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2017年8月31日 (木)

【掲載記事の一覧】

  8月末には「奥の細道」の大垣を歩いて、その後で芭蕉の故郷・伊賀上野を訪ねました。「奥の細道を読む・歩く」の連載は9月1日から再開します。

 ブログをお読みくださってありがとうございます。

 お気づきのことなどは、下記あてにメールでお願いします。

 gaact108@actv.zaq.ne.jp

 これまでに連載した内容の一覧を記します。

 

◆奥の細道を読む・歩く ()(197)~継続予定

    [2016年9月1日開始~ 最新は2017年7月19日]

 

◆【明石方言】 明石日常生活語辞典 ()(2486)~継続予定

    [2009年7月8日開始~ 最新は2017年8月31日]

 

◆ところ変われば ()()~継続予定

    [2017年3月1日開始~ 最新は2017年5月4日]

 

◆日本語への信頼 ()(261)~再開の可能性あり

    [2015年6月9日開始~ 最新は2016年7月8日]

 

◆名寸隅舟人日記 ()(16)~再開の可能性あり

    [2016年1月1日開始~ 最新は2016年4月2日]

 

◆新・言葉カメラ ()(18)~再開の可能性あり

    [201310月1日開始~ 最新は20131031日]

 

……【以下は、連載を終了したものです。】……………………

 

◆名寸隅の船瀬があったところ ()()

    [2016年1月10日~2016年1月14日]

 

 

◆名寸隅の記 ()(138)

    [2012年9月20日開始~ 最新は2013年9月5日]

◆言葉カメラ ()(385)

    [2007年1月5日~2010年3月10日]

 

◆『明石日常生活語辞典』写真版 ()()

    [2010年9月10日~2011年9月13日]

 

◆新西国霊場を訪ねる ()(21)

 2014年5月10日~2014年5月30日]

 

◆放射状に歩く ()(139)

 2013年4月13日~2014年5月9日]

 

◆百載一遇 ()()

    [2014年1月1日~2014年1月30日]

 

◆茜の空 ()(27)

    [2012年7月4日~2013年8月28日]

 

◆国語教育を素朴に語る ()(51)

    [2006年8月29日~20071212日]

 

◆改稿「国語教育を素朴に語る」 ()(102)

    [2008年2月25日~2008年7月20日]

 

◆消えたもの惜別 ()(10)

    [2009年9月1日~2009年9月10日]

 

◆地名のウフフ ()()

    [2012年1月1日~2012年1月4日]

 

◆ことことてくてく ()(26)

    [2012年4月3日~2012年5月3日]

 

◆テクのろヂイ ()(40)

    [2009年1月11日~2009年6月30日]

 

◆神戸圏の文学散歩 ()()

    [20061227日~20061231日]

 

◆母なる言葉 ()(10)

    [2008年1月1日~2008年1月10日]

 

◆六甲の山並み[言葉つれづれ] ()()

   [20061223日~20061226日]

 

◆おもしろ日本語・ふしぎ日本語 ()(29)

    [2007年1月1日~2009年6月4日]

 

◆西島物語 ()()

    [2008年1月11日~2008年1月18日]

 

◆鉄道切符コレクション ()(24)

    [2007年7月8日~2007年7月31日]

 

◆足下の観光案内 ()(12)

    [20081114日~20081125日]

 

◆写真特集・薔薇 ()(31)

    [2009年5月18日~2009年6月22日]

 

◆写真特集・さくら ()(71)

    [2007年4月7日~2009年5月8日]

 

◆写真特集・うめ ()(42)

    [2008年2月11日~2009年3月16日]

 

◆写真特集・きく ()()

    [20071127日~20081113日]

 

◆写真特集・紅葉黄葉 ()(19)

    [200712月1日~20081215日]

 

◆写真特集・季節の花 ()()

    [2007年5月8日~2007年6月30日]

 

◆屏風ヶ浦の四季 [2007年8月31日]

 

◆昔むかしの物語 [2007年4月18日]

 

◆小さなニュース [2008年2月28日]

 

◆辰の絵馬    [2012年1月1日]

 

◆しょんがつ ゆうたら ええもんや ()(13)

    [2009年1月1日~2010年1月3日]

 

◆文章の作成法 ()()

    [2012年7月2日~2012年7月8日]

 

◆朔日・名寸隅 ()(19)

    [200912月1日~2011年6月1日]

 

◆江井ヶ島と魚住の桜 ()()

    [2014年4月7日~2014年4月12日]

 

◆教職課程での試み ()(24)

    [2008年9月1日~2008年9月24日]

 

◆相手を思いやる姿勢と、自分を表現する力 ()()

    [200610月2日~200610月4日]

 

◆学力づくりのための基本的な視点 ()()

    [200610月5日~20061011日]

 

◆教員志望者に必要な読解力・表現力 ()(18)

    [20061016日~200611月2日]

 

◆教職をめざす若い人たちに ()()

    [2007年6月1日~2007年6月6日]

 

◆これからの国語科教育 ()(10)

    [2007年8月1日~2007年8月10日]

 

◆現代の言葉について考える ()()

    [2007年7月1日~2007年7月7日]

 

◆自分を表現する文章を書くために ()(11)

    [20071020日~20071030日]

 

◆兵庫県の方言 ()()

    [20061012日~20061015日]

 

◆暮らしに息づく郷土の方言 ()(10)

    [2007年8月11日~2007年8月20日]

 

◆姫路ことばの今昔 ()(12)

    [2007年9月1日~2007年9月12日]

 

◆私の鉄道方言辞典 ()(17)

    [2007年9月13日~2007年9月29日]

 

◆高校生に語りかけたこと ()(29)

    [200611月9日~200612月7日]

 

◆ゆったり ほっこり 方言詩 ()(42)

    [2007年2月1日~2007年5月7日]

 

◆高校生に向かって書いたこと ()(15)

    [200612月8日~20061222日]

 

◆1年たちました ()()

    [2007年8月21日~2007年8月27日]

 

◆明石焼の歌 ()()

    [2007年8月28日~2007年8月30日]

 

◆中山道をたどる ()(424)

    [201311月1日~2015年3月31日]

 

◆日光道中ひとり旅 ()(58)

    [2015年4月1日~2015年6月23日]

 

◆奥州道中10次 ()(35)

    [20151012日~20151121日]

 

◆失って考えること ()()

    [2012年9月14日~2012年9月19日]

 

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【書籍版】明石日常生活語辞典 (488)    (通算2486回)

日常生活語 「へ」⑥

 

べちゃべちゃ《形容動詞や()、動詞する》 ①すっかり濡れて、しずくが垂れる様子。水浸しである様子。「汗・ かい・て・ 体じゅー・ べちゃべちゃする。」②不快感をもよおすほど、湿気が多すぎたり、ものが粘りついたりしている様子。「べちゃべちゃし・た・ ご飯」〔⇒びちゃびちゃ、びちょびちょ、びしゃびしゃ。⇒べしょべしょ、ずくずく、じゅくじゅく。⇒べたべた、べとべと〕

ぺちゃぺちゃ《副詞と》 ①草履などを履いて、音を立てて歩く様子。また、その音。「長靴・で・ 水・の・ 中・を・ ぺちゃぺちゃ・ 歩く。」②はだしで歩く様子。「廊下・を・ 裸足・で・ ぺちゃぺちゃ・ 歩い・とる。」③口数多く、続けざまにやかましく喋る様子。「人・が・ 説明し・とる・ん・や・さかい・ ぺちゃぺちゃ・ しゃべら・んとい・てんか。」①②⇒ぺたぺた。⇒ぺちゃくちゃ〕

へちゃむくれ《形容動詞や()》 ①鼻が低い様子。「でぼちん・が・ 出・て・ へちゃむくれの・ 鼻・や。」②顔が醜い様子。「へちゃむくれや・けど・ 気持ち・の・ 良()ー・ 人」◆②は、女性のことを指して言うことが多い。〔⇒へちゃ〕

ぺちゃんこ《形容動詞や()》 ①押しつけられて、平らになる様子。平らになって薄くて、ふくらみがない様子。「鞄・に・ 入れ・とっ・た・ パン・が・ ぺちゃんこに・ なっ・とる。」②極端に薄い様子。「ぺちゃんこの・ 携帯電話」③形勢が悪く、ひどく打撃を受けている様子。やりこめられて、手も足も出ない様子。言い負かされて反論できない様子。「ごっつー・ 怒ら・れ・て・ ぺちゃんこの・ 気持ち・に・ なっ・た。」〔⇒ぺしゃんこ、ぺっしゃんこ、ぺっちゃんこ〕

ぺちゃんと《副詞》 ①踏んだりたたいたりなどして、押しつぶす様子。また、簡単に押しつぶされる様子。「缶詰・の・ 缶・を・ 踏ん・で・ ぺちゃんと・ つぶす。」②尻をつけて坐りこむ様子。「地べた・に・ ぺちゃんと・ 坐っ・て・ 休憩する。」⇒べたんと〕

べちょつく【べちょ付く】《動詞・カ行五段活用》 不快感をもよおすほど、ものが粘りついてくる。「糊・が・ 手ー・に・ べちょつい・て・ 気持ち・が・ 悪い。」〔⇒べとつく【べと付く】、べたつく【べた付く】、べちゃつく【べちゃ付く】

べちょっと《副詞》 ①水分や粘り気の多い固形物が、あたりに広がってつぶれている様子。また、それがものにつく様子。「暑い・さかい・ 道・の・ アスファルト・が・ べちょっと・ なっ・とる。」②泥やペンキなどを塗りつける様子。または、それが他のものにつく様子。「塗りたて・の・ ペンキ・が・ べちょっと・ 服・に・ つい・た。」〔⇒べちゃっと、ぺちゃっと、べたっと、べとっと〕

べちょべちょ《形容動詞や()、動詞する》 ①不快感をもよおすほど、ものが粘りついている様子。「アスファルト・が・ 溶け・て・ べちょべちょする。」②湿気を帯びて不快な様子。水分を含んでやわらかくなっている様子。「傘・を・ 忘れ・た・さかい・ 服・が・ べちょべちょに・ なっ・ても・た。」〔⇒べちゃべちゃ、べたべた、べとべと〕

べつ【別】《形容動詞や(ナ・ノ)》 ①他のものと違っている様子。「これ・と・ それ・と・は・ 値段・が・ べつ・に・ なっ・とる。」②同様には扱えない様子。普通一般とは違っている様子。「あんた・は・ べつや。」■対語=②「ふつう【普通】」⇒とくべつ【特別】

へっきり【辺っ切り】《名詞、動詞する》 区画を作ること。間に境を作ること。また、そのようにしたもの。「隣・の・ 家・と・の・ へっきり・に・ ブロック・で・ 塀・を・ 作る。」「鞄・の・ 中・の・ へっきり」〔⇒へきり【辺切り】、しきり【仕切り】、くぎり【区切り】

へっきる【辺っ切る】《動詞・ラ行五段活用》 用途や内容などに応じて、ものとものとを分けて、境目を作る。区画をつけて分ける。「重箱・を・ へっきっ・て・ 料理・を・ 詰める。」■名詞化=へっきり【辺っ切り】。〔⇒へきる【辺切る】、しきる【仕切る】、くぎる【区切る】

へっこます【凹っ込ます】《動詞・サ行五段活用》 ①外から力を加えて、中が低く落ち込むようにさせる。周りよりも低く落ち込むようにさせる。「ボール・を・ 当て・て・ 壁・を・ へっこまし・たら・ あか・ん・ぞ。」②膨らんでいるものを、縮むようにさせたり、凹んだようにさせたりする。「運動し・て・ 腹・を・ へっこまし・なはれ。」③人や動物が外に出ないようにさせる。引き下がらせる。「首・を・ へっこまし・て・ 犬小屋・から・ 出さ・さ・ん。」④主だったところや、表になるところから引き下がらせる。「道・から・ 1間(けん)・ へっこまし・て・ 家・を・ 建てる。」■自動詞は「へっこむ【凹っ込む】」〔⇒ひっこます【引っ込ます】①②⇒へこます【凹ます】

へっこむ【凹っ込む】《動詞・マ行五段活用》 ①外からの力が加わって、中が低く落ち込む。周りよりも低く落ち込む。「ボール・が・ 当たっ・て・ 土・の・ 壁・が・ へっこん・だ。」②ふくらんでいたものが、小さくなって縮む。「ボール・に・ 穴・が・ 開い・て・ へっこん・だ。」■他動詞は「へっこます【凹っ込ます】」■名詞化=へっこみ【凹っ込み】〔⇒ひっこむ【引っ込む】①②⇒へこむ【凹む】⇒しぼむ【萎む】、しゅぼむ(萎む)、すぼむ(萎む)

へっこむ(引っ込む)】《動詞・マ行五段活用》 ①人や動物が、中に入って、外に出ない。引き下がる。「寒い・さかいに・ 家・に・ へっこん・どっ・てん。」②出ていたものが中に入る。後ろへ下がって、表面に出ない。「お客さん・が・ あっ・た・さかい・ 奥・に・ へっこん・どっ・てん。」③中が低く落ち込む。周りよりも低く落ち込む。窪む。「ボール・が・ 当たっ・て・ 土・の・ 壁・が・ へっこん・だ。」④主だったところ、表になるところから入り込んでいる。「道・から・ へっこん・だ・ とこ・に・ ある・ 家」■他動詞は「へっこめる【(引っ込める)】」■名詞化=へっこみ(引っ込み)〔⇒ひっこむ【引っ込む】①②③⇒すっこむ〕

へっこめる(引っ込める)】《動詞・マ行下一段活用》 ①出していたものを、中に入れる。「道・に・ 置か・んと・ 軒・の・ 下・に・ へっこめる。」②いったん言ったり出したりしていたものを、取り下げる。「あの・ 話・は・ へっこめ・とく・ こと・に・ する。」■自動詞は「へっこむ【凹っ込む】」〔⇒ひっこめる【引っ込める】、すっこめる〕

へっこんだ【凹っこんだ】《名詞》 ①土地が窪んだところ。凹んだ土地。「へっこんだ・の・ 田圃・や・さかい・ 水はけ・が・ 悪い。」「道・の・ へっこんだ・に・ 水・が・ 貯まっ・とる。」②表通りから奥まったところ。「へっこんだ・で・ 店・を・ し・たら・ 客・が・ 来・ん。」〔⇒ひっこんだ【引っ込んだ】

へっしゃがる《動詞・ラ行五段活用》 ①ものの形がつぶれる。平らにつぶれる。「重たい・さかい・ 下・の・ 箱・が・ へっしゃがっ・ても・た。」②押しつけられて窪む。「満員電車・で・ 体・が・ へっしゃがっ・た。」■他動詞は「へしゃげる」「へっしゃげる」「へちゃげる」「へっちゃげる」〔⇒へちゃがる、へっちゃがる、へしゃがる〕

へっしゃげる《動詞・ガ行下一段活用》 ①ものの形を押しつぶす。平らにつぶす。「ごみ・を・ 踏ん・で・ へっしゃげ・て・ 袋・に・ 入れる。」②押しつけて窪ませる。「粘土・を・ へっしゃげ・て・ 薄い・ 茶碗・の・ 形・に・ する。」■自動詞は「へしゃがる」「へっしゃがる」「へちゃがる」「へっちゃがる」〔⇒へしゃげる、へちゃげる、へっちゃげる〕

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2017年8月30日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (487)    (通算2485回)

日常生活語 「へ」⑤

 

ぺたぺた《副詞と》 ①草履などを履いて、音を立てて歩く様子。また、その音。「ゴム草履(じょーり)・で・ ぺたぺた・ 歩く。」②はだしで歩く様子。「靴・を・ 脱い・で・ 雨・の・ 中・を・ 喜ん・で・ ぺたぺた・ 歩い・とる。」③紙片などをあちらこちらに、たくさん貼り付ける様子。「選挙・の・ ポスター・を・ ぺたぺた・ 貼っ・とる。」④印鑑・スタンプなどをやたらに押す様子。「子ども・が・ 判子・を・ ぺたぺた・ 押し・て・ 遊ん・どる。」①②⇒ぺちゃぺちゃ。③④⇒べたべた〕

へたら《接続詞》 前の事柄を受けて、後ろの事柄に影響が及んでいくことを表す言葉。「へたら・ それ・は・ 誰・の・ 責任・に・ なる・ん・かいなー。」〔⇒ほたら、ほた、ほしたら、ほいたら、へた、そうしたら、そしたら〕

へたりこむ【へたり込む】《動詞・マ行五段活用》 ①べったりと尻をつけて、しゃがむ。「通路・に・ へたりこん・だら・ あか・ん・やんか。」②元気がなくなって弱る。疲れ果てて座り込む。「昨日・ がんばっ・た・さかい・ 今日・は・ へたりこん・で・ 寝・とる・そーや。」〔⇒へこたる、へばる、へたる。⇒くたばる、へたばる、へこたれる〕

へたる《動詞・ラ行五段活用》 ①べったりと尻をつけて、しゃがむ。「しんど・ なっ・た・さかい・ 木ー・の・ 陰・で・ へたっ・とっ・てん。」「電車・の・ 中・で・ へたっ・たら・ あか・ん・ぞ。」②元気がなくなって弱る。疲れ果てて座り込む。「六甲山・に・ 登る・ 途中・で・ へたっ・ても・た。」③機械などの働きが止まってしまう。「坂道・で・ 自動車・が・ へたっ・とる。」④組織などが立ちゆかなくなる。倒産する。「大地震・で・ 市役所・が・ へたり・そーや。」〔⇒へたばる、へばる。①②⇒へこたる、へたりこむ【へたり込む】②③⇒くたばる。⇒へこたれる〕

ペタル〔ぺたる〕【英語=pedal】《名詞》 自転車・ピアノ・機械などの、足で踏んで操作するところ。「自転車・の・ ぺたる・を・ こい・で・ 坂・を・ 上る。」〔⇒ペダル【英語=pedal

ペダル〔ぺだる〕【英語=pedal】《名詞》 自転車・ピアノ・機械などの、足で踏んで操作するところ。「オルガン・の・ ぺだる・を・ 踏ん・で・ 鳴らす。」〔⇒ペタル【英語=pedal

べたんと《副詞》 尻をつけて坐りこむ様子。「廊下・に・ べたんと・ 坐っ・たら・ あか・ん・がな。」〔⇒ぺちゃんと〕

ぺたんと《副詞》 ①ものを広げて、平らに貼り付ける様子。「ぺたんと・ 絆創膏・を・ 貼る。」②元気がなくなって坐り込む様子。「板の間・に・ ぺたんと・ 座る。」③印鑑やスタンプなどを押したり、ものを貼り付けたりすることを、勢いよく行う様子。「力・を・ 入れ・て・ ぺたんと・ 紙・を・ 張り付ける。」

⇒ぺったんこ〕

ぺたんぺたん《副詞と》 平らなものが、張りついたり離れたり、または、すれ合ったりする様子。また、その音。「干し・とる・ 毛布・が・ 風・で・ ぺたんぺたんと・ 窓・に・ 当たる。」〔⇒ぺったんぺったん〕

へちま【糸瓜】《名詞》 ①夏に黄色い花が咲き、秋に細長い実をつける、つるの長い植物。「へちま・が・ ぶらぶら・ 風・に・ 揺れ・とる。」「へちま・の・ 棚・を・ こしらえる。」②糸瓜で作った束子(たわし)。「風呂場・に・ へちま・を・ 置い・ておく。」

へちまにもならん【糸瓜にもならん】《慣用句》 役に立たない。何の効果もない。「お前・の・ 言()ー・ こと・なんか・ 何・の・ へちまにもならん。」「意見・を・ 言ー・ても・ 何・の・ へちまもあらへん。」◆「へちまもない【糸瓜も無いん】」「へちまもあらへん【糸瓜も有らへん】」という言い方もする。

へちゃ《形容動詞や()》 ①鼻が低い様子。「へちゃや・けど・ 可愛(かい)らしー・ 子ー・や。」②顔が醜い様子。「へちゃや・さかい・ こっち・を・ 向か・んといて。」◆②は、女性のことを指して言うことが多い。〔⇒へちゃむくれ〕

へちゃがる《動詞・ラ行五段活用》 ①ものの形がつぶれる。平らにつぶれる。「車・に・ ひか・れ・て・ ボール・が・ へちゃがっ・た。」②押しつけられて窪む。「落とし・たら・ 弁当箱・の・ 隅・が・ へちゃがっ・た。」■他動詞は「へしゃげる」「へっしゃげる」「へちゃげる」「へっちゃげる」〔⇒へしゃがる、へっしゃがる、へっちゃがる〕

ぺちゃくちゃ《副詞と》 口数多く、続けざまにやかましく喋る様子。「電車・の・ 中・で・ ぺちゃくちゃ・ しゃべる・ やつ・が・ おっ・て・ やかましかっ・た。」〔⇒ぺちゃぺちゃ〕

へちゃげる《動詞・ガ行下一段活用》 ①ものの形を押しつぶす。平らにつぶす「段ボール・の・ 箱・を・ 踏ん・で・ へちゃげる。」②押しつけて窪ませる。「缶・の・ 真ん中・へん・を・ ちょっと・ へちゃげる。」■自動詞は「へしゃがる」「へっしゃがる」「へちゃがる」「へっちゃがる」〔⇒へしゃげる、へっしゃげる、へっちゃげる〕

べちゃこい《形容詞》 ①起伏や厚みがなくて、平らである。高さが小さくて、横に広がりがある。「べちゃこい・ 顔・の・ 人」②水分を多く含んでいる。「今朝・は・ べちゃこい・ ご飯・に・ なっ・ても・た。」⇒へべたい【平べたい】、ひらべったい【平べったい】、ひらたい【平たい】

べちゃつく【べちゃ付く】《動詞・カ行五段活用》 不快感をもよおすほど、ものが粘りついてくる。「チューインガム・を・ 踏ん・で・ 靴・の・ 裏・が・ べちゃつい・た。」〔⇒べとつく【べと付く】、べたつく【べた付く】、べちょつく【べちょ付く】

べちゃっと《副詞、動詞する》 ①やわらかいものが、平らにつぶれる様子。水分を含んでいるものが崩れる様子。また、つぶしたり崩したりする様子。「卵・を・ 落とし・たら・ つぶれ・て・ べちゃっと・ なっ・た。」「段ボール・の・ 箱・を・ 踏ん・だら・ べちゃっと・ へっこん・だ。」②一面にくっつく様子。一面に浴びる様子。「服・に・ ペンキ・が・ べちゃっと・ つい・た。」「田圃・の・ 泥・が・ 服・に・ べちゃっと・ つい・た。」〔⇒ぺちゃっと、べちょっと、べたっと、べとっと〕

ぺちゃっと《副詞、動詞する》 ①やわらかいものが、平らにつぶれる様子。水分を含んでいるものが崩れる様子。また、つぶしたり崩したりする様子。「粘土細工・を・ ぺちゃっと・ つぶし・て・ 作り直す。」②一面にくっつく様子。一面に浴びる様子。「車・に・ 泥・を・ ぺちゃっと・ かけ・られ・た。」〔⇒べちゃっと、べちょっと、べたっと、べとっと〕

べちゃべちゃ《形容動詞や()、動詞する》 ①不快感をもよおすほど、ものが粘りついている様子。「靴・の・ 裏・に・ チューインガム・が・ べちゃべちゃと・ ひっつい・た。」②湿気を帯びて不快な様子。水分を含んでやわらかくなっている様子。「今日・の・ 飯・は・ べちゃべちゃで・ うまない・がな。」〔⇒べちょべちょ、べたべた、べとべと〕

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2017年8月29日 (火)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (486)    (通算2484回)

日常生活語 「へ」④

 

ぺしゃんと《副詞》 ①押しつけられて、ものが簡単に平らになる様子。平らになって薄くて、ふくらみがない様子。「お好み焼き・を・ ぺしゃんと・ 押しつぶす。」②ものが簡単に張りついたり、くっついたりする様子。「ポスター・を・ ぺしゃんと・ 壁・に・ 張る。」③戸などを厳重に閉ざす様子。音を立てて戸などを閉める様子。また、その音。「ぺしゃんと・ 閉め出さ・れ・ても・た。」〔⇒ぴしゃんと〕

べしょべしょ《形容動詞や()、動詞する》 すっかり濡れて、しずくが垂れる様子。水浸しである様子。「傘・を・ 忘れ・た・さかい・ 服・が・ べしょべしょに・ なっ・た。」〔⇒べちゃべちゃ、びちゃびちゃ、びちょびちょ、びしゃびしゃ、ずくずく、じゅくじゅく〕

へす【減す】《動詞・サ行五段活用》 それまでの数量よりも少なくする。「当番・の・ 回数・を・ へし・て・ほしー・ねん。」「こないに・ 食べ・られ・へん・さかい・ ご飯・を・ へし・てくれ・へん・か。」■対語=①「ふやす【増やす】」■自動詞は「へる【減る】」〔⇒へらす【減らす】

へず《助動詞》 打ち消しの意味を表し、そのような結果になっていることを表す言葉。「言()ー・ても・ 聞か・へず・ 困っ・た・ やつ・や。」◆「行か・ん」「行か・へん」は現在や未来のことを表すが、「行か・へず」「行か・へずや」は過去や現在のことを表す。〔⇒へずや〕

へずや《助動詞》 打ち消しの意味を表し、そのような結果になっていることを表す言葉。「聞ー・た・けど・ 行か・へずやっ・てん。」◆「行か・ん」「行か・へん」は現在や未来のことを表すが、「行か・へず」「行か・へずや」は過去や現在のことを表す。〔⇒へず〕

へずりとる《動詞・ラ行五段活用》 削って除く。数量をわずかに減らす。「川・の・ 水・で・ 土手・が・ へずりとら・れ・た。」〔⇒へつりとる〕

へずる《動詞・ラ行五段活用》 少し削り取って取り除く。量を少し減らす。「分厚い・ ところ・を・ かんな・で・ へずる。」「ちょっと・ずつ・ へずっ・たら・ 1人分・ぐらい・ でける・やろ。」「予算・を・ へずら・れ・た。」〔⇒へつる、はつる〕

へそ【臍】《名詞》 ①腹の真ん中にある窪んだところ。「へそ・の・ まわり・が・ 痒(かい)ー。」②ものの真ん中の窪んだり出っ張ったりしているところ。「鉄板・の・ へそ・に・ ゴミ・が・ たまっ・とる。」「饅頭・の・ へそ」

へそくり【臍繰り】《名詞、動詞する》 倹約して、こっそり貯めた金。「へそくり・を・ 貯め・て・ 酒・を・ 飲み・に・ 行く。」〔⇒ないしょがね【内緒金】

へそまがり【臍曲がり】《名詞、形容動詞や()》 性格が素直でないこと。ひねくれて、人と同調しなかったり、わざとつっかかったりすること。また、そのような人。「へそまがりで・ 何・でも・ 反対する・ 人・や。」

へた【蔕】《名詞》 ①果物や野菜などの実の付け根に付いている萼(がく)。「柿・の・ へた・を・ 取っ・て・ 捨てる。」②果物などの実で食べにくい場所。「林檎・の・ へた・を 残し・て・ 食べる。」

へた【下手】《形容動詞や()、動詞する》 ①何かをしたり、作ったりするのがうまくできなくて劣っている様子。何かを行った結果が良好でない様子。「歌・は・ ほんまに・ へたや・ねん。」「つきあい・の・ へたな・ 人」②適切でない対応の仕方をする。やり方に失敗して、良好でない結果が生じる。「申し込む・ とき・に・ へたし・て・ 受け付け・てもらえ・ず・やっ・た。」◆「へたする【下手する】」は、②の意味の場合に限られ、①の場合に使うことはできない。■対語①=「じょうず【上手】」〔⇒へたくそ【下手糞】⇒へぼ、へぼい、まずい【拙い】

へた《接続詞》 前の事柄を受けて、後ろの事柄に影響が及んでいくことを表す言葉。「へた・ それ・は・ 誰・が・ 払う・ こと・に・ なる・ん・や。」〔⇒ほたら、ほた、ほしたら、ほいたら、へたら、そうしたら、そしたら〕

べたあし【べた足】《名詞》 足の裏が平たく、土踏まずの部分がない足。扁平足。「べたあし・で・ ぺたぺたと・ 歩い・ていく。」

へたくそ【下手糞】《形容動詞や()、動詞する》 ①何かをしたり、作ったりするのがうまくできなくて劣っている様子。何かを行った結果が良好でない様子。また、そのような様子を見せる人。「泳ぐ・の・が・ へたくそ・や。」「子ども・を・ おこる〔=叱る〕・の・が・ へたくそで・ 喧嘩・みたいに・ なっ・とる。」②適切でない対応の仕方をする。やり方に失敗して、良好でない結果が生じる。「へたくそし・て・ 電車・に・ 乗り遅れ・た。」◆「へた」よりも程度が甚だしい場合に使うことがあるが、「へた」と同等の状態にも使う。「へたくそする【下手糞する】」は、②の意味の場合に限られ、①の場合に使うことはできない。〔⇒へた【下手】⇒へぼ、へぼい、まずい【拙い】

