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2017年9月 5日 (火)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (493)    (通算2491回)

日常生活語 「へ」⑪

 

ぺろっと《副詞》 ①照れるときや反発するときなどに、軽く舌を出す様子。「ぺろっと・ 舌・ 出し・て・ 頭・を・ 掻い・とる。」②食べ物をすべて食べてしまう様子。「大盛り・の・ うどん・を・ ぺろっと・ たいらげ・ても・た。」③皮膚などの薄い部分が、はがれる様子。「火傷し・た・ とこ・の・ 皮・が・ ぺろっと・ むけ・た。」

べろべろ《形容動詞や()、動詞する》 ①ものをなめたり吸ったりする様子。「犬・に・ べろべろ・ なめら・れ・た。」②かなり深く酒に酔って、正体がなくなった様子。「べろべろに・ 酔ー・て・ よー・ 立た・れ・へん。」「べろべろに・ 酔う・まで・ 飲ん・だら・ あか・ん・よ。」◆①の場合、「ぺろぺろ」が軽いタッチであるのに対して、「べろべろ」は、ゆっくり、深くなめている感じである。⇒ぺろぺろ。⇒べろんべろん、ぐでんぐでん〕

ぺろぺろ《名詞》 ①わらび餅、プリンなどのような、柔らかい食感の食べ物。「ぺろぺろ・に・ 黄粉・を・ まぶし・て・ 食べる。」②魚の煮汁が冷えて、プリンのようになったもの。煮こごり。「昨日・の・ 魚・の・ 汁・が・ ぺろぺろ・に・ なっ・とる。」

ぺろぺろ《形容動詞や()、動詞する》 ①すばやくものを食べる様子。「あっという間・に・ ぺろぺろ・ 食ー・ても・た。」②食べ物が柔らかい様子。「ぺろぺろし・た・ 口当たり」③ものをなめたり吸ったりする様子。「皿・の・ 底・を・ ぺろぺろ・ なめる。」「犬・が・ 水・を・ ぺろぺろ・ 吸ー・とる。」「犬・に・ ぺろぺろと・ なめ・られ・た。」⇒べろべろ〕

べろまかす《動詞・サ行五段活用》 自慢たらしく見せつける。触らせたり使わせたりしないようにして、見せる。「お菓子・を・ べろまかし・とい・て・ くれ・へん・ねん。」〔⇒みせびらかす【見せびらかす】

ぺろんと《副詞》 ものが体裁悪く垂れ下がる様子。「背中・の・ 方・から・ シャツ・が・ べろんと・ 出・てまっ・せ。」

べろんべろん《形容動詞や()》 かなり深く酒に酔って、正体がなくなった様子。「べろんべろんに・ 酔ー・ても・とる。」◆「べろべろ」よりも程度が進んでいる感じを表す。〔⇒べろべろ、ぐでんぐでん〕

()かます〔へー()かます〕【屁()かます】《動詞・サ行五段活用》 ①放屁をする。「臭い・ へーかまし・やがっ・た。」②人にわからないように盗む。所有者に黙ったままで自分のものにしてしまう。「道・で・ 拾(ひろ)・た・ 500円・を・ 届け・んと・ へーかまし・ても・た。」へーこく。⇒ぱくる、ちょろまかす〕

へん【変】《形容動詞や()》 ①怪しく異様な様子。奇妙な様子。不思議だと思う様子。「あの・ 日・は・ 体・の・ 調子・が・ へんやっ・てん。」②普通でない様子。一般的でない様子。「へんな・ 考え方・を・ し・たら・ 周り・の・ 者・は・ 賛成・を・ し・てくれ・へん。」〔⇒けったい【希体、怪態】⇒おかしい【可笑しい】

へん〔べん、ぺん〕【遍】《助数詞》 回数などを表す言葉。「神戸・へ・は・ 月・に・ 2へん・か・ 3べん・は・ 行く。」「電話・を・ 6ぺん・ し・て・ やっと・ つながっ・た。」「何べん・ 言()ー・たら・ わかる・ん・や。」〔⇒かい【回】、ど【度】

