« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (521)    (通算2519回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (523)    (通算2521回) »

2017年10月 4日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (522)    (通算2520回)

日常生活語 「ま」⑧

 

まぜもん【混ぜ物】《名詞、動詞する》 正当なもの以外に、違う種類のものが加えられていること。また、その加えられているもの。「まぜもん・を・ 入れ・て・ かさ・を・ 増やし・とる。」〔⇒まざりもん【混ざり物】

まぜり【混ぜり】《名詞》 種類や様子などの違うものが混在していること。「色・の・ 違う・ 卵・の・ まぜり・が・ ある。」〔⇒まじり【混じり】

まぜり【混ぜり】《接尾語》 種類や様子などの違うものが混在していることを表す言葉。「色まぜり・で・ 一束・に・ し・て・ 売っ・とる・ 色紙」〔⇒まじり【混じり】

まぜりけ【混ぜり気】《名詞》 種類や性質の異なるものが混在している様子やその中身。他のものが混在している気配。「漉し・て・ まぜりけ・の・ ない・ 水・に・ する。」〔⇒まじりけ【混じり気】

ませる《動詞・サ行下一段活用》 考えることや行うことが、年齢の割には大人っぽくなる。子どもが殊更に大人っぽくする。「考え方・が・ ませ・とる。」■名詞化=ませ

まぜる【混ぜる、交ぜる】《動詞・ラ行五段活用》 ①違う種類のものが合わさって一緒になる。「赤い・ 絵の具・に・ 黄色・が・ まじっ・て・ 橙色・に・ なっ・とる。」②違う種類のものが混在している。「あられ・の・ 中・に・ 南京豆・が・ まじっ・とる。」■他動詞は「まぜる【混ぜる、交ぜる】《ザ行下一段活用》」〔⇒まじる【混じる、交じる】

まぜる【混ぜる、交ぜる】《動詞・ザ行下一段活用》 ①違う要素や違う種類のものを混在させる。「米・に・ 餅米・を・ まぜ・て・ 炊く。」②違う要素や違う種類のものを合わせて、いっしょにする。「絵の具・を・ まぜ・て・ 新しー・ 色・を・ 作る。」③仲間に加える。全体の数に含める。「鬼ごっこ・に・ まぜ・てやる。」■自動詞は「まざる【混ざる、交ざる】」「まぜる【混ぜる、交ぜる】《ラ行五段活用》」「まじる【混ぜる、交ぜる】」⇒よせる【寄せる】、よす【寄す】いれる【入れる】、ええる(入える)、えれる(入れる)

また【股】《名詞》 ①足の付け根のところ。足と足との間。「また・を・ 開い・て・ 四股・を・ 踏む。」②二つ以上のものに分かれているところ。「木ー・に・ 登っ・て・ また・に・ 腰掛ける。」③物干し竿などを上に上げるときに支えるための、先端が二つに分かれている棒。「また・に・ 使える・ えー・ 枝・が・ みつかっ・た。」

また【又】《接続詞》 前に述べたことに加えて、更に。「雨・が・ 降る・し・ また・ 風・も・ 出・てき・た。」

また【又】《副詞》 同じことを再び。もう一度。「また・ いつか・ 会い・ましょ・ー。」

まだ【未だ】《副詞》 ①現在でも、そのことが実現していないことを表す言葉。「まだ・ 手紙・が・ 届か・へん。」「まだ・ なまこ・は・ 食べ・た・ こと・が・ ない。」②そのことから時間が経っていないことを表す言葉。「まだ・ 入学し・た・ばっかり・や。」③ある状態が続いて、次に予測されるような状態にはなっていないことを表す言葉。「まだ・ 暑い・ 日ー・が・ 続い・とる。」「まだ・ 宿題・が・ 残っ・とる。」④他のことがらと比較すると、こちらの方に多少の良さがあるということを表す言葉。「暑い・の・より・も・ まだ・ 寒い・方・が・ 過ごしやすい。」〔⇒まだまだ【未だ未だ】、まだまあ【未だまあ】