べたこい《形容詞》 それなりの厚みがあって、平べったい。「べたこい・ 布(きれ)・や・さかい・ 針・が・ 通ら・へん。」

べたつく【べた付く】《動詞・カ行五段活用》 不快感をもよおすほど、ものが粘りついてくる。「ポマード・を・ 塗っ・たら・ 髪の毛ー・が・ べたつい・た。」〔⇒べとつく【べと付く】、べちゃつく【べちゃ付く】、べちょつく【べちょ付く】

べたっと《副詞》 ①水分や粘り気の多い固形物が、あたりに広がってつぶれている様子。また、それがものにつく様子。「犬・の・ 糞・を・ 踏ん・で・ べたっと・ し・た。」②泥やペンキなどを塗りつける様子。または、それが他のものにつく様子。「泥水・を・ 跳ね上げ・て・ ズボン・が・ べたっと・ なっ・た。」「べたっと・ ペンキ・が・ つい・ても・た。」③だらしなく、尻をつけて坐り込んでいる様子。「たんぼ仕事・で・ くたびれ・て・ 草・の・ 上・に・ べたっと・ 坐っ・た。」④広く、一面にわたる様子。「べたっと・ 継ぎ・を・当てる。」①②⇒べちゃっと、ぺちゃっと、べちょっと、べとっと。⇒ぺたっと〕

ぺたっと《副詞》 ①小さな紙片などを貼り付ける様子。「本・に・ 付箋・を・ ぺたっと・ 貼る。」②だらしなく、尻をつけて坐り込んでいる様子。「なんぼ・ しんどい・(と・) 言()ー・ても・ 道・の・ 真ん中・で・ ぺたっと・ 坐っ・たら・ あか・ん・がな。」⇒べたっと〕

へたばる《動詞・ラ行五段活用》 ①べったりと尻をつけて、しゃがむ。「こんな・ 所(とこ)・に・ へたばっ・たら・ 人・が・ 通ら・れ・へん・やろ。」②元気がなくなって弱る。疲れ果てて座り込む。「今日・は・ 暑(あつ)ー・て・ へたばっ・ても・た。」③機械などの働きが止まってしまう。「パソコン・が・ へたばっ・た・ので・ 困っ・とる。」④組織などが立ちゆかなくなる。倒産する。「不景気・で・ 会社・が・ へたばっ・ても・た。」〔⇒へたる、へばる。①②⇒へこたる、へたりこむ【へたり込む】②③⇒くたばる、⇒へこたれる〕

べたべた《形容動詞や()、動詞する》 ①不快感をもよおすほど、湿気が多すぎたり、ものが粘りついたりしている様子。「汗・を・ かい・て・ 下着・が・ べたべたし・て・ 気持ち・が・ 悪い。」「手ー・に・ ペンキ・が・ べたべたと・ 付い・た。」②湿気を帯びて不快な様子。水分を含んでやわらかくなっている様子。「雨・が・ よー・ 降っ・て・ 運動場・が・ べたべたや。」③男女が馴れ合ってふざけあっている様子。男女が仲むつまじい様子。「みんな・の・ 前・で・ べたべたせ・んとい・てんか。」④肉親や友人などの間柄で、まとわりつくような感じを見せる様子。「子ども・に・ べたべたし・て・ 情けない・ 親・や。」⑤紙片などをあちらこちらに、たくさん貼り付ける様子。「壁・に・ べたべたと・ ポスター・を・ 貼ら・んとい・てんか。」⑥印鑑・スタンプなどをやたらに押す様子。「子ども・が・ 面白がっ・て・ べたべた・ スタンプ・を・ 押し・とる。◆③④は、周囲の者が不快感を感じるほど、度が過ぎている場合に使うことが多い。①②⇒べちゃべちゃ、びちゃびちゃ、べたべた、べとべと。③④⇒いちゃいちゃ。⑤⑥⇒ぺたぺた〕

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2017年8月28日 (月)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (485)    (通算2483回)

日常生活語 「へ」③

 

べこっと《副詞、動詞する》 ものの一部分が大きくへこむ様子。また、その音。「弁当箱・を・ 踏ん・でも・たら・ べこっと・ へちゃがっ・た。」〔⇒べこんと、ぺこっと、ぺこんと〕

ぺこっと《副詞、動詞する》 ①頭を勢いよく下げて挨拶する様子。「ぺこっと・ お辞儀・を・ する。」②ものの一部分が大きくへこむ様子。また、その音。「お前・が・ 歩い・たら・ 畳・が・ ぺこっとする。」〔⇒ぺこんと。⇒べこっと、べこんと〕

べこべこ《形容動詞や()、動詞する》 平らなものが歪んでいる様子。歪んでしっかりした形を保っていない様子。「べこべこし・た・ 下敷き・や・さかい・ 字ー・を・ 書きにくい。」「廊下・の・ 真ん中・が・ べこべこし・とる。」〔⇒べこんべこん〕

ぺこぺこ《名詞》 小型の蛸を釣るときに使う道具。「ぺこぺこ・で・ 蛸・を・ 釣る。」◆天蚕糸(てぐす)の先に白く丸い陶器を付けて、その周りに爪のようなものを付けた釣り具で、蛸がしがみついてくると即座に引き上げるもの。竿を上下させて釣る様子を「ぺこぺこ」と表現した。この道具を現在も使っているかどうかはわからない。

ぺこぺこ《副詞と、形容動詞や()、動詞する》 ①特別に強い力を加えなくても、凹む様子。「ビール・の・ 缶・を・ ぺこぺこに・ 潰す。」「ぺこぺこし・た・〔=華奢な〕 アルミ・の・ 缶」②とても空腹である様子。「腹・が・ ぺこぺこや・さかい・ 何・か・ 食べさし・てー・な。」③しきりに頭を下げてお辞儀をする様子。卑屈な感じで他の人に迎合する様子。「ぺこぺこせ・んと・ もっと・ 胸・を・ 張り・なはれ。」〔⇒ぺこんぺこん。⇒へらへら〕

へこます【凹ます】《動詞・サ行五段活用》 ①外から力を加えて、中が低く落ち込むようにさせる。周りよりも低く落ち込むようにさせる。「空き缶・を・ 踏ん・で・ へこまし・た。」②膨らんでいるものを、縮むようにさせたり、凹んだようにさせたりする。「風船・を・ へこます。」■自動詞は「へこむ【凹む】」〔⇒へっこます【凹っ込ます】、ひっこます【引っ込ます】

へこむ【凹む】《動詞・マ行五段活用》 ①外からの力が加わって、中が低く落ち込む。周りよりも低く落ち込む。「コンクリ・が・ へこん・どる・ とこ・に・ 水・が・ 溜まっ・とる。」②ふくらんでいたものが、小さくなって縮む。「空気・が・ 抜け・て・ 風船・が・ へこん・だ。」■他動詞は「へこます【凹ます】」■名詞化=へこみ【凹み】〔⇒へっこむ【凹っ込む】⇒しぼむ【萎む】、しゅぼむ(萎む)、すぼむ(萎む)

べこんと《副詞、動詞する》 ものの一部分が大きくへこむ様子。また、その音。「段ボール・の・ 箱・が・ べこんと・ へちゃがっ・た。」〔⇒べこっと、ぺこっと、ぺこんと〕

ぺこんと《副詞、動詞する》 ①頭を勢いよく下げて挨拶する様子。「ぺこんと・ 頭・を・ さげ・て・ にこっと・ し・た。」②ものの一部分が大きくへこむ様子。また、その音。「ボール・が・ 当たっ・て・ ぺこんと・ へっこん・だ。」〔⇒ぺこっと。⇒べこっと、べこんと〕

へこんへこん《名詞、副詞と、動詞する》 ①横隔膜がけいれんのように収縮して、喉から繰り返して声が出ること。しゃっくり。「へこんへこん・が・ なかなか・ 止まら・へん。」②しゃっくりが出ている様子。また、その音。「へこんへこんと・ ゆー・とる。」

べこんべこん《形容動詞や()、動詞する》 平らなものが歪んでいる様子。歪んでしっかりした形を保っていない様子。「べこんべこんの・ セルロイド・の・ おもちゃ」〔⇒べこべこ〕

ぺこんぺこん《副詞と、形容動詞や()、動詞する》 ①特別に強い力を加えなくも、凹む様子。「セルロイド・で・ でけ・た・ ぺこんぺこん・の・ 筆箱」②とても空腹である様子。「ぺこんぺこんや・さかい・ もー・ 歩か・れ・へん。」③しきりに頭を下げてお辞儀をする様子。卑屈な感じで他の人に迎合する様子。「怒ら・れ・て・ ぺこんぺこんする。」〔⇒ぺこぺこ。⇒へらへら〕

へさいて〔えさいて〕《格助詞》 動作や作用の行われる方向や目的地などを表す言葉。「西・へさいて・ 歩い・た。」「友だち・の・ ところ・へさいて・ お祝い・を・ 送っ・た。」「なんで・ わし・へさいて・ばっかり・ 文句・を・ 言()ー・ん・や。」◆「へ・指し・て」という3語が結びついた言葉であるが、「へ」とほぼ同じ意味で使う。現在では使用例が少なくなっている。〔⇒いさいて、いさして、へさして、い、へ〕

へさして〔えさして〕《格助詞》 動作や作用の行われる方向や目的地などを表す言葉。「友だち・の・ 家・へさして・ 歩い・た。」「あいつ・へさして・ 知らし・たっ・てん。」◆「へ・指し・て」という3語が結びついた言葉であるが、「へ」とほぼ同じ意味で使う。現在では使用例が少なくなっている。〔⇒いさいて、いさして、へさいて、い、へ〕

へし()】《名詞》 夏に白い花を咲かせて、ダイヤの形の白く堅い実ができる、池などに生えている水草。「子ども・の・ 頃・に・は・ へし・を・ 食べ・た。」〔⇒ひし【菱】

べし《助動詞》 自分の意志や義務感などを表す言葉。「今日中・に・ する・べし・やっ・てん・けど・ でけ・ず・や。」「す・べき・ こと・は・ ちゃんと・ 済まし・なはれ。」

へしぼる(干しぼる)】《動詞・ラ行五段活用》 ①水気がなくなって、乾ききって、形が小さくなる。「へしぼっ・て・ かすかすの・ 茄子」「石鹸・が・ へしぼっ・て・ 小(こも)ー・に・ なる。」②草や木が生気を失って、ぐったりしたり小さくなったりする。開いていた花が、水分を失って閉じたり小さくなったりする。「水・を・ やら・の・を・ 忘れ・た・さかい・ 畑・の・ 苗・が・ へしぼっ・とる。」③空気が抜けたりして小さくなる。「風船・が・ へしぼっ・ても・た。」〔⇒ひしぼる【干しぼる】⇒しおれる【萎れる】、しぼむ【萎む】、しゅぼむ(萎む)、すぼむ(萎む)

へしゃがる《動詞・ラ行五段活用》 ①ものの形がつぶれる。平らにつぶれる。「運動会・の・ 組み体操・が・ つぶれ・て・ へしゃがっ・ても・た。」②押しつけられて窪む。「満員電車・で・ 鞄・が・ へしゃがっ・た。」■他動詞は「へしゃげる」「へっしゃげる」「へちゃげる」「へっちゃげる」〔⇒へちゃがる、へっちゃがる、へっしゃがる〕

へしゃげる《動詞・ガ行下一段活用》 ①ものの形を押しつぶす。平らにつぶす。「ビール・の・ 缶・を・ 踏ん・で・ へしゃげる。」②押しつけて窪ませる。「腹・を・ 押さえ・て・ へしゃげ・てみる。」■自動詞は「へしゃがる」「へっしゃがる」「へちゃがる」「へっちゃがる」〔⇒へっしゃげる、へちゃげる、へっちゃげる〕

ぺしゃんこ《形容動詞や()》 ①押しつけられて、平らになる様子。平らになって薄くて、ふくらみがない様子。「缶・を・ 踏ん・で・ ぺしゃんこに・ する。」②極端に薄い様子。「この頃・の・ テレビ・は・ ぺしゃんこに・ なっ・た。」③形勢が悪く、ひどく打撃を受けている様子。やりこめられて、手も足も出ない様子。言い負かされて反論できない様子。「負け・て・ 気持ち・が・ ぺしゃんこに・ なっ・た。」〔⇒ぺちゃんこ、ぺっしゃんこ、ぺっちゃんこ〕

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2017年8月27日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (484)    (通算2482回)

日常生活語 「へ」②

 

へいへい〔へーへー〕《副詞と、動詞する》 相手の言うことに迎合したり、機嫌をとったりする様子。相手の言うことやすることに逆らわないで、ぺこぺこ頭を下げたり従ったりする様子。「へーへーし・て・ 反対・を・ よー・ 言()わ・へん。」〔⇒へいこら、へいこらへいこら〕

へいへい〔へーへー〕《感動詞》 ①相手に呼ばれて応答したり、相手の言葉を聞いていることを示したりするために発する言葉。「へーへー・ 聞こえ・まっ・せ。」②相手の言うことを承知したり、同意したりしたときに発する声。「へーへー・ あんた・の・ 言()ー・とーり・に・ し・まっ・さ。」③相手に注意を促すために発する言葉。「へいへい・ ちょっと・ のい・てんか。」〔⇒はい、へい。①②⇒はあ、うん、ん〕

へいや〔へーや〕【平野】《名詞》 海抜が低くて、山がなくて平らな土地が広がっているところ。「峠・を・ 降り・て・ へーや・に・ 出てき・た。」「播州へーや」

へいわ〔へーわ〕【平和】《名詞》 ①心配事・もめ事などがなくて、穏やかで無事なこと。「我が家・は・ へーわな・ 1年・やっ・た。」②戦争や紛争がなく、世の中が治まっていること。「世・の・中・が・ へーわ・で・ ある・ こと・が・ ありがたい。」

ペーシ〔ぺーし〕【英語=(page)】《名詞》 本やノートの紙の片面。また、その順序を示した数字。「ぺーし・の・ 数・の・ 多い・ 本・は・ 読む・の・が・ かなわ・ん。」〔⇒ページ【英語=page

ページ〔ぺーじ〕【英語=page】《名詞》 本やノートの紙の片面。また、その順序を示した数字。「ぺーじ・の・ 端・を・ 折っ・て・ 目印・に・ する。」「500ぺーじ・も・ ある・ 本・を・ 読ん・だ。」〔⇒ペーシ【英語=(page)

ベージュ〔べーじゅ〕【フランス語=beige】《名詞》 明るく薄い茶色。「べーじゅ・の・ コート・を・ 着・て・ 行く。」

ベース〔べーす〕【英語=base】《名詞》 野球をするときの攻撃や守備の拠点として、内野の4隅にあるもの。また、その位置に置く、座布団のような形をしたもの。「ヒット・(を・) 打っ・て・ 三るい・の・ べーす・まで・ 走っ・た。」〔⇒るい【塁】

ペーパー〔ぺーぱー〕【英語=sandpaperから】《名詞》 ものを磨くために、厚紙や布の一面に金剛砂やガラス粉を研磨剤として付着させたもの。「ぺーぱー・で・ 木ー・の・ 箱・を・ 磨く。」

べきっと《副詞》 瞬間的に折れたり、ひびが入ったりする様子。また、そのときの鈍い感じの音。「台風・で・ 大きな・ 木ー・が・ べきっと・ 折れ・た・」「割り箸・を・ べきっと・ 2つ・に・ 折る。」〔⇒ぼきっと、ぽきっと〕

べきべき《副詞と》 細いものなどが次々と簡単に折れたり、ひびが入ったりする様子。細く折れやすいものを続けて折る様子。また、そのときの音。「鉛筆・の・ 芯・が・ べきべきと・ 折れる。」「犬・が・ 暴れ・て・ ひまわり・が・ べきべき・ 折れ・ても・た。」〔⇒ぼきぼき、ぽきぽき〕

へきり【辺切り】《名詞、動詞する》 区画を作ること。間に境を作ること。また、そのようにしたもの。「弁当箱・の・ ご飯・と・ おかず・の・ へきり」〔⇒しきり【仕切り】、くぎり【区切り】、へっきり【辺っ切り】

へきる【辺切る】《動詞・ラ行五段活用》 用途や内容などに応じて、ものとものとを分けて、境目を作る。区画をつけて分ける。「衝立・で・ 部屋・を・ 2つ・に・ へきる。」■名詞化=へきり【辺切り】。〔⇒しきる【仕切る】、くぎる【区切る】、へっきる【辺っ切る】

ぺけ《名詞》 ①「×」の符号。「しけん・に・ ぺけ・が・ いっぱい・ ある・やない・か。」②答えとして、正しくないこと。誤っていること。「その・ 考え方・は・ ぺけ・や。」〔⇒ぺけぽん。⇒まちがい【間違い】

ぺけぽん《名詞》 ①「×」の符号。「ぺけぽん・が・ ぎょーさん・ つい・とる。」②答えとして、正しくないこと。誤っていること。「ぺけぽん・ばっかり・で・ 丸・が・ あら・へん。」〔⇒ぺけ。⇒まちがい【間違い】

へこき〔へーこき〕【屁こき】《名詞、動詞する》 ①放屁をすること。「へこきし・た・ん・は・ 誰・や。」②よく放屁する人。「お前・は・ ほんまに・ へこき・や・なー。」⇒へこきむし【屁こき虫】

へこきむし〔へーこきむし〕【屁こき虫】《名詞》 ①触るとくさい臭いを発する、小さな虫。「へこきむし・は・ 触っ・たら・ あか・ん。」②よく放屁する人。「あいつ・は・ 芋・を・ 食()・たら・ へこきむし・に・ なる・ねん。」⇒へこき【屁こき】

へこさか【へこ逆】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 ものの上下・左右・前後・表裏などが、逆であること。「あの・ 子・は・ 草履・を・ へこさかに・ 履い・とる。」〔⇒あっちこっち、あっちゃこっちゃ、あっちゃいこっちゃい、へっちゃい、へっちゃいこっちゃい、へこさかだいみょうじん【へこ逆大明神】、あべこべ、へこちん〕

へこさかだいみょうじん〔へこさかだいみょーじん〕【へこ逆大明神】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 ものの上下・左右・前後・表裏などが、逆であること。「あんた・の・ 履い・とる・ 靴・は・ へこさかだいみょーじんや・で。」〔⇒あっちこっち、あっちゃこっちゃ、あっちゃいこっちゃい、へっちゃい、へっちゃいこっちゃい、へこさか【へこ逆】、あべこべ、へこちん〕

へこたる《動詞・ラ行五段活用》 ①べったりと尻をつけて、しゃがむ。「道・で・ へこたっ・たら・ みっともない・ぞ。」②元気がなくなって弱る。疲れ果てて座り込む。それ以上はすることをやめる。「山登り・の・ 途中・で・ へこたっ・ても・た。」⇒へたばる、へばる、へたる、へたりこむ【へたり込む】⇒くたばる、へこたれる〕

へこたれる《動詞・ラ行下一段活用》 元気がなくなって弱る。それ以上はすることをやめる。「マラソン・を・ 途中・で・ へこたれ・ても・た。」「へこたら・んと・ ちゃんと・ 試験・を・ 受け・てこい。」〔⇒くたばる、へたばる、へたりこむ【へたり込む】、へばる、へたる、へこたる〕

へこたん《副詞と》 びっこをひいて歩いている様子。「下駄・を・ 履い・て・ へこたんと・ し・ながら・ 歩い・とる。」〔⇒ひょこたん、ぴょこたん、ひょこん、ぴょこん、へこたんへこたん、ひょこたんひょこたん、ぴょこたんぴょこたん、ひょこんひょこん、ぴょこんぴょこん〕

へこたんへこたん《副詞と》 びっこをひいて歩いている様子。「気の毒な・くらい・ へこたんへこたんと・ し・て・ 歩い・とっ・て・や。」〔⇒へこたん、ひょこたん、ぴょこたん、ひょこん、ぴょこん、ひょこたんひょこたん、ぴょこたんぴょこたん、ひょこんひょこん、ぴょこんぴょこん〕

へこちん《名詞、形容動詞や()、動詞する》 ものの上下・左右・前後・表裏などが、逆であること。「手ー・の・ 挙げ方・が・ へこちんや。」「みんな・と・ へこちんし・たら・ 笑わ・れ・まっ・せ。」〔⇒あっちこっち、あっちゃこっちゃ、あっちゃいこっちゃい、へっちゃい、へっちゃいこっちゃい、へこさか【へこ逆】、へこさかだいみょうじん【へこ逆大明神】、あべこべ〕

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2017年8月26日 (土)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (483)    (通算2481回)

日常生活語 「へ」①

 

へ〔へー〕【屁】《名詞、動詞する》 ①消化や発酵作用によって腸にたまった気体が尻から出たもの。「誰・か・ へー・ こい・た・ん・ちゃう・か。」②とるに足りないものの喩えとして使う言葉。「あんな・ やつ・の・ 言()ー・ こと・なんか・ へー・に・も・ なら・へん。」⇒おなら、ガス【英語=gas

へ〔え〕《格助詞》 動作や作用の行われる方向や目的地などを表す言葉。「エレベーター・で・ 上・へ・ 上がる。」「買い物・に・ 神戸・へ・ 行く。」「従兄弟・へ・ 電話する。」〔⇒いさいて、いさして、へさいて、へさして、い〕

へい〔へー〕【塀】《名詞》 区画を示すとともに、目隠しや用心のために、家の周りや、敷地の境などに立てる仕切り。「地震・で・ ブロック・の・ へー・が・ 倒れ・た。」

へい〔へー〕【丙】《名詞》 ものごとの等級の3番目のもの。ものごとの順番の3番目のもの。「小学校・の・ 時・の・ 音楽・は・ 甲・や・ 乙・で・ のー・て・ へー・やっ・た。」

へい〔へー〕《感動詞》 ①相手に呼ばれて応答したり、相手の言葉を聞いていることを示したりするために発する言葉。「へー・ 何か・ 言()ー・た・ん・かいな。」②相手の言うことを承知したり同意したりしたときに発する言葉。「へー・ よろし・おます。」③相手に注意を促すために発する言葉。「へい・ こっち・(を・) 向い・て・ 話・を・ 聞け・よ。」〔⇒はい、へいへい。①②⇒はあ、うん、ん〕

へいか〔へーか〕【陛下】《名詞》 天皇や皇后などを敬って呼ぶ言葉。「へーか・の・ 言葉・が・ あっ・た。」

へいかい〔へーかい〕【閉会】《名詞、動詞する》 会を終わりにすること。「昨日・の・ 寄り合い・は・ 8時・に・ へーかいし・てん。」■対語=「かいかい【開会】」

へいかん〔へーかん〕【閉館】《名詞、動詞する》 ①映画館や図書館などのように「館」というような名の付くところが、その日の人を入れるのをうち切ること。「5時・で・ へーかん・に・ なっ・てしも・とっ・た。」②「館」というような名の付くところが、休んだり、館としての働きを停止したりすること。「改装・で・ 1か月・ へーかんする・ん・やて。」■対語=「かいかん【開館】」

へいき〔へーき〕【平気】《形容動詞や()》 まわりの状況などを少しも気にかけない様子。物事に驚かないで、落ち着いて平常心を保っている様子。「雷・が・ 鳴っ・ても・ へーきやっ・た。」「雨・が・ 降っ・ても・ へーきで・ 出かけ・てん。」〔⇒へっちゃら【平っちゃら】

へいきん〔へーきん〕【平均】《名詞、動詞する》 ①多い・少ない、高い・低いなどがないようにならすこと。不揃いがなく、同じような様子であること。「ここ・に・ ある・ 林檎・は・ 大きさ・が・ へーきんし・とる。」②釣り合いがとれること。釣り合いをとること。「体・の・ へーきん・を・ とっ・て・ 台・の・ 上・を・ 歩く。」③合計の数値を合わせた回数で割って、いくつかの数値をならした値を計算すること。また、その値。「クラス・の・ へーきん・より・ 良()ー・ 点・を・ とっ・てん。」⇒へいきんてん【平均点】

へいきんだい〔へーきんだい〕【平均台】《名詞》 体育の授業や体操競技などで使う、幅10センチの細長い木が渡してある台。「へーきんだい・で・ よろけ・て・ 途中・で・ 降り・ても・た。」

へいきんてん〔へーきんてん〕【平均点】《名詞》 合計の数値を合わせた回数で割って、いくつかの数値をならした値。「隣・の・ 組・より・ へーきんてん・が・ 高かっ・た。」〔⇒へいきん【平均】

へいこら〔へーこら〕《副詞、動詞する》 相手の言うことに迎合したり、機嫌をとったりする様子。相手の言うことやすることに逆らわないで、ぺこぺこ頭を下げたり従ったりする様子。「反対せ・んと・ へーこら・ 言()ー・とっ・てん。」〔⇒へいこらへいこら、へいへい〕

へいこらへいこら〔へーこらへーこら〕《副詞と、動詞する》 相手の言うことに迎合したり、機嫌をとったりする様子。相手の言うことやすることに逆らわないで、ぺこぺこ頭を下げたり従ったりする様子。「周り・の・ 者(もん)・に・ へーこらへーこらし・とっ・たら・ いつ・まで・ たっ・ても・ 出世・でけ・へん・ぞ。」「へーこらへーこらせ・んと・ 自分・の・ 考え・も・ 言()ー・たら・ えー・ねん。」〔⇒へいこら、へいへい〕

へいさ〔へーさ〕【閉鎖】《名詞、動詞する》 ①入口などを閉じて、出入りできなくなるようにすること。「雪・で・ 高速道路・が・ へーさ・に・ なっ・とる・ん・やて。」②施設や学校などを閉じて、機能を停止したり活動をやめたりすること。「インフルエンザ・が・ はやっ・て・ 学級へーさ・に・ なっ・た。」

へいじつ〔へーじつ〕【平日】《名詞》 ①特別なこともなく、繰り返される日常。「台風・が・ 来・ても・ へーじつ・の・ 通り・に・ 店・を・ 開ける。」②休日でない日。月曜日から金曜日までの日。「電車・は・ へーじつ・と・ 休日・の・ ダイヤ・に・ わかれ・とる。」〔⇒ふだん【不断、普段】⇒いつも【何時も】、いっつも(何時も)、いっつもかっつも(何時もかっつも)、いつもかも【何時もかも】、へいぜい【平生】、ひごろ【日頃】

べいじゅ〔べーじゅ〕【米寿】《名詞》 数え歳の88歳。数え歳の88歳になったお祝い。「お祖父ちゃん・の・ べーじゅ・の・ お祝い・を・ する。」

へいじょう〔へーじょー〕【平常】《名詞》 特別なこともなく、繰り返される日常。「台風・が・ 来・ても・ へいじょー・の・ 通り・に・ 営業する。」〔⇒いつも【何時も】、いっつも(何時も)、いっつもかっつも(何時もかっつも)、いつもかも【何時もかも】、ふだん【不断、普段】、へいぜい【平生】、ひごろ【日頃】、へいじつ【平日】

へいせい〔へーせー〕【平成】《名詞》 現在の年号。今の天皇の時代。「へーせー・も・ もー・ 30年・ 近(ちこ)ー・ なっ・た。」

へいぜい〔へーぜー〕【平生】《名詞》 特別なこともなく、繰り返される日常。「へーぜー・から・ 風邪・ ひか・ん・よーに・ 気ー・ つけ・とる。」〔⇒いつも【何時も】、いっつも(何時も)、いっつもかっつも(何時もかっつも)、いつもかも【何時もかも】、ふだん【不断、普段】、へいじょう【平常】、ひごろ【日頃】、へいじつ【平日】

へいたい〔へーたい〕【兵隊】《名詞》 ①軍隊で上司の指揮を受ける者。「へーたいさん・が・ 歩い・とる。」②兵士を軍として組織したもの。「へーたい・に・ 取ら・れる。」「へーたい・が・ 衝突する。」

へいてん〔へーてん〕【閉店】《名詞、動詞する》 ①店を閉めて、その日の営業を終えること。「へーてん・は・ 晩・の・ 8時・です。」②これまでの営業をやめて、店を閉じること。「スーパー・が・ へーてんし・ても・た。」■対語=「かいてん【開店】」

へいねつ〔へーねつ〕【平熱】《名詞》 健康なときの体温。発熱していないときの体温。「へーねつ・より・ 2度・も・ 高(たこ)ー・ なっ・とる。」

へいねん〔へーねん〕【平年】《名詞》 ①2月が28日で、1年が365日である年。「今年・は・ へーねん・で・ 来年・が・ 閏年・や。」②農作物の収穫や天気・気温などに関して、特に異変などが現れない、普通の年。いつもの年。「今年・の・ 冬・は・ へーねん・に・ 比べ・たら・ 寒い・なー。」■対語=①「うるうどし【閏年】」「うるどし【(閏年)】」

