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2017年8月19日 (土)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (476)    (通算2474回)

日常生活語 「ふ」⑩

 

ふとい【太い】《形容詞》 ①円柱に近い形のものの周りが大きい。「ふとい・ 大根・が・ 穫れ・た。」②面状に長く伸びているものの幅が広い。「ふとい・ 道」③平たい形のもので、かなりの厚みがある。物の表と裏などの間に幅がある。「ふとい・ 本・や・さかい・ 読む・のに・ 時間・が・ かかる。」「ふとい・ 字引」④声が低くて、ずしりとした重みがある。「ふとい・ 声・で・ どなる。」◆対語=①②④「ほそい【細い】」、③「うすい【薄い】」〔⇒ぶっとい(太い)、ぶとい(太い)⇒ぶあつい【分厚い】、あつい【厚い】

ぶとい(太い)】《形容詞》 ①円柱に近い形のものの周りが大きい。「ぶとい・ 体・の・ 相撲(すもん)取り」②面状に長く伸びているものの幅が広い。「ぶとい・ テープ・で・ 留める。」「ぶとい・ レール・の・ 幅」③平たい形のもので、かなりの厚みがある。物の表と裏などの間に幅がある。「ぶとい・ 書類・は・ 1日・で・は・ 読ま・れ・へん。」④声が低くて、ずしりとした重みがある。「ぶとい・ 声・で・ 野良猫・が・ 鳴い・とる。」◆対語=①②④「ほそい【細い】」、③「うすい【薄い】」〔⇒ふとい【太い】、ぶっとい(太い)⇒ぶあつい【分厚い】、あつい【厚い】

ふといめ【太いめ】《名詞、形容動詞や()》 ①ものの周りが、少し太いこと。比較的太いと思われること。「ふといめの・ 大根・を・ 漬ける。」②ものの幅が、少し太いこと。比較的太いと思われること。「もー・ ちょっと・ ふといめの・ 線・を・ 引い・てほしー・ねん。」③ものの厚みが、少し太いこと。比較的太いと思われること。「ふといめの・ 帳面・を・ 買う。」■対語=「ほそいめ【細いめ】」、③「うすいめ【薄いめ】」〔⇒ふとめ【太め】⇒ぶあついめ【分厚いめ】、ぶあつめ【分厚め】

ぶどう〔ぶどー〕【葡萄】《名詞》 秋に小さな丸い実が房になって垂れ下がる、蔓のような茎をした植物。「この・ ぶどー・は・ 甘(あも)ー・て・ おいしー・なー。」

ぶどうしゅ〔ぶどーしゅ〕【葡萄酒】《名詞》 葡萄の果汁を発酵させて作った酒。「江井ヶ嶋酒造・は・ ぶどーしゅ・も・ 作っ・とる・ねん。」

ふとじ【太字】《名詞》 線の幅が広く書いてある文字。「ふとじ用・の・ 筆・で・ 書く。」■対語=「ほそじ【細字】」

ふところ【懐】《名詞》 ①身につけている着物の胸にあたる部分の内側。「着物・の・ ふところ・まで・ 風・が・ 入っ・て・ 寒い。」②自分が持っている金。自分が自由に使える金。「今・は・ ふところ・が 寂しー・ねん。」〔⇒ほところ()、ぽっぽ〕

ふとなる【太なる】《動詞・ラ行五段活用》 ①それまでよりも幅が大きくなる。「畝・が・ だんだんと・ ふとなっ・とる。」②体に肉がついて膨らむ。肉付きがよくなって体重が増える。「秋・に・ なっ・たら・ 食べ物・が・ 美味(うも)ー・て・ ふとなる・ねん。」■対語=「ほそなる【細なる】」、②「やせる【痩せる】」⇒こえる【肥える】、ふとる【太る】

ふとみしかい(太短い)】《形容詞》 幅に比べて長さの数値が小さい。太っていて、背丈が小さい。「ふとみしかい・ 足・の・ 人」■対語=「ほそながい【細長い】」「ながぼそい【長細い】」〔⇒ふとみじかい【太短い】

ふとみじかい【太短い】《形容詞》 幅に比べて長さの数値が小さい。太っていて、背丈が小さい。「ふとみじかい・ 人参」■対語=「ほそながい【細長い】」「ながぼそい【長細い】」〔⇒ふとみしかい(太短い)

