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2017年9月18日 (月)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (506)    (通算2504回)

日常生活語 「ほ」⑫

 

ほときさん(仏さん)】《名詞》 ①亡くなった人。故人。死者の霊。特に、自分の家の先祖の亡くなった人。「ほときさん・を・ 祀る。」②仏陀。仏像。「お寺・の・ ほときさん・を・ 拝む。」③慈悲深い人、気のよい人のことを比喩的に言う言葉。「ほときさん・みたいな・ 優しい・ 先生」〔⇒ほとけさん【仏さん】、ほとくさん(仏さん)

ほどく【解く】《動詞・カ行五段活用》 ①結んであるものや、縫ってあるものなどを解いて離す。「ネクタイ・を・ ほどい・て・ 結び直す。」「古い・ 着物・を・ ほどい・て・ 縫い直す。」②巻いてあるものを、次第に緩める。「巻い・てある・ テープ・を・ ほどい・ていく。」③もつれているものを解いて離す。「もつれ・とっ・た・ てぐす・を・ ほどく・の・に・ 時間・が・ かかっ・た。」■自動詞は「ほどける【解ける】」

ほとくさん(仏さん)】《名詞》 ①亡くなった人。故人。死者の霊。特に、自分の家の先祖の亡くなった人。「うち・は・ 古い・ 家・や・さかい・ ほとくさん・が・ 多い・ねん。」②仏陀。仏像。「京都・の・ お寺・で・ ほとくさん・を・ 見て回る。」③慈悲深い人、気のよい人のことを比喩的に言う言葉。「ほとくさん・みたいに・ 何・でも・ うなずい・とっ・たら・ 損・を・ する・よ。」〔⇒ほとけさん【仏さん】、ほときさん(仏さん)

ほとけさん【仏さん】《名詞》 ①亡くなった人。故人。死者の霊。特に、自分の家の先祖の亡くなった人。「ほとけさん・に・ なっ・た・ 人」②仏陀。仏像。「ほとけさん・を・ 見・とっ・たら・ 気持ち・が・ 休まる。」③慈悲深い人、気のよい人のことを比喩的に言う言葉。「ほとけさん・を・ やめ・て・ 鬼・に・ なる。」〔⇒ほときさん(仏さん)、ほとくさん(仏さん)

ほどける【解ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①結んであるものや、縫ってあるものなどが、自然に離れる。「靴・の・ 紐・が・ ほどけ・ても・た。」②巻いてあるものが、次第に緩む。「時計・の・ ネジ・が・ ほどけ・た・ので・ 巻い・た。」■他動詞は「ほどく【解く】」⇒とける【解ける】

ほところ()】《名詞》 ①身につけている着物の胸にあたる部分の内側。「ほところ・に・ 財布・を・ 入れる。」②自分が持っている金。自分が自由に使える金。「景気・が・ よー・なっ・て・ ほところ・が 温(ぬく)・なっ・てっ・た。」〔⇒ふところ【懐】、ぽっぽ〕

ぽとっ《副詞と》 水滴や雨粒などが落ちて当たる様子。また、その音。軽いものが落ちる様子。また、その音。「ぽとっ・ ぽとっと・ 蛇口・から・ 水・が・ 落ち・とる。」「虫・が・ 机・の・ 上・に・ ぽとっと・ 落ち・てき・た。」〔⇒ぽとり、ぽとん、ぼとん〕

ほどほど【程々】《形容動詞や()》 ①十分ではないが、まずまず良好であると思われる様子。「高校時代・は・ ほどほどに・ 勉強し・て・ ほどほどに・ 遊ん・だ。」②行き過ぎないように控えめにする様子。「塩・は・ ほどほどに・ 入れ・て・な。」〔⇒そこそこ、まあまあ。⇒ぼつぼつ、ぼちぼち〕

ぼとぼと《副詞と・に》 ①水や液体が、続けざまにしたたり落ちる様子。また、その音。「水道・の・ 栓・が・ 緩(ゆる)ー・て・ 水・が・ ぼとぼと・ 落ち・とる。」②体などがずぶぬれである様子。「夕立・に・ 遭()ー・て・ ぼとぼとに・ なっ・た。」〔⇒ぼたぼた。⇒ぽとぽと、ぽたぽた〕