 

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2017年8月25日 (金)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (482)    (通算2480回)

日常生活語 「ふ」⑯

 

ぶんかのひ〔ぶんかのひー〕【文化の日】《名詞》 国民の祝日の一つで11月3日に設定されており、自由と平和を愛し文化を推進する日。「ぶんかのひ・の・ 休み・は・ 菊・を・ 見・に・行こ・か。」◆戦前は「めいじせつ【明治節】」と言われた日で、現行憲法の公布の日でもある。

ふんぎり【踏ん切り】《名詞》 思い切って決断をすること。「いつ・まで・も・ ふんぎり・ つけ・なん・だら・ 話・が・ 進ま・へん。」

ぶんけ【分家】《名詞、動詞する》 家族の誰かが分かれて、別の一家を作ること。また、その家。「うち・の・ 父さん・は・ 次男・やっ・た・さかい・ ぶんけし・た・ん・や。」

ぶんしゅう〔ぶんしゅー〕【文集】《名詞》 文章や詩などを集めて一冊にまとめた本。「卒業する・ 時・に・ 作っ・た・ ぶんしゅー・を・ 今・でも・ 持っ・とる。」

ぶんしょう〔ぶんしょー〕【文章】《名詞》 いくつかの文を続けて、ひとまとまりに表現したもの。文字を使って、まとまった考えなどを書き表したもの。「ぶんしょー・の・ 上手な・ 人・が・ うらやましー・な。」〔⇒ぶん【文】

ふんすい【噴水】《名詞》 ①水を噴き上がらせるように作った仕かけ。「駅前・の・ 公園・に・ ふんすい・が・ 出来(でけ)・た。」②強く噴き上げられた水。「風・が・ 吹い・て・ ふんすい・が・ 服・に・ かかっ・た。」「水道管・が・ 破裂し・て・ ふんすい・に・ なっ・た。」

ぶんすう〔ぶんすー〕【分数】《名詞》 整数(上に書く数)を、整数(下に書く数)で割った数値を、横線を使って、何分の何という形で表したもの。「ぶんすー・で・ 言()ー・たら・ 8分の3・に・ なる。」

ふんぞりかえる【ふん反り返る】《動詞・ラ行五段活用》 ①上体を大きく後ろの方に曲げる。「空・を・ 見上げ・とっ・たら・ ふんぞりかえっ・て・ よろけ・た。」②偉そうな態度を示すために、体を大きく後ろの方に曲げたような姿勢をとる。また、実際にそのような姿勢でなくても、威張っているのでそのように感じられる。「社長・に・ なっ・て・ ふんぞりかえっ・とる。」〔⇒そりかえる【反り返る】

ぶんだい【分大】《名詞》 薄く伸ばした餅の皮で、小豆の粒餡を包んだ和菓子。やや小ぶりの大福餅。「明石・の・ お菓子・は・ ぶんだい・と・ 丁稚羊羹・が・ 有名や。」◆各地にあるが、明石の「ぶんだい【分大】」は名物である。藤江屋分大という店が有名であるが、他の店でも同じ名前で売っている。〔⇒ぶんだいもち【分大餅】、ぼたもち【牡丹餅】

ぶんだいもち【分大餅】《名詞》 薄く伸ばした餅の皮で、小豆の粒餡を包んだ和菓子。やや小ぶりの大福餅。「つぶつぶの・ 餡・の・ 入っ・た・ ぶんだいもち」〔⇒ぶんだい【分大】、ぼたもち【牡丹餅】

ふんだくる《動詞・ラ行五段活用》 ①乱暴に奪い取る。「道・で・ 鞄・を・ ふんだくら・れ・た。」②高額な支払いを求める。「ちょっと・ 飲ん・だ・だけ・や・のに・ 5000円・も・ ふんだくら・れ・た。」

ぶんたん【分担】《名詞、動詞する》 全体をいくつかに分けて受け持つこと。「みんな・で・ ぶんたんし・て・ 掃除・を・ し・た。」

ぶんちん【文鎮】《名詞》 石や金属などでできていて、紙などが動いたり飛び散ったりしないように押さえるもの。「卒業・の・ 記念品・で・ ぶんちん・を・ 貰(もろ)・た。」

ぶんつう〔ぶんつー〕【文通】《名詞、動詞する》 手紙のやりとりをすること。「外国・の・ 友だち・と・ ぶんつーする。」

ぷんと〔ぷーんと〕《副詞、動詞する》 ①比較的強いにおいが急に漂ってくる様子。「ガス・の・ におい・が・ ぷんとし・た。」②腹を立てて、ふくれた顔をする様子。「ぷんと・ 横・を・ 向き・やがっ・た。」

ぶんどき【分度器】《名詞》 金属や合成樹脂でできた半円形のものに角度の目盛りをつけて、角度を測る道具。「小学校・の・ 時・は・ ぶんどき・の・ 使い方・が・ よー・ わから・なんだ。」

ふんどし【褌】《名詞》 ①相撲をとるときに、力士や選手などが股を覆うためにつけるもの。「ふんどし・を・ つかん・で・ 投げ飛ばす。」②男の人が股を覆うためにつけた、長い布でできた下着。「ふんどし・を・ しめ・て・ 祭り・の・ たいこ〔=布団屋台〕・を・ かく。」「小学校・の・ 時・の・ 海水浴・は・ 子ども用・の・ ふんどし・を・ 使(つこ)・とっ・た。」⇒まわし【回し】

ふんばる【踏ん張る】《動詞・ラ行五段活用》 ①開いた腿(もも)に力を入れて、動くまい・倒れまいとして踏みこらえる。「土俵際・で・ ふんばっ・て・ 押し返す。」②気持ちを集中して、頑張ることを持続する。「もー・ ちょっと・ ふんばっ・たら・ 出来上がる・ぞ。」

ふんふん《感動詞》 相手の言うことに強く肯定的にとらえるときに発する言葉。「ふんふん・ あんた・の・ 言(ゆー)・とる・ こと・は・ わかっ・た。」

ぶんぶん《名詞》 ①人・獣・鳥・魚などを除いた、大量に生まれて地上・地中・水上・水中などにすむ小さな生き物。特に、とんぼ・蝶・蝉のような、体が頭・胸・腹に分かれ、触角や羽を持つ動物。また、特に羽のあるもの。「ぶんぶん・が・ 飛ん・でくる・さかい・ 戸ー・(を・) 閉め・とい・てんか。」②そのうち特に、細長い体がくびれていて、針を持っていて敵を刺すことがある、小さな昆虫。「ぶんぶん・に・ 刺さ・れ・たら・ 痛い・ぞー。」◆幼児語。⇒むし【虫】、こんちゅう【昆虫】、むいむい(虫虫)⇒はち【蜂】

ぶんぶん《副詞と、動詞する》 ①虫が羽音を立てている様子。また、その音。「蜂・が・ ぶんぶん・ 飛ん・どる。」②機械や器具などが盛んに回転して、風を切っている様子。また、その音。「独楽(ごま)・が・ ぶんぶん・ 回っ・とる。」「機械・の・ ぶんぶん・ 回る・ 音」③うなりの音が出るほどに、強く振り回す様子。また、その音。「ロープ・を・ ぶんぶんと・ 振り回す。」

ぷんぷん《副詞と、動詞する》 ①強いにおいが立ちこめる様子。「ポマード・の・ におい・が・ ぷんぷんと・ し・とる。」②何かの気配や様相が強い様子。「あいつ・が・ みんな・に・ 指図し・た・ こと・は・ ぷんぷんし・とる。」③強い怒りを表す様子。「無視さ・れ・た・ 言()ー・て・ ぷんぷん・ 怒っ・とる。」「ぷんぷんし・て・ 挨拶・も・ し・やがら・へん。」

ふんまえ【踏ん前】《名詞》 高いところのものを取ったり、高いところで何かをするときに乗る台。足下の高さを補うためのもの。「ふんまえ・に・ 乗っ・て・ 棚・から・ 薬・の・ 箱・を・ 下ろす。」〔⇒ふみだい【踏み台】、あしつぎ【足継ぎ】

ぶんりょう〔ぶんりょー〕【分量】《名詞》 ものの大きさ・重さ・数・割合などの、多い少ないの程度。「砂糖・の・ ぶんりょー・を・ 少ないめ・に・ する。」〔⇒りょう【量】

ふんわり《副詞と、動詞する》 ①風に乗ったりして、軽そうに浮いている様子。浮いて漂っている様子。「飛行船・が・ ふんわりと・ 飛ん・どる。」②いかにも柔らかく膨らんでいる様子。軽く弾力のある様子。「布団・を・ 干し・たら・ ふんわりし・た。」〔⇒ふわふわ、ふわっと。⇒ふあんふあん、ふわんふわん〕

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2017年8月24日 (木)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (481)    (通算2479回)

日常生活語 「ふ」⑮

 

ふろおけ【風呂桶】《名詞》 浴室でその中につかることができるように、沸かした湯をためておくもの。浴槽。「ふろおけ・の・ 下・が・ 熱い・さかいに・ げすいた・を・ 沈める。」

ふろく【付録】《名詞》 ①書籍・雑誌などの本体に添えられたもの。「ふろく・に・ カレンダー・が・ つい・とる。」②主な役割を担う人に、付き従っている人。「僕・も・ ふろく・で・ つい・てき・まし・てん。」⇒おまけ【お負け】

ふろしき【風呂敷】《名詞》 ものを包んで持ち歩くのに使う、大きくて四角い布。「ふろしき・で・ 包ん・でいか・んと・ 恰好(かっこ)悪い・やろ。」

ふろば【風呂場】《名詞》 湯を沸かして湯船の中に入れたもののある浴室。建物の中の、風呂のある場所。「雨・の・ 日・は・ ふろば・に・ 洗濯物・を・ 干す。」〔⇒ふろ【風呂】、ちゃいちゃい、ちゃぶちゃぶ〕

プロパン〔ぷろぱん〕【英語=propane gasから】《名詞》 家庭用燃料として使われる、石油などなら作られる液化ガス。「うち・は・ 都市ガス・やのー・て・ ぷろぱん・や。」〔⇒プロパンガス【英語=propane gas

プロパンガス〔ぷろぱんがす〕【英語=propane gas】《名詞》 家庭用燃料として使われる、石油などから作られる液化ガス。「うち・は・ 都市ガス・やのー・て・ ぷろぱん・や。」〔⇒プロパン【英語=propane gasから】

プロペラ〔ぷろぺら〕【英語=propeller】《名詞》 飛行機や船などを進ませるために、ねじれのついた羽根が発動機によって回転する装置。「ぷろぺら・で・ 風・を・ 起こす。」

ふろや【風呂屋】《名詞》 お金を取って、一般の人たちを入浴をさせるところ。銭湯。「ふろや・の・ 煙突・が・ 見える。」

プロレス〔ぷろれす〕【英語=professinal  wrestling】《名詞》 興業として行われる、大衆娯楽としての格闘技。「テレビ・の・ ぷろれす・で・ 力道山・を・ 見た。」〔⇒レスリング【英語=wrestling

ふわっと《副詞、動詞する》 ①風に乗ったりして、軽いものが空中に浮かんで漂う様子。「雲・が・ ふわっと・ 浮い・とる。」②いかにも柔らかく膨らんでいる様子。軽く弾力のある様子。「ふわっとし・た・ パン・が・ 焼け・た。」③軽いものや薄いものが、そっと揺れる様子。「風・が・ 吹い・て・ カーテン・が・ ふわっと・ 揺れ・た。」④上の方から広げて、軽く被せる様子。「網・を・ ふわっと・ 被せる。」①②⇒ふわふわ、ふんわり。⇒ふあんふあん、ふあんふあん〕

ふわふわ《名詞》 マシュマロやウエハースなどのように、柔らかく軽い感じのする食べ物。「小さい・ 子ー・に・は・ ふわふわ・を・ 食べさす・の・が・ えーやろ。」

ふわふわ《形容動詞や()、動詞する》 ①風に乗ったりして、軽そうに浮いている様子。浮いて漂っている様子。「風船・が・ ふわふわ・ 空・を・ 飛ん・どる。」②いかにも柔らかく膨らんでいる様子。軽く弾力のある様子。「布団・を・ 干し・たら・ ふわふわに・ なっ・た。」「ふわふわし・た・ カステラ」③動作や気持ちが落ち着きを失っている様子。「ふわふわし・た・ 気持ち・で・ おっ・たら・ あか・ん・ぞ。」①②⇒ふんわり、ふわっと。⇒ふあんふあん、ふわんふわん〕

ふわんふわん《形容動詞や()、動詞する》 いかにも柔らかく膨らんでいる様子。軽く弾力のある様子。「ふわんふわんの・ カステラ・を・ 食べ・た。」〔⇒ふわふわ、ふあんふあん、ふんわり、ふわっと〕

ふん〔ぷん〕【分】《名詞》 ①時間の長さを表す単位であり、1分は1時間の60分の1にあたる長さ。「制限時間・は・ 5分・です。」②時刻を表す単位であり、1分は1時間の60分の1を示す。「6時10ぷん・に・ 起き・た。」

ふん《感動詞》 ①相手の言うことに納得したり同意したりするときに、軽く、ややぞんざいに言う言葉。「ふん・ わかっ・た・よ。」②相手の言うことに反発したり軽蔑したりする気持ちを表す言葉。「ふん・ お前ら・に・ わかる・かいや。」「ふん・ そんな・ こと・ぐらい・ ちゃんと・ わかっ・とる・わい。」

ぶん【分】《名詞》 ①分配して、一人一人が得る分量。「これ・が・ あんた・の・ ぶん・や。」②ある範囲などに相当するもの。「足ら・ん・ ぶん・は・ みんな・から・ 寄付し・てもらう。」③いくつかに分けること。「3・ぶん・の・ 1」④予想したり判断したりする内容やその様子。「この・ ぶん・やっ・たら・ 晴れ・てき・そーや。」⇒わけまえ【分け前】

ぶん【文】《名詞》 いくつかの言葉を用いて、考えなどをひとまとまりに表現したもの。「わかりにくい・ ぶん・や・なー。」◆「ぶん【文】」と「ぶんしょう【文章】」は厳密に言うと異なるものであるが、同じ意味で使うことが多い。〔⇒ぶんしょう【文章】

ぶん【分】《接尾語》[数字を表す言葉に付く] その数字にあたる数量や金額などを表す言葉。「1000円ぶん・の・ 野菜・を・ 買()ー・た。」「50坪ぶん・の・ 土地」〔⇒がん、がとこ、ぶり〕

ふんか【噴火】《名詞、動詞する》 火山が爆発して、水蒸気・ガス・灰・溶岩などを噴き出すこと。「桜島・が・ ふんかし・た・ん・やて。」

ぶんかい【分解】《名詞、動詞する》 ①まとまっているものを個々の要素や部分に細かく分けること。「時計・を・ ぶんかいし・て・ 怒ら・れ・た。」②まとまっているものが細かく分かれたりして、本来の機能を失うこと。「大風・で・ 犬小屋・が・ ぶんかいし・ても・た。」■対語=①「くみたて【組み立て】」

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2017年8月23日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (480)    (通算2478回)

日常生活語 「ふ」⑭

 

ふる【振る】《動詞・ラ行五段活用》 ①ものの一端を持って、全体や他の端を動かす。揺り動かす。「鈴・を・ ふっ・て・ 音・を・ 出す。」「旗・を・ ふる。」②勢いをつけて、上からまき散らす。「魚・に・ 塩・を・ ふっ・て・ ちょっと間・ 置い・とく。」③書いてあるものに、文字や記号などを書き加える。「振り仮名・を・ ふる。」「赤鉛筆・で・ 印・を・ ふる。」④仕事や役割などを割り当てる。「ひとりひとり・に・ 役割・を・ ふる。」「みんな・に・ ふら・んと・ 一人・で・は・ でけ・へん。」■名詞化=ふり【振り】

ふるい【古い】《形容詞》 ①作られたり始まったりしてから、時間が経っている。遠い昔のことである。「ふるい・ 時代・の・ 話・を・ 聞く・の・は・ 好きや・ねん。」②斬新さがない。これまでから存在したものである。時代遅れである。「頭・が・ ふるい・さかい・ 良()ー・ 知恵・が・ 出・てこ・ん。」③変化する前のものである。「建て替える・ 前・の・ ふるい・ 駅・は・ 趣き・が・ あっ・た。」④新鮮ではない。「この・魚・は・ だいぶ・ ふるー・なっ・て・ 臭い・が・する。」■対語=「あたらしい【新しい】」■名詞化=ふる【古】

ふるう〔ふるー〕【震う】《動詞・ワア行五段活用》 ①寒さ、恐怖、高熱などによって、体が小刻みに動く。「熱・が・ あっ・て・ 体・が・ ふるー・とる。」②ものや声などが小刻みに揺れる。「電車・が・ 通っ・たら・ 家・が・ ちょっと・ ふるー・ねん。」■他動詞は「ふるわす【震わす】」■名詞化=ふるい【震い】〔⇒ふるえる【震える】

ふるえ【震え】《名詞》 寒さ、恐怖、高熱などによって、体が小刻みに動くこと。「寒すぎ・て・ ふるえ・が・ 止まら・へん。」

ふるえる【震える】《動詞・ア行下一段活用》 ①寒さ、恐怖、高熱などによって、体が小刻みに動く。「隣・が・ 火事・に・ なっ・て・ ふるえ・とっ・てん。」②ものや声などが小刻みに揺れる。「地震・で・ 雨戸・が・ ふるえ・た。」■他動詞は「ふるわす【震わす】」■名詞化=ふるえ【震え】〔⇒ふるう【震う】

ふるぎ【古着】《名詞》 何度も着て古くなった洋服や着物。「ふるぎ・や・けど・ 誰・か・ 着・てくれる・ん・やっ・たら・ あげ・まっ・せ。」

ふるぎや【古着屋】《名詞》 何度も着て古くなった洋服や着物を売買している店。「ふるぎや・で・ オーバー・を・ 買う。」〔⇒ふるてや【古手屋】

ふるくさい【古臭い】《形容詞》 ①ひどく古ぼけている。時代遅れである。「ふるくさい・ 型・の・ テレビ・を・ まだ・ 使(つこ)・て・ます。」「ふるくさい・ 考え方・を・ する・ 人・や。」②似たものがたくさんあって、新しさや珍しさがない。「ふるくさい・ 考え・や・けど・ 間違(まちご)ー・た・ 考え・で・は・ ない・と・ 思い・ます・ねん。」

ふるさと【古里、故郷】《名詞》 自分が生まれ育ったり、祖先が生活したりしたところ。「私・の・ ふるさと・は・ 但馬・です。」〔⇒くに【国】

ふるせ【古せ】《名詞》 生まれてから何年も生きて、大きく育った魚。「あぶらめ・の・ ふるせ・が・ 釣れ・た。」

ふるたい(風袋)】《名詞》 品物を入れている箱や袋などの重さ。「ふるたい・を・ 引い・たら・ 900グラム・や。」

ふるて【古手】《名詞》 ①使って古くなったもの。「ふるて・の・ 机・を・ 新しい・の・に・ 買い替える。」②経験を積んで、古参となった人。「この・会社・で・は・ だいぶ・ ふるて・に・ なっ・ても・てん。」〔⇒ふる【古】

ふるてや【古手屋】《名詞》 何度も着て古くなった洋服や着物を売買している店。「昔・は・ 駅・の・ 近く・に・ ふるてや・が・ あっ・た・ん・や。」〔⇒ふるぎや【古着屋】

ふるどうぐや〔ふるどーぐや〕【古道具屋】《名詞》 何度も使って古くなった道具や食器などを売買している店。「ふるどーぐや・で・ 杵・と・ 臼・を・ 買()ー・た。」

ぶるぶる《副詞と、動詞する》 ①恐ろしさや寒さなどによって、体などが小刻みに震える様子。「寒(さぶ)ー・て・ ぶるぶる・ 震え・とっ・てん。」②柔らかく揺れる様子。小刻みに揺れる様子。「ぶるぶる・の・ ゼリー」

ふるほん【古本】《名詞》 読んでおいて古くなった本。読んだ後、売りに出された本。「ふるほん・で・ 買()ー・たら・ 安ー・ 手・に・入(はい)る。」

ふるわす【震わす】《動詞・サ行五段活用》 ものや声などを小刻みに揺らす。「声・を・ ふるわし・て・ 怒っ・とる。」「綺麗な・ 声・を・ ふるわし・て・ 歌う。」■自動詞は「ふるえる【震える】」「ふるう【震う】」

ぶるんぶるん《副詞と、動詞する》 ①エンジンなどの回る様子やその音。「ヘリコプター・の・ 羽・が・ ぶるんぶるんと・ 回り始め・た。」②手などを大きく回す様子。「縄跳び・の・ 縄・を・ ぶるんぶるん・ 振り回(まー)す。」

ぷるんぷるん《形容動詞や()》 弾力があって揺れている様子。「ぷるんぷるんの・ ゼリー」

ふれあるく【触れ歩く】《動詞・カ行五段活用》 あちらこちらに知らせるために行き巡る。「葬式・が・ でけ・た・さかい・ 鐘・を・ 鳴らし・て・ 村中・に・ ふれあるく。」〔⇒ふれまわる【触れ回る】

ブレーキ〔ぶれーき〕【英語=brake】《名詞》 回転している車輪などに働いて、車を減速させたり止めたりする仕掛け。「自転車・の・ ぶれーき・を・ かける。」「車・の・ ぶれーき・を・ 踏む。」

プレゼント〔ぷれぜんと〕【英語=present】《名詞、動詞する》 人にあげる品物。進物。「子ども・に・ クリスマス・の・ ぷれぜんと・を・ やら・んと・ いか・ん・なー。」〔⇒おくりもの【贈り物】、つかいもん【使い物】、おつかいもん【御使い物】

ふれまわる〔ふれまーる〕【触れ回る】《動詞・ラ行五段活用》 あちらこちらに知らせるために行き巡る。「寄り合い・の・ 日ー・と・ 時間・を・ ふれまーる。」「夜中・に・ 拍子木・を・ たたい・て・ 火の用心・を・ ふれまわる。」〔⇒ふれあるく【触れ歩く】

ふれる【触れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①手など、体の一部が人やものにあたる。または、あてる。「肩・に・ ふれ・て・ 教(おせ)・てやる。」「手・を・ 挙げ・たら・ 隣・の・ 人・に・ ふれ・た。」②取り上げて言う。「厭な・ こと・に・は・ ふれ・んとこー・と・ 思う。」③あちらこちらに知らせる。言って回る。「法事・の・ 日にち・を・ 電話・で・ 親戚・に・ ふれる。」■名詞化=ふれ【触れ】⇒さわる【触る】

ふろ【風呂】《名詞》 ①湯を沸かして湯船の中に入れたもの。また、その湯船。また、その湯船のある浴室。「台所・の・ 横・を・ ふろ・に・ する。」「ふろ・を・ 沸かす。」「ふろ・に・ 入っ・て・ あー・ 極楽・極楽。」②入浴をすること。「ふろ・が・ 済ん・で・から・ ビール・を・ 飲む。」〔⇒ちゃいちゃい、ちゃぶちゃぶ。⇒ふろば【風呂場】⇒ゆ【湯】

プロ〔ぷろ〕【英語=professinal から】《名詞》 それを専門にしていること。それを職業にしていること。また、そのようにしている人。「ぷろ・の・ 左官屋さん・は・ やっぱり・ 上手に・ 仕上げ・てくれる。」「ぷろ・野球」

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2017年8月22日 (火)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (479)    (通算2477回)

日常生活語 「ふ」⑬

 

ふり【振り】《名詞》 ①竹刀やバットなどの一端を持って、全体や他の端を動かすこと。また、その動かし方。「バット・の・ ふり・が・ 上手い。」②人の振る舞いや仕草。態度や姿勢など。「あいつ・は・ 知っ・とっ・て・ 知ら・ん・ ふり・を・ し・とる。」

ぶり【鰤】《名詞》 背中が濃青色で腹が銀白色をしていて美味としてもてはやされる魚で、育つにつれて名前が変わるが、そのいちばん大きくなったもの。「脂・が・ 乗っ・た・ ぶり・の・ 刺身・は・ 美味い。」◆成長するにつれて、「つばす」「はまち」「めじろ」「ぶり」と名が変わっていく。

ぶり《接尾語》[数字を表す言葉などに付く] ①時間の間隔があいていることを表す言葉。「3日ぶり・に・ 晴れ・た。」「1週間ぶり・に・ 会()ー・た。」「半年ぶり・の・ 退院・や。」②その数字にあたる数量や金額などを表す言葉。「1週間ぶり・の・ 薬」「10人ぶり・の・ ご飯・を・ 作る。」「1年ぶり・の・ 電気代」③ある分量や程度に相当ものであることを表す言葉。「小ぶり・の・ 茶碗・で・ ご飯・を・ 食べる。」⇒ぶん【分】、がん、がとこ〕

ふりあげる【振り上げる】《動詞・ガ行下一段活用》 全体を揺り動かして、勢いよく上げる。「腹・が・ 立っ・て・ 拳骨・を・ ふりあげ・た。」「よき〔=斧〕・を・ ふりあげ・て・ たきもん〔=薪〕・を・ 割る。」■対語=「ふりおろす【振り下ろす】」

ふりおろす【振り下ろす】《動詞・サ行五段活用》 いったん上げていたものを、勢いよく下げる。「つるはし・を・ ふりおろし・て・ 穴・を・ 掘る。」■対語=「ふりあげる【振り上げる】」

ふりかえ【振り替え】《名詞、動詞する》 臨時に他のものと取りかえること。「電車・の・ 事故・で・ 阪急・に・ ふりかえ・に・ なっ・た。」「ふりかえ休日」

ふりかえる【振り返る】《動詞・ラ行五段活用》 ①首を回すなどして、後ろの方を向く。「誰・か・に・ 呼ば・れ・た・ 気・が・ し・て・ ふりかえっ・た。」②今までのことを思い出す。今までのことをじっくり考える。「この・ 1年・を・ ふりかえる。」⇒ふりむく【振り向く】

ふりかえる【振り替える】《動詞・ラ行下一段活用》 臨時に他のものと取りかえる。「日曜出勤・の・ 休み・を・ 月曜・に・ ふりかえる。」■名詞化=ふりかえ【振り替え】

ふりがな【振り仮名】《名詞》 漢字の読み方を示すために、その漢字の右側などに書くひらがなやカタカナの文字。「ふりがな・ 振っ・とか・んと・ 読み方・を・ 忘れ・そーや。」

ブリキ〔ぶりき〕【オランダ語=blik】《名詞》 表面に錫をメッキした、薄い鉄板。「ぶりき・の・ バケツ・が・ 少(すけ)のー・ なっ・て・ プラスチック・ばっかり・に・ なっ・てき・た。」◆商店などで「錻力」という文字遣いを見ることがある。

ふりきん【振り金】《名詞》 男子が下着などをまったく身につけていない状態。「風呂上がり・や・ 言()ー・ても・ ふりきん・で・ 歩い・たり・ する・な。」〔⇒ふりちん【振りちん】

ふりこ【振り子】《名詞》 吊り下げた重りが、一定の周期で左右に揺れ動くようにした仕掛け。「柱時計・の・ ふりこ・が・ 止まっ・ても・とる。」

ふりそで【振り袖】《名詞》 未婚の女性の晴れ着として、丈を長くして、脇の下をい合わせていない袖の着物。「成人式・は・ ふりそで・が・ 多い。」■対語=「とめそで【留め袖】」

ふりだし【振り出し】《名詞》 ①双六遊びで、駒が出発する場所。「ふりだし・で・ サイコロ・を・ 振る。」②物事の出発点。改めて戻った最初の位置。「福岡・を・ ふりだし・に・ 九州・を・ 旅行する。」「水害・に・ 遭()ー・て・ 何・も・か・も・ 無()ー・なっ・た・さかい・ もー一遍・ ふりだし・から・ やり直し・や。」

ふりちん【振りちん】《名詞》 男子が下着などをまったく身につけていない状態。「子ども・の・ 時・は・ ふりちん・で・ 泳い・だ。」〔⇒ふりきん【振り金】

ふりつけ【振り付け】《名詞、動詞する》 歌などに合わせて、踊ったり動いたりする動作を工夫すること。「盆踊り・の・ ふりつけ・を・ 変え・てみ・たら・ どない・です・か。」

ふりまく【振り撒く】《動詞・カ行五段活用》 辺り一面にばらまく。きちんと整頓されていない状態にある。「餌(えさ)・を・ ふりまい・とっ・たら・ ぎょーさん・の・ 鳥・が・ 来・た。」〔⇒まきちらす【撒き散らす】、まきちらかす【撒き散らかす】

