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2017年9月 3日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (491)    (通算2489回)

日常生活語 「へ」⑨

 

へなちょこ【変なちょこ】《形容動詞や()》 ①普通のものとは違って、とても変わっている様子。ちぐはぐな感じがして、奇妙に感じられる様子。「へなちょこな・ 車・が・ 走っ・とる。」②未熟で、一人前でない様子。生意気な感じがただよう様子。「へなちょこな・ 弱虫」〔⇒へなちょこりん【変なちょこりん】⇒へんちく【変ちく】、へんちくりん【変ちくりん】、へんちょこ【変ちょこ】、へんちょこりん【変ちょこりん】、へんてこ【変てこ】、へんてこりん【変てこりん】

へなちょこりん【変なちょこりん】《形容動詞や()》 ①普通のものとは違って、とても変わっている様子。ちぐはぐな感じがして、奇妙に感じられる様子。「へなちょこりんな・ 帽子・の・ 被り方・を・ し・とる。」②未熟で、一人前でない様子。生意気な感じがただよう様子。「腹・が・ 立つ・ほど・ へなちょこりんな・ もの・の・ 言い方・を・ する・ 奴(やつ)・や。」〔⇒へなちょこ【変なちょこ】⇒へんちく【変ちく】、へんちくりん【変ちくりん】、へんちょこ【変ちょこ】、へんちょこりん【変ちょこりん】、へんてこ【変てこ】、へんてこりん【変てこりん】

へなへな《形容動詞や()、動詞する》 ①外からの力を受けて、簡単に曲がったり凹んだりして、形が崩れる様子。「重たい・ もん・を・ ぶらさげ・たら・ 竿・が・ へなへなに・ なっ。た。」「へなへな・の・ ボール紙」②人や動物に元気がなく弱々しい様子。「ゴール・に・ 着く・なり・ へなへなと・ 座り込ん・でも・た。」

へなんだ《助動詞》 過去や現在の動作や作用について、打ち消す意味をもつ言葉。仮定の内容を想定して、それを打ち消す意味をもつ言葉。「昨日・の・ 雷・は・ 大きな・ 音・が・ し・た・けど・ 落ち・へなんだ。」「地震・が・ 起き・へなんだら・ 津波・も・ 起こら・なんだ・ん・や。」〔⇒へんかった、なんだ〕

べに【紅】《名詞》 ①紫がかった鮮やかな赤い色。「べに・の・ 梅・の・ 花」②食べ物に鮮やかな赤い色を施す着色料。「べに・で・ 生姜・に・ 色・を・ つける。」③女性が唇に色を添えるために塗る化粧品。「べに・を・ 塗る。」⇒べにいろ【紅色】⇒くちべに【口紅】

べにいろ【紅色】《名詞》 紫がかった鮮やかな赤い色。「べにいろ・の・ 薔薇・の・ 花・が・ よー・ 目立つ。」〔⇒べに【紅】

べにしょうが〔べにしょーが〕【紅生姜】《名詞》 梅酢に漬けて、強い紅色の色づけをした生姜。「焼きそば・に・ べにしょーが・を・ 載せる。」

ペニシリン〔ぺにしりん〕【英語=penicillin】《名詞》 肺炎やおできなどに効く、青カビの一種から作る抗生物質。「ぺにしりん・を・ うつ。」

ベニヤ〔べにや〕【英語=veneer】《名詞》 天井板・壁板・家具などに使う、薄い板を何枚か張り合わせて作った板。「天井・に・ べにや・を・ 張る。」〔⇒ベニヤいた【英語veneer  板】

ベニヤいた〔べにやいた〕【英語veneer  板】《名詞》 天井板・壁板・家具などに使う、薄い板を何枚か張り合わせて作った板。「べにやいた・で・ 囲い・を・ 作る。」〔⇒ベニヤ【英語=veneer

へのかっぱ【屁の河童】《形容動詞や()》 ①ものごとをたやすく行う様子。なんでもなくできる様子。「こんな・ 算数・なんか・ へのかっぱや。」②自分が置かれている状況を何とも思わず、平気である様子。「ちょっと・ぐらい・ 文句・(を・) 言わ・れ・ても・ へのかっぱに・ 聞ー・とっ・てん。」⇒あさめしまえ【朝飯前】、いちころ【一ころ】、おちゃのこ【お茶の子】、おちゃのこさいさい【お茶の子さいさい】

