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2017年8月30日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (487)    (通算2485回)

日常生活語 「へ」⑤

 

ぺたぺた《副詞と》 ①草履などを履いて、音を立てて歩く様子。また、その音。「ゴム草履(じょーり)・で・ ぺたぺた・ 歩く。」②はだしで歩く様子。「靴・を・ 脱い・で・ 雨・の・ 中・を・ 喜ん・で・ ぺたぺた・ 歩い・とる。」③紙片などをあちらこちらに、たくさん貼り付ける様子。「選挙・の・ ポスター・を・ ぺたぺた・ 貼っ・とる。」④印鑑・スタンプなどをやたらに押す様子。「子ども・が・ 判子・を・ ぺたぺた・ 押し・て・ 遊ん・どる。」①②⇒ぺちゃぺちゃ。③④⇒べたべた〕

へたら《接続詞》 前の事柄を受けて、後ろの事柄に影響が及んでいくことを表す言葉。「へたら・ それ・は・ 誰・の・ 責任・に・ なる・ん・かいなー。」〔⇒ほたら、ほた、ほしたら、ほいたら、へた、そうしたら、そしたら〕

へたりこむ【へたり込む】《動詞・マ行五段活用》 ①べったりと尻をつけて、しゃがむ。「通路・に・ へたりこん・だら・ あか・ん・やんか。」②元気がなくなって弱る。疲れ果てて座り込む。「昨日・ がんばっ・た・さかい・ 今日・は・ へたりこん・で・ 寝・とる・そーや。」〔⇒へこたる、へばる、へたる。⇒くたばる、へたばる、へこたれる〕

へたる《動詞・ラ行五段活用》 ①べったりと尻をつけて、しゃがむ。「しんど・ なっ・た・さかい・ 木ー・の・ 陰・で・ へたっ・とっ・てん。」「電車・の・ 中・で・ へたっ・たら・ あか・ん・ぞ。」②元気がなくなって弱る。疲れ果てて座り込む。「六甲山・に・ 登る・ 途中・で・ へたっ・ても・た。」③機械などの働きが止まってしまう。「坂道・で・ 自動車・が・ へたっ・とる。」④組織などが立ちゆかなくなる。倒産する。「大地震・で・ 市役所・が・ へたり・そーや。」〔⇒へたばる、へばる。①②⇒へこたる、へたりこむ【へたり込む】②③⇒くたばる。⇒へこたれる〕

ペタル〔ぺたる〕【英語=pedal】《名詞》 自転車・ピアノ・機械などの、足で踏んで操作するところ。「自転車・の・ ぺたる・を・ こい・で・ 坂・を・ 上る。」〔⇒ペダル【英語=pedal

ペダル〔ぺだる〕【英語=pedal】《名詞》 自転車・ピアノ・機械などの、足で踏んで操作するところ。「オルガン・の・ ぺだる・を・ 踏ん・で・ 鳴らす。」〔⇒ペタル【英語=pedal

べたんと《副詞》 尻をつけて坐りこむ様子。「廊下・に・ べたんと・ 坐っ・たら・ あか・ん・がな。」〔⇒ぺちゃんと〕

ぺたんと《副詞》 ①ものを広げて、平らに貼り付ける様子。「ぺたんと・ 絆創膏・を・ 貼る。」②元気がなくなって坐り込む様子。「板の間・に・ ぺたんと・ 座る。」③印鑑やスタンプなどを押したり、ものを貼り付けたりすることを、勢いよく行う様子。「力・を・ 入れ・て・ ぺたんと・ 紙・を・ 張り付ける。」

⇒ぺったんこ〕

ぺたんぺたん《副詞と》 平らなものが、張りついたり離れたり、または、すれ合ったりする様子。また、その音。「干し・とる・ 毛布・が・ 風・で・ ぺたんぺたんと・ 窓・に・ 当たる。」〔⇒ぺったんぺったん〕

へちま【糸瓜】《名詞》 ①夏に黄色い花が咲き、秋に細長い実をつける、つるの長い植物。「へちま・が・ ぶらぶら・ 風・に・ 揺れ・とる。」「へちま・の・ 棚・を・ こしらえる。」②糸瓜で作った束子(たわし)。「風呂場・に・ へちま・を・ 置い・ておく。」

