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2017年9月 4日 (月)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (492)    (通算2490回)

日常生活語 「へ」⑩

 

べら《名詞》 雄と雌では鮮やかな体の色が異なり、磯などにすんでいる海魚。「べら・釣り・に・ 行っ・たら・ バケツ・に・ いっぱい・ 釣れ・た。」◆雄を「あおべら【青べら】」、雌を「あかべら【赤べら】」と呼び分けている。

へらす【減らす】《動詞・サ行五段活用》 ①それまでの数量よりも少なくする。「買い物・に・ 行く・ 回数・を・ へらす。」「いつ・の・間・に・やら・ 小遣い・の・ 残り・を・ へらし・ても・た。」②空っぽにする。「みんな・ 腹・を・ へらし・て・ 待っ・とる・やろ。」■対語=①「ふやす【増やす】」■自動詞は「へる【減る】」⇒へす【減す】

ぺらっと《副詞、動詞する》 ①紙や布などが薄くて弱々しい様子。「ぺらっとし・た・ 紙」②何気なく、抵抗を感じないでしゃべる様子。「ぺらっと・ 口・を・ 滑らし・た。」〔⇒ぺらぺら〕

へらへっと《副詞》 あまりにも度を過ごしている様子。ものごとに秩序や根拠が乏しい様子。「へらへっと・ 食べ・たら・ 後・で・ 気分・が・ 悪ー・ なる・ぞ。」〔⇒やたら【矢鱈】、めったやたら【滅多矢鱈】、むやみに【無闇に】、むやみやたら【無闇矢鱈】、めちゃめちゃ【目茶目茶】、めちゃくちゃ【目茶苦茶】、めちゃんこ【目茶んこ】、めっちゃくちゃ【目茶苦茶】、めっちゃくっちゃ【目茶苦茶】、へっともない、へらへっともない〕

へらへっともない《副詞に》 あまりにも度を過ごしている様子。ものごとに秩序や根拠が乏しい様子。「夏休み・に・ 本・を・ へらへっともないに・ 読ん・だ。」〔⇒やたら【矢鱈】、めったやたら【滅多矢鱈】、むやみに【無闇に】、むやみやたら【無闇矢鱈】、めちゃめちゃ【目茶目茶】、めちゃくちゃ【目茶苦茶】、めちゃんこ【目茶んこ】、めっちゃくちゃ【目茶苦茶】、めっちゃくっちゃ【目茶苦茶】、へらへっと、へっともない〕

へらへら《副詞と、動詞する》 ①軽薄な感じで、だらしなく笑う様子。平気なふりをして笑う様子。「へらへら・ 笑(わろ)ー・て・ ごまかし・とる。」②人を馬鹿にするように笑う様子。不真面目な様子を見せて笑う様子。「へらへら・ 笑(わろ)ー・てくさる・さかい・ 腹・が・ 立っ・てん。」③深く考えることをしないで喋る様子。言わなくてもいいことまで喋る様子。「中身・の・ ない・ 話・を・ へらへらと・ 続ける。」④卑屈な感じで他の人に迎合する様子。しきりに頭を下げてお辞儀をする様子。「へらへらし・て・ 頭・を・ 下げ続け・とる。」⇒ぺこぺこ、ぺこんぺこん〕

べらべら《副詞と》 ①とどまるところがないくらい、よくしゃべる様子。「電車・の・ 中・で・ べらべらと・ しゃべる・ 人・が・ おっ・て・ うるさかっ・た。」②包み隠すことなく、あるいは軽々しくしゃべる様子。「家・の・ 中・の・ こと・を・ べらべら・ しゃべっ・てまう。」◆①には、しゃべり過ぎることを批判的に見ているような気持ちが含まれる。〔⇒ぺらぺら〕

ぺらぺら《副詞と》 ①とどまるところがないくらい、よくしゃべる様子。特に、外国語をすらすらと話す様子。「英語・を・ 上手に・ ぺらぺら・ よー・ 喋る。」②包み隠すことなくしゃべる様子。「ぺらぺらと・ 白状し・た。」③重ねた紙やページを次々とめくる様子。「字引・を・ ぺらぺら・ めくっ・て・ 調べる。」◆①には、能力の高さをほめるような気持ちが含まれる。①②⇒べらべら〕

ぺらぺら《形容動詞や()、動詞する》 紙や布などが薄くて弱々しい様子。「ぺらぺらの・ 表紙・や・さかい・ 破れ・そーや。」「ぺらぺらし・た・ 薄い・ 切れ」〔⇒ぺらっと〕

