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2017年8月20日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (477)    (通算2475回)

日常生活語 「ふ」⑪

 

ぶぶん【部分】《名詞》 全体をいくつかに分けたものの一つ。「なんぼ・か・の・ ぶぶん・に・ 分け・て・ こしらえ・て・から・ 一つ・に・ つなぐ。」

ふへい〔ふへー〕【不平】《名詞、形容動詞や()》 思い通りにならなくて、気に入らないこと。気に入らないことを言葉や態度にあらわすこと。「ごたごた・ 人・の・ ふへー・を・ 並べ・たら・ あか・ん・よ。」「ふへー・そーな・ 顔・を・ し・とる。」〔⇒ふまん【不満】、ふそく【不足】

ふべん【不便】《名詞、形容動詞や()》 ①移動するのに都合がよくないこと。「電車・は・ 1時間・に・ 1本・だけ・の・ ちょっと・ ふべんな・ 所(とこ)・や。」②役立たず具合が悪いこと。「使う・の・が・ 難しー・て・ ふべんな・ 機械・や。」■対語=「べんり【便利】」〔⇒べんりわるい【便利悪い】

ふまじめ【不真面目】《名詞、形容動詞や()》 言動に嘘や偽りやごまかしがあったり、一生懸命に取り組んだりしない様子。人柄が誠実でなく、真剣に取り組まない様子。「あんな・ ふまじめな・ 奴(やつ)・と・は・ 一緒に・ 仕事・でけ・へん。」■対語=「まじめ【真面目】」

ふまん【不満】《名詞、形容動詞や(ナ・ノ)》 自分の思い通りにならなくて、気に入らないこと。気に入らないことを言葉や態度にあらわすこと。気に入らないことが心の中にくすぶり続けること。「何・が・ ふまんで・ そんな・ 顔・を・ する・ん・や。」■対語=「まんぞく【満足】」〔⇒ふへい【不平】、ふそく【不足】

ふみあらす【踏み荒らす】《動詞・サ行五段活用》 そうすべきでないところに入り込んで、踏んで押さえつけて、めちゃめちゃにする。「昨日・ 種・を・ 蒔い・た・ ところ・を・ 子ども・が・ ふみあらし・てしも・とる。」〔⇒ふみにじる【踏み躙る】

ふみいし【踏み石】《名詞》 ①玄関などに置いて、脱いだ履き物をその上に置く石。「ふみいし・の・ 上・の・ 草履・を・ 揃える。」②庭などに一定の間隔で飛び飛びに置いてある石。「ふみいし・を・ 踏ま・なんだら・ 靴・が・ 汚れる・よ。」

ふみきり【踏切】《名詞》 ①鉄道線路と道路とが同じ平面で交差するところ。「ふみきり・で・ 右・と・ 左・を・ よー・ 見る。」②走り幅跳びなどで、跳び上がるために、強く力を入れて足を踏むこと。また、そのようにする場所。「思い切っ・て・ ふみきり・を・ せ・な・ あか・ん。」

ふみきりばん【踏切番】《名詞》 鉄道線路と道路とが同じ平面で交差するところの安全を確かめて、遮断機の上げ下げをする人。「明石・の・ 駅前・の・ ふみきりばん」◆踏切の自動遮断機や安全装置の設置に伴って、「ふみきりばん【踏切番】」がいる踏切は、ほとんど見かけなくなった。

ふみだい【踏み台】《名詞》 高いところのものを取ったり、高いところで何かをするときに乗る台。足下の高さを補うためのもの。「棚・の・もん・を・ 下ろす・さかいに・ ふみだい・を・ 持っ・てき・てんか。」〔⇒ふんまえ【踏ん前】、あしつぎ【足継ぎ】

ふみたおす【踏み倒す】《動詞・サ行五段活用》 ①踏みつけて、立ててあったものや植えてあったものなどを倒す。「花・を・ ふみたおし・た・ん・は・ 犬・やろ・か。」②支払うべき代金や借金を、払わないままにする。「貸し・た・ 金・を・ ふみたおさ・れ・ても・てん。」

ふみちゃんこ《形容動詞や()、動詞する》 やたらに踏みにじっている様子。繰り返して何度も踏みつける様子。「犬・が・ きれいな・ 花・を・ ふみちゃんこに・ し・とる。」