またい《形容詞》 動いたり考えたりする力がすばしこくない。鈍感で、まだるっこい。「またい・ 走り方・を・ する・ やつ・や。」「ボール・を・ 取る・の・が・ またい。」〔⇒とろい、とろこい、とろくさい、ちょろい、ちょろこい、ちょろくさい、のそい(鈍い)、のろい【鈍い】、にぶい【鈍い】

またいとこ【又従兄弟、又従姉妹】《名詞》 従兄弟・従姉妹の関係にある人の子ども同士の関係。父母の従兄弟・従姉妹にあたる人の子。「またいとこ・や・さかい・ 顔・は・ 知ら・ん・ねん。」〔⇒ふたいとこ【二従兄弟、二従姉妹】

またがし【又貸し】《名詞、動詞する》 人から借りたものを、貸し主の承諾を得ないで、さらに別の人に貸すこと。「図書館・の・ 本・は・ またがしし・たら・ あか・ん・ぞ。」

またかみ〔またがみ〕【股上】《名詞》 ズボンなどの、股の分かれ目から上の部分。また、その長さ。「またがみ・が・ 30センチ・ ある。」

またがる【跨る】《動詞・ラ行五段活用》 ①股を広げて、両足で挟むようにして乗る。「馬・に・ またがる。」「自転車・に・ またがる。」②2つ以上の地域・領域・時間などにわたって、かかわる。いくつかの地域に広がる。「2年・に・ またがっ・て・ 工事・が・ 続い・とる。」「兵庫県・は・ 日本海・から・ 瀬戸内海・に・ またがっ・とる。」

またぎき【又聞き】《名詞、動詞する》 当事者から直接に聞くのではなく、その話を聞いた人から、話の内容を聞くこと。また、その話の内容。「またぎき・や・さかい・ ほんま・か・ 嘘・か・ わから・へん。」

またぐ【跨ぐ】《動詞・ガ行五段活用》 股を広げて、ものの上を越える。物を踏みつけたり、その上に落ちたりしないで、越える。「溝・を・ またい・で・ 向こう側・へ・ 行く。」「寝・とる・ 人・を・ またい・だら・ あき・まへ・ん。」〔⇒またげる【跨げる】

またぐら【股ぐら】《名詞》 左右の足の付け根のあたりの内側の間。両側のももを広げてできる空間。「またぐら・に・ ボール・が・ 当たっ・て・ ごっつい・ 痛かっ・た。」

またげる【跨げる】《動詞・ガ行下一段活用》 股を広げて、ものの上を越える。物を踏みつけたり、その上に落ちたりしないで、越える。「畳・の・ へり・は・ またげ・て・ 歩け。」〔⇒またぐ【跨ぐ】

またずれ【股擦れ】《名詞、動詞する》 左右の足の付け根のあたりの内側がこすれて、皮膚がすりむけて痛みを感じること。また、そのようになった傷。「長い・ 道・を・ 歩い・て・ またずれ・が・ でけ・た。」

または〔またわ〕【又は】《接続詞》 並列的な2つのことがらのどちらかであることを表す言葉。どちらを選んでもよいという条件で2つのことがらを提示する言葉。「電話・か・ または・ メール・で・ 連絡し・ます。」

まだまあ〔まだまー〕【未だまあ】《副詞》 ①現在でも、そのことが実現していないことを表す言葉。「今日・は・ まだまー・ 台風・は・ 四国・に・ 上陸し・とら・へん。」②そのことから時間が経っていないことを表す言葉。「まだまー・ 昼飯・を・ 食ー・た・ばっかり・や。」③ある状態が続いて、次に予測されるような状態にはなっていないことを表す言葉。「点・の・ 取り合い・で・ まだまー・ どっち・が・ 勝つ・か・ わから・へん。」④他のことがらと比較すると、こちらの方に多少の良さがあるということを表す言葉。「それ・よりか・ まだまー・ こっち・の・ 服・の・ 方・が・ 良()ー・なー。」〔⇒まだ【未だ】、まだまだ【未だ未だ】

|

« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (521)    (通算2519回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (523)    (通算2521回) »