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2017年9月19日 (火)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (507)    (通算2505回)

日常生活語 「ほ」⑬

 

ほないなん《名詞》 形や状態などが、それと同じようなもの。それほどの程度のもの。「ほないなん・は・ もー・ 売り切れ・てしまい・まし・てん。」〔⇒ほんなん、そんなん、そないなん〕

ほなら《接続詞》 ①それより前に述べられている内容を前提にして、次の内容に続けていこうとするときに言う言葉。「ほなら・ 明日・は・ 出席さ・し・てもらい・まっ・さ。」②話が始まったり終わったりするときの切れ目を表す言葉。「ほなら・ そろそろ・ 寄り合い・を・ 始め・ます。」〔⇒そいでは、それでは、そんでは、ほいでは、ほれでは、ほんでは、そいなら、それなら、そんなら、ほんなら、ほいなら、ほれなら、ほな〕

ぼにゅう〔ぼにゅー〕【母乳】《名詞》 母親の乳。「2人・とも・ ぼにゅー・で・ 育て・た。」

ほね【骨】《名詞》 ①動物の体の中で、体を支えている硬いもの。「足・の・ ほね・を・ 折っ・た。」「魚・の・ ほね・を・ 取る。」②物の中心や芯になるもの。「傘・の・ ほね・が・ 折れ・た。」

ほねおり【骨折り】《名詞、動詞する》 努力すること。苦労すること。精を出して働くこと。「いろいろ・ ほねおりし・てくれ・て・ ありがとー。」

ほねがおれる【骨が折れる】《動詞・ラ行下一段活用》 苦労をしても、成果がなかなか現れない。「子ども・を・ 育てる・の・は・ ほねがおれる。」■他動詞は「ほねをおる【骨を折る】」

ほねかわすじえもん〔ほねかーすじえもん〕【骨皮筋衛門】《名詞》 極端に体が細い人。「戦争中・は・ みんな・ ほねかわすじえもん・みたいな・ もん・やっ・た。」

ほねぐみ【骨組み】《名詞》 体や構築物などの、全体のもとになる構造や仕組み。「家・の・ ほねぐみ・が・ できあがっ・た。」

ほねなし【骨無し】《名詞、形容動詞や()》 ①元気さや意気地がない様子。また、そのような人。「ほねなしや・さかい・ 何・も・ 一人・で・ よー・ せー・へん。」②きちんと貫かれた考えなどがない様子。「ほねなしで・ 人・の・ 言ーなり・に・ なっ・ても・とー。」

ほねやすめ【骨休め】《名詞、動詞する》 仕事の合間などに体を休めること。休んで疲れをとること。「雨・が・ 降っ・て・ えー・ ほねやすめ・に・ なっ・た。」

ほね()おる【骨()折る】《動詞・ラ行五段活用》 苦労して取り組む。「ほねをおっ・た・けど・ 落選し・た。」■自動詞は「ほねがおれる【骨が折れる】」■名詞化=ほねおり【骨折り】

ほばしら【帆柱】《名詞》 帆をあげるために、船に立てる柱。「ほばしら・が・ 2本・ ある・ 船」

ほはっちょ〔ほはっちょー〕【頬張っちょ】《名詞》 耳の下が腫れて顔がふくれたように見えて、熱が出る病気。流行性耳下腺炎。「大人・に・ なっ・て・から・ ほはっちょ・に・ なっ・た・さかい・ みんな・に・ 笑わ・れ・た。」〔⇒おたふくかぜ【お多福風邪】、おたふく【お多福】

ほはば【歩幅】《名詞》 歩くときの、一歩で進む長さ。「ちょこちょこ・ 歩い・て・ ほはば・が・ 小さい。」

ほばる(頬張る)】《動詞・ラ行五段活用》 ①ほっぺたが膨らむほどに、口いっぱいに食べ物を入れる。「大きな・ 握り飯・を・ ほばっ・て・ 食べる。」②行おうとしていることが、やや多すぎる状態になっている。仕事の内容が多いので、すべてを扱えない可能性がある。「今日・の・ 仕事・は・ ほばっ・とる・さかい・ 残業せ・な・ あか・ん・やろ。」「ひとり・で・ ほばら・んと・ 他・の・ 人・にも・ 頼ん・だら・ えー・のに。」〔⇒ほおばる【頬張る】

