« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (518)    (通算2516回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (520)    (通算2518回) »

2017年10月 1日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (519)    (通算2517回)

日常生活語 「ま」⑤

 

まかる【負かる】《動詞・ラ行五段活用》 値引きができる。「もー・ ちょっと・ まかる・やろ。」「そら・ 無理や・ もー・ これ・以上・は・ まかり・まへ・ん。」◆可能動詞。

まがる【曲がる】《動詞・ラ行五段活用》 ①まっすぐなものが、曲線を描いたり折れたりする。「背筋・が・ まがっ・とる・ぞ。」②進んでいく向きが変わる。「交差点・を・ 右・に・ まがる。」③道理から外れる。心が素直でなくなる。「まがっ・た・ こと・を・ し・たら・ あか・ん。」■他動詞は「まげる【曲げる】」■対語=①「のびる【伸びる】」

まき【巻き】《名詞》 ①巻くこと。巻いたもの。巻き方。「糸・の・ まき・が・ ゆるい。」②ご飯や具を海苔や卵焼きなどで巻いたもの。「まき・を・ 3本・ 買う。」⇒まきずし【巻き寿司】、すし【寿司】

まきあげる【巻き上げる】《動詞・ガ行下一段活用》 ①巻いて上へ引き上げる。すっかり巻いてしまう。「すだれ・を・ まきあげる。」「シャッター・を・ まきあげる。」②風がものを舞い上がらせる。「落ち葉・を・ まきあげ・て・ 吹く。」③脅したりすかしたりして、金品を無理に取り上げる。「だまさ・れ・て・ 金・を・ まきあげ・られ・た。」

まきこむ【巻き込む】《動詞・マ行五段活用》 ①巻いて中に引き込む。「扇風機・が・ 紐・を・ まきこん・で・ 止まっ・ても・た。」②本人の意思とは関係なく、やや強引に仲間に引き入れる。「同窓会・の・ 世話人・に・は・ あいつ・も・ まきこん・だれ。」

まきじゃく【巻き尺】《名詞》 細い布・紙・鋼などに目盛りをつけて、テープのように円く巻き込めるようにした物差し。「まきじゃく・を・ 伸ばし・て・ 道・の・ 幅・を・ 測る。」

まきずし【巻き寿司】《名詞》 ご飯や具を海苔や卵焼きなどで巻いたもの。「まきずし・を・ こしらえ・て・ 花見・に・ 行く。」〔⇒まき【巻き】、すし【寿司】

まきちらかす【撒き散らかす】《動詞・サ行五段活用》 辺り一面にばらまく。きちんと整頓されていない状態にある。「小さな・ 紙切れ・を・ まきちらかす。」〔⇒まきちらす【撒き散らす】、ふりまく【振り撒く】

まきちらす【撒き散らす】《動詞・サ行五段活用》 辺り一面にばらまく。きちんと整頓されていない状態にある。「水・を・ まきちらす。」「塵・を・ まきちらし・たら・ あか・ん・やろ。」〔⇒まきちらかす【撒き散らかす】、ふりまく【振り撒く】

まきつく【巻き付く】《動詞・カ行五段活用》 他のものの周りに巻くようにくっついて、離れにくくなる。「自転車・の・ チェーン・が・ まきつい・ても・た。」

まきもん【巻物】《名詞》 細長い紙に字や絵を書いて、軸として巻いたもの。「忍者・の・ まきもん」

まぎれこむ【紛れ込む】《動詞・マ行五段活用》 ①多くのものの中に入り交じって、それがある場所がわからなくなる。わからないように入り込む。「大事な・ 書類・が・ まぎれこん・で・ どこ・に・ ある・の・か・ わから・へん。」②わからないようにして入る。「祭り・の・ 時・に・は・ スリ・が・ まぎれこん・どる・かもしれん。」

まぎわ【間際】《名詞》 その時になる直前。その時が差し迫った段階。「家・を・ 出る・ まぎわ・に・ 便所・に・ 行き・とー・なっ・た。」

まく【幕】《名詞》 ①仕切り、目隠し、風よけ、飾りなどのため、隔てとして使う幅の広い布。「卒業式・に・ 紅白・の・ まく・を・ 張る。」②舞台などの前面に垂らす大きな布。「まく・が・ 上がっ・て・ 劇・が・ 始まっ・た。」