ふりまわす〔ふりまーす〕【振り回す】《動詞・サ行五段活用》 ①勢いよく動かす。「手ー・の・ 指・を・ ふりまーし・て・ 合図する。」②自分を中心として、大きな円を描くようにして動かす。「バット・を・ ふりまーし・たら・ 危ない・やろ。」③思い通りに人を指図する。自分の力を誇示して、周囲の人に強い影響を与える。「彼奴(あいつ)・の・ 言()ー・こと・に・ ふりまーさ・れ・たら・ あか・ん。」

ふりむく【振り向く】《動詞・カ行五段活用》 首を回すなどして、後ろの方を向く。「友だち・の・ 声・が・ し・た・ん・で・ ふりむい・た。」〔⇒ふりかえる【振り返る】

ふりょう〔ふりょー〕【不良】《名詞》 ①品行の良くない少年や少女。また、品行の良くないこと。「ふりょー・と・ つきおー・たら・ あか・ん。」②質や状態などが優れていないこと。また、そのような状態や、そのようなもの。「ふりょう・の・ 品物・は・ 売ら・れ・へん。」「消化ふりょう・の・ 食べ物」⇒ちんぴら〕

ふりょう〔ふりょー〕【不漁】《名詞、形容動詞や()》 魚などがあまり獲れないこと。「去年・は・ いかなご・が・ ふりょーやっ・た。」■対語=「たいりょう【大漁】」

ふりわける【振り分ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①荷物を、前後・左右などの2つに分ける。「右・の・ 手ー・と・ 左・の・ 手ー・に・ ふりわけ・て・ 持つ。」「肩・の・ 荷ー・を・ ふりわける。」②仕事などの全体をわけて、それぞれに受け持たせる。物品や金額などをそれぞれに分配する。「みんな・で・ 協力する・さかい・ 仕事・を・ ふりわけ・てん・か。」■名詞化=ふりわけ【振り分け】⇒わりふる【割り振る】、わりあてる【割り当てる】

プリント〔ぷりんと〕【英語=print】《名詞、動詞する》 ①謄写版などによって簡易的に印刷すること。簡易的に印刷したもの。「試験問題・の・ ぷりんと・が・ 配ら・れ・た。」②型紙を使って布地に模様を染めること。模様を染めた布地。「綺麗な・ 花柄・の・ ぷりんと・や・なー。」

ふる【古】《名詞》 ①使って古くなったもの。「ふる・の・ 帽子・を・ 着・ていく。」②経験を積んで、古参となった人。「ふる・の・ 社員・が・ ぎょーさん・ おる。」〔⇒ふるて【古手】

ふる【降る】《動詞・ラ行五段活用》 空から雨や雪などが落ちてくる。高いところから細かなものや小さなものが落ちてくる。「ぱらぱらと・ ふり出し・まし・た・なー。」「餅撒き・の・ 餅・が・ 上・から・ ふっ・てき・た。」■名詞化=ふり【降り】

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2017年8月21日 (月)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (478)    (通算2476回)

日常生活語 「ふ」⑫

 

ふゆもん【冬物】《名詞》 ①冬に着るための衣服。「そろそろ・ ふゆもん・の・ シャツ・を・ 出さ・んと・ いか・ん・なー。」②冬に出盛る食べ物など。「ふゆもん・の・ おでん」③冬にふさわしい品など。「ふゆもん・の・ 掛け軸・に・ 換える。」■対語=「なつもん【冬物】」

ふゆやすみ【冬休み】《名詞》 学校や職場などで、年末・年始などに休むこと。また、その期間。「ふゆやすみ・は・ 宿題(しくだい)・が・ 少ない・さかい・ 嬉しー・ねん。」

ふようかぞく〔ふよーかぞく〕【扶養家族】《名詞》 生活の面倒を見て養う、配偶者や親・子など。「家内・は・ ふよーかぞく・に・ 入っ・て・ます・ねん。」

ぶよぶよ《形容動詞や()、動詞する》 ①水分を含んで、膨らんだり凹凸が生じたりする様子。やわらかくて、わずかに弾力がある様子。「ぶよぶよし・た・ ボール紙」②人や動物が太りすぎて、たくましさに欠ける様子。「ぶよぶよし・た・ 体・の・ 犬・や。」

フライ〔ふらい〕【英語=fry】《名詞、動詞する》 魚・肉・野菜などにパン粉や溶いた小麦粉をつけて、油で揚げた料理。「海老・を・ ふらい・に・ する。」〔⇒あげもん【揚げ物】、てんぷら【ポルトガル語=temperoから】、てんぽら【ポルトガル語=temperoから】

フライ〔ふらい〕【英語=fly】《名詞》 野球で、バッターが高く打ち上げた球。「ふらい・を・ 捕ら・れ・て・ アウト・に・ なっ・た。」

フライパン〔ふらいぱん〕【英語=frying panから】《名詞》 揚げものや炒めものなどを作るときに使う、柄の付いた浅い鍋。「ふらいぱん・で・ 卵・を・ 焼く。」

ぶらく【部落】《名詞》 家がひとかたまりになっている、集落の単位としての地域。「小学校・の・ 運動会・で・ ぶらく対抗リレー 言()ー・の・が・ あっ・て・ ごっつい・ 熱・が・ 入り・まし・た・なー。」〔⇒むら【村】

ぶらくる《動詞・ラ行五段活用》 上の方にあるものにくくりつけたりはさんだりして、垂れるようにする。「軒(のき)・に・ 風鈴・を・ ぶらくる。」「タオル掛け・に・ タオル・を・ ぶらくる。」◆無造作に行っているような印象が伴う。〔⇒つらくる【吊らくる】、つらさげる【吊ら下げる】、ぶらさげる【ぶら下げる】、つる【吊る】

ぶらさがり【ぶら下がり】《名詞》 店頭に吊り下げられている、既製の服など。「ぶらさがり・を・ 買()ー・て・ 着る。」

ぶらさがる【ぶら下がる】《動詞・ラ行五段活用》 ①上の方にあるものを手でつかんで、体を垂らす。「鉄棒・に・ ぶらさがる。」 ②一端がものに付いていて、他方が下の方に垂れる。上の方にあるものにくっついたりして、垂れるようになる。「蓑虫・が・ 木ー・に・ ぶらさがっ・とる。」■他動詞は「ぶらさげる【ぶら下げる】」■名詞化=ぶらさがり【ぶら下がり】⇒さがる【下がる】

ぶらさげる【ぶら下げる】《動詞・ガ行下一段活用》 上の方にあるものにくくりつけたりはさんだりして、垂れるようにする。「腰・に・ 手拭い・を・ ぶらさげる。」■自動詞は「ぶらさがる【ぶら下がる】」■名詞化=ぶらさげ【ぶら下げ】〔⇒つらくる【吊らくる】、つらさげる【吊ら下げる】、ぶらくる、つる【吊る】

ブラシ〔ぶらし〕【英語=brush】《名詞》 汚れを払ったり、絵の具やペンキや糊などを塗ったりするために、毛を束ねて植えて柄などをつけた道具。「背広・に・ ぶらし・を・ かける。」〔⇒はけ【刷毛】

プラスチック〔ぷらすちっく〕【英語=plastics】《名詞》 熱や圧力を加えて様々な形に加工できる、化学的に合成した樹脂状の物質。「踏ん・だら・ ぷらすちっく・の・ 筆箱・が・ めげ・た。」

ふらつく《動詞・カ行五段活用》 ①足元が不安定で体が揺れ動く。体の平衡を失ってよろめく。「酒・を・ 飲ん・で・ ふらつき・ながら・ 歩い・た。」②気持ちが不安定で落ち着かない状態である。考えが定まらないで、決断できないでいる。「頭・が・ 痛(いと)ー・て・ ふらつい・とる・ねん。」「行く・か・ 行か・かん・か・ ふらつい・とる・ねん。」③あてもなく歩き回る。「休み・の・ 日・は・ 町・を・ ふらつい・とる・ねん。」

ぶらつく《動詞・カ行五段活用》 ゆっくりした足どりで歩き回る。あちらこちらを動き回る。きちんとした目的地もなく歩く。「買い物・がてら・ 三宮・を・ ぶらつく。」〔⇒うろつく、ぶらぶら(する)

ふらっと《副詞、動詞する》 ①特別な目的や当てもなく行動する様子。十分に考えないで行動する様子。「ふらっと・ 散歩し・とっ・たら・ 友だち・に・ 会()ー・た。」②前触れがなく行われる様子。「友だち・が・ ふらっと・ 家・へ・ 寄っ・てき・た。」③体の平衡を失ってよろめく様子。「暑い・さかい・ 道・で・ ふらっとし・て・ 電信柱・に・ もたれ・た。」⇒ぶらっと。①③⇒ふらふら〕

ぶらっと《副詞、動詞する》 特別な目的や当てもなく行動する様子。「ふらっと・ 散歩し・とっ・たら・ 友だち・に・ 会()ー・た。」「ぶらっとする・の・も・ 暇つぶし・に・は・ もってこいや。」〔⇒ふらっと〕

プラットホーム〔ぷらっとほーむ〕【英語=plat-form】《名詞》 駅で、乗客が列車に乗り降りしたり、荷物を積み下ろしたりするために、線路に沿って高く作ってある場所。「ぷらっとほーむ・に・ 電車・が・ 入っ・てき・た。」〔⇒ホーム【英語=plat-formから】

ふらふら《副詞と、形容動詞や()、動詞する》 ①体の平衡を失ってよろめく様子。「年・を・ とる・と・ 足元・が・ ふらふらし・まん・なー。」「頭・を・ ふらふら・ 動かす。」②体に異常があって、揺れ動くように感じる様子。「熱・が・ あっ・て・ 頭・が・ ふらふらする。」③疲れ切っている様子。「一日中・ 立ちっぱなしやっ・た・ん・で・ ふらふらに・ なっ・た。」④心が揺れ動いて、思いが定まらない様子。「人・に・ 言わ・れ・たら・ 余計に・ 気持ち・が・ ふらふらし・てまう。」⑤特別な目的や当てもなく行動する様子。十分に考えないで行動する様子。「町・の・ 中・を・ ふらふらと・ 歩き回っ・とっ・てん。」⑥ものが力無く揺れ続ける様子。「提灯・が・ ふらふら・ 揺れ・とる。」①⑤⇒ふらっと〕

ぶらぶら《副詞と、形容動詞や()、動詞する》 ①ものが大きく揺れ動く様子。不安定に動く様子。揺れ動かせる様子。「椅子・に・ 座っ・て・ 足・を・ ぶらぶらと・ さす。」②ゆっくりした足どりで歩き回る様子。あちらこちらを動き回る様子。「ぶらぶら・ 歩い・とっ・たら・ 海・に・ 出・た。」③仕事をしないで暮らす様子。怠惰に過ごしている様子。「ぶらぶらせ・んと・ 仕事・ し・なはれ・や。」②動詞⇒ぶらつく、うろつく〕

ぶらんこ《名詞》 つり下げた2本の綱や鎖の先に横木を渡して、そこに乗って前後に揺れ動かせる遊具。「ぶらんこ・を・ こぐ。」

ぶらんと《副詞、動詞する》 ①ものにつかまって、ぶら下がる様子。「鉄棒・に・ ぶらんと・ ぶら下がっ・とっ・てん。」②ものが垂れ下がる様子。「瓢箪・が・ ぶらんとし・とる。」

ぶらんぶらん《副詞と、動詞する》 ものが垂れ下がって、不安定である様子。「足・を・ ぶらんぶらんし・て・ 椅子・に・ 坐っ・とる。」

ふり【降り】《名詞》 雨や雪が降ること。また、その様子や程度。「今日・の・ ふり・やっ・たら・ 傘・や・のー・て・ 合羽・を・ 着・ていく・ 方・が・ えー・やろ。」

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2017年8月20日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (477)    (通算2475回)

日常生活語 「ふ」⑪

 

ぶぶん【部分】《名詞》 全体をいくつかに分けたものの一つ。「なんぼ・か・の・ ぶぶん・に・ 分け・て・ こしらえ・て・から・ 一つ・に・ つなぐ。」

ふへい〔ふへー〕【不平】《名詞、形容動詞や()》 思い通りにならなくて、気に入らないこと。気に入らないことを言葉や態度にあらわすこと。「ごたごた・ 人・の・ ふへー・を・ 並べ・たら・ あか・ん・よ。」「ふへー・そーな・ 顔・を・ し・とる。」〔⇒ふまん【不満】、ふそく【不足】

ふべん【不便】《名詞、形容動詞や()》 ①移動するのに都合がよくないこと。「電車・は・ 1時間・に・ 1本・だけ・の・ ちょっと・ ふべんな・ 所(とこ)・や。」②役立たず具合が悪いこと。「使う・の・が・ 難しー・て・ ふべんな・ 機械・や。」■対語=「べんり【便利】」〔⇒べんりわるい【便利悪い】

ふまじめ【不真面目】《名詞、形容動詞や()》 言動に嘘や偽りやごまかしがあったり、一生懸命に取り組んだりしない様子。人柄が誠実でなく、真剣に取り組まない様子。「あんな・ ふまじめな・ 奴(やつ)・と・は・ 一緒に・ 仕事・でけ・へん。」■対語=「まじめ【真面目】」

ふまん【不満】《名詞、形容動詞や(ナ・ノ)》 自分の思い通りにならなくて、気に入らないこと。気に入らないことを言葉や態度にあらわすこと。気に入らないことが心の中にくすぶり続けること。「何・が・ ふまんで・ そんな・ 顔・を・ する・ん・や。」■対語=「まんぞく【満足】」〔⇒ふへい【不平】、ふそく【不足】

ふみあらす【踏み荒らす】《動詞・サ行五段活用》 そうすべきでないところに入り込んで、踏んで押さえつけて、めちゃめちゃにする。「昨日・ 種・を・ 蒔い・た・ ところ・を・ 子ども・が・ ふみあらし・てしも・とる。」〔⇒ふみにじる【踏み躙る】

ふみいし【踏み石】《名詞》 ①玄関などに置いて、脱いだ履き物をその上に置く石。「ふみいし・の・ 上・の・ 草履・を・ 揃える。」②庭などに一定の間隔で飛び飛びに置いてある石。「ふみいし・を・ 踏ま・なんだら・ 靴・が・ 汚れる・よ。」

ふみきり【踏切】《名詞》 ①鉄道線路と道路とが同じ平面で交差するところ。「ふみきり・で・ 右・と・ 左・を・ よー・ 見る。」②走り幅跳びなどで、跳び上がるために、強く力を入れて足を踏むこと。また、そのようにする場所。「思い切っ・て・ ふみきり・を・ せ・な・ あか・ん。」

ふみきりばん【踏切番】《名詞》 鉄道線路と道路とが同じ平面で交差するところの安全を確かめて、遮断機の上げ下げをする人。「明石・の・ 駅前・の・ ふみきりばん」◆踏切の自動遮断機や安全装置の設置に伴って、「ふみきりばん【踏切番】」がいる踏切は、ほとんど見かけなくなった。

ふみだい【踏み台】《名詞》 高いところのものを取ったり、高いところで何かをするときに乗る台。足下の高さを補うためのもの。「棚・の・もん・を・ 下ろす・さかいに・ ふみだい・を・ 持っ・てき・てんか。」〔⇒ふんまえ【踏ん前】、あしつぎ【足継ぎ】

ふみたおす【踏み倒す】《動詞・サ行五段活用》 ①踏みつけて、立ててあったものや植えてあったものなどを倒す。「花・を・ ふみたおし・た・ん・は・ 犬・やろ・か。」②支払うべき代金や借金を、払わないままにする。「貸し・た・ 金・を・ ふみたおさ・れ・ても・てん。」

ふみちゃんこ《形容動詞や()、動詞する》 やたらに踏みにじっている様子。繰り返して何度も踏みつける様子。「犬・が・ きれいな・ 花・を・ ふみちゃんこに・ し・とる。」

ふみつける【踏み付ける】《動詞・カ行下一段活用》 踏んで押さえつける。「缶・を・ ふみつけ・て・ ぺちゃんこに・ する。」

ふみにじる【踏み躙る】《動詞・ラ行五段活用》 ①そうすべきでないところに入り込んで、踏んで押さえつけて、めちゃめちゃにする。「花壇・を・ ふみにじっ・た・ 奴(やつ)・が・ おる。」②人の考えや気持ちを無視したり傷つけたりする。「親切で・ 言()ー・てやっ・た・のに・ 人・の・気持ち・を・ ふみにじり・やがっ・た。」⇒ふみあらす【踏み荒らす】

ふみぬく【踏み抜く】《動詞・カ行五段活用》 ①踏んだ足で、床などに穴を開ける。「廊下・の・ 床板・を・ ふみぬい・た。」②尖ったものや、出ている釘などを踏んで、足に突き刺す。「釘・を・ ふみぬい・て・ 怪我・を・ し・た。」

ふみはずす【踏み外す】《動詞・サ行五段活用》 踏むところを間違える。踏むところを間違えて、落ちたり平衡を失ったりする。「階段・を・ ふみはずし・て・ ひょろけ・た。」

ふみふみする【踏み踏みする】《動詞・サ行変格活用》 ①足で押さえて動かないようにする。「種・を・ 蒔い・た・ ところ・を・ ふみふみし・たら・ あか・ん・よ。」②自分の足を上下に動かして、ものを動かす。「三輪車・を・ ふみふみする。」◆幼児語。〔⇒ふむ【踏む】

ふむ【踏む】《動詞・マ行五段活用》 ①足で押さえて動かないようにする。「田圃・の・ 土・を・ ふむ。」②自分の足を上下に動かして、ものを動かす。「ミシン・を・ ふむ。」③評価をしたり、予想や見当をつけたりする。「来・ん・やろ・と・ ふん・どっ・てん・けど・ やっぱり・ 来・なんだ。」①②⇒ふみふみする【踏み踏みする】

ふめい〔ふめー〕【不明】《名詞、形容動詞や()》 内容、原因、行き先などがよくわからないこと。「火事・の・ 原因・は・ ふめーや・そーや。」「作者・は・ ふめいや。」

ふやかす《動詞・サ行五段活用》 水を吸わせて、柔らかく膨れるようにする。「餅米・を・ ふやかし・て・から・ 炊く。」■自動詞は「ふやける」

ふやける《動詞・カ行下一段活用》 ①水を吸って、柔らかく膨れる。「浸けすぎ・て・ 寒天・が・ ふやけた。」②だらしない行動や状態である。「熱心に・ 仕事・を・ せ・んと・ ふやけ・ても・とる。」■他動詞は①「ふやかす」■名詞化=ふやけ

ふやす【増やす、殖やす】《動詞・サ行五段活用》 ①それまでの数量よりも多くする。「人数・を・ ふやさ・んと・ 仕事・が・ 終わら・へん。」②利益を得て財産などが多くなるようにする。「株・でも・ 買()ー・て・ ふやし・たい・けど・ 失敗し・たら・ えらい・ 損・を・ する・やろ・なー。」■対語=①「へらす【減らす】」「へす【減す】」■自動詞は「ふえる【増える、殖える】」

ふやふや《形容動詞や()、動詞する》 ①柔らかく、曲がりやすかったり、ねじれやすかったりする様子。しっかりした姿勢でない様子。「この・ 竹輪・は・ 細ー・て・ ふやふやや・なー。」②言行がしっかりしていない様子。「ふやふやし・て・ 当て・に・ なら・ん・ 人・や。」〔⇒ふにゃふにゃ〕

ふゆ【冬】《名詞》 四季の一つで秋と春の間にあって、二十四節気では立冬から立春の前日まで、現在の暦では12月から2月までの期間。「今年・の・ ふゆ・は・ 温い・ 日ー・も・ 多かっ・た。」

ふゆふく【冬服】《名詞》 冬の寒い頃に着る服。「ふゆふく・の・ 上・に・ オーバー・を・ 着る。」■対語=「なつふく【夏服】」「あいふく【間服、合服】」

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2017年8月19日 (土)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (476)    (通算2474回)

日常生活語 「ふ」⑩

 

ふとい【太い】《形容詞》 ①円柱に近い形のものの周りが大きい。「ふとい・ 大根・が・ 穫れ・た。」②面状に長く伸びているものの幅が広い。「ふとい・ 道」③平たい形のもので、かなりの厚みがある。物の表と裏などの間に幅がある。「ふとい・ 本・や・さかい・ 読む・のに・ 時間・が・ かかる。」「ふとい・ 字引」④声が低くて、ずしりとした重みがある。「ふとい・ 声・で・ どなる。」◆対語=①②④「ほそい【細い】」、③「うすい【薄い】」〔⇒ぶっとい(太い)、ぶとい(太い)⇒ぶあつい【分厚い】、あつい【厚い】

ぶとい(太い)】《形容詞》 ①円柱に近い形のものの周りが大きい。「ぶとい・ 体・の・ 相撲(すもん)取り」②面状に長く伸びているものの幅が広い。「ぶとい・ テープ・で・ 留める。」「ぶとい・ レール・の・ 幅」③平たい形のもので、かなりの厚みがある。物の表と裏などの間に幅がある。「ぶとい・ 書類・は・ 1日・で・は・ 読ま・れ・へん。」④声が低くて、ずしりとした重みがある。「ぶとい・ 声・で・ 野良猫・が・ 鳴い・とる。」◆対語=①②④「ほそい【細い】」、③「うすい【薄い】」〔⇒ふとい【太い】、ぶっとい(太い)⇒ぶあつい【分厚い】、あつい【厚い】

ふといめ【太いめ】《名詞、形容動詞や()》 ①ものの周りが、少し太いこと。比較的太いと思われること。「ふといめの・ 大根・を・ 漬ける。」②ものの幅が、少し太いこと。比較的太いと思われること。「もー・ ちょっと・ ふといめの・ 線・を・ 引い・てほしー・ねん。」③ものの厚みが、少し太いこと。比較的太いと思われること。「ふといめの・ 帳面・を・ 買う。」■対語=「ほそいめ【細いめ】」、③「うすいめ【薄いめ】」〔⇒ふとめ【太め】⇒ぶあついめ【分厚いめ】、ぶあつめ【分厚め】

ぶどう〔ぶどー〕【葡萄】《名詞》 秋に小さな丸い実が房になって垂れ下がる、蔓のような茎をした植物。「この・ ぶどー・は・ 甘(あも)ー・て・ おいしー・なー。」

ぶどうしゅ〔ぶどーしゅ〕【葡萄酒】《名詞》 葡萄の果汁を発酵させて作った酒。「江井ヶ嶋酒造・は・ ぶどーしゅ・も・ 作っ・とる・ねん。」

ふとじ【太字】《名詞》 線の幅が広く書いてある文字。「ふとじ用・の・ 筆・で・ 書く。」■対語=「ほそじ【細字】」

ふところ【懐】《名詞》 ①身につけている着物の胸にあたる部分の内側。「着物・の・ ふところ・まで・ 風・が・ 入っ・て・ 寒い。」②自分が持っている金。自分が自由に使える金。「今・は・ ふところ・が 寂しー・ねん。」〔⇒ほところ()、ぽっぽ〕

ふとなる【太なる】《動詞・ラ行五段活用》 ①それまでよりも幅が大きくなる。「畝・が・ だんだんと・ ふとなっ・とる。」②体に肉がついて膨らむ。肉付きがよくなって体重が増える。「秋・に・ なっ・たら・ 食べ物・が・ 美味(うも)ー・て・ ふとなる・ねん。」■対語=「ほそなる【細なる】」、②「やせる【痩せる】」⇒こえる【肥える】、ふとる【太る】

ふとみしかい(太短い)】《形容詞》 幅に比べて長さの数値が小さい。太っていて、背丈が小さい。「ふとみしかい・ 足・の・ 人」■対語=「ほそながい【細長い】」「ながぼそい【長細い】」〔⇒ふとみじかい【太短い】

ふとみじかい【太短い】《形容詞》 幅に比べて長さの数値が小さい。太っていて、背丈が小さい。「ふとみじかい・ 人参」■対語=「ほそながい【細長い】」「ながぼそい【長細い】」〔⇒ふとみしかい(太短い)

ふとめ【太め】《名詞、形容動詞や()》 ①ものの周りが、少し太いこと。比較的太いと思われること。「ふとめ・の・ ズボン・を・ はく。」②ものの幅が、少し太いこと。比較的太いと思われること。「ふとめの・ ガムテープ・を・ 買()ー・てくる。」③ものの厚みが、少し太いこと。比較的太いと思われること。「ふとめの・ 板・を・ 二枚・に・ 割る。」■対語=「ほそめ【細め】」、③「うすめ【薄め】」〔⇒ふといめ【太いめ】⇒ぶあついめ【分厚いめ】、ぶあつめ【分厚め】

ふとる【太る】《動詞・ラ行五段活用》 体に肉がついて膨らむ。肉付きがよくなって体重が増える。「よー・ ふとっ・た・ 豚」■対語=「やせる【痩せる】」「ほそなる【細なる】」〔⇒こえる【肥える】、ふとなる【太なる】

ふとん【布団、蒲団】《名詞》 ①縫い合わせた布の間に綿や羽毛などを入れて作った寝具。「寒い・さかい・ ふとん・から・ 出とー・ない。」②座るときに敷くために使う、縫い合わせた布の間に綿などを入れて作った小さなもの。「どーぞ・ ふとん・を・ 当て・てください。」◆①の場合、体の下になるのを「しきぶとん【敷き布団】」と言い、体の上になるのを「おぶとん【負布団】」「うわぶとん【上布団】」「かけぶとん【掛け布団】」と言う。⇒ざぶとん【座布団】、おざぶ【お座布()

ふな【鮒】《名詞》 鯉に似ているが口ひげがなく、川や池にすむ、食用にする小さな魚。「琵琶湖・の・ ふな・の・ 佃煮・を・ 買()ー・た。」

ふなあし【船足】《名詞》 船の進む速さ。「岩屋行き・の・ ふなあし・が・ 速(はよ)ー・ なっ・た。」

ふなぞこ【船底】《名詞》 船のいちばん下の部分。「ふなぞこ・から・ あか〔=水〕・が・ しみ込む。」

ふなちん【船賃】《名詞》 船に乗ったときに払う料金。船で物を運んだときの輸送料。「岩屋・まで・の・ ふなちん・は・ なんぼ・です・か。」

ふなのり【船乗り】《名詞》 船に乗って働くことを職業にしている人。船員。「子ども・も・ ふなのり・に・ する・つもり・や。」

ふなむし【船虫】《名詞》 体長3センチほどの平らな卵形の体をしていて、海岸や船の中などにすんで、素早く動き回る節足動物。「伝馬・の・ 上・を・ ふなむし・が・ 這い回っ・とる。」

ふなよい【船酔い】《名詞、動詞する》 船の揺れによって気分が悪くなること。「べら釣り・の・ お客さん・が・ ふなよいし・た。」

ふにゃっと《副詞、動詞する》 柔らかく、曲がりやすかったり、ねじれやすかったりする様子。また、そのようになってしまう様子。「薄い・ セルロイド・の・ 鉛筆入れ・や・さかい・ つかん・だら・ ふにゃっとする。」

ふにゃふにや《形容動詞や()、動詞する》 ①柔らかく、曲がりやすかったり、ねじれやすかったりする様子。しっかりした姿勢でない様子。「炊きすぎ・て・ 大根・が・ ふにゃふにゃに・ なっ・ても・た。」「ふにゃふにゃし・た・ 歩き方・は・ やめ・とき。」②言行がしっかりしていない様子。「ふにゃふにゃ 言()ー・て・ 何・を・ 考え・とる・ん・か・ よー・ わから・ん。」〔⇒ふやふや〕

ふね【船】《名詞》 ①木や鉄などで作り、人や物を乗せて水の上を進む乗り物。「ふね・で・ 釣り・に・ 行く。」②刺身などを入れる、底の浅い入れ物。「ふね・に・ 入っ・た・ お造り・を・ 買う。」

ふのり【布海苔】《名詞》 着物などにつける糊の材料にするために煮る、赤紫色の海藻。また、作られたその液体。「ふのり・を・ 炊い・て・ 糊・に・ する・」

ぶひん【部品】《名詞》 機械や器具などを組み立てている、いろいろな部分の一つ一つの品。「ぶひん・を・ 取り寄せ・て・から・ 修繕し・まっ・さ。」

ふぶき【吹雪】《名詞》 強い風に吹かれながら横なぐりに降る雪。「ここら辺・は・ ふぶき・に・ なる・ こと・なんか・ 滅多に・あら・へん。」

ふふん《副詞と》 相手を馬鹿にしたような態度を見せる様子。相手の言葉を軽くあしらうような様子。「ふふんと・ 鼻・で・ 笑い・やがっ・た。」〔⇒へへん〕

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2017年8月18日 (金)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (475)    (通算2473回)

