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2017年9月27日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (515)    (通算2513回)

日常生活語 「ま」①

 

ま〔まー〕【間】《名詞》 ①部屋などの一区切り。それぞれの目的を持った部屋。「この・ 家・は・ まー・の・ 数・が・ よーけ・ ある。」「次・の・ まー・に・ おっ・てくれ・へん・か。」「応接ま」②2つ以上のものにはさまれた狭い場所。ものとものとの間の、空いている部分。「箪笥・と・ 壁・と・の・ まー・に・ 入っ・ても・た。」③一続きの時間にはさまれた、別の短い時間。連続している動作や状態が途切れる時。次のことが始まるまでの時間。「次・の・ 電車・まで・ だいぶ・ まー・が・ ある。」④余裕のある時間。自分の好きにできる時間。「休ん・どる・ まー・が・ ない・ほど・ 忙しかっ・た。」⑤何かをする頃合い。状況。機会。「まー・を・ 見・て・ 連絡し・まっ・さ。」⑥話しているときの、途切れる短い時間。「ぺらぺら・ 喋ら・んと・ まー・を・ 置い・て・ 話し・なはれ。」⑦その人にとっての時の運。巡り合わせ。「まー・が・ 悪い。」②③⇒あいだ【間】、あいま【合間】、ま【間】⇒すき【隙】、すきま【隙間】⇒ひま【暇】⇒まん〕

ま〔まー〕【魔】《名詞》 人を迷わせたり悩ませたりして、よくない方へ引き入れる不思議な力。「まー・が・ さし・て・ おかしな・ こと・を・ し・たら・ 新聞・に・ 出る・ぞ。」

ま〔まー〕《助動詞》 相手に敬意を表して、丁寧に表現するときに使う言葉。「わし・が・ 行き・ま。」◆「ます」の「す」の発音が脱落して「ま」となったり、その「ま」の発音が長音化したりすることがある。ただし、これは終止形だけの現象であって、他の活用形は「ます」と同じである。〔⇒ます〕

ま〔まー〕【真】《接頭語》 純粋にそうである、間違いなくそうである、正確にちょうどそのようである、という意味を添える言葉。「駅・を・ 出・て・ まー右・を・ 向い・たら・ 交番・が・ ある。」「まー真ん中・に・ ボール・を・ 投げ込む。」「ま四角」「まー東」「まー前」「まー向こう」〔⇒まっ【真っ】、まん【真ん】

まあ〔まー〕《副詞》 ①ためらいながら、ひとまず肯定するような気持ちを表す言葉。「まー・ そーゆー・ こと・に・ し・とき・まほ。」②十分ではないが、まずまずの状態であるということを表す言葉。「あんた・は・ まー・ 合格・に・ し・とこ・ー。」③最終的にどうするかはともかくとして、とりあえずの措置としてそのようにするということを表す言葉。「今日・は・ まー・ 欠席・に・ さし・とい・てください。」

まあ〔まー〕《感動詞》 驚いたり感心したりするときに、思わず出る言葉。「なんと・ まー・ おいしい・なー。」「まー・ 速い・ 足・や・なー。」◆女性が使うことが多い。〔⇒まあまあ〕

マーガリン〔まーがりん〕【英語=margarine】《名詞》 植物油・食塩・香料などを原料として練り固めた、バターに似た食品。「焼け・た・ パン・に・ まーがりん・を・ 塗る。」

マーク〔まーく〕【英語=mark】《名詞、動詞する》 ①ものごとの意味や内容を表すために、他と区別するように決めた文字や図形。「間違え・ん・よーに・ する・ため・に・ 鞄・に・ リボン・の・ まーく・を・ 付ける。」「学校・の・ まーく・を・ 地図・で・ 探す。」②物事がそうであって間違いではないということを明らかにする、拠りどころとなるもの。事実を証明するもの。「偽物・で・ ない・ こと・を・ 表す・ まーく」〔⇒しるし【印】⇒しょうこ【証拠】

まあまあ〔まーまー〕《形容動詞や()》 ①十分ではないが、まずまず良好であると思われる様子。「試験・の・ 出来・は・ まーまーやっ・た。」「まーまー・ うまい・ ラーメン・やっ・た。」②行き過ぎないように控えめにする様子。「徹夜・は・ まーまーに・ せ・なんだら・ 体・に・ こたえる・ぞ。」〔⇒そこそこ、ほどほど【程々】⇒ぼちぼち、ぼつぼつ〕

