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2017年10月 7日 (土)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (525)    (通算2523回)

日常生活語 「ま」⑪

 

まっしょうめん〔まっしょーめん〕【真っ正面】《名詞》 互いにまっすぐに向かい合っていること。また、その方向。真向かい。「勝つ・ため・に・は・ まっしょーめん・から・ ぶち当たっ・ていけ。」〔⇒ましょうめん【真正面】、まとも〕

まっしろ【真っ白】《形容動詞や(ナ・ノ)》 ①たいへん白く、白以外の何ものでもない様子。「白粉(おしろい)・を・ 塗っ・て・ 顔・が・ まっしろや。」②白以外の色が含まれていない様子。「まっしろな・ 塩」〔⇒まっしろけ【真っ白け】、まっしろけのけ【真っ白けのけ】

まっしろけ【真っ白け】《形容動詞や()》 ①たいへん白く、白以外の何ものでもない様子。「寒ー・て・ 手ー・の・ 先・が・ まっしろけに・ なっ・た。」②白以外の色が含まれていない様子。「雪・が・ 降っ・て・ 六甲山・は・ まっしろけや。」〔⇒まっしろ【真っ白】、まっしろけのけ【真っ白けのけ】

まっしろけのけ【真っ白けのけ】《形容動詞や()》 ①たいへん白く、白以外の何ものでもない様子。「この・塩・は・ ほんまに・ まっしろけのけや・なー。」②白以外の色が含まれていない様子。「頭・の・ 毛ー・が・ まっしろけのけに・ なっ・た。」〔⇒まっしろ【真っ白】、まっしろけ【真っ白け】

まっしろびょうたん〔まっしろびょーたん〕【真っ白瓢箪】《形容動詞や()》 たいへん白く、白以外の何ものでもない様子。異常なまでに真っ白である様子。「大病し・て・ 痩せ・て・ まっしろびょーたんに・ なっ・ても・とる。」◆異常なまでに青い場合は「あおびょうたん【青瓢箪】」「あおびょったん【(青瓢箪)】」「あおべったん【(青瓢箪)】」と言う。■対語=「まっくろびょうたん【真っ黒瓢箪】」〔⇒まっしろびょったん(真っ白瓢箪)、まっしろべったん(真っ白瓢箪)

まっしろびょったん(真っ白瓢箪)】《形容動詞や()》 たいへん白く、白以外の何ものでもない様子。異常なまでに真っ白である様子。「「中・が・ まっしろびょったんの・ 西瓜」■対語=「まっくろびょったん【(真っ黒瓢箪)〔⇒まっしろびょうたん【真っ白瓢箪】、まっしろべったん(真っ白瓢箪)

まっしろべったん(真っ白瓢箪)】《形容動詞や()》 たいへん白く、白以外の何ものでもない様子。異常なまでに真っ白である様子。「「長い・こと・ 入院し・て・ 体・が・ まっしろべったんに・ なっ・た。」■対語=「まっくろべったん【(真っ黒瓢箪)】」〔⇒まっしろびょうたん【真っ白瓢箪】、まっしろびょったん(真っ白瓢箪)

まっすぐ【真っ直ぐ】《形容動詞や(ナ・ノ)》 ①一定の方向に向かった直線で、まったく曲がったところがない様子。「まっすぐな・ 鉄道線路・が・ 続い・とる。」②寄り道などをしないで来る様子。「学校・から・ まっすぐに・ 帰っ・てくる・ん・や・で。」

まった【待った】《名詞、動詞する》 将棋や相撲などで、相手に進行を待ってもらうこと。「まったし・たら・ あか・ん・ねん・で。」

まったく【全く】《副詞》 ①そうとしか言えなくて、心の底からそのように思うという気持ちを表す言葉。はっきりと、そのように感じられる様子。「まったく・ 困っ・た・ 人・や・なー。」②完全にそのような状態である様子。「私・は・ まったく・ 関係・ あり・ませ・ん。」③課題や問題の答えや何かの所在などが、どうしてもつかめないことを表す言葉。「試験・は・ まったく・ わから・なんだ。」◆③は、後ろに打ち消しの言葉を伴う。⇒ほんとうに【本当に】、ほんに【本に】、ほん【本】、ほんまに【本間に】、まことに【誠に】⇒まるで、まっで、まんで。⇒かいもく【皆目】、さっぱり〕