日常生活語 「ふ」⑨

 

ぶったん(仏壇)】《名詞》 家の中で、祖先の位牌や、仏像などをまつっておく場所。位牌や仏像などを安置する厨子。「ぶったん・に・ 花・を・ 供える。」〔⇒ぶつだん【仏壇】

ぶつだん【仏壇】《名詞》 家の中で、祖先の位牌や、仏像などをまつっておく場所。位牌や仏像などを安置する厨子。「床の間・の・ 横・に・ ぶつだん・が・ ある。」〔⇒ぶったん(仏壇)

ぶっちゃける(ぶち明ける)】《動詞・カ行下一段活用》 ①知っていることをすべて、隠さないで相手に告げる。「昨日・の・ 話・を・ 内緒・に・ せ・んと・ ぶっちゃける。」②中に入っているものを、一度にすべて外に放り出す。「箱・の・ 中・の・ おもちゃ・を・ 部屋中・に・ ぶっちゃけ・ても・た。」

ぶつっと《副詞》 ①ものを断ち切る様子。また、その音。「魚・の・ 身ー・を・ ぶつっと・ 2つ・に・ 切る。」②やわらかいものに勢いよく突き刺さる様子。やわらかいものを刺す様子。「蒸せ・た・か・ どー・か・ 芋・に・ 割り箸・を・ ぶつっと・ 刺し・てみる。」③口数が少なく、愛想がなく、機嫌が悪そうな様子。「ぶつっと・ し・とっ・たら・ 誰・も・ 買()ー・てくれ・へん・ぞ。」〔⇒ぶすっと。⇒むすっと、むつっと、むっつり〕

ぷっつり《副詞と》 ものごとが急に、すっかり途切れる様子。「あれ・から・ ぷっつり・ 何・の・ 連絡・も・ あら・へん。」

ぷっつんと《副詞》 ①長く細いものに力が加わって瞬時に切れる様子。また、その音。「糸・が・ ぷっつんと・ 切れ・ても・た。」②それまで続いていた話や放送などが突然切れる様子。「停電・で・ テレビ・が・ ぷっつんと・ 切れる。」③丸くて小さなものをつぶす様子。また、その音。「風船・を・ 針・で・ 突い・て・ ぷっつんと・ 割る。」〔⇒ぷつんと、ぷちんと〕

ふっと《副詞》 ①何の気なしに何かをする様子。思わず何かの動作をする様子。「ふっと・ 空・を・ 見・たら・ 飛行機雲・が・ 出来・とっ・た。」②思いがけず何かが起こる様子。今まで意識していなかったようなことが、特別なきっかけなどなく、急に心に浮かんでくる様子。「ふっと・ 去年・の・ こと・を・ 思い出し・た。」「窓・の・ 外・を・ 見・とっ・て・ ふっと・ 去年・の・ 出来事・を・ 思い出し・た。」③口をすぼめて息を吹きかける様子。風が当たる様子。また、その音や声。「ケーキ・の・ 蝋燭・を・ ふっと・ 消す。」「ろうそく・が・ 風・で・ ふっと・ 消え・た。」①②⇒ふと。⇒ふうと〕

ぷっと《副詞》 ①汽笛や放屁の音などがする様子。また、その音。「おなら・を・ ぷっと・ 落とし・た。」②ふくらんでいる様子。ふくれている様子。「ほっぺた・を・ ぷっと・ ふくらし・た。」③不平の気持ちや、気合いを入れた気持ちが現れている様子。「怒っ・て・ ぷっと・ 横・を・ 向い・た。」〔⇒ぷうと〕

ぶっとい(太い)】《形容詞》 ①円柱に近い形のものの周りが大きい。「ぶっとい・ 腕・の・ 人」②面状に長く伸びているものの幅が広い。「ぶっとい・ 線・を・ 引く。」③平たい形のもので、かなりの厚みがある。物の表と裏などの間に幅がある。「ぶっとい・ 木ー・を・ かんな・で・ 削る。」④声が低くて、ずしりとした重みがある。「ぶっとい・ 声・で・ 歌・を・ 歌う。」◆対語=①②④「ほそい【細い】」、③「うすい【薄い】」〔⇒ふとい【太い】、ぶとい(太い)⇒ぶあつい【分厚い】、あつい【厚い】

ぷっぷ〔ぷっぷー〕《名詞》 ①エンジンの力で車輪を回して道路を進む乗り物。「家・の・ 前・を・ ぷっぷ・が・ 通る・さかい・ 気ー・(を・) つけ・なはれ。」②電気の力で車輪を回して、レールの上を走る乗り物。「駅・で・ ぷっぷ・に・ 乗っ・て・ 神戸・へ・ 行く。」◆幼児語。⇒じどうしゃ【自動車】、じとうしゃ(自動車)、ぽっぽ、ぶうぶう、くるま【車】⇒でんしゃ【電車】、ちんちん〕

ぶつぶつ《名詞》 ①皮膚にたくさんできる、小さな盛り上がり。発疹。「汗・ かい・て・ 背中・に・ ぶつぶつ・が・ でけ・た。」②表面にたくさん並んでいる、小さな突起物。「胡瓜・の・ ぶつぶつ」〔⇒つぶつぶ【粒々】⇒ほろせ〕

ぶつぶつ《副詞と》 ①小さい声で、続けてものを言う様子。また、その声。「ぶつぶつと・ 独り言・を 言()ー。」②不平や不満をつぶやく様子。「会議・が・ すん・で・から・ ぶつぶつ・ 言()ー・ても・ しょがない・やろ。」③小さな粒がたくさんある様子。「蟹・が・ ぶつぶつ・ 泡・を・ ふい・とる。」④長いものを次々に勢いよく切る様子。また、その音。「大根・を・ ぶつぶつ・ 輪切り・に・ する。」①②⇒ぶつくさ。⇒ぐずぐず【愚図愚図】

ぷつぷつ《副詞と》 ①小さいものをつぶす様子。また、その音。「数の子・を・ ぷつぷつと・ 噛む。」②長いものを切り分ける様子。「葱・を・ ぷつぷつと・ 短く・ 切る。」〔⇒ぷちぷち、ぷつんぷつん〕

ぶつめつ【仏滅】《名詞》 六曜の一つで、何をするにも不吉であるとされる日。「今日・は・ ぶつめつ・や・さかい・ お祝い・ 持っ・ていか・れ・へん。」■対語=「だいあん【大安】」

ぷつんと《副詞》 ①長く細いものに力が加わって瞬時に切れる様子。また、その音。「パンツ・の・ ゴム・が・ ぷつんと・ 切れ・た。」②それまで続いていた話や放送などが突然切れる様子。「電話・が・ ぷつんと・ 切れる。」③丸くて小さなものをつぶす様子。また、その音。「蚤・を・ ぷつんと・つぶす。」〔⇒ぷっつんと、ぷちんと〕

ぷつんぷつん《副詞と》 ①小さいものをつぶす様子。また、その音。「ぷつんぷつんと・ し・た・ 歯ごたえ・の・ イクラ」②長いものを切り分ける様子。「針金・を・ ぷつんぷつんと・ 短く・ 切っ・ていく。」③力が加わっていくつにも切れたり折れたりする様子。いくつにも切ったり折ったりする様子。「針金・を・ ペンチ・で・ ぷつんぷつんと・ 切っ・ていく。」「鋏・で・ 紐・を・ ぷつんぷつんと・ 切る。」①②⇒ぷちぷち、ぷつぷつ。⇒ぷちんぷちん〕

ふで【筆】《名詞》 細い軸の先に束にした毛をつけて、それに墨や絵の具などを含ませて文字や絵を書くための道具。毛筆。また、それで書いた文字。「ふで・で・ 年賀状・を・ 書く。」「ふで・が・ 上手な・ 人・が・ うらやましー・なー。」

ぶてこい《形容詞》 やや弾力性があって、それなりの厚みがある。「ぶてこい・ きれ・や・さかい・ 鋏・で・ 切ら・れ・へん。」「ぶてこい・ ボール紙」

ふでばこ【筆箱】《名詞》 鉛筆や消しゴムなどを入れておく箱。「セルロイド・の・ ふでばこ・を・ 買()ー・てもろ・た。」

ふと《副詞》 ①何の気なしに何かをする様子。思わず何かの動作をする様子。「隣・の・ 知ら・ん・ 人・に・ ふと・ 声・を・ かけ・た。」②思いがけず何かが起こる様子。今まで意識していなかったようなことが、特別なきっかけなどなく、急に心に浮かんでくる様子。「子ども・の・ 時・の・ こと・を・ ふと・ 思い出し・た。」〔⇒ふっと〕

ぶと《名詞》 草地や藪などにいる、蝿に似た小さな虫。ぶよ。「ぶと・が・ 飛び回っ・て・ 気色(きしょく)・が・ 悪い。」

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2017年8月17日 (木)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (474)    (通算2472回)

日常生活語 「ふ」⑧

 

ぶちかます《動詞・サ行五段活用》 相手に強くぶつかっていく。強い一撃を加える。「思いきり・ ぶちかまさ・なんだら・ 勝た・れ・へん・ぞ。」

ぶちこわす【ぶち壊す】《動詞・サ行五段活用》 ①物を荒々しく叩いて、使えないようにする。物をだめにする。「古ー・なっ・た・ 犬小屋・を・ ぶちこわし・ても・た。」②物事をだいなしにして、成り行かなくする。「縁談・を・ ぶちこわさ・れ・ても・た。」

ぶちっと《副詞》 急に勢いよく断ち切る様子。また、その音。「ゴム・が・ ぶちっと・ 切れ・た。」

ぷちぷち《副詞と》 ①小さいものをつぶす様子。また、その音。「胡麻・を・ 指・で・ ぷちぷちと・ つぶす。」②長いものを切り分ける様子。「長い・ 糸蒟蒻・を・ ぷちぷちと・ 切る。」〔⇒ぷつぷつ、ぷつんぷつん〕

ぶちます《動詞・サ行五段活用》 拳骨や何かの物を使って、相手の頭、顔、体などに力を込めて強く撲つ。「腹・が・ 立っ・た・さかい・ ぶちまし・たっ・てん。」◆「ぶつ」に接尾語「ます」が付いて荒々しい感じを表現したものであるが、現在の本方言では「ぶつ」を使わない。「ます」「まーす」には「回す」のイメージが伴う。似た言葉として「どつきます」「かちます」「はります」などがある。ものを打つ場合や、自分を誤って打ってしまった場合などにも使うことがある。〔⇒なぐる【殴る】、なぐります【殴ります】、どつく、どつきますどやす、かちます、しばく〕

ぶちゃたる《動詞・ラ行五段活用》 ①ものに突き当たる。衝突する。「自転車・に・乗っ・とっ・て・ 電信柱・に・ ぶちゃたっ・た。」②困難なことに直面する。どうにもならない事柄に会う。「難(むつか)しー・ 問題・に・ ぶちゃたっ・て・ 何・にも・ わから・へん。」◆「ぶちあたる【ぶち当たる】」がつづまった言葉であるが、「ぶちあたる」を使うことは少ない。

ぶちょうほう〔ぶちょーほー〕【不調法】《形容動詞や()、動詞する》 ①ものごとに慣れていなくて、下手な様子。行き届かなくて、体裁がよくない様子。「ぶちょーほーな・ 挨拶・に・ なっ・ても・て・ すん・まへん・でし・た。」②失敗をする様子。しくじる様子。「ぶちょーほーし・て・ コップ・を・ ひっくり返し・て・ 恥ずかしかっ・てん。」③酒や煙草などがのめない様子。「ぶちょーほーで・ 一滴・も・ あき・まへ・ん・ねん。」

ぷちんと《副詞》 ①長く細いものに力が加わって瞬時に切れる様子。また、その音。「輪ゴム・が・ ぷちんと・ 切れる。」②それまで続いていた話や放送などが突然切れる様子。「チャイム・が・ 鳴っ・た・さかい・ 話・を・ ぷちんと・ 止め・ても・た。」③丸くて小さなものをつぶす様子。また、その音。「しらみ・を・ ぷちんと・ つぶす。」〔⇒ぷつんと、ぷっつんと〕

ぷちんぷちん《副詞と》 力が加わっていくつにも切れたり折れたりする様子。いくつにも切ったり折ったりする様子。「あっちこっち・で・ ぷちんぷちんと・ 切れる。」〔⇒ぷつんぷつん〕

ふつう〔ふつー〕【普通】《名詞、形容動詞や()》 ①他の多くのものと変わっていない様子。ごくありふれた様子。「勉強・の・ 出来・は・ ふつーやっ・た。」②標準的なものであって、格別変わったものでないこと。「ふつーの・ 値段・の・ 帳面・を・ 買()ー・た。」③物事の量や範囲についての大部分。ものごとの大まかな全体。すべてに行きわたってはいないが、主要なところすべてが、そのようである様子。「朝・は・ ふつー・ 6時・に・ 起きる。」⇒たいてい【大抵】、たいがい【大概】、だいたい【大体】、ほとんど【殆ど】、おおかた【大方】、おおむね【概ね】、あらかた【粗方】、あらまし〕

ふつう〔ふつー〕【普通】《名詞》 すべての駅や停留所に止まる電車や列車やバスなどの乗り物。「うち・の・ 近く・の・ 駅・は・ ふつー・しか・ 止まら・へん。」◆JRの大都市近郊区間では、「かくえきていしゃ【各駅停車】」と区別して、主要な駅だけに停まるものを「ふつう【普通】」と言うことがある。〔⇒ふつうでんしゃ【普通電車】、かくてい【各停】

ふつうでんしゃ〔ふつーでんしゃ〕【普通電車】《名詞》 基本的にはすべての駅に止まる電車。「ふつうでんしゃ・を・ 新快速・が・ 追い抜く。」◆JRの大都市近郊区間では、「かくえきていしゃ【各駅停車】」と区別して、主要な駅だけに停まるものを「ふつう【普通】」と言うことがある。〔⇒ふつう【普通】、かくてい【各停】

ふつか【二日】《名詞》 ①1か月のうちの2番目の日。「来月・の・ ふつか・は・ 日曜日・や。」②1日を2合わせた日数。「この・仕事・に・は・ ふつか・ かかる。」

ぶっきょう〔ぶっきょー〕【仏教】《名詞》 釈迦が説いた教えに基づいて成立した宗教。「うち・は・ ぶっきょー・の・ 真言宗・や。」

ぶっきょう〔ぶっきょー〕(不器用)】《形容動詞や()》 ①手先でする仕事が上手でない様子。「ぶっきょーで・ 細かい・ 豆・は・ つまま・れ・へん。」②ものごとを進める手際が上手でない様子。ものごとをうまく処理できない様子。「包丁・ 持たし・たら・ ぶっきょーで・ じっきに・ 怪我し・てまう。」③抜け目なく立ち回れない様子。「ぶっきょーで・ 出世・なんか・ でけ・へん。」■対語=「きよう【器用】」〔⇒ぶきよう【不器用】

ふっきん(布巾)】《名詞》 食器や食卓などを拭く、小さな布きれ。「醤油・(を・) こぼし・た・さかい・ ふっきん・を・ 持っ・てき・てんか。」〔⇒ふきん【布巾】

ぶつくさ《副詞と》 ①小さい声で、続けてものを言う様子。また、その声。「ぶつくさと・ 何か・ 言()ー・とる・けど・ 聞こえ・へん・がな。」②不平や不満をつぶやく様子。「ぶつくさ・ ぶつくさ・ 文句・を・ ぬかし・やがっ・た。」〔⇒ぶつぶつ。⇒ぐずぐず【愚図愚図】

ふっくら《副詞と、動詞する》 ①食べ物などが柔らかくふくらんでいて、望ましく感じられる様子。「豚まん・を・ 蒸し・たら・ ふっくらと・ 出来(でけ)上がっ・た。」②体や顔が丸々としている様子。「ふっくらし・た・ 顔・の 人」

ぶつける《動詞・カ行下一段活用》 ①手につかんでいたものを、反動を利用して空中に放り出す。手の力で遠くへ飛ばす。相手に当てることを目的にして放り出す。「野良犬・が・ 来・た・さかい・ 石・を・ ぶつけ・て・ 追い払(はろ)・た。」

②そのままの状態で放置する。うち捨てておく。要らないものとして、置いたり投げ出したりする。「脱い・だ・ もん・を・ ぶつけ・んと・ きちんと・ たたみ・なはれ。」

〔⇒ほかす【放下す】、ほりなげる【放り投げる】、ちゃいする、ぽいする。⇒ほる【放る】、なげる【投げる】⇒すてる【捨てる】、してる(捨てる)、ほったらかす【放ったらかす】、ほっちらかす【放っ散らかす】、ほっとく【放っとく】

ふっしん【普っ請】《名詞、動詞する》 ①建物を建てたり、直したりすること。「ふっしん・が・ 済ん・で・ 親戚・に・ 見・てもらう。」②道路を作ったり、直したりすること。「みんな・で・ たんぼ道・の・ ふっしん・を・ する。」〔⇒ふしん【普請】

ぶつぞう〔ぶつぞー〕【仏像】《名詞》 信仰や礼拝の対象としての、彫刻したり絵に描いたりした、仏の姿。「お寺・の・ ぶつぞー・まで・ 盗む・ 罰当たり・が・ おる・ん・や・て。」

ぶっそう〔ぶっそー〕【物騒】《形容動詞や()》 世の中が穏やかでない様子。いつか何かが起こりそうで、危険を感じる様子。「ぶっそーな・ 事・が・ 続い・とる・さかい・ 戸締まり・は・ きちんと・ し・とき・よ。」「ぶっそーや・さかい・ 財布・に・ 気ー・ つけよ。」「夜・の・ 一人歩き・は・ ぶっそーや。」「ぶっそーな・ 所・へ・は・ 行く・な・よ。」

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2017年8月16日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (473)    (通算2471回)

日常生活語 「ふ」⑦

 

ふせる【伏せる】《動詞・サ行下一段活用》 ①顔やものを下に向ける。「読みさし・の・ 本・を・ ふせる。」②内緒にする。「この・ 話・は・ まだ・ ふせ・とい・て・ほしー・ねん。」⇒うつぶせる【俯せる】、うつむせる(俯せる)、うつむける【俯ける】、うつぶける(俯ける)

ふそく【不足】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 ①十分でないこと。足りないこと。足りない数量。「小銭・が・ ふそくし・とる・ので・ お釣り・の・ 要ら・ん・よーに・ 払(はろ)・て・ください。」②思い通りにならなくて、気に入らないこと。気に入らないことを態度にあらわすこと。「周り・の・ 人・の・ ふそく・を・ 言ー・たら・ あき・まへん・で。」⇒たらず【足らず】⇒ふへい【不平】、ふまん【不満】

ふぞく【附属、付属】《名詞、動詞する》 ①主であるものに付いていること。「機械・に・ コード・は・ ふぞくし・て・ます。」②大学などの上級学校に付いている学校。「孫・は・ ふぞく・の・ 小学校・に・ 行っ・とる・ねん。」

ふそくたらたら【不足たらたら】《形容動詞や()》 他人に対する不平や不満などを次々に言う様子。「ふそくたらたらと・ 言ー・に・ 来・た。」〔⇒もんくたらたら【文句たらたら】

ふた【蓋】《名詞》 ①瓶などの口につけて、中身が漏れないようにするもの。「瓶・の・ ふた」②箱などで、中身の出し入れができるようになっているところ。「箱・の・ ふた・を・ 開ける。」③外のものが入ってくるのを防ぐために、上などに置くもの。「どーけ〔=野壺〕・に・ ふた・を・ する。」◆瓶などの場合は「つめ【詰め】」と言うことが多い。①③⇒かぶせ【被せ】、せん【栓】、つめ【詰め】⇒キャップ【英語=cap

ふた【二】《接頭語》 (後ろの名詞にかかっていく言葉で)2を表す言葉。「やり方・が・ ふた通り・ ある。」「ふた道・ あっ・て・ 迷ー・た。」「ふた股」

ふだ【札】《名詞》 ①文字や記号などを書いた、小さな板や紙。「名前・を・ 書い・た・ ふだ・を・ 机・の・ 上・に・ 置く。」②神や仏の加護がこもっているとされる、神社や寺で出すお守り。「おふだ・を・ 買()ー・てき・て・ 祀る。」③乗り物や映画館や球場などで、料金を払った証明として渡され、乗車や入場ができるしるしとなっているもの。「芝居・を・ 見・に・いく・ ふだ・が・ 手・に・ 入ら・へん。」⇒おふだ【お札】⇒きっぷ【切符】、けん【券】

ぶた【豚】《名詞》 肉を食べる目的で飼育する、鼻と耳が大きく、ずんぐり太っている家畜。「ぶた・の・ 肉・を・ 食べる。」〔⇒ぶうぶう〕

ぶたい【舞台】《名詞》 芝居や歌や踊りなどの演技をするために設けられている、見物席よりも一段高い場所。「ぶたい・で・ 劇・を・ する。」「体育館・の・ ぶたい・に・ 上がっ・て・ 話・を・ する。」

ふたいとこ【二従兄弟、二従姉妹】《名詞》 従兄弟・従姉妹の関係にある人の子ども同士の関係。父母の従兄弟・従姉妹にあたる人の子。「いっしょの・ 職場・の・ 人・が・ ふたいとこ・やっ・た・ こと・が・ わかっ・た。」〔⇒またいとこ【又従兄弟、又従姉妹】

ふたえ【二重】《名詞》 ①ものが二つ重なっていること。「数珠・を・ ふたえ・に・ し・て・ 使う。」②ひだがあって、上まぶたが二重であるように見えること。また、そのようなまぶた。「ふたえ・の・ かいらしー・ 女・の・ 子・やっ・た。」⇒ふたかわめ【二皮目】

ふたおや【二親】《名詞》 その人を生み育てた、父親と母親。父親と母親のどちらも健在であること。「ふたおや・とも・ 会社・に・ 勤め・とる。」■対語=「かたおや【片親】」〔⇒りょうしん【両親】

ふたかわめ【二皮目】《名詞》 ひだがあって、上まぶたが二重であるように見えること。また、そのようなまぶた。「ふたかわめ・の・ 可愛(かい)らしー・ 子ども」〔⇒ふたえ【二重】

ふたご【双子、二子】《名詞》 同じ母親から、同時に生まれた2人の子。「ふたご・や・さかい・ ほんまに・ よー・似・とる・なー。」

ぶたご《形容動詞や()》 ものごとを行うのが不器用であること。「何・を・ さし・て・も・ ぶたごで・ 上手に・でけ・へん・ 子ー・や。」

ふたことめ【二言目】《名詞》 言い始めは何であっても、次には必ずそのことを言うこと。また、その言葉。「ふたことめ・に・は・ 文句・ばっかり・ 言()う。」

ふたたび【再び】《副詞》 重ねて、もう一度。「ふたたび・ 同窓会・を・ し・た・の・は・ 20年後・やっ・た。」「高校時代・は・ ふたたび・ 戻っ・てくる・ こと・なんか・ あら・へん。」

ふたつ【二つ】《名詞(数詞+助数詞) ①自然数の1に、1を加えた数で、個数などをかぞえる場合に使う言葉。「眼鏡・を・ ふたつ・ 持っ・とる。」「ふたつ・とも・ 欲しー・ねん・けど 無理やろ・か。」②2歳。「孫・は・ もーじき・ ふたつ・に・ なり・ます。」⇒に【二】、ふ【二】

ふたつき【二月】《名詞》 ①1年を12に分けたときの、そのふたつ分。ほぼ60日の長さ。「ふたつき・ かかっ・て・ 絵ー・を・ 1枚・ 描い・た。」②その月から次の月にまたがる長さ。「文化祭・は・ 10月・と・ 11月・の・ ふたつき・に・ またがる。」〔⇒にかげつ【二か月】

ふたつわり【二つ割り】《名詞、動詞する》 全体を2つに分けること。2つに分けたひとつ分。「西瓜・を・ 真ん中・から・ ふたつわり・に・ する。」

ふたみ【二見】《固有名詞》 ①明石市の西部にある町名のひとつで、1951(昭和26)の合併前は加古郡二見町であった地域。「ふたみ・は・ 漁師町・やっ・た。」②山陽電気鉄道の東二見駅のこと。「ふたみ・に・ 電車・の・ 車庫・が・ ある。」③山陽電気鉄道の東二見駅のあたり。「ふたみ・の・ 商店街」

ふたば【双葉】《名詞》 草木などが芽を出したばかりの、二枚の小さな葉。「朝顔・の・ ふたば・が・ 出・てき・た。」

ぶたまん【豚饅】《名詞》 豚肉を具として挟んで蒸し上げた、中華風の饅頭。「肉饅・は・ 牛肉・で・ ぶたまん・は・ 豚肉・や。」

ふたり【二人】《名詞》 人数が2であること。一人と一人。両人。また、夫婦や恋人などの対になっている人。「もー・ ふたり・で・ 映画・に・ 行く・ こと・も・ 無()ーなっ・た。」「向こー・から・ 来る・ ふたり・とも・ 知っ・た・人・や。」

ふだん【不断、普段】《名詞》 ①特別なこともなく、繰り返される日常。「式服・や・のー・て・ ふだん・の・まま・の・ 服・で・ 来・てください。」「ふだん・(は・) 体・に・ 気ー・つけ・てますか。」②休日でない日。例えば、月曜日から金曜日までの日。③ずっと以前から最近までにわたる日々。「ふだん・ 来・たい・と・ 思(おも)・とっ・た・ 所(とこ)・へ・ やっと・ 来・た。」〔⇒へいじつ【平日】⇒いつも【何時も】、いっつも(何時も)、いっつもかっつも(何時もかっつも)、いつもかも【何時もかも】、へいじょう【平常】、へいぜい【平生】、ひごろ【日頃】

ふち【縁】《名詞》 ①ものの周りや端の方。中心からはずれた辺り。「お茶碗・の・ ふち・が・ 欠け・た。」「池・の・ ふち・を・ 一周する。」②ある場所から近いところ。あるもののそば。「学校・の・ ふち・に・ 家・が・ 立っ・とる。」〔⇒へり【縁】、きわ【際】⇒ねき、はた【端】

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2017年8月15日 (火)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (472)    (通算2470回)

日常生活語 「ふ」⑥

 

ぶさほう〔ぶさほー〕【不作法、無作法】《形容動詞や()》 礼儀から外れている様子。みっともない感じが伴う様子。「何に・も・ 知ら・ん・さかい・ ぶさほーな・ こと・を・ し・ても・ 堪忍し・て・な。」「ぶさほーな・ 話し方・や・さかい・ 腹・が・ 立つ。」

ぶざま【無様、不様】《形容動詞や()》 みっともなくて、見苦しい様子。体裁が悪くて、見るに耐えられない様子。やり方が下手な様子。「ぶざまな・ 恰好」「ぶざまな・ 負け方・を・ し・たら・ なり・が・ わるい。」

ふさわしい〔ふさわしー〕【相応しい】《形容詞》 そのものによく似合っている様子。その立場などにとって望ましい様子。「新入社員・に・ ふさわしー・ 服装・を・ し・なはれ。」

ふし【節】《名詞》 ①竹や葦などの茎にある、盛り上がってこぶのようになっている区切り。「ふし・の・ 上側・で・ 切る。」②木の幹から出た枝のあと。「ふし・の・ 少ない・ 材木」③歌や曲の旋律の流れ。「上手な・ ふし・で・ 歌う。」④話し方の調子や抑揚。「ふし・を・ 付け・て・ 喋る。」

ふじ【藤】《名詞》 幹が蔓のように巻き付いて延びる木で、初夏の頃に長い房のようになった薄紫色の花を咲かせる木。「中尾・の・ 住吉神社・の・ ふじ・は・ 有名な・ん・や・で。」

ぶじ【無事】《名詞、形容動詞や()》 ①特別な事件や事故などが起こらずに、変わったことがなく、ものごとが平滑に進むこと。「長い・ 休み・が・ ぶじに・ 終わっ・た。」②大した怪我や病気もなく健康であること。達者であること。また、怪我や病気に遭ったにもかかわらず、命に別状がないこと。「爺ちゃん・は・ ぶじに・ 80歳・に・ なっ・た。」

ふしあな【節穴】《名詞》 板などの節が抜け落ちたあとの穴。「板囲い・の・ ふしあな・から・ 中・を・ のぞく。」◆ものを見る目がしっかりしていないことの比喩としても使う。

ふしぎ【不思議】《形容動詞や()》 疑問に思うが、その原因や理由などに見当がつかない様子。普通に考えることができず、怪しい様子。「あの・ 材料・が・ こんな・ 美味しー・ 料理・に・ なる・や・なんて・ ふしぎや・なー。」「いつ・の・ 間・に・やら・ 財布・が・ 無()ーなっ・て・ ふしぎな・ こと・や。」