まあまあ〔まーまー〕《感動詞》 ①驚いたり感心したりするときに、思わず出る言葉。「まーまー・ わざわざ・ 来・てもろ・て・ すんません。」②相手の気持ちを抑えたりなだめたりするときに用いる言葉。「まーまー・ 何とか・ こらえ・たっ・てー・な。」⇒まあ〕

まい【舞】《名詞》 歌や音楽に合わせて、体や手足を美しく動かして演じること。また、そのような芸能。「扇子・を・ 持っ・て・ まい・を・ 舞う。」

まい()】《名詞》 ①人の顔が向いている方。自分が進んでいる方向。また、その方向にある場所。「まい・の・ 方・に・ 車・が・ 止まっ・た。」「まい・に・ 海・が・ あっ・て・ 見晴らし・が・ 良()ー。」②その場の中心となっているところ。「教室・の・ まい・に・ 黒板・が・ ある。」「まい・に・ 出・て・ 歌・を・ 歌う。」③人やものの正面。人や動物の体の表側。「学校・の・ まい・は・ 国道・が・ 走っ・とる。」④ものごとの初めの部分。または、始まる以前。「開会・の・ まい・に・ お辞儀・を・ する。」⑤現在から隔たった、過去のある時期。「まい・は・ 池・やっ・た・ とこ・を・ 埋め立て・て・ 学校・を・ 建て・た。」「まい・に・ 言()ー・た・ こと・を・ もー・ 忘れ・た・ん・かいな。」■対語=「うしろ【後ろ】」「おしろ【(後ろ)】」〔⇒まえ【前】⇒まえど【前度】、まいど(前度)。ぜん【前】

まい《助動詞》 ①しようとする意志がないことを表す言葉。「行こ・と・ 行こ・まい・と・ お前・の・ 勝手や。」「これ・から・は・ 二度・と・ し・ょー・まい・と・ 思う・ねん。」「あんな・ 勝手な・ やつ・の・ 言()ー・ こと・なんか・ 聞ー・たる・まい・な。」②そうではないということを推量したり想像したりする言葉。「まさか・ 明日・は・ 雨・は・ 降る・まい。」◆動詞には、「行くまい」「行こまい」、「降るまい」「降ろまい」の両方の接続がある。

まい()】《助数詞》 割り当ての人数分を表すときに使う言葉。それに相当する価値や内容であることを表す言葉。「5人まい・の・ 切符・を・ 買う。」〔⇒まえ【前】

まい【枚】《助数詞》 紙・板・皿・紙幣・貨幣など、平らで薄いものを数える言葉。「皿・が・ 5まい・ ある。」「画用紙・ 3まい」

まい【毎】《接頭語》 それぞれの、そのたびごと、という意味で使う言葉。「まい朝」「まい週」「まい月」「まい年」「まい回」「まい学期」

まいあがる【舞い上がる】《動詞・ラ行五段活用》 飛び巡るように揺れながら、高く上がる。「風・で・ 紙・が・ まいあがっ・た。」「汚い・ ほこり・が・ まいあがる。」

まいかい【毎回】《名詞、副詞》 繰り返される、その度ごと。会合などのすべて。「寄り合い・に・は・ まいかい・ 出席し・た。」

まいかけ(前掛け)】《名詞》 ①炊事や作業をするときなどに、衣服を汚さないために、腰から下のあたりに付ける丈夫な布。「じゃがいも・を・ まいかけ・で・ 受け・て・ 運ぶ。」「忙しい・さかい・ まいかけ・(を・) し・た・まま・で・ ご飯・を・ 食べる。」②乳幼児が食事をするときなどに、衣服を汚さないために、顎のあたりから上半身に付ける布。「綺麗な・ 絵ー・の・ つい・た・ まいかけ」◆①には、日常的な作業のために厚手で作られているものがあり、宣伝のために会社名、商店名、商品名などが書かれているものもある。〔⇒まえかけ【前掛け】、まいだれ(前垂れ)、まえだれ【前垂れ】、エプロン【英語=apron

まいかぜ【舞い風】《名詞》 渦を巻くように吹き起こる強い風。つむじ風。「まいかぜ・で・ 木ー・の・ 葉ー・が・ みんな・ 散っ・ても・た。」〔⇒まいまいかぜ【舞い舞い風】

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