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2017年10月 8日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (526)    (通算2524回)

日常生活語 「ま」⑫

 

まつば【松葉】《名詞》 松の木の葉。松の枯れ落ち葉。「まつば・を・ 集め・て・ 燃やす。」〔⇒こくば〕

まつばかき【松葉掻き】《名詞、動詞する》 松の落ち葉を掃き集めること。「がんじき・で・ まつばかき・を・ する。」〔⇒こくばかき【こくば掻き】

まつばぼたん【松葉牡丹】《名詞》 夏から秋にかけて、赤・白・黄色・紫色などの花を咲かせる、地面をはうように背丈の短い草。「まつばぼたん・に・は・ いろんな・ 種類・が・ ある・なー。」〔⇒つめきりそう【爪切り草】、ちめきりそう(爪切り草)

まっぴるま【真っ昼間】《名詞》 真昼の明るいとき。朝や夕方を除いた、真昼。「まっぴるま・に・ 泥棒・に・ 入ら・れ・た。」■対語=「まよなか【真夜中】」〔⇒ひなか【日中】、ひるひなか【昼日中】、ひるのひなか【昼の日中】、まひる【真昼】、はくちゅう【白昼】

まっぷたつ【真っ二つ】《形容動詞や()》 大小の差がほとんどなく、真ん中から2つに分かれている様子。勢いよく2つに割れる様子。「焼き芋・を・ まっぷたつ・に・ 分ける。」

まっまんなか【真っ真ん中】《名詞》 広がりのある空間のうちの、最も中心にあたるところ。「神戸・の・ 街・の・ まっまんなか・で・ 買い物・を・ する。」「まっまんなか・の・ 的・に・ 当てる。」〔⇒ままんなか【真真ん中】、まっただなか【真っ直中】、どまんなか【ど真ん中】

まつむし【松虫】《名詞》 薄茶色の扁平の体で後ろ脚が長く、秋の頃に「チンチロリン」と鳴く昆虫。「涼しー・ なっ・て・ まつむし・の・ 声・も・ 聞こえる・よーに・ なっ・た。」

まつやに【松脂】《名詞》 松の木の幹から出る、ねばねばした液。「まつやに・が・ 服・に・ つい・て・ 取れ・へん。」〔⇒まっちゃに(松脂)

まつり【祭り】《名詞》 ①神をまつる行事や儀式。また、それに関わる行事。「住吉神社・の・ 秋・の・ まつり」②記念や宣伝などのために、にぎやかに行う行事。「公園・の・ 桜まつり」

まつる【祭る、祀る】《動詞・ラ行五段活用》 ①神や仏として、祭壇などを設けてあがめ敬う。神や先祖の霊に対して、供え物や催しをして慰める。「仏壇・で・ 先祖・を・ まつっ・とる。」②お供えをする。「西瓜・を・ 仏壇・に・ まつっ・て・から・ 下げ・て・ 食べる。」■名詞化=まつり【祭り、祀り】

まつる【纏る】《動詞・ラ行五段活用》 ほつれないようにするために、布の端を折って、内側に縫いつける。「ズボン・の・ 裾・を・ まつる。」

まて【馬刀】《名詞》 体長10センチ余りの、二枚で円筒形の細長い貝殻をしていて、砂や泥の中に潜ってすんでいる貝。「まて・を・ つかん・だら・ 潮・を・ 吹い・た。」〔⇒まてがい【馬刀貝】

まて【待て】《名詞》 ひとりの鬼を決めて、鬼が向こうを向いて10までの数を数えている間だけ、他の人は忍び足で鬼に近づいていく、子どもの遊び。鬼が振り返って見るときに、動いておれば「まて」と叫んでつかまえることになる。

まで《副助詞》 ①動作や作用の及ぶ行き着くところを表す言葉。「淡路島・の・ 南・の・ 端・まで・ 行っ・てき・てん。」②時間や数量などの限界を表す言葉。「5時・まで・ 待っ・たる。」「1万円・まで・は・ 出し・てやる・けど・ それ・以上・は・ 自分・で・ 何・とか・ し・て・な。」「水・を・ 半分・ほど・まで・ 入れる。」「半分・まで・ほど・ 入れる。」③あることに、別のことが加わって進展する意味を表す。「高い・ 買い物・や・(と・) 思っ・た・のに・ 消費税・まで・ ぎょーさん・ 払わさ・れ・た。」④ある例を挙げて、他のことは言うまでもないという気持ちを表す言葉。極端な例を示して強調する働きをする言葉。「後輩・に・まで・ 同情さ・れ・ても・た。」「家族・の・ 者・まで・ 反対し・よる。」③④⇒さえ〕