ふしぎがる【不思議がる】《動詞・ラ行五段活用》 その原因や理由などに見当がつかず、疑問に思う。普通に考えることができず、怪しいと感じる。「子ども・は・ 何・でも・ ふしぎがっ・て のぞき込む・ん・や。」

ふしぶし【節々】《名詞》 手足などの、あちらこちらの関節。「冬・に・ なっ・たら・ ふしぶし・が・ 痛む。」

ふしまつ【不始末】《名詞》 ①ものごとの処理や後始末などが悪いこと。「火ー・の・ ふしまつ・は・ えらい・ こと・に・ なり・まっ・せ。」②行いや対応の悪さによって起こる、他人に迷惑をかける出来事。「ふしまつ・を・ お詫び・に・ 行く。」

ふしまわし〔ふしまーし〕【節回し】《名詞》 歌や語り物などの流れにおける、音の高低や調子の変化。「ふしまーし・の・ 上手な・ 歌い方」

ふじゆう〔ふじゆー〕【不自由】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 ①思うようにならないこと。不便であること。「バス・の・ 便・が・ 減っ・て・ ふじゆー・に・ なっ・た。」②物資などが欠乏すること。「戦後・は・ ふじゆーな・ 思い・を・ し・てき・た。」〔⇒ふじゅう【不自由】

ふじゅう〔ふじゅー〕【不自由】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 ①思うようにならないこと。不便であること。「年・ とっ・て・ 足・が・ だいぶ・ ふじゅーに・ なっ・てき・た。」②物資などが欠乏すること。「食べる・ もの・に・ ふじゅーする。」「何・の・ ふじゅー・も・ なく・ 大きなっ・た。」〔⇒ふじゆう【不自由】

ぶしょう〔ぶしょー〕【不精、無精】《形容動詞や(ナ・ノ)、動詞する》 ちょっとしたことに対しても、体を動かすのを面倒がる様子。途中の経過を省いたりして、きちんと取り組まない様子。怠け心のある様子。「ぶしょーし・て・ 髭・を・ 伸ばし・とる。」「ぶしょーで・ ちゃんと・ 掃除・を・ せー・へん・さかい・ 家・が・ 汚れ・とる。」〔⇒ぶしょうたれ【不精垂れ、無精垂れ】

ぶしょうたれ〔ぶしょーたれ、ぶしょたれ〕【不精垂れ、無精垂れ】《形容動詞や(ナ・ノ)、動詞する、名詞》 ちょっとしたことに対しても、体を動かすのを面倒がる様子。途中の経過を省いたりして、きちんと取り組まない様子。怠け心のある様子。また、そのような人。「ぶしょたれ・が・ 部屋・を・ 散らかし・て・ばっかり・ し・とる。」「座っ・た・まま・で・ ぶしょたれせ・んと・ 立っ・て・ 取り・に・ 行き・なはれ。」〔⇒ぶしょう【不精、無精】名詞⇒ぶしょうたれもん【不精垂れ者、無精垂れ者】

ぶしょうたれもん〔ぶしょーたれもん、ぶしょたれもん〕【不精垂れ者、無精垂れ者】《名詞》 ちょっとしたことに対しても、体を動かすのを面倒がる人。途中の経過を省いたりして、きちんと取り組まない人。怠け心のある人。「ぶしょたれもん・に・ 掃除・を・ さし・たら・ 真ん中・だけ・ 掃き・やがっ・た。」〔⇒ぶしょうたれ【不精垂れ、無精垂れ】

ふしん【普請】《名詞、動詞する》 ①建物を建てたり、直したりすること。「久しぶりに・ 家・を・ ふしんする。」②道路を作ったり、直したりすること。「新道・を・ ふしんし・とる。」〔⇒ふっしん【普っ請】

ふじんかい【婦人会】《名詞》 地域の女性たちが集まって活動する集団。「ふじんかい・が・ 敬老会・の・ 世話・を・ する。」

ぶすっと《副詞、動詞する》 ①ものを断ち切る様子。また、その音。「藁・の・ 束・を・ ぶすっと・ 輪切り・に・ し・ていく。」②やわらかいものに勢いよく突き刺さる様子。やわらかいものを刺す様子。「包丁・で・ ぶすっと・ やら・れ・たら・ えらい・ こと・や。」③口数が少なく、愛想がなく、機嫌が悪そうな様子。「ぶすっと・ し・て・ もの・を・ 言()わ・へん。」〔⇒ぶつっと。⇒むすっと、むつっと、むっつり〕

ふすま【襖】《名詞》 和風の部屋の仕切や押入の戸などに使う、木の骨組みの上に、両側から紙や布を張った建具。「引き違い・の・ ふすま」

ふすま?】 小麦を精白したときに残る外皮。「ふすま・を・ 鶏・の・ 餌・に・ する。」〔⇒もみじ〕

ふせぐ【防ぐ】《動詞・ガ行五段活用》 ①攻めてこられないように守る。好ましくないものが内に入らないように遮る。「打ち込ま・れる・の・を・ ふせぐ。」②日光や寒さや風などを遮る。「目張りし・て・ 風・を・ ふせぐ。」「日焼け・を・ ふせぐ。」③よくないことが起こらないように、手段を講じる。「交通事故・を・ ふせぐ。」「火事・を・ ふせぐ。」

ふせっせい〔ふせっせー〕【不摂生】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 暴飲暴食や不規則な生活などをして、健康に注意した生活をしないこと。「徹夜・ばっかり・ し・て・ ふせっせーし・とっ・たら・ 病気・に・ なる・ぞ。」■対語=「せっせい【摂生】」

ふせる【臥せる】《動詞・ラ行五段活用》 ①横になって寝る。「昼間・から・ ふせっ・とっ・たら・ みっともない。」②病気で寝る。病床につく。「一週間・ほど・ ふせっ・て・まし・てん。」◆あしざまに言うときは「どぶせる【ど臥せる】」になる。〔⇒どぶせる【ど臥せる】

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2017年8月14日 (月)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (471)    (通算2469回)

日常生活語 「ふ」⑤

 

ふくれる【膨れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①中から盛り上がって丸みをもって大きくなる。中身や規模などが大きくなる。「焼い・とる・ 餅・が・ ふくれ・てき・た。」②不機嫌そうな顔をする。「ふくれ・て・ もの・を・ 言わ・へん。」■他動詞は「ふくらす【膨らす】」「ふくらます【膨らます】」〔⇒ふくらむ【膨らむ】

ふくろ【袋】《名詞》 ①紙、布、皮などで作り、中に物を入れて、口を閉じるようにしたもの。「紙・の・ ふくろ」②植物の実などで、薄皮などで覆われているもの。「蜜柑・の・ ふくろ」

ふくろう〔ふくろー、ふくろ〕【梟】《名詞》 円形の頭部や目が大きく、森に住んで夜に活動する鳥。「遠い・ とこ・で・ ふくろー・が・ 鳴い・とる。」〔⇒ほくろう()

ふくろべ(綻べ)】《名詞》 ①衣服や靴下などが破れること。また、そうなったところ。「ふくろべ・に・ つぎ・を・ あてる。」②服などの縫い目が解けて隙間ができること。また、そうなったところ。「ふくろべ・が・ でけ・て・ 中・が・ 見え・とる。」〔⇒ほくろべ【綻べ】、ほころべ【綻べ】

ふくろべる(綻べる)】《動詞・バ行下一段活用》 ①衣服や靴下などが破れる。「いつ・の・ 間・に・やら・ 靴下・が・ ふくろべ・とる。」②服などの縫い目が解けて隙間ができる。「背中・の・ 真ん中・が・ ふくろべ・とる。」■名詞化=ふくろべ(綻べ)〔⇒ほくろべる【綻べる】、ほころべる【綻べる】

ふけ【雲脂】《名詞》 頭の皮膚が乾いて、白く小さく剥がれたもの。「髪・の・ 毛ー・に・ ふけ・が・ つい・とる。」

ふけいき〔ふけーき〕【不景気】《名詞、形容動詞や(ナ・ノ)》 ①会社や店などが繁盛しない様子。商売の様子や儲かり具合がよくない様子。「店・が・ ふけーきに・ なっ・て・ 潰れ・た。」②社会全体の経済活動の状況が不振である様子。「世・の・中・ みんな・ ふけーきに・ なっ・とる。」■対語=「けいき【景気】」

ふけいざい〔ふけーざい〕【不経済】《形容動詞や()》 無駄にお金を使う様子。無駄に費用などがかかる様子。労力や時間などが無駄に費やされる様子。「余っ・た・ もん・を・ 捨て・たり・し・て・ ふけーざいな・ 食べ方・ せ・んとき。」

ふけつ【不潔】《形容動詞や()》 ①汚れていて、さっぱりしていない様子。「あいつ・の・ 下宿・は・ ふけつな・ 部屋・やっ・た。」②細菌などが付いて、衛生上、よくない様子。「ふけつな・ まま・で・ ほっとか・んと・ 手ー・を・ 洗え。」③生活の姿勢などがふしだらであること。「ふけつな・ 男・の・ 子・と・ つきおー・たら・ あか・ん・よ。」■対語=「せいけつ【清潔】」

ふける【耽る】《動詞・カ行五段活用》 一つのことに一生懸命になって心を奪われる。一つのことに夢中になって、他の大事なことを忘れる。「本・を・ 読む・の・に・ ふける。」「パチンコ・に・ ふけっ・とる。」

ふける【老ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①老齢になる。年を重ねる。「去年・より・ ひとつ・ ふけ・た。」②見た目が老人ぽくなる。年をとったように見える。「劇・で・ ふけ・た・ 役・を・ する。」「ふけ・て・ 見える。」

ふける【更ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①夜が深まる。夜になってから時間が経過する。「だいぶ・ ふけ・て・ 寒なっ・てき・た。」②その時になって、たけなわになる。「秋・が・ ふけ・てき・た。」

ふご【畚】《名詞》 藁などを編んで作った、口の開いた大きな袋状の入れ物。「ふご・に・ 弁当・ 入れ・て・ 田圃・へ・ 持っ・ていく。」

ふこう〔ふこー〕【不孝】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 子が親の心に従って行動せず、親を大切にしないこと。子のことで親を悲しませたり心配させたりすること。また、そのようにする子。「親・を・ 大事に・ せ・ん・ ふこーな・ やつ・や。」◆親以外の人に対して使うこともある。■対語=「こうこう【孝行】」。〔⇒おやふこう【不孝】

ふこう〔ふこー〕【不幸】《名詞、形容動詞や()》 ①不満を感じたり心配したりすることがあって、恵まれた状態であると感じられないこと。「奥さん・が・ 早死にし・て・ ふこーな・ 人・や。」②家族や親戚などの、身近な人が死ぬこと。「あんたとこ・ ごふこー・が・ あっ・た・ん・や・て・なー。」◆①は、「しあせがわるい【(仕合せが悪い)】」という言い方をすることが多い。■対語=①「こうふく【幸福】」

ふごう〔ふごー〕【符号】《名詞》 ものごとの意味や内容を表すために、一定の約束に基づいて、他と区別するように決めた、文字や数字以外の図形。「その・ ふごー・の・ 席・は・ 向こー・の・ 方・や。」〔⇒きごう【記号】、しるし【印】

ふごうかく〔ふごーかく〕【不合格】《名詞、動詞する》 ①一定の資格や条件などにかなうかどうかを調べるために、学校・会社・団体などが行う試験に受からないこと。「勉強し・た・けど・ また・ ふごーかく・やっ・てん。」②能力や品質などが決められた基準に達していないこと。「ふごーかく・の・ 品物・は・ 市場・に・は・ 出さ・れ・へん。」■対語=「ごうかく【合格】」

ふこうへい〔ふこーへー〕【不公平】《形容動詞や()》 判断や対応の仕方などがかたよっていて公正を欠く様子。一方をひいきにする様子。「こないに・ 税金・ 取ら・れる・や・なんて・ ふこーへーや。」■対語=「こうへい【公平】」

ふさ【房、総】《名詞》 ①花や実などがたくさん集まって、一つにまとまって枝から垂れ下がったもの。「バナナ・の・ ふさ」②糸などを束ねて、その先をばらばらに散らして、飾り物としたもの。「提灯・の・ ふさ」

ぶさいく【不細工】《名詞、形容動詞や()》 ①ものを作ったときの出来上がりが不格好であること。また、作り方が不器用であること。「ぶさいくな・ 花・の・ 活け方・を・ する。」②器量や立ち居振る舞いが良くないこと。「電信柱・に・ いかたっ・て・ ぶさいくな・ こと・や。」「ぶさいくな・ 顔」「ぶさいくな・ 歩き方」③扱い方が無礼であったり、体裁が悪かったりすること。「ぶさいくな・ こと・を・ し・ても・た・さかい・ 謝り・に・ 行か・んならん。」

ふさがる【塞がる】《動詞・ラ行五段活用》 ①空いていたものが閉じる。くっつく。「傷口・が・ ふさがっ・た。」②前方に何かがあって、通れなくなる。「道・が・ 工事・で・ ふさがっ・とる。」③手や体、器具などや、日時・日程などが、使われていたり予定がきまっていたりして、空いていない状態になっている。「今・は・ 手ー・が・ ふさがっ・とる・さかい・ 手伝わ・れ・へん。」■他動詞は「ふさぐ【塞ぐ】」■対語=「あく【空く】」

ふさぐ【塞ぐ】《動詞・ガ行五段活用》 ①空いていたものを閉じる。くっつける。「貝・を・ 触っ・たら・ 貝殻・を・ ふさい・だ。」②前方に何かを設けて、通れなくする。「中学生・が・ 道・を・ ふさい・どる・さかい・ 歩か・れ・へん。」③手や体、器具などや、日時・日程などを、使ったり予定を決めたりして、空いていない状態にする。「こっち・が・ 大事な・ 行事・や・さかい・ 他・の・ 予定・で・ ふさが・んとい・て・な。」■自動詞は「ふさがる【塞がる】」■対語=「あける【空ける】」

ふざける《動詞・カ行下一段活用》 ①人を楽しませるために、おどけたことを言ったり、騒いだりする。戯れて遊ぶ。「ふざけ・とっ・て・ ガラス・を・ めん・だ。」②真面目でない取り組み方をする。真剣でないような振る舞いをする。「ふざけ・とら・んと・ ちゃんと・ 勉強し・なさい。」〔⇒じゃれる、ほたえる〕

ふさふさ《形容動詞や()、動詞する》 細長いものがたくさん集まって垂れ下がっている様子。「髪・が・ ふさふさし・とる。」「あの・ 犬・の・ しっぽ・は・ ふさふさや。」

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2017年8月13日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (470)    (通算2468回)

日常生活語 「ふ」④

 

ふきん【布巾】《名詞》 食器や食卓などを拭く、小さな布きれ。「ふきん・で・ お膳・ ふい・とい・てんか。」〔⇒ふっきん(布巾)

ふく【服】《名詞》 ①体にまといつけるもの。「遊ん・どっ・て・ ふく・を・ 汚し・た。」②体にまといつけるもので、日本風のもの。日本古来の衣服。「ふく・の・ 袖・が・ ひっかかっ・た。」〔⇒きもの【着物】、きもん【着物】、きりもん【着り物】、べべ。⇒きるもん【着る物】⇒わふく【和服】

ふく【福】《名詞》 幸せを呼ぶもの。運のいいこと。「ふく・の・ 神さん・に・ 来・てほしー・と・ 思(おも)・とる・ねん。」

ふく【副】《名詞》 主なものや、中心となるものの次に位置するもの。補助となるもの。「あいつ・は・ 会長・と・ 違(ちゃ)う・ねん・ ふく・や・ねん。」「学級・の・ ふく委員長・に・ なる。」「自治会・の・ ふく会長」

ふく【拭く】《動詞・カ行五段活用》 紙や布などでこすって、汚れや水分を取り除く。汚れたところをきれいにする。「汚れ・た・ 窓・を・ ふく。」〔⇒ふきふきする【拭き拭きする】

ふく【葺く】《動詞・カ行五段活用》 屋根を瓦・藁・トタンなどで覆う。「藁・で・ 屋根・を・ ふく。」

ふく【噴く】《動詞・カ行五段活用》 ①火、岩、水、ガスなどが、内側から勢いよく飛び出る。沸騰した湯があふれ出る。「山・が・ 火ー・を・ ふく。」②粉などが一面に現れ出る。「粉ー・を・ ふい・た・ 正月・の・ 柿串」「塩・を・ ふい・た・ 鮭」

ふく【吹く】《動詞・カ行五段活用》 ①風が起きる。風が通り抜ける。「風・が・ ふい・て・ 涼しー。」②口をすぼめて息を勢いよく出す。「熱い・ お茶・を・ ふい・て・ 冷ます。」③息を出して楽器を鳴らす。「ハモニカ・を・ ふく。」④大げさな言い方をする。「ほら・を・ ふく。」②③⇒ふきふきする【吹き吹きする】

ふく《動詞・カ行五段活用》 魚のうろこを、こすったり削ったりして取る。「べら・の・ うろこ・を・ ふく。」

ふぐ【河豚】《名詞》 うろこがなく、体が丸くて口が小さく、美味なものとして賞賛されるが猛毒を持った魚。「ふぐ・を・ 食い・たい・けど・ 恐い・なー。」

ぶく《動詞・ガ行五段活用》 子どもの遊びなどで、手持ちの札などがなくなって、負けてしまう。「全部・ 取ら・れ・て・ ぶい・ても・た。」

ふくじ【服地】《名詞》 洋服を仕立てるのに使う布地。洋服の生地。「ふくじ・を・ 買()ー・て・ 仕立て・てもらう。」

ふくしゅう〔ふくしゅー〕【復習】《名詞、動詞する》 一度習ったことを、繰り返し勉強したり練習したりすること。「宿題・と・ ふくしゅー・を・ 忘れ・たら・ あか・ん・ぜ。」■対語=「よしゅう【予習】」〔⇒おさらい〕

ふくそう〔ふくそー〕【服装】《名詞》 衣服や装飾具などを付けた身なり。身につけている衣服など。「きちんと・し・た・ ふくそー・で・ 行き・なはれ。」

ぶくっと《副詞》 一部分だけが、ふくれたり、浮き上がったりしている様子。「蚊ー・に・ かま・れ・て・ 腕・が・ ぶくっと・ はれ・た。」〔⇒ぷくっと〕

ぷくっと《副詞》 一部分だけが、ふくれたり、浮き上がったりしている様子。「かばん・が・ ぷくっと・ ふくれ・とる。」〔⇒ぶくっと〕

ふくびき【福引き】《名詞、動詞する》 商店の売り出しや宴会の余興などとして使う、当たった人にお金や景品を出すくじ。また、そのようなことをする催し。「大売り出し・の・ ふくびき・で・ 当たっ・た。」「会社・の・ 忘年会・で・ ふくびきする。」

ぶくぶく《名詞》 液体の中に空気が入って、丸くふくれた玉。「池・の・ 底・から・ ぶくぶく・が・ 上がっ・てき・た。」「蟹・が・ ぶくぶく・を・ 吐い・とる。」◆幼児語。〔⇒あわ【泡】、あぶく()

ぶくぶく《名詞、動詞する》 水や消毒液で口や喉をすすぎ清めてから吐き出すこと。「家・に・ 戻ったら・ じっきに・ ぶくぶくし・なさい。」◆幼児語。〔⇒うがい【嗽】、がらがら〕

ぶくぶく《副詞と》 ①液体の中に空気が入って丸くふくれた玉を出している様子。また、それが浮き上がってくる様子。また、その音。「蟹・が・ ぶくぶくと・ 泡・を・ 出し・とる。」②口の中に水を含んでうがいをする様子。また、その音。「口・を・ ぶくぶくと・ ゆすぐ。」③軽いものがゆっくりと水中に沈んでいく様子。「落とし・た・ 財布・が・ 水・に・ ぶくぶくと・ 沈ん・だ。」④体が肥え太って、締まりがない様子。「最近・ 体・が・ ぶくぶと・ し・てき・た。」⇒ぷくぷく〕

ぷくぷく《副詞と》 ①液体の中に空気が入って丸くふくれた玉を出している様子。また、それが浮き上がってくる様子。また、その音。「池・の・ 底・から・ 泡・が・ ぷくぷく・ わい・てくる。」②柔らかくふくらんでいる様子。「赤ちゃん・の・ ぷくぷくと・ し・た・ ほっぺた」「ぷくぷくと・ おいしそーな・ 大福餅」⇒ぶくぶく〕

ふくぶくしい〔ふくぶくしー〕【福々しい】《形容詞》 顔が丸々としていて、いかにも円満そうに見える様子。お金がいっぱいあって幸福そうに見える様子。、「ふくぶくしー・ 顔・を・ し・た・ 男・の・ 子」

ぶくぶくする《動詞・サ行変格活用》 ①水の中で溺れそうになってもがく。水に溺れる。「沖・の・ 方・へ・ 行っ・たら・ ぶくぶくする・さかい・ 危ない。」②ものが水の中に深く入る。「金槌・を・ 落とし・たら・ 水・の・ 底・に・ ぶくぶくし・ても・た。」③水の奥深いところから泡が立ち続ける。「池・が・ ぶくぶくし・とる。」④体が柔らかくふくらむ。「食べ過ぎ・て・ 体・が・ ぶくぶくし・てき・た。」⇒あっぷあっぷする、あっぷっぷする。⇒しずむ【沈む】

ふくむ【含む】《動詞・マ行五段活用》 ①中身に加える。中に包み持つ。「交通費・も・ 入場料・も・ ふくん・で・ある。」②相手の考えや気持ちなどを理解する。「こっち・の・ 事情・も・ ふくん・どい・てください。」

ふくめる【含める】《動詞・マ行下一段活用》 中身に加えるようにする。同じように扱う。「食費・も・ ふくめ・た・ 宿賃」「家族・も・ ふくめ・て・ 参加さ・せる・ 運動会」

ふくめん【覆面】《名詞、動詞する》 布などで顔を覆い包むこと。また、そのようにして使う布など。「ふくめんし・た・ 強盗・が・ 入っ・た・ん・や・て。」

ふくらす【膨らす】《動詞・サ行五段活用》 中から盛り上がって丸みをもって大きくなるようにする。「ふくらし粉・を・ 入れ・て・ パン・を・ 大きく・ ふくらす。」「怒っ・て・ ほっぺた・を・ ふくらし・とる。」■自動詞は「ふくらむ【膨らむ】」「ふくれる【膨れる】」〔⇒ふくらます【膨らます】

ふくらます【膨らます】《動詞・サ行五段活用》 中から盛り上がって丸みをもって大きくなるようにする。「風船・を・ ふくらます。」■自動詞は「ふくらむ【膨らむ】」「ふくれる【膨れる】」〔⇒ふくらす【膨らす】

ふくらむ【膨らむ】《動詞・マ行五段活用》 中から盛り上がって丸みをもって大きくなる。中身や規模などが大きくなる。「蕾・が・ ふくらん・でき・た。」「怪我し・た・ ところ・が・ 膿ん・で・ ふくらん・だ。」■他動詞は「ふくらす【膨らす】」「ふくらます【膨らます】」〔⇒ふくれる【膨れる】

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2017年8月12日 (土)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (469)    (通算2467回)

日常生活語 「ふ」③

 

ふかす【吹かす】《動詞・サ行五段活用》 ①吹くようにさせる。「子ども・に・ シャボン玉・を・ ふかす。」②煙草の煙を口から吐き出す。煙草の煙を深く吸い込まないで、口先だけで吸う。「人・の・ はた・で・ 煙草・を・ ふかさ・んとい・て。」③エンジンの回転を速くする。「ふかし・て・ 車・を・ 走らす。」

ふかす【蒸かす】《動詞・サ行五段活用》 食べ物に強い湯気をあてて蒸して柔らかくする。「芋・を・ ふっくらと・ ふかす。」

ぶかつ【部活】《名詞、動詞する》 学校や会社などで、同好の者が行う文化やスポーツなどの活動。「ぶかつし・て・ 帰っ・たら・ 8時・に・ なる。」◆「ぶかつどう【部活動】」を短く言ったもの。

ふかふか《形容動詞や()》 ふっくらと柔らかく膨れている様子。「ふかふかの・ 蒸しパン・が・ でけ・た。」「干し・て・ ふかふかに・ なっ・た・ 布団・で・ 寝る。」◆熱や蒸気などが加えられて、そのようになることを言うことが多い。

ふがふが《形容動詞や()》 ①鼻に抜けたような発音をして、他の人には聞き取りにくいように聞こえる様子。「歯ー・が・ 抜け・て・ ふがふが・ 言()ー・とる・さかい・ 聞こえにくい。」②食べ物に噛みごたえがない様子。「鬆()ー・の・ 入っ・た・ ふがふがの・ 大根」

ぶかぶか《形容動詞や()》 服・帽子・靴・入れ物などが大きすぎて、中に隙間が多くて、ゆる過ぎる様子。「ぶかぶか・の・ 帽子・が・ 風・で・ 飛ん・だ。」「兄貴・から・ 貰(もろ)ー・た・ 服・が・ 大きすぎ・て・ ぶかぶかやっ・た。」「箱・が・ 大きすぎ・て・ 中・が・ ぶかぶかで・ 動き回る。」

ぶかぶか《副詞と》 管楽器やアコーデオンなどを勢いよく鳴らす様子。また、その大きく低い感じの音。「チンドン屋・が・ 歩き・ながら・ ぶかぶか・ やっ・とる。」〔⇒ぷかぷか〕

ぷかぷか《副詞と》 ①管楽器やアコーデオンなどを勢いよく鳴らす様子。また、その軽い感じの音。「笛・を・ ぷかぷか・ 吹く。」②ものが水などに軽々と浮かんでいる様子。あちこちに数多く浮かんでいる様子。「死ん・だ・ 魚・が・ ぷかぷか・ 浮い・とる。」③煙草をしきりに吹かす様子。「人・の・ 端(はた)・で・ ぷかぷか・ 吸わ・んとい・てくれ・へん・か。」⇒ぶかぶか〕

ふかぶかと【深々と】《副詞》 行動や姿勢などのありさまや深さが普通以上である様子。「ふかぶかと・ 頭・を・ さげる。」「椅子・に・ ふかぶかと・ 座る。」◆丁寧に動く様子、ゆったりとした様子などの印象が伴う言葉である。

ふかまる【深まる】《動詞・ラ行五段活用》 程度や様子の度合いが、ますます進む。「秋・も・ ふかまっ・てき・まし・た・なー。」

ふき【蕗】《名詞》 地下茎から大きな丸い葉を出し、早春には薹(とう)と呼ばれる花茎を出して、白い花を咲かせる植物。「ふき・の・ 葉ー・を・ 摘ん・で・ 佃煮・に・ する。」

ふきあれる【吹き荒れる】《動詞・ラ行下一段活用》 風が激しく吹く。「台風・が・ 一日中・ ふきあれ・た。」

ふきおろす【吹き下ろす】《動詞・サ行五段活用》 風が、高いところから低いところに向かって強く吹く。「六甲山・から・ ふきおろす・ 冷たい・ 風」

ふきげん【不機嫌】《名詞、形容動詞や()》 心の有り様が安定していないこと。駄々をこねていること。「朝・から・ 子ども・が・ ふきげんや・ねん。」■対語=「きげん【機嫌】」「ごきげん【御機嫌】」

ふきこむ【吹き込む】《動詞・マ行五段活用》 ①風が強く吹いて、風そのものや雨・雪などがすき間から中へ入ってくる。「戸ー・の・ 間・から・ 風・が・ ふきこん・でくる。」②思い切り息を強く出して、空気を入れる。「風船・に・ 息・を・ ふきこん・で・ 膨らます。」

ふきさらし【吹き曝し】《名詞》 囲いや覆いなどがなくて、風や雨が直接あたるままになっていること。また、そのような場所。「バス・の・ 停留所・は・ 囲い・も・ 何(なん)に・も・ 無()ー・て・ ふきさらし・で・ 困っ・た。」

ふきだす【吹き出す】《動詞・サ行五段活用》 ①風が動いて通り始める。「そろそろ・ 北風・が・ ふきだす・ 頃・や。」②笛やらっぱなどを演奏し始める。「トランペット・を・ ふきだし・た・さかい・ やかましー。」■名詞化=ふきだし【吹き出し】

ふきだす【噴き出す】《動詞・サ行五段活用》 ①たまっていた水や蒸気などが、外に向かって勢いよく出る。「釜・から・ 湯気・が・ ふきだし・とる。」「水道・が・ 破裂し・て・ 水・が・ ふきだす。」②体の内にあるものが勢いよく外へ出る。「走っ・たら・ 汗・が・ ふきだし・た。」