へん《助動詞》[動詞や助動詞の未然形に付く] 前にある言葉を打ち消すときに使う言葉。「そんな・ こと・ わから・へん。」「これ・から・は・ 二度と・ 行か・へん。」「教え・てもらわ・れ・へん」◆動詞や助動詞に接続し、形容詞や形容動詞には接続しない。形容詞の打ち消しは「まぶし・ない」、形容動詞の打ち消しは「元気や・ない」というようになる。〔⇒ない、ひん、ん、まへん、しまへん、やへん〕

べん【弁】《名詞》 大勢の人に向かって話すこと。考えなどを述べること。また、話す様子や、話すときの言葉の量。「べん・が・ 立つ・ 人」「べん・が・ 多い・ 人・に・ だまさ・れ・ん・よーに・ し・なはれ。」

べん【便】《名詞、動詞する》 ①人や動物が、消化された食べ物のかすを肛門から出すこと。また、その排出されたもの。大便。「検便・の・ べん・を・ 持っ・て・ 行く。」②交通などの都合がよいこと。「バス・の・ べん・が・ えー・ 所・に・ 住ん・どる。」⇒うんこ、うんうん、うんち、うんちゃん、ばば、あっぱ、くそ【糞】、だい【大】

ペン〔ぺん〕【英語=pen。オランダ語=pekから】《名詞》 ①インクを付けて文字などを書く道具。「胸・に・ ぺん・を・ 差す。」②色を付けたり錆止めをしたりするために塗る、色のある粉を油に溶かしたもの。「板囲い・に・ ぺん・を・ 塗る。」◆①は、万年筆やボールペンのことも指す。⇒ペンキ【オランダ語=pekから】

へんかった《助動詞》 過去や現在の動作や作用について、打ち消す意味をもつ言葉。仮定の内容を想定して、それを打ち消す意味をもつ言葉。「昨日・は・ 雨・は・ 降ら・へんかった。」「行か・へんかったら・ わから・なんだ・やろ。」〔⇒へなんだ、なんだ〕

ペンキ〔ぺんき〕【オランダ語=pekから】《名詞》 色を付けたり錆止めをしたりするために塗る、色のある粉を油に溶かしたもの。「家・の・ 腰板・に・ ぺんき・を・ 塗る。」〔⇒ペン【オランダ語=pekから】

べんきょう〔べんきょー、べんきょ〕【勉強】《名詞、動詞する》 ①人から学んで身につけること。学校などで基礎的なことを学ぶこと。将来のために、学問や技術などの向上に励むこと。「国語・の・ べんきょー・を・ する。」②苦しい経験であったが、将来のために役立つと思われること。「仕入れ・を・ 間違(まちご)ー・た・けど・ 良()ー・ べんきょー・に・ なっ・た。」③商品の値段を、決めていた額より安くすること。または、決めていた量より多くすること。「もー・ ちょっと・べんきょーし・て・ほしー・な。」⇒がくしゅう【学習】⇒おまけ【お負け】、ねびき【値引き】③動詞⇒まける【負ける】、きばる【気張る】

ペンギン〔ぺんぎん〕【英語=penguin】《名詞》 背中は黒く腹は白い色をした紡錘形の体をしていて、短い足で立って歩く、南極地方などにすむ海鳥。「よちよち歩き・の・ ぺんぎん・が・ かいらしー。」〔⇒ペンギンちょう【英語=penguin  鳥】

ペンギンちょう〔ぺんぎんちょー〕【英語=penguin  鳥】《名詞》 背中は黒く腹は白い色をした紡錘形の体をしていて、短い足で立って歩く、南極地方などにすむ海鳥。「ぺんぎんちょー・は・ 空・を・ よー・飛ば・へん・ねん。」〔⇒ペンギン【英語=penguin

へんくつ【偏屈】《形容動詞や()》 偏ってねじけた性質である様子。気難しく頑固で、他の人と同調しようとしない様子。「へんくつや・さかい・ つきあいにくい・ 人・や。」〔⇒へんこつ【偏骨】、どうへん〕

べんごし【弁護士】《名詞》 裁判などで、関係者の権利や利益などを守るために、本人の代理や弁護をする人。「べんごし・を・ 頼ん・で・ 損害賠償・の・ 裁判・を・ する。」

へんこつ【偏骨】《形容動詞や()》 偏ってねじけた性質である様子。気難しく頑固で、他の人と同調しようとしない様子。「へんこつや・さかい・ じっきに・ 怒っ・てまう・ やつ・や。」〔⇒へんくつ【偏屈】、どうへん〕

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