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2017年9月 6日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (494)    (通算2492回)

日常生活語 「へ」⑫

 

へんじ【返事】《名詞、動詞する》 ①呼びかけや質問などに対して反応すること。また、そのときの言葉。「呼ば・れ・たら・ へんじせ・な・ あか・ん・やろ。」②受け取った手紙などに書かれていた事柄について、相手に対して答えるもの。そのうち特に、文字で書くもの。「手紙・の・ へんじ・を・ 書く。」

べんじょ【便所】《名詞》 大便や小便をするための設備のあるところ。「便所・(を・) 貸し・てくれ・へん・か。」◆他に、「トイレ」「ダブリュシー」という言葉も、時には使う。〔⇒せっちん【雪隠】、せんち、せんちょ、ちょうず【手水】

べんしょう〔べんしょー〕【弁償】《名詞、動詞する》 他人に与えた損害をつぐなうために、同様の品物や、価値に見合う金額を出すこと。「野球し・とっ・て ガラス・ めん・で・〔=壊して〕 べんしょーし・た。」動詞⇒まらう、まどう〕

へんしょく【偏食】《名詞、動詞する》 食べ物に好き嫌いがあって、食べるものが片寄ること。副食物のうち好きなものしか食べないこと。「この・ 子・の・ へんしょく・を・ 直さ・な・ あか・ん。」

へんじん【変人】《名詞》 行動の仕方や考え方などが、普通の人とは違う性格の持ち主。一般の人とは違う行動や考えをして、それを頑固に貫く人。「へんじん・や・さかい・ 怒らし・たら・ こわい・でー。」〔⇒かわりもん【変わり者】

へんそう〔へんそー〕【変装】《名詞、動詞する》 ①本人とは見えないように、姿や形を変えること。また、その変えた姿。「へんそーし・た・ 奴(やつ)・が・ 強盗・に・ 入っ・た・ん・やて。」②何かのモデルとなる人になぞらえて、姿や形を変えること。また、その姿。「江戸時代・の・ 人・に・ へんそーする。」

ペンチ〔ぺんち〕【英語=pinchersから】《名詞》 針金を切ったり、物を挟んだりするのに用いる、先端の内側にぎざぎざがあって鋏の形に似た道具。「折れ・た・ 釘・を・ ぺんち・で・ 引き抜く。」

へんちく【変ちく】《形容動詞や()》 普通のものとは違って、とても変わっている様子。ちぐはぐな感じがして、奇妙に感じられる様子。「へんちくな・ もの・の・ 言い方・を・ し・て・ 生意気や。」〔⇒へんちくりん【変ちくりん】、へんちょこ【変ちょこ】、へんちょこりん【変ちょこりん】、へんてこ【変てこ】、へんてこりん【変てこりん】、へなちょこ【変なちょこ】、へなちょこりん【変なちょこりん】

へんちくりん【変ちくりん】《形容動詞や()》 普通のものとは違って、とても変わっている様子。ちぐはぐな感じがして、奇妙に感じられる様子。「こんな・ へんちくりんな・ 字ー・は・ 読ま・れ・へん。」〔⇒へんちく【変ちく】、へんちょこ【変ちょこ】、へんちょこりん【変ちょこりん】、へんてこ【変てこ】、へんてこりん【変てこりん】、へなちょこ【変なちょこ】、へなちょこりん【変なちょこりん】

べんちゃら《名詞、動詞する》 相手に迎合した言葉を言うこと。また、その言葉。口先だけが上手であること。「上役・に・ べんちゃら・ばっかり・ 言ー・やがっ・て・ あいつ・に・は・ ごっつー・ 腹・が・ 立っ・た。」〔⇒おじょうず【お上手】

へんちょこ【変ちょこ】《形容動詞や()》 普通のものとは違って、とても変わっている様子。ちぐはぐな感じがして、奇妙に感じられる様子。「へんちょこな・ 格好(かっこ)・の・ 自動車・が・ 走っ・とる。」〔⇒へんちく【変ちく】、へんちくりん【変ちくりん】、へんちょこりん【変ちょこりん】、へんてこ【変てこ】、へんてこりん【変てこりん】、へなちょこ【変なちょこ】、へなちょこりん【変なちょこりん】

へんちょこりん【変ちょこりん】《形容動詞や()》 普通のものとは違って、とても変わっている様子。ちぐはぐな感じがして、奇妙に感じられる様子。「へんちょこりんな・ 家・が・ 建っ・とる。」「へんちょこりんな・ 自転車・の・ 乗り方・を・ し・て・ 危ない。」〔⇒へんちく【変ちく】、へんちくりん【変ちくりん】、へんちょこ【変ちょこ】、へんてこ【変てこ】、へんてこりん【変てこりん】、へなちょこ【変なちょこ】、へなちょこりん【変なちょこりん】