ふきつける【吹き付ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①風が勢いよく動いて通る。「北風・が・ ふきつける。」②息などを強く出して、かけたり当てたりする。「ガラス・に・ 息・を・ ふきつける。」③水やペンキなどを霧のように勢いよく出して、くっつける。「板・に・ ペンキ・を・ ふきつける。」

ふきとばす【吹き飛ばす】《動詞・サ行五段活用》 ①風が勢いよく動いて通って、ものを遠くまで空中を動かす。「台風・が・ 店・の・ 看板・を・ ふきとばし・た。」②息を強く出して、ものを飛ばせる。「机・の・ 上・の・ 消しゴム・の・ 屑・を・ ふきとばす。」③それまでの気持ちや雰囲気を一気に払いのける。「びくびくし・た・ 気持ち・を・ ふきとばす。」

ふきながし【吹き流し】《名詞》 輪のようにした布を竿の先につけて、風になびかせるもの。特に、鯉のぼりに付ける、そのようなもの。「鯉のぼり・の・ ふきながし」

ふきぬける【吹き抜ける】《動詞・カ行下一段活用》 風が勢いよく動いて、通り過ぎる「小路(しょーじ)・を・ 風・が・ ふきぬける。」

ふきふきする【拭き拭きする】《動詞・サ行変格活用》 紙や布などでこすって、汚れや水分を取り除く。汚れたところをきれいにする。「お茶碗・を・ ふきふきする。」◆幼児語。〔⇒ふく【拭く】

ふきふきする【吹き吹きする】《動詞・サ行変格活用》 ①口をすぼめて息を勢いよく出す。「熱い・さかい・ ふきふきし・て・ 冷まし・なはれ。」「熱い・ お粥(かい)さん・を・ ふきふきし・ながら・ 食べる。」②息を出して楽器を鳴らす。「笛・を・ ふきふきし・て・ 鳴らす。」◆幼児語。〔⇒ふく【吹く】

ふきぶり【吹き降り】《名詞》 強い雨が落ちているときに、強い風が加わること。「ふきぶりや・さかい・ 傘・を・ ささ・れ・へん。」

ふきもどし【吹き戻し】《名詞》 ◆実は、この言葉は方言語彙にはない。細長い筒から大きく息を吹き込むと、ゼンマイのような巻紙がピーンと伸びて、口を離すとヒュルヒュルと巻き戻るという、笛の玩具である。駄菓子屋や祭りの出店で買ったように思う。けれども、きちんとした名前がなかった。「ひゅるひゅる」とか言っていたようにも思うが、確証はない。淡路市に「吹き戻しの里」というところがあり、そこが現在の生産拠点と言ってよい。八幡光雲堂という会社である。

ぶきよう〔ぶきよー〕【不器用】《形容動詞や()》 ①手先でする仕事が上手でない様子。「ぶきよーで・ 細かい・ 仕事・は・ でけ・へん。」②ものごとを進める手際が上手でない様子。ものごとをうまく処理できない様子。「仕事・が・ ぶきよーで・ いつも・ 怒ら・れ・て・ばかり・や。」③抜け目なく立ち回れない様子。「わし・は・ 生き方・が・ ぶきよーや・ねん。」■対語=「きよう【器用】」〔⇒ぶっきょう(不器用)

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2017年8月11日 (金)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (468)    (通算2466回)

日常生活語 「ふ」②

 

ふうせんガム〔ふーせんがむ〕【風船ガム】《名詞》 かむことよりも、ふくらませて遊ぶことを目的に作られているチューインガム。「ふーせんがむ・を・ ぷーと・ 吹い・て・ 風船・を・ こしらえる。」

ふうと〔ふーと〕《副詞》 口をすぼめて息を吹きかける様子。風が当たる様子。また、その音や声。「熱い・ お茶・を・  ふーと・ 吹く。」〔⇒ふっと〕

ぷうと〔ぷーと〕《副詞》 ①汽笛や放屁の音などがする様子。また、その音。「ぷーと・ クラクション・が・ 鳴っ・て・ びっくりし・た。」「大きな・ 音・で・ ぷーと・ 屁・を・ こい・た。」②ふくらんでいる様子。ふくれている様子。「風船・が・ ぷーと・ ふくらん・どる。」③不平の気持ちや、気合いを入れた気持ちが現れている様子。「ほっぺた・を・ ぷーと・ ふくらし・て・ 怒っ・とる。」〔⇒ぷっと〕

ふうとう〔ふーとー〕【封筒】《名詞》 手紙や書類などを入れる紙の袋。「お金・を・ ふーとー・に・ 入れ・て・ 渡す。」

ふうふ〔ふーふ〕【夫婦】《名詞》 結婚している、一組の男の人と女の人。「ふーふ・で・ 山登り・に・ 行く。」〔⇒みょうと【夫婦】、みおと【夫婦】

ふうふう〔ふーふー〕《副詞と、動詞する》 ①熱い食べ物や飲み物を、吹いて冷ます様子。熱いものを冷ますために、口をすぼめて、繰り返して吹く様子。また、その音。「おかいさん・を・ ふーふーし・て・ 食べる。」「お汁・が・ 熱い・さかい・ ふーふーし・て・から・ 食べ・なはれ。」②吹いて火を消す様子。また、その息づかい。「ふーふーし・て・ 蝋燭・を・ 消し・て・ ケーキ・を・ 食べる。」③苦しそうな息づかいをしている様子。生活が苦しそうな様子。「給料・が・ 少(すけ)のー・て・ ふーふー・ 言()ー・て・ます・ねん。」④他の人から苦しめられたり、仕事などに追い回されたりしている様子。「一日中・ ふーふー・ 言()ー・て・ 得意先回り・を・ し・た。」◆①②は幼児語。

ぶうぶう〔ぶーぶー〕《名詞》 ①肉を食べる目的で飼育する、鼻と耳が大きく、ずんぐり太っている家畜。「ぶーぶー・を・ 飼う。」②エンジンの力で車輪を回して道路を進む乗り物。「広い・ 道・は・ ぶーぶー・が・ 走っ・とる・さかい・ 気ーつけ・や。」「ぶーぶー・に・ 乗っ・て・ 動物園・へ 行く。」◆幼児語。⇒ぶた【豚】⇒じどうしゃ【自動車】、じとうしゃ(自動車)、ぷっぷ、ぽっぽ、くるま【車】

ぶうぶう〔ぶーぶー〕《副詞と》 ①他人に向かって、不平や不満を述べる様子。「ぶーぶー・ 言()ー・たら・ 新しー・ 品物・と・ 換え・てくれ・た。」②自動車の警笛、ほら貝などで低い音を鳴らす様子。また、その音。「後ろ・の・ 車・が・ ぶーぶーと・ 鳴らし・た。」③豚が低い声で鳴く様子。また、その鳴き声。「小屋・の・ 中・で・ ぶーぶーと・ 鳴い・とる。」

ぷうぷう〔ぷーぷー〕《副詞と、動詞する》 ①らっぱを低い音で鳴らしたり放屁などをしたりしている様子。また、その音。「ぷーぷー・ こい・たら・ 臭い・やないか。」②湯が沸いて、湯気などが勢いよく吹き出している様子。また、その音。「茶瓶・が・ ぷーぷー・ 沸い・とる。」

ふうみ〔ふーみ〕【風味】《名詞》 口に含んだときに感じられる、その飲食物がもたらす上品な香りや味わい。「ふーみ・が・ 無()ー・て・ 物足ら・ん。」

ふうらいぼう〔ふーらいぼー〕【風来坊】《名詞》 ①気まぐれで、落ち着きのない人。「あいつ・は・ 町・の・ 中・を・ うろうろし・とる・ ふーらいぼーや。」②決まった職業を持っていない人。無職の人。「ふーらいぼー・を・ せ・んと・ 働い・たら・ どない・や。」

ふうりゅう〔ふーりゅー〕【風流】《形容動詞や()》 心を動かしたり心を休めたりするところがあって、上品で味わいのある様子。「ふうりゅーな・ 琴・の・ 音・が・ 聞こえる。」

ふうりん〔ふーりん〕【風鈴】《名詞》 金属・陶器・ガラスなどで作られた、小さな釣り鐘のような形の鈴で、風に吹かれて出す音を楽しむもの。「ふーりん・が・ りんりん・ 鳴っ・とる。」「姫路・の・ 明珍・の・ ふーりん・は・ 火箸・で・ でけ・とる。」

プール〔ぷーる〕【英語=pool】《名詞》 水を貯めるように作った水泳用の施設。「ぷーる・で・ 泳ぐ・ 練習する。」

ぶうん〔ぶーん〕《副詞と》 ①小さな虫が飛んでくる様子。また、その音。「蚊ー・が・ 耳元・で・ ぶーんと・ 言()ー。」②低く小さく聞こえる音。「飛行機・が・ 高い・ 空・を・ ぶーんと・ 飛ん・どる。」

ぷうんと〔ぷーんと〕《副詞、動詞する》 においが強く漂ってくる様子。「腐っ・た・ におい・が・ ぷーんとする。」

ふえ【笛】《名詞》 ①中が空洞になっている竹・木・金属などの管に穴を空けて、息を吹き込んで鳴らす楽器。「ふえ・と・ 太鼓・で・ 合奏する。」②合図のために、吹いて音を出す道具。ホイッスル。「電車・の・ 車掌・が・ ふえ・を・ 吹い・た。」

ふえいせい〔ふえーせー〕【不衛生】《形容動詞や()》 体や環境が汚れていて、健康のために良くないと思われる様子。「ふえーせーな・ 手ー・で・ 食べ物・を・ 触っ・たら・ あか・ん。」

フェリー〔ふぇりー〕【英語=ferry】《名詞》 旅客や貨物を、自動車ごと載せて運ぶ船。「淡路島・へ・の・ たこ()-ふぇりー・が・ 無()ーなっ・た。」〔⇒ヘリー【英語=(ferry)、フェリーボート【英語=ferry boat、へリーボート【英語=(ferry boat)

フェリーボート〔ふえりーぼーと〕【英語=ferry boat】《名詞》 旅客や貨物を、自動車ごと載せて運ぶ船。「明石海峡・の・ ふぇりーぼーと」〔⇒フェリー【英語=ferry、ヘリー【英語=(ferry)、へリーボート【英語=(ferry boat)

ふえる【増える、殖える】《動詞・ア行下一段活用》 ①それまでよりの数量よりも多くなる。「参加する・ 希望者・が・ ふえ・た。」「今年・の・ 夏・は・ 蚊ー・が・ ふえ・た。」「梅雨・に・は・ 黴菌・が・ ふえる。」②利益を得て財産などが多くなる。「利子・で・ 貯金・が・ ふえ・た。」■対語=「へる【減る】」■他動詞は「ふやす【増やす、殖やす】」

フォーク〔ふぉーく〕【英語=fork】《名詞》 洋食で、食べ物を刺して口へ運ぶ道具。「スパゲティ・を・ ふぉーく・で・ 食べる。」〔⇒ホーク【英語=(fork)

ふか【鱶】《名詞》 紡錘形をした体の表面はざらざらして、鋭い歯をもって凶暴な海の魚。「ふか・が・ 泳い・どる・さかい・ 海水浴・は・ 気ー・ つけ・なはれ。」〔⇒さめ【鮫】

ぶか【部下】《名詞》 仕事などにおいて、上司の下にいて、監督や指図を受けて動く人。「会社・で・は・ ぶか・が・ 10人・ おり・ます。」

ふかい【深い】《形容詞》 ①水面や表面からの距離が長い。「ふかい・ 堀・や・さかい・ はまっ・たら・ えらい・ こと・に・ なる。」「ふかい・ とこ・まで・ 潜る。」②外までの距離が長い。奥行きが遠い。「奥・が・ ふかい・ 洞穴(ほらあな)・や。」③色や香りなどが濃い。「ふかい・ お茶」「ふかい・ 青い・ 色・が・ 好きや。」④内容が詳しく濃い。内容を理解するのに骨が折れる。「ごっつー・ ふかい・ 話・やっ・た・さかい・ よー・ わから・なんだ。」⑤とても親しい。関係が並みの程度ではない。「ふかい・ 付き合い」■対語=「あさい【浅い】」

ふかさ【深さ】《名詞》 表面から底や奥までの距離。また、それが相当な距離であること。「池・の・ ふかさ・を・ 測る。」■対語=「あささ【浅さ】」

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2017年8月10日 (木)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (467)    (通算2465回)

日常生活語 「ふ」①

 

ふ〔ふー〕【麩】《名詞》 小麦粉を水でこねて、澱粉を取り去って、蛋白質で作った食品。「すき焼き・に・ ふー・を・ 入れる。」

ふ〔ふー〕【歩】《名詞》 将棋の駒のひとつで、前に一つだけ動くことのできるが、敵陣に入って成ると金将と同じ働きをするもの。「相手・の・ ふー・を・ 取る。」

【二】《名詞》 数を1音節ずつで言うときの「二」を表す言葉。◆1から10までを「ひ」「ふ」「み」「よ」「い」「む」「な」「や」「こ」「と」と言う。長音化して「ひー【一】」「ふー【二】」「みー【三】」…と言うこともある。〔⇒に【二】、ふたつ【二つ】

ぶ〔ぶー〕【部】《名詞》 ①同じ趣味や目的を持った者で構成しているまとまり。「バレー・の・ ぶー・に・ 入っ・て・ 練習する。」②会社・団体などの組織を区分けした単位。「経理・の・ ぶー・で・ 働い・とる。」③全体を何らかの基準で分けた、その一つ一つ。「走り・は・ 足・の・ 遅い・ ぶー・に・ 入っ・とる。」「上・の・ ぶー」⇒クラブ【英語=club。倶楽部】

ぶ〔ぶー〕【分】《名詞》 ①全体の中に占める大小の関係で、全体の10分の1のこと。「桜・は・ まだ・ 3ぶ・ぐらい・の・ 咲き・や。」②全体を100としたときの割合。「割」という数値の10分の1を表す単位。「1割2ぶ」③気温や体温などの数値を表す「度」の10分の1を表す単位。「熱・が・ 38度6ぶ・ ある。」④尺貫法で長さを表す単位であり、1分は約0.3センチで、10分で1寸となる長さ。「1寸3ぶ・の・ 長さ・で・ 切る。」⑤ある数が全体の数に対して占める大小の関係。また、そのようになる可能性。「どーも・ こっち・に・ ぶー・が・ ない・みたいや。」⇒ぶあい【歩合】、りつ【率】、わりあい【割合】、わんりゃい(割合)、わり【割】

ぶあい【歩合】《名詞》 ある数が全体の数に対して占める大小の関係。また、そのようになる可能性。「勝つ・ ぶあい・は・ あら・へん・やろ・なー。」〔⇒ぶ【分】、りつ【率】、わりあい【割合】、わんりゃい(割合)、わり【割】

ファール〔ふぁーる〕【英語=foul】《名詞》 野球で、打球が一塁線、三塁線の外側にそれること。「えー・ 当たり・や・けど・ ふぁーる・に・ なっ・た。」〔⇒ハール(英語=foul)

ぶあいそう〔ぶあいそー、ぶあいそ〕【無愛想】《形容動詞や()、動詞する》 人に好感を持たれるような動作をしなかったり、言葉を出したりしない様子。愛らしさに欠けて、素っ気ない様子。「ぶあいそな・ もの・の・ 言い方・を・ する。」「あの・ 人・は・ ぶあいそーする・さかい・ みんな・に・ 好か・れ・へん。」◆「あいそう【愛想】」が主として名詞の働きをするのに対して、「ぶあいそう【無愛想】」は主として形容動詞の働きをする。■対語=「あいそう【愛想】」

ぶあつい【分厚い】《形容詞》 平たい形のもので、かなりの厚みがある。物の表と裏などの間に幅がある。「ぶあつい・ 本・を・ 1月・ かかっ・て・ やっと・ 読ん・でも・た。」「ぶあつい・ 卵焼き・を・ 食べ・た。」■対語=「うすい【薄い】」〔⇒あつい【厚い】、ふとい【太い】、ぶっとい(太い)、ぶとい(太い)

ぶあついめ【分厚いめ】《名詞、形容動詞や() ものの厚みが、少し太いこと。比較的太いと思われること。「寒ーなっ・てき・た・さかい・ ぶあついめの・ シャツ・を・ 着る。」■対語=「うすいめ【薄いめ】」〔⇒ぶあつめ【分厚め】〕、ふとめ【太め】、ふといめ【太いめ】

ぶあつめ【分厚め】《名詞、形容動詞や() ものの厚みが、少し太いこと。比較的太いと思われること。「ぶあつめの・ 手袋・を・ はく。」■対語=「うすめ【薄め】」〔⇒ぶあついめ【分厚いめ】、ふとめ【太め】、ふといめ【太いめ】

ふあん【不安】《名詞、形容動詞や()》 うまくいかないかもしれないという恐れがあって、気がかりで落ち着かないこと。また、その気持ち。「明日・の・ 試験・が・ ふあんで・ 寝ら・れ・へん。」

フアン〔ふあん〕【英語=fan】《名詞》 ①スポーツ・芸能などを熱心に愛好する人。「野球・の・ ふあん」②特定のスポーツ選手や芸能人などを熱心に応援する人。「美空ひばり・の・ ふあん」◆「ふぁん」でなく、「ふあん」という発音が多い。

ふあんふあん《形容動詞や()、動詞する》 いかにも柔らかく膨らんでいる様子。軽く弾力のある様子。「ふあんふあんの・ パン」〔⇒ふわふわ、ふわんふわん、ふんわり、ふわっと〕

ぶいぶい《名詞》 背中は卵形で光沢のある金緑色の堅い殻におおわれている昆虫。黄金虫。「電気・の・ 灯(ひー)・ めがけ・て・ ぶいぶい・が・ 飛ん・でき・た。」〔⇒かなぶん【金ぶん】

フイルム〔ふいるむ〕【英語=film】《名詞》 ①薄いセルロイド製で、写真を感光させるために使う撮影用品。「写真機・に・ ふいるむ・を・ 入れる。」②薄いセルロイドに焼き付けた映画やスライドなど。「映画・の・ ふいるむ」◆「ふぃるむ」でなく、「ふいるむ」という発音が多い。

ぶいん【部員】《名詞》 同じ趣味や目的を持った者で構成しているまとまりに入っている人。会社や団体などの組織を区分けした、それぞれの単位に所属する人。「野球・の・ ぶいん」「会社・の・ 部員・で・ 忘年会・を・ する。」

ふう〔ふー〕【風】《名詞》 ①慣例として行ってきている習わし。しきたり。「そない・ する・の・が・ 村・の・ ふー・や。」「宗派・が・ 違(ちご)・たら・ 葬式・の・ ふー・も・ 違う。」②ものごとのやり方。具合や様子。「知ら・ん・ ふー・やっ・た。」「こんな・ ふー・に・ する・ん・や・さかい・ 真似し・て・ やっ・てみな・はれ。」③人やものの身なりや形。外から見たときの様子や形。身に付けている服装などの印象。他人から見られたときの全体的な印象。「もっと・ ましな・ ふー・を・ し・なはれ。」「ふー・を・ かまう。」⇒なり【形】、かっこう【格好】、すがた【姿】、ていさい【体裁】

ふう〔ふー〕【封】《名詞、動詞する》 ①袋のような形のものの口を閉じること。「手紙・の・ ふー・を・ する。」②袋のようなものがしっかり閉じられていること。また、そのようになっているもの。「ふー・を・ 切っ・たら・ 早(はよ)ー・ 食べ・んと・ いか・ん。」

ふう(ふー)【二】《名詞》 数を2音節で数えていくときの「に【二】」を表す言葉。◆1から10までを「ひい【一】」「ふう【二】」「みい【三】」「よお【四】」「いつ【五】」「むう【六】」「なな【七】」「やあ【八】」「ここ【九】」「とお【十】」と言う。ただし、単独で「ふう【二】」と言うことはない。〔⇒に【二】、ふたつ【二つ】

ふうがわり〔ふーがーり〕【風変わり】《形容動詞や()》 状況・性質・行動などが普通と変わっている様子。「ふーがーりな・ 家・が・ 建っ・とる。」

ふうけい〔ふーけー〕【風景】《名詞》 見渡して目に入る、自然や人工物のありさまや風物の様子。また、そこから醸し出される趣。その場の有様。「電車・の・ 窓・から・ 見える・ ふーけー・が・ だんだん・ 春らしゅー・ なっ・てき・た。」〔⇒けしき【景色】、ながめ【眺め】

ふうさい〔ふーさい〕【風采】《名詞》 身なりや容姿などの様子。また、それによって人に与える印象。「ふーさい・の・ 上がら・ん・ 人」〔⇒みかけ【見掛け】、みため【見た目】、みてくれ【見てくれ】

ふうせん〔ふーせん〕【風船】《名詞》 紙やゴムなどで作った袋の中に空気などを入れて、膨らませる玩具。「祭り・で・ 大(おお)けな・ ふーせん・を・ 買()ー・た。」◆「かみふーせん【紙風船】」「ごむふーせん【ゴム風船】」と言い分けることがある。ゴム風船の中に水を入れて、ゴムなどの紐をつけて、手で打ち付ける遊びが流行した時期があった。

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2017年8月 9日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (466)    (通算2464回)

日常生活語 「ひ」24

 

ピン〔ぴん〕【英語=pin】《名詞》 ①板や壁などに紙片などを張るときに使う、頭に笠形のものがついた釘。画鋲。「壁・に・ カレンダー・を・ ぴん・で・ 留める。」「紙・を・ 五枚・ずつ・ ぴん・で・ 留める。」②衣服などに留めつける用具。「ネクタイ・の・ ぴん」③髪の形を整えたり、乱れるのを防ぐために使う用具。「前髪・を・ ぴん・で・ 留める。」⇒おしピン【押し  英語=pin、びょう【鋲】、がびょう【画鋲】

ひんがらぼし【ひんがら干し】《形容動詞や()、名詞》 日光に長時間あたって、水分が乏しくなっている様子。また、そのようになったもの。「蛙・が・ ひんがらぼしに・ なっ・とる。」〔⇒かんからぼし【かんから干し】、かんかんぼし【かんかん干し】

ひんがらめ【ひんがら目】《名詞》 左右二つの目の視線が異なった方に向いているように見える目の様子。斜視。やぶにらみ。「あの・ 子・は・ ちょっと・ ひんがらめ・や。」

びんかん【敏感】《形容動詞や()》 感覚や感じ方が鋭い様子。「びんかんな・ 犬・や・さかい・ ちょっと・ 物音・が・ し・ても・ 目ー・を・ 覚まし・てまう。」■対語=「どんかん【鈍感】」

ピンきゅう〔ぴんきゅー〕【英語=ping-pongの略  球】《名詞》 卓球の競技で使う、セルロイド製のたま。「思いっ切り・ 打っ・たら・ ぴんきゅー・が・ へちゃがっ・た。」

ひんけつ【貧血】《名詞》 血液の中の赤血球などが少なくなること。「ひんけつ・で・ ふらふらする。」

ひんしつ【品質】《名詞》 品物の性質やよしあし。「食べる・ もん・は・ ひんしつ・の・ えー・の・を・ 買わ・んと・ あき・まへん。」

ひんじゃく【貧弱】《形容動詞や() ①知識や能力などがじゅうぶんでない様子。「ひんじゃくな・ 手紙・しか・ よー・ 書か・ん・さかい・ 恥ずかしい・ねん。」②品物などが小さかったり上質でなかったりして、見ばえがしない様子。「結婚祝い・は・ ひんじゃくな・ 包み紙・で・は・ 失礼や。」⇒ひんそう【貧相】

ひんしゅ【品種】《名詞》 農作物や家畜の、同じ種の中での分類の単位。品物の種類。「稲・の・ ひんしゅ」

びんする【便する】《動詞・サ行変格活用》 離れたところにいる人に知らせる。「お父さん・が・ 亡くなっ・た・(と・) 言()ー・て・ びんし・てき・た。」「急な・ こと・で・ よー・ びんせ・んと・ すんまへん。」

ピンセット〔ぴんせっと〕【オランダ語=pincet】《名詞》 手に触れてはいけないものや手でつまめないほどの小さなものをつまむための、V字形をした道具。「脱脂綿・を・ ぴんせっと・で・ つまん・で・ 消毒する。」

びんせん【便箋】《名詞》 手紙を書くための、罫線の印刷された用紙。「びんせん・ 3枚・に・ びっしり・ 書い・て・ 送っ・た。」

ひんそう〔ひんそー、ひんそ〕【貧相】《形容動詞や()》 ①顔つきや姿がみすぼらしいこと。「ひんそな・ 恰好」②品物などが小さかったり上質でなかったりして、見ばえがしない様子。「ひんそーな・ 歳暮・や・けど・ 贈ら・ん・より・は・ ましやろ。」⇒ひんじゃく【貧弱】

びんづめ【瓶詰め】《名詞、動詞する》 食品や飲料などを瓶に詰めて密封すること。また、瓶に詰められた食品。「海苔・の・ 佃煮・を・ びんづめする。」

ぴんと〔ぴーんと〕《副詞、動詞する》 ①線状のものを、勢いよく引っ張る様子。真っ直ぐに張りつめている様子。引き締まっている様子。「糸・の・ 両端・を・ ぴんと・ 引っ張る。」「ゴム・が・ ぴーんと・ 張っ・て・ 切れ・そーに・ なっ・とる。」②広い面が、引っ張られた状態になっている様子。「セロファン・を・ ぴーんと・ 張る。」③一瞬のうちに、心に浮かぶ様子。緊張している様子。「あいつ・が・ 怪しー・と・ ぴーんと・ き・た。」「幕・が・ 開く・ 前・は・ みんな・ ぴーんとし・とっ・た。」⇒ぴんぴん〕

ひんね(昼寝)】《名詞、動詞する》 疲れをとるなどのために、昼間に少しの時間だけ眠ること。「あー・ よー・ ひんねし・た。」〔⇒ひるね【昼寝】

ぴんぴん《副詞に、形容動詞や()、動詞する》 ①勢いよく、跳ね上がったり反り返ったりして動く様子。新鮮である様子。「釣っ・た・ばっかり・で・ 魚・が・ ぴんぴんし・とる」②健康で元気がよい様子。「80・を・ 過ぎ・た・けど・ まだ・ ぴんぴんし・て・ 働い・て・ます。」③線状のものを、勢いよく引っ張る様子。真っ直ぐに張りつめている様子。「ロープ・を・ ぴんぴんに・ 張る。」④真新しくて、柔らかさがない様子。「ぴんぴん・の・ 一万円札・で・ 払う。」「ぴんぴん・の・ 帽子」⑤服などが、背丈に比べて短い様子。着物の背丈が足りなくておかしく見える様子。「背ー・が・ 伸び・て・ 服・が・ ぴんぴんに・ なっ・た・なー。」⇒ぴんと。⇒ちょっぴん、ちょっぴんぴん、ちんちくりん〕

びんぼう〔びんぼー、びんぼ〕【貧乏】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 お金が乏しくて、生活するのが苦しいこと。財産などが少ないこと。「戦争・の・ 後・は・ みんな・が・ みんな・ びんぼーやっ・た・ん・や。」「火事・が・ いっ・て・から・は・ びんぼーし・て・ます・ねん。」〔⇒びんぼうたれ【貧乏垂れ】

びんぼうたれ〔びんぼーたれ、びんぼたれ〕【貧乏垂れ】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 お金が少なくて、生活するのが苦しいこと。「わし・は・ びんぼたれや・さかい・ 寄付する・の・は・ やめ・とく。」◆「びんぼう【貧乏】」であることを口汚く言う言葉。〔⇒びんぼう【貧乏】

ピンぼけ〔ぴんぽけ〕【オランダ語=brandpuntから  呆け】《名詞、動詞する》 ①写真で、ピントが合わず、ぼやけて写ること。ぼやけた写真。「ぴんぼけし・て・ 誰・を・ 写し・た・ん・やら・ わから・へん・ねん。」②言動などが的はずれで、肝心な点からずれていること。「あいつ・の・ 言()ー・ こと・は・ ぴんぼけ・ばっかり・や。」

ピンポン〔ぴんぽん〕【英語=ping-pong】《名詞、動詞する》 真ん中にネットを張った台の両側から、セルロイド製の小さなボールをラケットで打ち合う競技。「昼休み・に・ ぴんぽんし・て・ 遊ぶ。」〔⇒たっきゅう【卓球】

ひんやり【冷んやり】《副詞と、動詞する》 肌や舌が、水や空気などを冷たく感じる様子。体が涼しく感じたり、寒さを感じたりする様子。不安やおそれを感じる様子。「西瓜・が・ ひんやりと・ うまい。」「朝晩・ ひんやりし・てき・て・ 気持ち・が・ えー。」「北・から・ ひんやりし・た・ 風・が・ 吹い・てくる。」〔⇒ひいやり【冷いやり】

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2017年8月 8日 (火)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (465)    (通算2463回)