ふとめ【太め】《名詞、形容動詞や()》 ①ものの周りが、少し太いこと。比較的太いと思われること。「ふとめ・の・ ズボン・を・ はく。」②ものの幅が、少し太いこと。比較的太いと思われること。「ふとめの・ ガムテープ・を・ 買()ー・てくる。」③ものの厚みが、少し太いこと。比較的太いと思われること。「ふとめの・ 板・を・ 二枚・に・ 割る。」■対語=「ほそめ【細め】」、③「うすめ【薄め】」〔⇒ふといめ【太いめ】⇒ぶあついめ【分厚いめ】、ぶあつめ【分厚め】

ふとる【太る】《動詞・ラ行五段活用》 体に肉がついて膨らむ。肉付きがよくなって体重が増える。「よー・ ふとっ・た・ 豚」■対語=「やせる【痩せる】」「ほそなる【細なる】」〔⇒こえる【肥える】、ふとなる【太なる】

ふとん【布団、蒲団】《名詞》 ①縫い合わせた布の間に綿や羽毛などを入れて作った寝具。「寒い・さかい・ ふとん・から・ 出とー・ない。」②座るときに敷くために使う、縫い合わせた布の間に綿などを入れて作った小さなもの。「どーぞ・ ふとん・を・ 当て・てください。」◆①の場合、体の下になるのを「しきぶとん【敷き布団】」と言い、体の上になるのを「おぶとん【負布団】」「うわぶとん【上布団】」「かけぶとん【掛け布団】」と言う。⇒ざぶとん【座布団】、おざぶ【お座布()

ふな【鮒】《名詞》 鯉に似ているが口ひげがなく、川や池にすむ、食用にする小さな魚。「琵琶湖・の・ ふな・の・ 佃煮・を・ 買()ー・た。」

ふなあし【船足】《名詞》 船の進む速さ。「岩屋行き・の・ ふなあし・が・ 速(はよ)ー・ なっ・た。」

ふなぞこ【船底】《名詞》 船のいちばん下の部分。「ふなぞこ・から・ あか〔=水〕・が・ しみ込む。」

ふなちん【船賃】《名詞》 船に乗ったときに払う料金。船で物を運んだときの輸送料。「岩屋・まで・の・ ふなちん・は・ なんぼ・です・か。」

ふなのり【船乗り】《名詞》 船に乗って働くことを職業にしている人。船員。「子ども・も・ ふなのり・に・ する・つもり・や。」

ふなむし【船虫】《名詞》 体長3センチほどの平らな卵形の体をしていて、海岸や船の中などにすんで、素早く動き回る節足動物。「伝馬・の・ 上・を・ ふなむし・が・ 這い回っ・とる。」

ふなよい【船酔い】《名詞、動詞する》 船の揺れによって気分が悪くなること。「べら釣り・の・ お客さん・が・ ふなよいし・た。」

ふにゃっと《副詞、動詞する》 柔らかく、曲がりやすかったり、ねじれやすかったりする様子。また、そのようになってしまう様子。「薄い・ セルロイド・の・ 鉛筆入れ・や・さかい・ つかん・だら・ ふにゃっとする。」

ふにゃふにや《形容動詞や()、動詞する》 ①柔らかく、曲がりやすかったり、ねじれやすかったりする様子。しっかりした姿勢でない様子。「炊きすぎ・て・ 大根・が・ ふにゃふにゃに・ なっ・ても・た。」「ふにゃふにゃし・た・ 歩き方・は・ やめ・とき。」②言行がしっかりしていない様子。「ふにゃふにゃ 言()ー・て・ 何・を・ 考え・とる・ん・か・ よー・ わから・ん。」〔⇒ふやふや〕

ふね【船】《名詞》 ①木や鉄などで作り、人や物を乗せて水の上を進む乗り物。「ふね・で・ 釣り・に・ 行く。」②刺身などを入れる、底の浅い入れ物。「ふね・に・ 入っ・た・ お造り・を・ 買う。」

ふのり【布海苔】《名詞》 着物などにつける糊の材料にするために煮る、赤紫色の海藻。また、作られたその液体。「ふのり・を・ 炊い・て・ 糊・に・ する・」

ぶひん【部品】《名詞》 機械や器具などを組み立てている、いろいろな部分の一つ一つの品。「ぶひん・を・ 取り寄せ・て・から・ 修繕し・まっ・さ。」

ふぶき【吹雪】《名詞》 強い風に吹かれながら横なぐりに降る雪。「ここら辺・は・ ふぶき・に・ なる・ こと・なんか・ 滅多に・あら・へん。」

ふふん《副詞と》 相手を馬鹿にしたような態度を見せる様子。相手の言葉を軽くあしらうような様子。「ふふんと・ 鼻・で・ 笑い・やがっ・た。」〔⇒へへん〕

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