ポプラ〔ぽぷら〕【英語=poplar】《名詞》 公園や街路樹に植えられることが多い、枝がまっすぐ上に延びて箒を立てたようになる落葉の高木。「ぽぷら・の・ 並木・を・ 歩く。」

ほべた(頬べた)】《名詞》 顔の脇、耳と口の間のやわらかく、ふっくらとしたところ。「怒ら・れ・て・ ほべた・を・ 叩か・れ・た。」〔⇒ほっぺた【頬っぺた】、ほかんばち〕

ぼぼ《名詞、動詞する》 ①女性の生殖器である、穴状になっているもの。「ぼぼ・の・ 毛ー」②人が性交すること。〔⇒おめこ、おそそ〕

ほまえせん【帆前船】《名詞》 帆を張って、風の力を利用して進む船。「沖・を・ ほまえせん・が・ 通っ・とる。」◆洋風の船に使うことが多い。〔⇒ほかけぶね【帆掛け船】、ほまえぶね【帆前船】

ほまえぶね【帆前船】《名詞》 帆を張って、風の力を利用して進む船。「風・が・ ない・さかい・ ほまえぶね・の・ 動き・が・ 遅い。」◆洋風の船に使うことが多い。〔⇒ほかけぶね【帆掛け船】、ほまえせん【帆前船】

ほめる【褒める】《動詞・マ行下一段活用》 優れていることや努力したことなどを挙げて、良く言う。よい評価を与えたり称讃したりする。「絵ー・が・ 上手や・ゆーて・ ほめ・られ・た。」

ほや【火屋】《名詞》 石油などをしみこませた芯に火をつけて使う照明器具の、火の周りにあるガラス製の覆い。「ランプ・の・ ほや・の・ 煤・を・ 拭く。」

ほや〔ほーや〕《感動詞》 相手の言うことに同意したり納得したりするときなどに発する言葉。その通りだ。もっともだ。「ほや・ 間違い・ あら・へん。」◆「ほやほや」と繰り返して言うことも多い。〔⇒そや〕

ほやかい《接続詞》 ①相手の言ったことや、前に述べたことなどを受けて、順接的につながることを述べる言葉。「ほやかい・ やっぱり・ あんた・が・ 勝つ・やろ。」②そのような望ましくない結果が予測できていたという気持ちを述べる言葉。「ほやかい・ もっと・ 練習し・とかな・ あか・なんだ・ん・や。」〔⇒そやから、そやかい、そやさかい、そやかいに、ほやから、ほやさかい、ほやかいに〕

ほやかいに《接続詞》 ①相手の言ったことや、前に述べたことなどを受けて、順接的につながることを述べる言葉。「ほやかいに・ 明日・は・ 5時・に・ 起きら・な・ あか・ん・ねん。」②そのような望ましくない結果が予測できていたという気持ちを述べる言葉。「ほやかいに・ 予防注射・を・ し・とけ・と・ 言()ー・た・やろ・がな。」〔⇒そやから、そやかい、そやさかい、そやかいに、ほやから、ほやかい、ほやさかい〕

ぼやかす【暈かす】《動詞・サ行五段活用》 ①色や形などの境目をぼんやりとさせる。「空・の・ 色・を・ ぼやかし・て・ 絵ー・の・ 色・を・ 塗る。」②言葉を濁して、はっきりと言わない。「あたりさわり・の・ ない・よーに・ ぼやかし・て・ 言()ー・た・さかい・ よー・ わから・なんだ。」■自動詞は「ぼやける【暈ける】」〔⇒ぼかす【暈かす】

ほやかて《接続詞》 相手の言うことにじゅうぶん賛成したり納得したりしないで、弁解や反論などをするときに使う言葉。そうは言っても。「相手・が・ こらえ・てくれ・た・ ゆー・ても・ ほやかて・ やっぱり・ 弁償せ・んと・ いか・ん・やろ。」〔⇒ほうかて、そうかて、そやかて〕

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