日常生活語 「ひ」23

 

ひるやすみ【昼休み】《名詞、動詞する》 昼食や疲労回復のために、正午前後にしばらく休むこと。また、その時間。「会社・の・ ひるやすみ・は・ 1時間・ ある・ねん。」

ひれ【鰭】《名詞》 魚などの背・尾・胸・腹などにあって扇子のような形をして、泳ぐときに使うもの。「鯛・の・ ひれ・は・ 硬い。」

ひろい【広い】《形容詞》 ①ものとものとの間隔や隙間が大きい。空間や面積に余裕がある。「ひろい・ 運動場・で・ 遊ぶ。」②仕切られた幅が大きい。「ひろい・ 道・が・ でけ・た。」③及ぶ範囲が大きい。「あいつ・は・ 読ん・どる・ 本・が・ ひろい・さかい・ 何・でも・ 知っ・とる。」■対語=「せまい【狭い】」「せばい【(狭い)】」

ひろいもん【拾い物】《名詞》 ①落ちているのを取り上げたもの。誰かが落としていって、気づいていないもの。「ひろいもん・を・ 警察・に・ 届け・ておい・た。」②思いがけない儲けもの。予想していなかった幸運なこと。「試験・を・ 3つ・ 受け・たら・ 3つ・とも・ 通っ〔=合格し〕・て・ えらい・ ひろいもん・やっ・た。」〔⇒ひらいもん(拾い物)

ひろう【拾う】《動詞・ワア行五段活用》 ①置かれていたり落ちていたりするものを取り上げて、手にする。「海・で・ 貝殻・を・ ひろう。」②失うはずのものを、失わずに済む。「負け・とっ・た・ 試合・を・ ひろ・た。」■対語=「すてる【捨てる】」「してる【(捨てる)】」〔⇒ひらう(拾う)

ひろうえん〔ひろーえん〕【披露宴】《名詞》 結婚したことを広く知らせるために、客を招いて催す宴席。「ホテル・で・ ひろーえん・を・ する。」

ひろうす〔ひろーす〕(飛龍頭)】《名詞》 豆腐を崩した中に、細かく刻んだ野菜・昆布などを入れて、油で揚げたもの。がんもどき。「関東(かんと)炊き・に・ ひろーす・を・ 入れる。」〔⇒ひろす(飛龍頭)

ビロード〔びろーど〕【ポルトガル語=veludo】《名詞》 表面の毛を立てた、柔らかくて艶のある織物。「しっくり・ し・た・ びろーど・の・ 服」〔⇒ビロド【ポルトガル語=veludo

ひろがる【広がる】《動詞・ラ行五段活用》 ①面積や間隔などが大きくなる。「狭かっ・た・ 運動場・が・ ひろがっ・た。」②広々と見渡せる。「町・の・ 周り・に・は・ 田圃・が・ ひろがっ・とる。」③かたまっていたものが、ばらばらになる。「運動場・に・ ひろがっ・て・ 体操・を・ する。」④行きわたる。流行する。「インフルエンザ・が・ ひろがる。」■他動詞は「ひろげる【広げる】」■対語=①「せばまる【狭まる】」■名詞化=ひろがり【広がり】

ひろげる【広げる】《動詞・ガ行下一段活用》 ①面積や間隔などを大きくする。「売場・を・ ひろげる。」「狭い・ 道・を・ ひろげる。」②閉じたり畳んだり、収めてあったりしたものを開く。「本・を・ ひろげ・て・ 読む。」「店・を・ ひろげ・とっ・たん・や・けど・ 誰・も・ 来・なんだ。」③かたまっていたものを、ばらばらにする。あたり一面に置き並べる。「積み木・を・ ひろげ・て・ 遊ん・どる。」■自動詞は「ひろがる【広がる】」■対語=①「せばめる【狭める】」⇒あける【開ける】

ひろさ【広さ】《名詞》 面積の大きさ。面積の大きさの程度。面積が大きいこと。「運動場・の・ ひろさ・は・ 1000坪・や。」■対語=「せまさ【狭さ】」「せばさ【(狭さ)】」

ひろす(飛龍頭)】《名詞》 豆腐を崩した中に、細かく刻んだ野菜・昆布などを入れて、油で揚げたもの。がんもどき。「よー・ 味・が・ しみこん・どる・ ひろす」〔⇒ひろうす(飛龍頭)

ビロド〔びろど〕【ポルトガル語=veludo】《名詞》 表面の毛を立てた、柔らかくて艶のある織物。「びろど・の・ 上着」〔⇒ビロード【ポルトガル語=veludo

ひろば【広場】《名詞》 屋外で大勢の人が集まることのできるような、面積の大きい場所。「駅前・の・ ひろば」

ひろびろ【広々】《副詞と、動詞する》 面積が大きい様子。面積が十分にあって、窮屈さを感じない様子。「田圃・が・ ひろびろと・ 続い・とる。」「ひろびろし・た・ 体育館」

ひろま【広間】《名詞》 大勢の人が集まることのできる、面積の大きい部屋。面積の大きい座敷。「ひろま・で・ 宴会・を・ する。」◆より大きいものは「おおひろま【大広間】」と言う。

びわ【枇杷】《名詞》 背の高い常緑樹で秋に白い花が咲き、夏の初めにだいだい色の実が生る木。また、その実。「びや・の・ 実ー・が・ 好きや。」「びわ・の・ 実ー・を・ ちぎる。」〔⇒びや(枇杷)

ひわり【日割り】《名詞》 ①給料などを1日ごとに割り当てて、計算すること。「ひわり・で・ 日当・を・ 計算する。」②何日もかかる仕事について、前もって、1日ごとの仕事の予定などを決めること。また、その決めた内容。「出・てくる・ 人数・を・ ひわり・で・ 決め・とく。」

()あらためる〔ひー()あらためる〕【日()改める】《動詞・マ行下一段活用》 予定されていたその日をやめて、別の日にする。「ひーをあらため・て・ 出直し・てき・まっ・さ。」〔⇒ひをかえる【日を変える】

ひをかえる〔ひーをかえる〕【日を変える】《動詞・ア行下一段活用》 予定されていたその日をやめて、別の日にする。「明日・は・ 都合・が・ 悪い・さかい・ ひーをかえ・てんか。」〔⇒ひ()あらためる【日()改める】

ひん【品】《名詞》 人やものにそなわっていて、外に現れてくる値打ちや好ましい感じ。「ひん・の・ えー・ 柄・の・ 着物」

ひん【品】《接尾語》 それに該当する品物であることを表す言葉。「高級ひん」「二流ひん」

ひん《助動詞》[動詞や助動詞の未然形に付く] 前にある言葉を打ち消すときに使う言葉。「一人・で・ よー・ 降り・ひん。」◆動詞や助動詞に接続し、形容詞や形容動詞には接続しない。「へん」を使う方が圧倒的に多いが、「ひん」を多用する人もある。〔⇒ない、へん、ん、まへん、しまへん、やへん〕

びん【瓶】《名詞》 ガラス・陶器・金属などで作った、液体などを入れる容器。「びん・を・ 落とし・て・ 割っ・ても・た。」「1升・ 入る・ びん」「ビールびん」「空()きびん」「空(から)びん」◆明石市大久保町西島にある酒造会社の中で最大の会社は江井ヶ嶋酒造であるが、その会社の瓶詰めをする蔵を、「びんば【瓶場】」と呼んでいた。「びんば・に・ 行っ・とる。」と言えば、その会社でその仕事をしているということがわかった。同様に「しょうちゅうば【焼酎場】」という言葉もあり、今だに、それら言葉を聞くことがある。なお、江井ヶ嶋酒造は、わが国で初めて酒瓶としての一升瓶を作った会社として知られている。

びん【便】《名詞》 ①人、物、手紙などを運ぶ手段。「飛行機・の・ びん・で・ 行く。」「船・の・ びん・が・ ない・さかい・ 届け・られ・へん。」②都合の良い機会や伝手。「誰・ど・が・ 行っ・てくれる・ びん・は・ ない・やろ・か。」「バス・の・ 良()ー・ びん・が・ ある・ん・やっ・たら・ 行き・たい・ねん・けど・な。」

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2017年8月 7日 (月)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (464)    (通算2462回)

日常生活語 「ひ」22

 

ひらめ【平目】《名詞》 海底の砂地にすむ、両眼は体の左側にあって、体が薄く円く広がっている魚。「これ・は・ 鰈(かれ)・やのー・て・ ひらめ・や。」

ひらめく【閃く】《動詞・カ行五段活用》 考えや思いが急に思い浮かぶ。「寝・とっ・て・ えー・ 考え・が・ ひらめー・た。」■名詞化=ひらめき【閃き】

ひらや【平屋】《名詞》 床を一層にして作った建物。「ひらや・の・ 大けな・ 家」■対語=「にかい【二階】」「にかいだて【二階建て】」「にかいだち【二階建ち】」

びり《名詞》 順位をつけたときの後ろの位置。最も後ろの順位。最後尾。最下位。「びり・で・ ゴール・に・ 入っ・た。」〔⇒しり【尻】、けつ【穴】、げつ()、げっつう()、どんけつ【どん穴】、どんげつ(どん穴)、どんじり【どん尻】、げっとう(穴等)、げっとくそ(穴等糞)、げっとうしょう(穴等賞)、べっとう(穴等)、べっとくそ(穴等糞)、べっとうしょう(穴等賞)

ぴりつく《動詞・カ行五段活用》 ①微かな雨が降り始める。「ぴりつい・てき・た・ので・ 早()よ・ 去()の・か。」②やや辛くて刺激のある味がする。「唐辛子・の・ 味・が・ 強ー・て・ ちょっと・ ぴりつい・とる。」

びりっと《副詞、動詞する》 紙や布などが瞬間的に勢いよく裂ける様子。また、その音。「腰掛け・た・ とたん・に・ ズボン・の・ 尻・が・ びりっと・ 破れ・た。」

ぴりっと《副詞、動詞する》 ①電気に感電したような刺激や痛みを感じる様子。「濡れ・た・ 手ー・で・ 触っ・たら・ ぴりっとし・た。」②鋭く辛みを感じる様子。瞬間的に刺激を受けて、しびれる様子。「ぴりっと・ 辛い・ 山椒」③微かな雨が降り始める様子。「ぴりっとし・てき・た・さかい・ 洗濯物・を・ 入れ・よー。」

ぴりっとも《副詞》 まったく動かない様子。びくともしない様子。「押し・たり・ 叩い・たり・ した・けど・ ぴりっとも・ 動か・なんだ。」◆後ろに打ち消しの表現を伴う。

ひりひり《副詞と、動詞する》 ①皮膚や神経が刺されるように痛み続ける様子。「日ー・に・ 焼け・て・ 背中・が・ ひりひりする。」②辛いものを食べたとき、口の中がほてるように感じ続ける様子。「唐辛子(とんがらし)・で・ 舌・が・ ひりひりする。」

びりびり《副詞と、動詞する》 ①紙などを破る様子。紙などを破るときに音が出る様子。また、その音。「要ら・ん・よーに・ なっ・た・ 帳面・を・ びりびり・ 破る。」②周りのものを細かく振動させる程度に、大きな音が出ている様子。また、その音。「雷・が・ 鳴っ・て・ 障子・が・ びりびりし・た。」◆①は、ゆっくり引き裂いているような感じである。

ぴりぴり《副詞と、動詞する》 ①微かな雨が降り始める様子。「ぴりぴりし・てき・た・さかい・ 洗濯物・を・ しまい・ましょ・ー。」②刺されるように痛く感じる様子。しびれるような痛みや辛みを感じる様子。「口・の・ 中・が・ ぴりぴり・ 辛い。」③神経が高ぶって張りつめている様子。「みんな・ ぴりぴりと・ 緊張し・とる。」④紙や布などが続けざまに裂ける様子。紙などが小刻みに震え動く様子。また、その音。「紙・を・ ぴりぴりと・ 破る。」

ひりょう〔ひりょー〕【肥料】《名詞》 作物の成長をよくするために、土に与える栄養分。土に与えるためのもの。「花・の・ 土・に・ ひりょー・を 入れる。」〔⇒こえ【肥え】、こやし【肥やし】

ぴりり《副詞と》 ①刺されるように痛く感じる味の様子。「この・ 唐辛子(とんがらし)・は・ ぴりりと・ 辛い。」②神経が高ぶって張りつめている様子。「2人・で・ にらみ合()ー・て・ ぴりりと・ しとっ・た。」③紙や布などが続けざまに裂ける様子。また、その音。「溝・を・ 跳び越え・たら・ パンツ・が・ ぴりり・と・ 破れ・た。」

ひる【昼】《名詞》 ①太陽が東に昇ってから、西に沈むまでの間。昼間の時間の長さ。「だんだん・ ひる・が・ 長(なご)ー・ なっ・てき・た。」②真昼。正午。「ひる・の・ ニュース・を・ 見る。」③正午の頃の食事。「ひる・は・ もー・ 食べ・た・か。」■対語=「よる【夜】」「ばん【晩】」⇒ひ【日】⇒ひるめし【昼飯】、ちゅうしょく【昼食】、ひるごはん【昼御飯】

ビル〔びる〕【英語=buildingの略】《名詞》 鉄筋コンクリートなどで造った中・高層の建物。「駅前・に・ びる・が・ 増え・た。」〔⇒ビルデング【英語=building

ひるい【蛭】《名詞》 川や溝などにすんで、人の血を吸う環形動物。「足・に・ ひるい・が・ ひっつい・とる。」

ひるから【昼から】《名詞》 ①正午を過ぎた頃からを大まかに指す言葉。「ひるから・は・ 庭・を・ 掃除し・よー・と・ 思う。」「ひるから・は・ 風・が・ 無()ーなっ・て・ 暑い。」②正午から夜の12時までの時間帯。または、昼から夕方までの時間帯。「ひるから・の・ 3時・に・ 集まる。」■対語=「ひるまで【昼まで】」⇒ごご【午後】

ひるごはん【昼御飯】《名詞》 正午の頃の食事。「ひるごはん・は・ 弁当・を・ 持っ・ていく。」■対語=「あさごはん【朝御飯】」「ばんごはん【晩御飯】」〔⇒ひるめし【昼飯】、ちゅうしょく【昼食】、ひる【昼】

ビルデング〔びるでんぐ〕【英語=building】《名詞》 鉄筋コンクリートなどで造った中・高層の建物。「5階建て・の・ びるでんぐ」◆「ビルジング」など発音もある。〔⇒ビル【英語=buildingの略】

ひるね【昼寝】《名詞、動詞する》 疲れをとるなどのために、昼間に少しの時間だけ眠ること。「保育園・で・は・ 毎日・ ひるね・が・ ある・そーや。」〔⇒ひんね(昼寝)

ひるのひなか【昼の日中】《名詞》 真昼の明るいとき。朝や夕方を除いた、真昼。「ひるのひなか・に・ 火事・が・ 起き・た。」〔⇒ひなか【日中】、ひるひなか【昼日中】、まっぴるま【真っ昼間】、まひる【真昼】、はくちゅう【白昼】

ひるひなか【昼日中】《名詞》 真昼の明るいとき。朝や夕方を除いた、真昼。「ひるひなか・に・ 酒・ 飲ん・どっ・たら・ みんな・に・ 笑わ・れる・で。」〔⇒ひなか【日中】、ひるのひなか【昼の日中】、まっぴるま【真っ昼間】、まひる【真昼】、はくちゅう【白昼】

ひるま【昼間】《名詞》 朝から夕方までの間で、太陽が昇って、明るい間。「ひるま・は・ 晴れ・とっ・た・けど・ 晩方・から・ 曇っ・てき・た。」「ひるま・に・ 用事・を・ 済ます。」◆同様の時間帯であれば、どのような天候であっても使う。〔⇒にっちゅう【日中】

ひるまで【昼まで】《名詞》 ①正午までの頃を大まかに指す言葉。「ひるまで・に・ 仕上げ・てしまう。」②夜の12時から正午までの時間帯。または、朝から昼までの時間帯。「ひるまで・の・ 9時・に・ 集合する。」■対語=「ひるから【昼から】」⇒ごぜん【午前】

ひるみや【昼宮】《名詞》 2日間にわたって催される秋祭りの2日目。「ひるみや・の・ 宮入り・は・ 10時・や。」◆1日目は「よみや【(宵宮)】」「よんみゃ【(宵宮)】」と言う。〔⇒ほんみや【本宮】

ひるめし【昼飯】《名詞》 正午の頃の食事。「ひるめし・は・ 軽く・ 済ます。」■対語=「あさめし【朝飯】」「ばんめし【晩飯】」◆「ひるごはん【昼御飯】」のややぞんざいな言い方である。〔⇒ひるごはん【昼御飯】、ちゅうしょく【昼食】、ひる【昼】

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2017年8月 6日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (463)    (通算2461回)

日常生活語 「ひ」21

 

ひょろける《動詞・カ行下一段活用》 体が安定を失って、転びそうになる。足元が定まらないで動く。また、実際に転んでしまう。「ひょろけ・て・ 電信柱・に・ つかまっ・た。」■他動詞は「ひょろかす」■名詞化=ひょろけ〔⇒よろける、ひょろひょろする、ひょろつく〕

ひょろつく《動詞・カ行五段活用》 体が安定を失って、転びそうになる。足元が定まらないで動く。「退院し・て・ 久しぶりに・ 歩い・たら・ 足元・が・ ひょろつい・た。」■名詞化=ひょろつき〔⇒よろける、ひょろける、ひょろひょろする〕

ひょろっと《副詞、動詞する》 ①細長くて弱々しい様子。背が高くて痩せている様子。「背ー・が・ 高い・けど・ ひょろっとし・た・ 人」②力強さに欠けて、頼りない様子。「ひょろとし・て・ あて・に・ なら・へん・ 男」〔⇒ひょろんと〕

ひょろひょろ《副詞と、形容動詞や()、動詞する》 ①細いものが、不安定に長く伸びている様子。「細ー・て・ ひょろひょろの・ 胡瓜」「蛇・が・ ひょろひょろと・ 這()ー・とる。」②体が不安定でよろめきそうな様子。足元がしっかりせずに、ふらついている様子。「退院し・た・ばっかり・や・さかい・ 道・を・ 歩い・たら・ ひょろひょろや・ねん。」⇒よろよろ〕

ひょろひょろする《動詞・サ行変格活用》 体が安定を失って、転びそうになる。足元が定まらないで動く。「ひとり・で・ 歩ける・けど・ まだ・ 足・が・ ひょろひょろし・とる。」〔⇒よろける、ひょろける、ひょろつく〕

ひょろんと《副詞、動詞する》 ①細長くて弱々しい様子。背が高くて痩せている様子。「あいつ・は・ ひょろんとし・とる・けど・ 足・が・ 速い・ねん。」②力強さに欠けて、頼りない様子。「頼ん・でも・ ひょろんと・ 聞き流し・やがっ・た。」〔⇒ひょろっと〕

ぴょんと《副詞》 軽く跳んで越える様子。身軽に跳びはねる様子。「立ち幅跳び・を・ ぴょんと・ 跳ぶ。」「田圃・の・ はた・の・ 溝・を・ ぴょんと・ 越える。」「バッタ・が・ ぴょんと・ とん・だ。」〔⇒ぴょいと〕

ぴょんぴょん《副詞と、動詞する》 何度も、軽く跳んで越える様子。何度も、身軽に跳びはねる様子。「兎・が・ ぴょんぴょんし・て・ 走っ・とる。」〔⇒ぴょいぴょい〕

ひら【平】《名詞》 組織の中などで役職に就いていないこと。「息子・は・ ひら・の・ 社員・や・ねん。」

びら《名詞》 広告や宣伝などのために、人々に配ったり張り付けたりする紙。「駐在所・に・ 貼っ・てある・ 犯人手配・の・ びら・を・ 見・た。」〔⇒ちらし【散らし】

ひらいしん【避雷針】《名詞》 落雷の害を防ぎ地中に放電するために、高い建物の上や煙突などに取り付けた金属の棒。「高い・ 煙突・に・ ひらいしん・が・ 見える。」〔⇒かみなりよけ【雷避け】

ひらいもん(拾い物)】《名詞》 ①落ちているのを取り上げたもの。誰かが落としていって、気づいていないもの。「ひらいもん・は・ ちゃんと・ 届け・なはれ。」②思いがけない儲けもの。予想していなかった幸運なこと。「今度・ 買()ー・た・ 宝くじ・は・ ひらいもん・やっ・た。」〔⇒ひろいもん【拾い物】

ひらう(拾う)】《動詞・ワア行五段活用》 ①置かれていたり落ちていたりするものを取り上げて、手にする。「ごみ・を・ ひらう。」②失うはずのものを、失わずに済む。「命・を・ ひろ・た。」■対語=「すてる【捨てる】」「してる【(捨てる)】」■名詞化=ひらい【拾い】〔⇒ひろう【拾う】

ひらおよぎ【平泳ぎ】《名詞、動詞する》 体を下向きにして、両手・両足を蛙のように縮めたり伸ばしたりして進む泳ぎ方。「ひらおよぎ・は・ しんどい・なー。」

ひらがな〔ひらかな〕【平仮名】《名詞》 漢字を崩して書いた字をもとにして作った、日本の表音文字。「漢字・の・ 読み方・を・ ひらがな・で・ 書く。」■対語=「かたかな【片仮名】」

ひらき【開き】《名詞》 ①あき広がること。あき方。「ひらき・の・ 悪い・ 戸ー」②一方を蝶番などでくっつけて、もう一方を前後に開くようにした戸。「ひらき・の・ 押し入れ」③2つ以上のものの距離や時間や値段や考え方などの隔たりや差。間のあき具合。「考え・に・ ひらき・が・ ある。」④魚や貝などを切り開いて干したもの。「秋刀魚・の・ ひらき」⇒ひらきど【開き戸】⇒あらき【空らき】⇒ひもの【干物】

ひらきど【開き戸】《名詞》 一方を蝶番などでくっつけて、もう一方を前後に開くようにした戸。「門・の・ ひらきど」〔⇒ひらき【開き】

ひらきなおる【開き直る】《動詞・ラ行五段活用》 それまでのおとなしい態度や言葉をやめて、急に厳しい態度をとったり言ったりする。ふてぶてしく反抗的になる。「オートバイ・の・ 音・に・ 文句・を・ 言()ー・たら・ ひらきなおら・れ・た。」■名詞化=ひらきなおり【開き直り】

ひらく【開く】《動詞・カ行五段活用》 ①閉じたり塞がったりしていたものが広がった状態になる。「風・で 戸ー・が・ ひらい・た。」②閉じたり塞がったりしていたものを広がった状態にする。「歳暮・の・ 包み・を・ ひらく。」③花が咲く。つぼみがほころぶ。「チューリップ・が・ ひらい・た。」④新しいことを始める。「パン屋・を・ ひらく。」⑤開催する。「金曜日・に・ 忘年会・を・ ひらく。」⑥とまっていたものが、飛び上がる。虫などが空中を動いて進んでいく。「木ー・から・ 蝉・が・ ひらい・た・ので・ びっくりし・た。」■対語=①「しまる【閉まる】」、「とじる【閉じる】」②⑤「しめる【閉める】」⇒あく【開く】⇒あける【開ける】⇒とぶ【飛ぶ、跳ぶ】

ひらける【開ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①展望などが広がる。見晴らせる。「山・の・ てっぺん・から・ 見・たら・ 向こう側・が・ ひらけ・た。」②文化が進んでくる。「世の中・が・ ひらけ・て・ 住みよー・ なっ・た。」③開発が進み、住宅や商店などが増える。「駅・の・ 北側・が・ ひらけ・てき・た。」④物わかりがよい。「ひらけ・た・ 人間・や・さかい・ 怒ら・へん。」⑤良い方に向かう。「運・が・ ひらけ・てき・た。」

ひらたい【平たい】《形容詞》 起伏や厚みがなくて、平らである。高さが小さくて、横に広がりがある。「ひらたい・ 皿」「ひらたい・ 田圃」〔⇒へべたい【平べたい】、ひらべったい【平べったい】、べちゃこい〕

ひらひら《副詞と、動詞する》 ①紙・布・花びらなどの軽くて薄いものが、空中で揺れ動く様子。「旗・が・ ひらひらする。」「ひらひらと・ 花・が・ 散る。」「蝶々・が・ ひらひらと・ 飛ん・でき・た。」②軽く薄いものが小刻みに揺れ動く様子。「紙・を・ ひらひらさ・せる。」

びらびら《名詞》 布や紙などでできていて、垂れて動いているもの。「洋服・の・ 裾・に・ 付い・とる・ びらびら」

びらびら《副詞と、動詞する》 比較的薄いものが、輝いたりしながら揺れ動く様子。「ポスター・が・ 取れ・そーで・ びらびらし・とる。」「銀紙・が・ びらびら・ 揺れ・とる。」

ひらべったい【平べったい】《形容詞》 起伏や厚みがなくて、平らである。高さが小さくて、横に広がりがある。「粘土・を・ ひらべっとー・に・ 延ばす。」「ひらべったい・ 花瓶」〔⇒へべたい【平べたい】、ひらたい【平たい】、べちゃこい〕

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2017年8月 5日 (土)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (462)    (通算2460回)

日常生活語 「ひ」⑳

 

ひょこっ《副詞と》 ①思いがけなくそのような状況になる様子。「阪神タイガース・も・ ひょこっと・ 優勝する・ こと・が・ ある・ねん。」「駅・で・ ひょこっと・ 友だち・に・ 会()ー・た。」「同窓会・に・ ひょこっと・ 出・てき・た・ 友達・に・ びっくりし・た。」「店・に・ ひょこっと・ やってき・た。」②弾みをつけて軽く動く様子。「ひょこっと・ 立ち上がる。」〔⇒ひょこたん、ぴょこたん、ぴょこっ、ぴょこん、ひょこん。⇒ひょっこり〕

ぴょこっ《副詞と》 ①思いがけなくそのような状況になる様子。「親父・の・ 顔・を・ 見ー・に・ ぴょこっと・ 寄っ・てみ・た。」②弾みをつけて軽く動く様子。「ぴょこっと・ 会釈・を・ する。」「ぴょこっと・ お辞儀・を・ する。」「ネズミ・が・ ぴょこっと・ 飛び出し・た。」〔⇒ひょこたん、ぴょこたん、ひょこっ、ぴょこん、ひょこん。⇒ひょっこり〕

ひょこひょこ《副詞と》 ①小刻みに、弾むように動く様子。「こおろぎ・が・ ひょこひょこ・ 跳ん・どる。」②次々と現れる様子。「証拠・が・ ひょこひょこ・ 出・てき・た。」⇒ぴょこぴょこ〕

ぴょこぴょこ《副詞と》 ①小刻みに、弾むように動く様子。「ひよこ・が・ ぴょこぴょこ・ 走っ・とる。」②しきりに頭を下げる様子。「ぴょこぴょこと・ お辞儀・を・ する。」⇒ひょこひょこ〕

ひょこん《副詞と》 ①思いがけなくそのような状況になる様子。「ひょこんと・ 足・が・ つっ・て・ 歩け・ん・よーに・ なっ・た。」「ひょこんと・ 駅・で・ 会()ー・た。」②弾みをつけて軽く動く様子。「ペンギン・が・ ひょこんと・ 歩い・た。」「ひょこんと・ 手・を・ 挙げ・て・ 質問する。」③びっこをひいて歩いている様子。「ひょこんと・ 歩い・とる・の・は・ 可哀想や・なー。」〔⇒ひょこたん、ぴょこたん。⇒ひょこっ、ぴょこっ、ひょっこり。⇒ぴょこん。⇒へこたん、ぴょこん、へこたんへこたん、ひょこたんひょこたん、ぴょこたんぴょこたん、ひょこんひょこん、ぴょこんぴょこん〕

ぴょこん《副詞と》 ①弾みをつけて軽く動く様子。「両足・を・ 揃え・て・ ぴょこんと・ 幅跳び・を・ する。」「道・の・ 角・から・ ぴょこんと・ 自転車・が・ 出てき・た。」②びっこをひいて歩いている様子。「今・は・ ぴょこんと・しか・ 歩か・れ・へん・ねん。」〔⇒ひょこたん、ぴょこたん、ひょこん。⇒ひょこっ、ぴょこっ、ひょっこり。⇒へこたん、へこたんへこたん、ひょこたんひょこたん、ぴょこたんぴょこたん、ひょこんひょこん、ぴょこんぴょこん〕

ひょこんひょこん《副詞と》 びっこをひいて歩いている様子。「ひょこたんひょこたんと・ 足・を・ ひきずっ・て・ 歩く。」〔⇒へこたん、ひょこたん、ぴょこたん、ひょこん、ぴょこん、へこたんへこたん、ひょこたんひょこたん、ぴょこたんぴょこたん、ぴょこんぴょこん〕