ぽとぽと《副詞と・に》 水や液体が、間隔をおいてしたたり落ちる様子。また、その音。「雨だれ・が・ ぽとぽとと・ 落ちる。」〔⇒ぼとぼと、ぼたぼた、ぽたぽた〕

ほとぼり《名詞》 ①火を消したあとに残っている熱。余熱。「炬燵・に・は・ まだ・ ほとぼり・が・ ある。」②ものごとが終わったあとに残っている、高ぶった気持ち。引き続いて持っている興味や関心など。「喧嘩・の・ ほとぼり・が・ 収まっ・とら・へん。」

ほどらい【程らい】《形容動詞や()》 ①当て推量である。大まかである。「ほどらいに・ 言()ー・てみ・たら・ 当たっ・た。」「ほどらいに・ 勘定する。」②いいかげんな程度である。適当な状態である。きちんと考えていない。「ほどらいな・ こと・を・ 考え・とっ・たら・ 失敗する・ぞ。」「ほどらいな・ 聞き方・(を・) せ・んと・ ちゃんと・ メモ・を・ し・とけ。」③ほどよい程度である。「ほどらいな・ 甘さ・の・ お菓子」①②⇒およそ〕

ぽとり《副詞と》 水滴や雨粒などが落ちて当たる様子。また、その音。軽いものが落ちる様子。また、その音。「ぽとりと・ 雨・の・ 粒・が・ 当たっ・た。」「薔薇・の・ 花びら・が・ 散っ・て・ ぽとりと・ 落ち・た。」〔⇒ぽとっ、ぽとん、ぼとん〕

ぼとん《副詞と》 水滴や雨粒などが落ちて当たる様子。また、その音。やや重いものが落ちる様子。また、その音。「向日葵・の・ 大けな・ 花・が・ ぼとんと・ 落ち・た。」〔⇒ぽとり、ぽとっ、ぽとり〕

ぽとん《副詞と》 水滴や雨粒などが落ちて当たる様子。また、その音。軽いものが落ちる様子。また、その音。「ポケット・から・ 10円玉・が・ 1個・ ぽとんと・ 落ち・た。」〔⇒ぽとり、ぽとっ、ぼとん〕

ほとんど【殆ど】《名詞、副詞》 ①物事の量や範囲についての大部分。ものごとの大まかな全体。すべてに行きわたってはいないが、主要なところすべてが、そのようである様子。「仕事・は・ ほとんど・ 済ん・だ。」「ほとんど・の・ 人・が・ 風邪・を・ ひか・なんだ。」②多くのうちの、ほんの少ししかない様子。ごく稀にしか。「問題・は・ ほとんど・ わから・なんだ。」◆②は、後ろに打ち消しの表現を伴う。⇒たいてい【大抵】、たいがい【大概】、だいたい【大体】、おおかた【大方】、おおむね【概ね】、あらかた【粗方】、あらまし、ふつう【普通】⇒めったに【滅多に】

ぼとんぼとん《副詞と》 ものや水などが続けざまに、やや重たげに落ちる様子。また、その音。「馬・の・ うんこ・が・ ぼとんぼとんと・ 転ん・どる。」〔⇒ぽとんぽとん〕

ぽとんぽとん《副詞と》 ①ものや水などが続けざまに、軽く落ちる様子。また、その音。「蛇口・から・ 水・が・ ぽとんぽとんと・ 落ち・とる。」②間隔を置いて散らばっている様子。「地図・の・ あっちこっち・に・ ぽとんぽとんと・ 赤い・ 印・を・ 付ける。」⇒ぼとんぼとんと〕

ほな《接続詞》 ①それより前に述べられている内容を前提にして、次の内容に続けていこうとするときに言う言葉。「ほな・ もー・ 帰ら・な・ あか・ん・やろ。」②話が始まったり終わったりするときの切れ目を表す言葉。「ほな・ この・へん・で 終わり・まほ・か。」〔⇒そいでは、それでは、そんでは、ほいでは、ほれでは、ほんでは、そいなら、それなら、そんなら、ほんなら、ほいなら、ほれなら、ほなら、ほな〕

ほない《副詞に》 そのように。「ほない・ 疲れ・た・ん・やっ・たら・ 休み・なはれ。」「ほないに・ 怒ら・んでも・ えー・のに。」◆「そない」の発音が変化したもの。■類語=「こない」「あない」「どない」〔⇒ほう、そう、そない〕

ほないな《連体詞》 形や状態などが、それと同じような。それほどの程度の。「ほないな・ もん・は・ もー・ 手・に・ 入ら・へん。」〔⇒そんな、そないな、ほんな、さいな〕

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