まったけ【松茸】《名詞》 ①芳香と風味があって珍重される、秋に赤松の林に生えるきのこ。「香り・の・ えー・ まったけ・を 貰()ろ・た。」②さしている傘が風にあおられて、反対向きに広がること。「まったけ・に・ なっ・て・ 骨・が・ 折れ・た。」

まっただなか【真っ直中】《名詞》 ①ものごとが最も盛んに行われているとき。それが行われている中心的なとき。「紅葉・が・ まっただなか・の・ 季節」②広がりのある空間のうちの、最も中心にあたるところ。「大勢・の・ まっただなか・で・ 一人・で・ 歌う。」⇒まっさいちゅう【真っ最中】⇒ままんなか【真真ん中】、まっまんなか【真っ真ん中】、どまんなか【ど真ん中】

マッチ〔まっち〕【英語=match】《名詞》 軸の先に火薬がつけてあり、箱の側面の塗り薬と摩擦して火を付けるもの。「まっち・ 擦っ・て・ 蝋燭・に・ 火ー・ つけ・てんか。」〔⇒マチ【英語=matchを短く言ったもの】

マッチはり〔まっちはり〕【英語=match  貼り】《名詞、動詞する》 マッチの小箱にする材料を、糊などを使って小箱に組み立てていくという内職作業。「まっちはり・の・ 内職・を・ し・とる・ん・です。」◆かって、神戸から姫路にかけては、全国有数のマッチの生産地帯であった。材料を提供されて、マッチ箱を貼って組み立てるのは、明石などでの内職の代表的な仕事であったときがある。外側(「がー」と言う)を作り上げるのが「がーまき」で、内箱(「ひきだし」と言う)を貼って、底入れする作業などがあった。〔⇒マチはり【英語=matchを短く言ったもの  貼り】

まっちばり【待っち針】《名詞》 布を縫い合わせるところがずれないようにしたり、その場所の印にしたりするための、頭に小さな玉がついている針。「まっちばり・で・ 印・を・ つけ・とく。」〔⇒まちばり【待ち針】

まっちゃ【真っ茶】《形容動詞や()》 ①たいへん茶色く、茶色以外の何ものでもない様子。「草・が・ 枯れ・て・ まっちゃや。」②茶色以外の色が含まれていない様子。「まっちゃ・の・ 靴・を・ 履く。」〔⇒まっちゃっちゃ【真っ茶っ茶】、まっちゃっちゃのちゃ【真っ茶っ茶の茶】

まっちゃっちゃ【真っ茶っ茶】《形容動詞や()》 ①たいへん茶色く、茶色以外の何ものでもない様子。「鉄管・が・ 錆び・て・ まっちゃっちゃや。」②茶色以外の色が含まれていない様子。「塀・を・ まっちゃっちゃに・ 塗る。」〔⇒まっちゃ【真っ茶】、まっちゃっちゃのちゃ【真っ茶っ茶の茶】

まっちゃっちゃのちゃ【真っ茶っ茶の茶】《形容動詞や()》 ①たいへん茶色く、茶色以外の何ものでもない様子。「まっちゃっちゃのちゃ・の・ 髪・を・ し・た・ 男・の・ 子」②茶色以外の色が含まれていない様子。「まっちゃっちゃのちゃの・ 家」〔⇒まっちゃ【真っ茶】、まっちゃっちゃ【真っ茶っ茶】

まっちゃに(松脂)】《名詞》 松の木の幹から出る、ねばねばした液。「松・の・ 木ー・に・ 登っ・たら・ まっちゃに・が・ いっぱい・ つい・た。」〔⇒まつやに【松脂】

まっで《副詞》 ①完全にそのような状態である様子。「まっで・ 子ども・みたいな・ こと・を・ 言()ー・やがる・ねん。」②何かとよく似ているということを表す言葉。「まっで・ 昼・みたいに・ 明(あか)い・ 月・や。」〔⇒まるで、まんで。⇒まったく。⇒ちょうど【丁度】

マット〔まっと〕【英語=mat】《名詞、動詞する》 ①体操競技などで使う、厚くて柔らかい敷物。また、それを使った体操競技。「体育館・で・ まっと・の・ 練習・を・ する。」②土や水分をぬぐうために置く敷物。「門口(かどぐち)・に・ まっと・を・ 敷()く。」

まつのうち【松の内】《名詞》 正月の松飾りをしておく、1月1日から15日ころまでの期間。「まつのうち・に・ ごたごたし・た・ 話・を・ する・の・は・ やめ・とき・なはれ。」◆松飾りを外して「とんど」をするのは15日が多い。

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