へり【縁】《名詞》 ①ものの周りや端の方。中心からはずれた辺り。「畳・の・ へり・を・ 踏ん・だら・ あか・ん・よ。」「座敷・の・ へり・の・ 方・に・ 座る。」「黒板・の・ へり・に・ 書く。」②ある場所から近いところ。あるもののそば。「学校・の・ へり・に・ 家・が・ 立っ・とる。」〔⇒ふち【縁】、きわ【際】⇒ねき、はた【端】

ヘリー〔へりー〕【英語=(ferry)】《名詞》 旅客や貨物を、自動車ごと載せて運ぶ船。「明石海峡・の・ 大橋・が・ でけ・て・ へりー・の・ 会社・が・ つぶれ・た。」〔⇒フェリー【英語=ferry、フェリーボート【英語=ferry boat、へリーボート【英語=(ferry boat)

ヘリーボート〔へりーぼーと〕【英語=(ferry boat)】《名詞》 旅客や貨物を、自動車ごと載せて運ぶ船。「島・と・ 島・を・ つなぐ・ へりーぼーと」〔⇒フェリー【英語=ferry、ヘリー【英語=(ferry)、フェリーボート【英語=ferry boat

ペリカン〔ぺりかん〕【英語=pelican】《名詞》 くちばしの下側に大きな袋がある、大きな白い水鳥。「ぺりかん・は・ 動物園・に・しか・ おら・へん。」

へりくつ【屁理屈】《名詞》 相手を納得させたり言い負かしたりするために言う、筋の通らない、勝手な理由付け。「へりくつ・ こね・て・ 引き下がら・へん。」

ヘリコプター〔へりこぷたー〕【英語=helicopter】《名詞》 大きなプロペラが機体の上の方に付いていて、垂直に離着陸し、空中で停まることもできる、比較的小さな航空機。「へりこぷたー・が・ 空・で・ とまっ・とる。」

べりっと《副詞》 ①紙や薄板などが瞬間的に破れたり割れたりする様子。また、そのときに出る音。「踏ん・だら・ べりっと・ 割れ・ても・た。」②瞬間的に紙を勢いよくはがしたり破ったりする様子。また、そのときに出る音。「ポスター・を・ べりっと・ 破る。」⇒ぺりっと〕

ぺりっと《副詞》 ①紙や薄板などが瞬間的に破れたり割れたりする様子。また、そのときに出る音。「下敷き・を・ 曲げ・たら・ ぺりっと・ 折れ・た。」②煎餅などをかみ砕く様子。また、その音。「おかき・を・ ぺりっと・ 噛む。」⇒べりっと〕

べりべり《副詞と》 ①紙や薄板などを続けざまに破ったり割ったりする様子。また、そのときに出る音。「踏ん・だら・ 板・が・ べりべりと・ 割れ・た。」②紙を続けざまに勢いよくはがしたり破ったりする様子。また、そのときに出る音。「張り紙・を・ べりべりと・ はがす。」

ぺりぺり《形容動詞や()》 ①もともと柔らかいものが、硬くなる様子。「焼きすぎ・て・ ホットケーキ・が・ ぺりぺりに・ なっ・た。」②薄いものや紙などを破ったり、折り曲げたりするときに、乾いたような音を出す様子。また、その音。「煎餅・を・ ぺりぺり・ 割っ・て・ 食べる。」

へる【減る】《動詞・ラ行五段活用》 ①それまでの数量よりも少なくなる。「不景気・で・ 給料・が・ へっ・た。」②空っぽになる。「腹・が・ へっ・て・ 何・ぞ・ 食い・たい・なー。」■対語=①「ふえる【増える】」■他動詞は「へらす【減らす】」「へす【減す】」

ベル〔べる〕【英語=bell】《名詞》 手で打ったり、電磁石を用いたりして鳴らす鈴。「べる・を・ 押し・て・ 知らす。」「自転車・の・ べる」

ベルト〔べると〕【英語=belt】《名詞》 動力を伝えるために、二つの車に掛け渡す、帯のようなもの。「昔・は・ 精米機・の・ べると・が・ よー・ はずれ・た・もん・や。」

べろ《名詞》 口の中にあって、ものをのみ込んだり、味を感じたり、発音を調整したりする器官。「べろ・ 出し・て・ 笑(わろ)ー・とる。」「べろ・が・ 回っ・とら・へん・さかい・ 何・を・ 言()ー・とる・の・か・ わから・へん。」〔⇒した【舌】

 

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