へんてこ【変てこ】《形容動詞や()》 普通のものとは違って、とても変わっている様子。ちぐはぐな感じがして、奇妙に感じられる様子。「へんてこな・ 帽子」〔⇒へんちく【変ちく】、へんちくりん【変ちくりん】、へんちょこ【変ちょこ】、へんちょこりん【変ちょこりん】、へんてこりん【変てこりん】、へなちょこ【変なちょこ】、へなちょこりん【変なちょこりん】

へんてこりん【変てこりん】《形容動詞や()》 普通のものとは違って、とても変わっている様子。ちぐはぐな感じがして、奇妙に感じられる様子。「へんてこりんな・ 絵ー・で・ 何・を・ 書い・とる・の・か・ わから・へん。」〔⇒へんちく【変ちく】、へんちくりん【変ちくりん】、へんちょこ【変ちょこ】、へんちょこりん【変ちょこりん】、へんてこ【変てこ】、へなちょこ【変なちょこ】、へなちょこりん【変なちょこりん】

べんとう〔べんとー、べんと〕【弁当】《名詞》 ①勤務先、学校、外出先などで食べるために、入れ物に入れて携行する食事。「遠足・に・ 行っ・て・ 山・の・ 上・で・ べんとー・を・ 食べる。」②携行用の食べ物を入れるために、金属などで作られた容器。「アルミ・の・ べんとー」③顔などに付いているご飯粒や、小さな食べ物。「顔・に・ べんとー・が・ 付い・とる・よ。」〔⇒おべん【お弁】⇒べんとうばこ【弁当箱】

へんとうせん〔へんとーせん〕【扁桃腺】《名詞》 喉の奥にある、卵形をしたリンパ腺。「へんとーせん・が・ 腫れ・て・ のど・が・ 痛い。」

べんとうばこ〔べんとーばこ、べんとばこ〕【弁当箱】《名詞》 携行用の食べ物を入れるために、金属などで作られた容器。「べんとーばこ・の・ 蓋・に・ お茶・を・ 入れ・て・ 飲ん・だ。」〔⇒べんとう【弁当】、おべん【お弁】

べんとうもち〔べんとーもち、べんともち〕【弁当持ち】《名詞》 ①通勤や通学に弁当を持って行く人。「べんとーもち・が・ 4人・も・ おる・さかい・ こしらえる・の・が・ たいへんや。」②半日ですまないことを行うこと。弁当を準備した上で仕事などをすること。「べんとーもち・や・ないと・ 帰っ・てこ・られ・へん。」◆学校へ行く子どもに対しても、「今日・は・ 昼・まで・で・ 戻る・ん・か・ べんとーもち・か。」と尋ねるようなこともあった。

へんぴ【辺鄙】《形容動詞や()》 ①中心となるような場所から離れていて、不便である様子。「ここ・から・ 行く・の・は・ へんぴな・ 所・や・なー。」②都会から離れて、開けていない様子。「へんぴな・ 山・の・ 中・に・ 家・が・ 建っ・とる。」「へんぴな・ すっぽこ谷」

ぺんぺん《副詞、動詞する》 軽く叩くこと。「ごんたし・よっ・たら・ お尻・(を・) ぺんぺんし・まっ・せ。」◆強く叩く場合は「ぱんぱん」となる。

べんり【便利】《名詞、形容動詞や()》 ①移動するのに都合がよいこと。「べんりな・ 所・に・ 住ん・どる。」②役立って具合がよいこと。「べんりな・ 道具・が・ でけ・た・ん・や・なー。」■対語=「ふべん【不便】」〔⇒べんりええ【便利良え】

べんりええ〔べんりえー〕【便利良え】《形容詞》 ①移動するのに都合がよい様子。「べんりえー・ バス・が・ 走っ・とる。」②役立って具合がよい様子。「べんりええ・ 掃除機・が・ でけ・た・そーや。」■対語=「べんりわるい【便利悪い】」〔⇒べんり【便利】

べんりわるい【便利悪い】《形容詞》 ①移動するのに都合がよくない様子。「遠回りし・て・ 橋・を・ 渡ら・んならん・さかい・ べんりわるい。」②役立たず具合が悪い様子。「大きすぎ・て・ べんりわるい・ 包丁・や。」■対語=「べんりええ【便利良え】」〔⇒ふべん【不便】

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