ふみつける【踏み付ける】《動詞・カ行下一段活用》 踏んで押さえつける。「缶・を・ ふみつけ・て・ ぺちゃんこに・ する。」

ふみにじる【踏み躙る】《動詞・ラ行五段活用》 ①そうすべきでないところに入り込んで、踏んで押さえつけて、めちゃめちゃにする。「花壇・を・ ふみにじっ・た・ 奴(やつ)・が・ おる。」②人の考えや気持ちを無視したり傷つけたりする。「親切で・ 言()ー・てやっ・た・のに・ 人・の・気持ち・を・ ふみにじり・やがっ・た。」⇒ふみあらす【踏み荒らす】

ふみぬく【踏み抜く】《動詞・カ行五段活用》 ①踏んだ足で、床などに穴を開ける。「廊下・の・ 床板・を・ ふみぬい・た。」②尖ったものや、出ている釘などを踏んで、足に突き刺す。「釘・を・ ふみぬい・て・ 怪我・を・ し・た。」

ふみはずす【踏み外す】《動詞・サ行五段活用》 踏むところを間違える。踏むところを間違えて、落ちたり平衡を失ったりする。「階段・を・ ふみはずし・て・ ひょろけ・た。」

ふみふみする【踏み踏みする】《動詞・サ行変格活用》 ①足で押さえて動かないようにする。「種・を・ 蒔い・た・ ところ・を・ ふみふみし・たら・ あか・ん・よ。」②自分の足を上下に動かして、ものを動かす。「三輪車・を・ ふみふみする。」◆幼児語。〔⇒ふむ【踏む】

ふむ【踏む】《動詞・マ行五段活用》 ①足で押さえて動かないようにする。「田圃・の・ 土・を・ ふむ。」②自分の足を上下に動かして、ものを動かす。「ミシン・を・ ふむ。」③評価をしたり、予想や見当をつけたりする。「来・ん・やろ・と・ ふん・どっ・てん・けど・ やっぱり・ 来・なんだ。」①②⇒ふみふみする【踏み踏みする】

ふめい〔ふめー〕【不明】《名詞、形容動詞や()》 内容、原因、行き先などがよくわからないこと。「火事・の・ 原因・は・ ふめーや・そーや。」「作者・は・ ふめいや。」

ふやかす《動詞・サ行五段活用》 水を吸わせて、柔らかく膨れるようにする。「餅米・を・ ふやかし・て・から・ 炊く。」■自動詞は「ふやける」

ふやける《動詞・カ行下一段活用》 ①水を吸って、柔らかく膨れる。「浸けすぎ・て・ 寒天・が・ ふやけた。」②だらしない行動や状態である。「熱心に・ 仕事・を・ せ・んと・ ふやけ・ても・とる。」■他動詞は①「ふやかす」■名詞化=ふやけ

ふやす【増やす、殖やす】《動詞・サ行五段活用》 ①それまでの数量よりも多くする。「人数・を・ ふやさ・んと・ 仕事・が・ 終わら・へん。」②利益を得て財産などが多くなるようにする。「株・でも・ 買()ー・て・ ふやし・たい・けど・ 失敗し・たら・ えらい・ 損・を・ する・やろ・なー。」■対語=①「へらす【減らす】」「へす【減す】」■自動詞は「ふえる【増える、殖える】」

ふやふや《形容動詞や()、動詞する》 ①柔らかく、曲がりやすかったり、ねじれやすかったりする様子。しっかりした姿勢でない様子。「この・ 竹輪・は・ 細ー・て・ ふやふやや・なー。」②言行がしっかりしていない様子。「ふやふやし・て・ 当て・に・ なら・ん・ 人・や。」〔⇒ふにゃふにゃ〕

ふゆ【冬】《名詞》 四季の一つで秋と春の間にあって、二十四節気では立冬から立春の前日まで、現在の暦では12月から2月までの期間。「今年・の・ ふゆ・は・ 温い・ 日ー・も・ 多かっ・た。」

ふゆふく【冬服】《名詞》 冬の寒い頃に着る服。「ふゆふく・の・ 上・に・ オーバー・を・ 着る。」■対語=「なつふく【夏服】」「あいふく【間服、合服】」

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