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2017年8月22日 (火)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (479)    (通算2477回)

日常生活語 「ふ」⑬

 

ふり【振り】《名詞》 ①竹刀やバットなどの一端を持って、全体や他の端を動かすこと。また、その動かし方。「バット・の・ ふり・が・ 上手い。」②人の振る舞いや仕草。態度や姿勢など。「あいつ・は・ 知っ・とっ・て・ 知ら・ん・ ふり・を・ し・とる。」

ぶり【鰤】《名詞》 背中が濃青色で腹が銀白色をしていて美味としてもてはやされる魚で、育つにつれて名前が変わるが、そのいちばん大きくなったもの。「脂・が・ 乗っ・た・ ぶり・の・ 刺身・は・ 美味い。」◆成長するにつれて、「つばす」「はまち」「めじろ」「ぶり」と名が変わっていく。

ぶり《接尾語》[数字を表す言葉などに付く] ①時間の間隔があいていることを表す言葉。「3日ぶり・に・ 晴れ・た。」「1週間ぶり・に・ 会()ー・た。」「半年ぶり・の・ 退院・や。」②その数字にあたる数量や金額などを表す言葉。「1週間ぶり・の・ 薬」「10人ぶり・の・ ご飯・を・ 作る。」「1年ぶり・の・ 電気代」③ある分量や程度に相当ものであることを表す言葉。「小ぶり・の・ 茶碗・で・ ご飯・を・ 食べる。」⇒ぶん【分】、がん、がとこ〕

ふりあげる【振り上げる】《動詞・ガ行下一段活用》 全体を揺り動かして、勢いよく上げる。「腹・が・ 立っ・て・ 拳骨・を・ ふりあげ・た。」「よき〔=斧〕・を・ ふりあげ・て・ たきもん〔=薪〕・を・ 割る。」■対語=「ふりおろす【振り下ろす】」

ふりおろす【振り下ろす】《動詞・サ行五段活用》 いったん上げていたものを、勢いよく下げる。「つるはし・を・ ふりおろし・て・ 穴・を・ 掘る。」■対語=「ふりあげる【振り上げる】」

ふりかえ【振り替え】《名詞、動詞する》 臨時に他のものと取りかえること。「電車・の・ 事故・で・ 阪急・に・ ふりかえ・に・ なっ・た。」「ふりかえ休日」

ふりかえる【振り返る】《動詞・ラ行五段活用》 ①首を回すなどして、後ろの方を向く。「誰・か・に・ 呼ば・れ・た・ 気・が・ し・て・ ふりかえっ・た。」②今までのことを思い出す。今までのことをじっくり考える。「この・ 1年・を・ ふりかえる。」⇒ふりむく【振り向く】

ふりかえる【振り替える】《動詞・ラ行下一段活用》 臨時に他のものと取りかえる。「日曜出勤・の・ 休み・を・ 月曜・に・ ふりかえる。」■名詞化=ふりかえ【振り替え】

ふりがな【振り仮名】《名詞》 漢字の読み方を示すために、その漢字の右側などに書くひらがなやカタカナの文字。「ふりがな・ 振っ・とか・んと・ 読み方・を・ 忘れ・そーや。」

ブリキ〔ぶりき〕【オランダ語=blik】《名詞》 表面に錫をメッキした、薄い鉄板。「ぶりき・の・ バケツ・が・ 少(すけ)のー・ なっ・て・ プラスチック・ばっかり・に・ なっ・てき・た。」◆商店などで「錻力」という文字遣いを見ることがある。

ふりきん【振り金】《名詞》 男子が下着などをまったく身につけていない状態。「風呂上がり・や・ 言()ー・ても・ ふりきん・で・ 歩い・たり・ する・な。」〔⇒ふりちん【振りちん】

ふりこ【振り子】《名詞》 吊り下げた重りが、一定の周期で左右に揺れ動くようにした仕掛け。「柱時計・の・ ふりこ・が・ 止まっ・ても・とる。」

ふりそで【振り袖】《名詞》 未婚の女性の晴れ着として、丈を長くして、脇の下をい合わせていない袖の着物。「成人式・は・ ふりそで・が・ 多い。」■対語=「とめそで【留め袖】」