まく【膜】《名詞》 ①生物の器官を包んだり隔てたりしている薄い皮。「耳・の・ まく・が・ 破れ・た。」②液体の表面などを覆う、薄い皮。「湯葉・の・ まく・が・ でけ・とる。」

まく【巻く】《動詞・カ行五段活用》 ①長いものを、端から丸めていく。「体育館・に・ 敷い・た・ シート・を・ まく。」②長いものを、ものにからみつける。「指・に・ 包帯・を・ まく。」「首・に・ マフラー・を・ まく。」③ぐるぐると円く動く。渦を起こす。「水・の・ 渦・が・ まい・とる。」④回して締める。緩んだものを堅くする。「時計・の・ ねじ・を・ まく。」

まく【蒔く】《動詞・カ行五段活用》 草や木の種を土に埋めたり、土の上に散らしたりして、芽が出るようにする。「糸瓜(へちま)・の・ 種・を・ まい・た。」〔⇒うえる【植える】

まく【撒く】《動詞・カ行五段活用》 ものを辺り一帯に散らし広げる。「節分・に・ 豆・を・ まく。」「庭・に・ 水・を・ まく。」

まぐさ【秣、馬草】《名詞》 牛や馬などの餌として与える藁や干し草。「まぐさ・を・ 入れる・ 桶」〔⇒かいば【飼い葉】

まぐち【間口】《名詞》 ①家や店や土地などの正面の幅。部屋などの出入りをするところの幅。「まぐち・の・ 広い・ 店」②営業や仕事や研究などの範囲。「まぐち・の・ 広い・ 商売・を・ し・とる。」

まくばる【間配る】《動詞・ラ行五段活用》 ①同じような間隔を開けて置く。「畝・に・ 種・を・ まくばっ・て・ 蒔く。」②むらなく行き渡るように配る。公平に分配をする。「村中・に・ 配る・ ちらし・を・ 隣保・ごと・に・ まくばる。」

まくら【枕】《名詞》 ①寝るときに頭をのせて支えるもの。「うち・の・ お祖母ちゃん・は・ 木ー・の・ まくら・を・ 使(つこ)・とっ・た。」②他の長いものと直角に交わり、下から受けて支えるもの。特に、漁船などを陸揚げするときに、船底の下にあてがって船の動きを滑らかにするもの。「船・を・ のぼす・ とき・に・ まくら・に・ 油・を・ 塗る。」⇒そろばん【算盤】

まくらぎ【枕木】《名詞》 鉄道のレールを固定して支えるとともに重みを平均に分散させるために、レールと直角にして、一定の間隔を置いて敷き並べてある木やコンクリート。「引き込み線・の・ まくらぎ・の・ 間・に・ 草・が・ はえ・とる。」

まくらぎょう〔まくらぎょー〕【枕経】《名詞》 人が亡くなった直後に、亡くなった人の枕元でお坊さんにあげてもらうお経。「北枕・に・ し・て・ まくらぎょー・を・ あげ・てもらう。」

まくらもと【枕元】《名詞》 横になっている人の枕のそば。「ラジオ・を・ まくらもと・に・ 置い・て・ 聞く。」

まくり【海人草】《名詞》 煎じて回虫駆除薬として使う、円柱のような形で枝分かれして、毛羽がある海藻。「まくり・を・ 煎じ・た・の・は・ 飲み・にくい。」〔⇒まっくり(海人草)

まくる【捲る】《動詞・ラ行五段活用》 ①身につけたり上に置いてあったりするものを脱がせたり取り除いたりする。中のものが見える状態にする。「布団・を・ まくっ・て・ 起こす。」「シャツ・の・ 腕・を・ まくる。」②巻くようにして上げる。上げてひっくりかえしたり、取り除いたりする。冊子の次のページを開く。「シール・を・ まくっ・て・ 字ー・を・ 読む。」③懸命に仕事をする。「暗(くろ)ー・ なる・まで・に・ まくっ・て・ 田圃仕事・を・ する。」■自動詞は「まくれる【(捲れる)】」①②⇒めくる【捲る】、むくる(捲る)

まくる【捲る】《接尾語・ラ行五段活用》[動詞の連用形に付く] 同じ動作をし続けることを表す言葉。その動作を勢いよくすることを表す言葉。「しゃべりまくっ・て・ うるさい。」「カラオケ・で・ 歌いまくっ・とる。」

|

« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (518)    (通算2516回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (520)    (通算2518回) »