし・とる。」〔⇒ふっしん【普っ請】

ふじんかい【婦人会】《名詞》 地域の女性たちが集まって活動する集団。「ふじんかい・が・ 敬老会・の・ 世話・を・ する。」

ぶすっと《副詞、動詞する》 ①ものを断ち切る様子。また、その音。「藁・の・ 束・を・ ぶすっと・ 輪切り・に・ し・ていく。」②やわらかいものに勢いよく突き刺さる様子。やわらかいものを刺す様子。「包丁・で・ ぶすっと・ やら・れ・たら・ えらい・ こと・や。」③口数が少なく、愛想がなく、機嫌が悪そうな様子。「ぶすっと・ し・て・ もの・を・ 言()わ・へん。」〔⇒ぶつっと。⇒むすっと、むつっと、むっつり〕

ふすま【襖】《名詞》 和風の部屋の仕切や押入の戸などに使う、木の骨組みの上に、両側から紙や布を張った建具。「引き違い・の・ ふすま」

ふすま?】 小麦を精白したときに残る外皮。「ふすま・を・ 鶏・の・ 餌・に・ する。」〔⇒もみじ〕

ふせぐ【防ぐ】《動詞・ガ行五段活用》 ①攻めてこられないように守る。好ましくないものが内に入らないように遮る。「打ち込ま・れる・の・を・ ふせぐ。」②日光や寒さや風などを遮る。「目張りし・て・ 風・を・ ふせぐ。」「日焼け・を・ ふせぐ。」③よくないことが起こらないように、手段を講じる。「交通事故・を・ ふせぐ。」「火事・を・ ふせぐ。」

ふせっせい〔ふせっせー〕【不摂生】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 暴飲暴食や不規則な生活などをして、健康に注意した生活をしないこと。「徹夜・ばっかり・ し・て・ ふせっせーし・とっ・たら・ 病気・に・ なる・ぞ。」■対語=「せっせい【摂生】」

ふせる【臥せる】《動詞・ラ行五段活用》 ①横になって寝る。「昼間・から・ ふせっ・とっ・たら・ みっともない。」②病気で寝る。病床につく。「一週間・ほど・ ふせっ・て・まし・てん。」◆あしざまに言うときは「どぶせる【ど臥せる】」になる。〔⇒どぶせる【ど臥せる】

|

« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (471)    (通算2469回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (473)    (通算2471回) »