ふりだし【振り出し】《名詞》 ①双六遊びで、駒が出発する場所。「ふりだし・で・ サイコロ・を・ 振る。」②物事の出発点。改めて戻った最初の位置。「福岡・を・ ふりだし・に・ 九州・を・ 旅行する。」「水害・に・ 遭()ー・て・ 何・も・か・も・ 無()ー・なっ・た・さかい・ もー一遍・ ふりだし・から・ やり直し・や。」

ふりちん【振りちん】《名詞》 男子が下着などをまったく身につけていない状態。「子ども・の・ 時・は・ ふりちん・で・ 泳い・だ。」〔⇒ふりきん【振り金】

ふりつけ【振り付け】《名詞、動詞する》 歌などに合わせて、踊ったり動いたりする動作を工夫すること。「盆踊り・の・ ふりつけ・を・ 変え・てみ・たら・ どない・です・か。」

ふりまく【振り撒く】《動詞・カ行五段活用》 辺り一面にばらまく。きちんと整頓されていない状態にある。「餌(えさ)・を・ ふりまい・とっ・たら・ ぎょーさん・の・ 鳥・が・ 来・た。」〔⇒まきちらす【撒き散らす】、まきちらかす【撒き散らかす】

ふりまわす〔ふりまーす〕【振り回す】《動詞・サ行五段活用》 ①勢いよく動かす。「手ー・の・ 指・を・ ふりまーし・て・ 合図する。」②自分を中心として、大きな円を描くようにして動かす。「バット・を・ ふりまーし・たら・ 危ない・やろ。」③思い通りに人を指図する。自分の力を誇示して、周囲の人に強い影響を与える。「彼奴(あいつ)・の・ 言()ー・こと・に・ ふりまーさ・れ・たら・ あか・ん。」

ふりむく【振り向く】《動詞・カ行五段活用》 首を回すなどして、後ろの方を向く。「友だち・の・ 声・が・ し・た・ん・で・ ふりむい・た。」〔⇒ふりかえる【振り返る】

ふりょう〔ふりょー〕【不良】《名詞》 ①品行の良くない少年や少女。また、品行の良くないこと。「ふりょー・と・ つきおー・たら・ あか・ん。」②質や状態などが優れていないこと。また、そのような状態や、そのようなもの。「ふりょう・の・ 品物・は・ 売ら・れ・へん。」「消化ふりょう・の・ 食べ物」⇒ちんぴら〕

ふりょう〔ふりょー〕【不漁】《名詞、形容動詞や()》 魚などがあまり獲れないこと。「去年・は・ いかなご・が・ ふりょーやっ・た。」■対語=「たいりょう【大漁】」

ふりわける【振り分ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①荷物を、前後・左右などの2つに分ける。「右・の・ 手ー・と・ 左・の・ 手ー・に・ ふりわけ・て・ 持つ。」「肩・の・ 荷ー・を・ ふりわける。」②仕事などの全体をわけて、それぞれに受け持たせる。物品や金額などをそれぞれに分配する。「みんな・で・ 協力する・さかい・ 仕事・を・ ふりわけ・てん・か。」■名詞化=ふりわけ【振り分け】⇒わりふる【割り振る】、わりあてる【割り当てる】

プリント〔ぷりんと〕【英語=print】《名詞、動詞する》 ①謄写版などによって簡易的に印刷すること。簡易的に印刷したもの。「試験問題・の・ ぷりんと・が・ 配ら・れ・た。」②型紙を使って布地に模様を染めること。模様を染めた布地。「綺麗な・ 花柄・の・ ぷりんと・や・なー。」

ふる【古】《名詞》 ①使って古くなったもの。「ふる・の・ 帽子・を・ 着・ていく。」②経験を積んで、古参となった人。「ふる・の・ 社員・が・ ぎょーさん・ おる。」〔⇒ふるて【古手】

ふる【降る】《動詞・ラ行五段活用》 空から雨や雪などが落ちてくる。高いところから細かなものや小さなものが落ちてくる。「ぱらぱらと・ ふり出し・まし・た・なー。」「餅撒き・の・ 餅・が・ 上・から・ ふっ・てき・た。」■名詞化=ふり【降り】

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