まてがい【馬刀貝】《名詞》 体長10センチ余りの、二枚で円筒形の細長い貝殻をしていて、砂や泥の中に潜ってすんでいる貝。「まてがい・を・ 棒・で・ 突き差し・たら・ 貝殻・を・ ふさい・で・ ひっかかっ・てき・た。」〔⇒まて【馬刀】

まてばし(待て暫し)】《名詞》 落ち着いて待とうとする気持ちや態度。「子ども・や・さかい・ 欲しなっ・たら・ まてばし・が・ あら・へん。」〔⇒まちばし(待ち暫し)

まど【窓】《名詞》 光や風を取り入れたり、外の様子を見たりするために、壁や天井などに作った穴のようなもの。「まど・の・ ガラス・を・ 拭く。」

まどう《動詞・ワア行五段活用》 他人に与えた損害をつぐなうために、同様の品物や、価値に見合う金額を出す。「ガラス・を・ めん・だ・さかい・ まどー・た。」〔⇒まらう、べんしょう【弁償】(する)

まどぎわ【窓際】《名詞》 窓のすぐそば。「まどぎわ・に・ 鉢植え・の・ 花・を・ 置く。」

まどぐち【窓口】《名詞》 役所・会社・病院などで、部屋の一部を仕切って外来者と対応して、書類・品物・金などの受け渡しをするところ。また、その係の人。「まどぐち・で・ 受け付け・を・ し・てもらう。」

まとまる【纏まる】《動詞・ラ行五段活用》 ①ばらばらであったものが一つになる。「旅行・に・ 持っ・ていく・ もの・が・ まとまっ・た。」「考え・を・ 整理し・て・ なんとか・ 自分・の・ 意見・が・ まとまっ・た。」②意見や考えなどが一致する。結論が導き出される。「市民・の・ 意見・が・ 一つ・に・ まとまっ・た。」③一つのものとして完成する。「みんな・の・ 文章・が・ 一冊・に・ まとまっ・た。」■他動詞は「まとめる【纏める】」

まとめる【纏める】《動詞・マ行下一段活用》 ①ばらばらであったものを一つにする。「散らかっ・とる・ ごみ・を・ まとめ・て・ 置く。」②意見や考えなどを一致させる。結論を導き出す。「もー・ そろそろ・ 議長・が・ まとめ・な・ あか・ん・やろ。」③一つのものとして完成させる。「撮っ・た・ 写真・を・ アルバム・に・ まとめる。」■自動詞は「まとまる【纏まる】」

まとも《名詞、形容動詞や()》 ①互いにまっすぐに向かい合っていること。また、その方向。真向かい。「まとも・から・ ぶつかっ・てき・た。」②言動に嘘や偽りやごまかしがなく、一生懸命に取り組む様子。人柄が誠実で、真剣に取り組む様子。「どっち・でも・ えー・ こと・を・ まともに・ 考え・とる。」③普通のやり方。一般的な方法。「まともに・ やっ・とっ・たら・ 相手・に・ 勝た・れ・へん。」■対語=「ふまじめ【不真面目】」⇒ましょうめん【真正面】、まっしょうめん【真っ正面】⇒まじめ【真面目】

まどり【間取り】《名詞》 家の中の部屋の大きさや配置。「まどり・を・ 使いやすい・よーに・ 考える。」

まどろこい《形容詞》 早く完成させたり終了させたいと思うのに反して、自分や他の人などの動作や反応が鈍くて、じれったく感じる。思うようにならないで、いらいらする。「まどろこい・ 読み方・を・ せ・んと・ すらすら・ 読め。」〔⇒まどろしい、もどかしい〕

まどろしい〔まどろしー〕《形容詞》 早く完成させたり終了させたいと思うのに反して、自分や他の人などの動作や反応が鈍くて、じれったく感じる。思うようにならないで、いらいらする。「説明・が・ まどろしー・て・ よー・ わから・へん。」〔⇒まどろこい、もどかしい〕

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