へちまにもならん【糸瓜にもならん】《慣用句》 役に立たない。何の効果もない。「お前・の・ 言()ー・ こと・なんか・ 何・の・ へちまにもならん。」「意見・を・ 言ー・ても・ 何・の・ へちまもあらへん。」◆「へちまもない【糸瓜も無いん】」「へちまもあらへん【糸瓜も有らへん】」という言い方もする。

へちゃ《形容動詞や()》 ①鼻が低い様子。「へちゃや・けど・ 可愛(かい)らしー・ 子ー・や。」②顔が醜い様子。「へちゃや・さかい・ こっち・を・ 向か・んといて。」◆②は、女性のことを指して言うことが多い。〔⇒へちゃむくれ〕

へちゃがる《動詞・ラ行五段活用》 ①ものの形がつぶれる。平らにつぶれる。「車・に・ ひか・れ・て・ ボール・が・ へちゃがっ・た。」②押しつけられて窪む。「落とし・たら・ 弁当箱・の・ 隅・が・ へちゃがっ・た。」■他動詞は「へしゃげる」「へっしゃげる」「へちゃげる」「へっちゃげる」〔⇒へしゃがる、へっしゃがる、へっちゃがる〕

ぺちゃくちゃ《副詞と》 口数多く、続けざまにやかましく喋る様子。「電車・の・ 中・で・ ぺちゃくちゃ・ しゃべる・ やつ・が・ おっ・て・ やかましかっ・た。」〔⇒ぺちゃぺちゃ〕

へちゃげる《動詞・ガ行下一段活用》 ①ものの形を押しつぶす。平らにつぶす「段ボール・の・ 箱・を・ 踏ん・で・ へちゃげる。」②押しつけて窪ませる。「缶・の・ 真ん中・へん・を・ ちょっと・ へちゃげる。」■自動詞は「へしゃがる」「へっしゃがる」「へちゃがる」「へっちゃがる」〔⇒へしゃげる、へっしゃげる、へっちゃげる〕

べちゃこい《形容詞》 ①起伏や厚みがなくて、平らである。高さが小さくて、横に広がりがある。「べちゃこい・ 顔・の・ 人」②水分を多く含んでいる。「今朝・は・ べちゃこい・ ご飯・に・ なっ・ても・た。」⇒へべたい【平べたい】、ひらべったい【平べったい】、ひらたい【平たい】

べちゃつく【べちゃ付く】《動詞・カ行五段活用》 不快感をもよおすほど、ものが粘りついてくる。「チューインガム・を・ 踏ん・で・ 靴・の・ 裏・が・ べちゃつい・た。」〔⇒べとつく【べと付く】、べたつく【べた付く】、べちょつく【べちょ付く】

べちゃっと《副詞、動詞する》 ①やわらかいものが、平らにつぶれる様子。水分を含んでいるものが崩れる様子。また、つぶしたり崩したりする様子。「卵・を・ 落とし・たら・ つぶれ・て・ べちゃっと・ なっ・た。」「段ボール・の・ 箱・を・ 踏ん・だら・ べちゃっと・ へっこん・だ。」②一面にくっつく様子。一面に浴びる様子。「服・に・ ペンキ・が・ べちゃっと・ つい・た。」「田圃・の・ 泥・が・ 服・に・ べちゃっと・ つい・た。」〔⇒ぺちゃっと、べちょっと、べたっと、べとっと〕

ぺちゃっと《副詞、動詞する》 ①やわらかいものが、平らにつぶれる様子。水分を含んでいるものが崩れる様子。また、つぶしたり崩したりする様子。「粘土細工・を・ ぺちゃっと・ つぶし・て・ 作り直す。」②一面にくっつく様子。一面に浴びる様子。「車・に・ 泥・を・ ぺちゃっと・ かけ・られ・た。」〔⇒べちゃっと、べちょっと、べたっと、べとっと〕

べちゃべちゃ《形容動詞や()、動詞する》 ①不快感をもよおすほど、ものが粘りついている様子。「靴・の・ 裏・に・ チューインガム・が・ べちゃべちゃと・ ひっつい・た。」②湿気を帯びて不快な様子。水分を含んでやわらかくなっている様子。「今日・の・ 飯・は・ べちゃべちゃで・ うまない・がな。」〔⇒べちょべちょ、べたべた、べとべと〕

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