へのつっぱりにもならん〔へーのつっぱりにもならん〕【屁の突っ張りにもならん】《慣用句》 何の役にも立たない。何の力にもならない。「子ども・に・ 手伝(てつど)ー・てもろ・ても・ へーのつっぱりにもならん。」◆「へ《名詞》」+「の《格助詞》」+「つっぱり《名詞》」+「に《格助詞》」+「も《副助詞》」+「なら《動詞》」+「ん《助動詞》」があわさったものであるが、「へのつっぱりにもならへん」などに変化することがある。

へのへのもへの《名詞》 平仮名の文字を用いて、人の顔かたちの絵を描いたもの。また、それを描くときに、一字ずつ唱える言葉。「へのへのもへの・の・ 顔・の・ 案山子(かかし)

へばりつく《動詞・カ行五段活用》 ある面に、強い力でくっつく。ある面から離れないように、ぴったりとくっつく。「貝・が・ 岩・に・ へばりつい・とる。」

へばる《動詞・ラ行五段活用》 ①べったりと尻をつけて、しゃがむ。「無理し・て・ 走っ・て・ 途中・で・ へばっ・ても・た。」②元気がなくなって弱る。疲れ果てて座り込む。「へばっ・て・ 何・も・ する・ 気ー・が・ 起こら・へん。」③機械などの働きが止まってしまう。「機械・が・ へばっ・て・ 直さ・んと・ あか・ん・ねん。」④組織などが立ちゆかなくなる。倒産する。「会社・が・ へばら・ん・よーに・ 社長・が・ 頑張っ・とる。」〔⇒へたばる、へたる。①②⇒へこたる、へたりこむ【へたり込む】②③⇒くたばる。⇒へこたれる〕

へび【蛇】《名詞》 細長い円筒形の体で、足がなく、うろこで覆われており、体をくねらせながら前進する動物。「石垣・から・ へび・が・ 頭・を・ 出し・とる。」〔⇒くちな【朽ち縄】

べべ《名詞》 ①体にまといつけるもの。「べべ・を・ 着・んと・ 裸・で・ おっ・たら・ 寒い・ぞ。」②体にまといつけるもので、日本風のもの。日本古来の衣服。「麗な・ べべ・を・ 着・て・ 盆踊り・に・ 行く。」◆やや幼児語風。〔⇒ふく【服】、きもの【着物】、きもん【着物】、きりもん【着り物】⇒きるもん【着る物】⇒わふく【和服】

へべたい【平べたい】《形容詞》 起伏や厚みがなくて、平らである。高さが小さくて、横に広がりがある。「煎餅・みたいに・ へべたい・ 饅頭・や。」「へべたい・ 胸・の・ 人」「雪だるま・が・ 溶け・て・ へべとー・に・ なっ・ても・とる。」〔⇒ひらたい【平たい】、ひらべったい【平べったい】、べちゃこい〕

へべれけ《形容動詞や() 酒に酔って、自分のことがよくわからなくなっている様子。「あの・ 時・は・ へべれけに・ 酔ー・とっ・た。」

へへん《副詞と》 相手を馬鹿にしたような態度を見せる様子。相手の言葉を軽くあしらうような様子。「一生懸命に・ 言()ー・た・のに・ へへんと・ 聞き流し・やがっ・た。」〔⇒ふふん〕

へぼ《形容動詞や()、動詞する》 何かをしたり、作ったりするのがうまくできなくて劣っている様子。何かを行った結果が良好でない様子。「へぼな・ 相手・と・の・ 将棋・は・ 面白(おもろ)ない。」〔⇒へた【下手】、へたくそ【下手糞】、へぼい、まずい【拙い】

へぼい《形容詞》 何かをしたり、作ったりするのがうまくできなくて劣っている。「お前・の・ 絵ー・は・ へぼい・なー。」■対語=「うまい【上手い】」〔⇒へた【下手】、へたくそ【下手糞】、へぼ、まずい【拙い】

へや【部屋】《名詞》 家や建物の中に仕切を設けて、いくつかに区切った一つ一つの空間。「勉強する・ へや・が・ 欲しい。」

へら【箆】《名詞》 竹・木・金属などを細長く平らに削り、先を薄くした道具。「粘土細工・に・ へら・を・ 使う。」

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