« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (526)    (通算2524回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (528)    (通算2526回) »

2017年10月 9日 (月)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (527)    (通算2525回)

日常生活語 「ま」⑬

 

まどわく【窓枠】《名詞》 窓の周りの細い縁取りの材。「まどわく・を・ サッシ・に・ 変える。」

まないた【まな板、俎】《名詞》 料理をするときに、材料を載せて、切ったり刻んだりするための厚い板。「まないた・で・ 刺身・を・ 作る。」

まなか【真中】《名詞》 もののちょうど中央のところ。もののちょうど半分。線状のもので両端から等距離にある点。「せ・な・ いか・ん・ こと・の・ まなか・ほど・が・ でけ・た。」〔⇒まんなか【真ん中】、ちゅうしん【中心】

まなか【間中】《名詞》 尺貫法の長さで、1間の長さの半分。3尺。およそ90㎝。「まなか・ほど・の・ すだれ・を・ 吊る。」〔⇒はんけん【半間】

まなし【間なし】《形容動詞や()》 ①間を置かずにものごとが行われる様子。「朝・も・ 昼・も・ まなしに・ 食べ・とる・ん・や・なー。」②あることが行われた後、時間を置かないで、次のことになる様子。「来・た・ん・は・ 電話し・て・から・ まなしや。」

まなつ【真夏】《名詞》 夏のいちばん暑いとき。「まなつ・は・ 帽子・を・ かぶら・んと・ いか・ん・ぞ。」■対語=「まふゆ【真冬】」

まにあう【間に合う】《動詞・ワア行五段活用》 ①期限に遅れないように、ものごとを行うことができる。「バス・の・ 時間・に・ まにおー・た。」②とりあえず足りている。十分にある。「塩・や・ 醤油・は・ まにおー・て・ます。」■他動詞は「まにあわす【間に合わす】」

まにあわす【間に合わす】《動詞・サ行五段活用》 ①期限に遅れないように、ものごとを行う。「締め切り・まで・に・ なんとか・ まにあわし・ます。」②その状況をしのぐために、代わりのものなどを使って、その場の役に合わせる。「梯子・が・ なかっ・た・の・で・ 箱・の・ 上・に・ 上っ・て・ まにあわし・た。」■自動詞は「まにあう【間に合う】」

まにあわせ【間に合わせ】《名詞》 その状況をしのぐために、代わりのものなどを用いて、その場の役に合わせること。また、そのようにしたもの。「急な・ 雨・に・ おー・て・ まにあわせ・に・ ビニール・の・ 傘・を・ 買()ー・た。」

まにもひょったんにもあわん【間にも瓢箪にも合わん】《慣用句》 ①時刻に合わない。「今頃・ 家・を・ 出・た・ん・で・は・ まにもひょったんにもあわん。」②役に立たない。「仕事・を・ 頼ん・でも・ まにもひょったんにもあわん・ やつ・や。」◆①②ともに、「まにあわん【間に合わん】」の強調表現である。

まぬけ【間抜け】《名詞、形容動詞や(ノ・ナ)》 ①ぼんやりしていて、頼りないところがあること。鋭さに欠けたり手抜かりが生じたりすること。また、そのような人。「定期・を・ 忘れ・て・ まぬけな・ こと・を・ し・た。」②味などに鋭さがないこと。「まぬけな・ 味・の・ わさび」⇒ぬけ【抜け】、あほう【阿呆】、あっぽ【阿っ呆】、だぼ、ぼけ【呆け】、ばか【馬鹿】、ぬけさく【抜け作】、あほうたれ【阿呆垂れ】、あほうだら【阿呆垂ら】、あほんだら(阿呆垂ら)、あほんだれ(阿呆垂れ)、だぼさく【だぼ作】、ぼけさく【呆け作】、ぼけなす【呆けなす】、とぼけさく【惚け作】、ばかもん【馬鹿者】、ばかたれ【馬鹿垂れ】

まね【真似】《名詞、動詞する》 ①ほかのものに似せること。「猿・が・ 人・の・ まね・を・ する。」②よくない行動。軽蔑に値する行い。「おかしな・ まね・を・ せ・んとい・て・くれ・へん・か。」⇒まねし【真似し】、まねしごんぼ(真似し牛蒡)

まねくそ【真似糞】《名詞》 極端に僅かな数量。「ほんまに・ まねくそ・です・けど・ 食べ・ておくん・なはれ。」「まねくそ・しか・ 残っ・とら・へん。」

まねくそほど【真似糞程】《形容動詞や()》 極端に数量が少ない様子。「余り・は・ まねくそほど・しか・ おま・へん・ねん。」〔⇒まねほど【真似程】、めくそほど【目糞程】

まねし〔まねしー〕【真似し】《名詞、動詞する》 ①ほかのものに似せること。「あんた・の・ まねし・を・ し・て・ 作っ・てみる。」「まねし・ばっかり・ せ・んと・ 自分・で・ 工夫し・なはれ。」②人の真似をするのが得意な人。「まねしー・に・ 見せ・たら・ また・ まね・を・ する・やろ・なー。」◆①は「まね【真似】」と言うのと同じ意味である。〔⇒まねしごんぼ(真似し牛蒡)⇒まね【真似】

まねしごんぼ〔まねしーごんぼ〕(真似し牛蒡)】《名詞、動詞する》 ①ほかのものに似せること。「中国・は・ 日本・の・ まねしごんぼし・た・ 品物・を・ 作る。」②人の真似をするのが得意な人。「あんた・は・ まねしーごんぼ・や・さかい・ 見ー・に・ 来・んとい・てんか。」〔⇒まねし【真似し】⇒まね【真似】

まねほど【真似程】《形容動詞や()》 極端に数量が少ない様子。「まねほどの・ 苺・や・けど・ うち・で・ でけ・た・ん・です。」〔⇒めくそほど【目糞程】、まねくそほど【真似糞程】

まのび【間延び】《名詞、動詞する》 間隔が普通以上に長くなること。だらけていて、どことなく締まりがないこと。「長すぎる・ 劇・で・ まのびし・た・ 感じ・やっ・た。」

まはんたい〔まーはんたい〕【真反対】《形容動詞や()》 まるっきり逆の方向である様子。「間違(まちご)ー・て・ まーはんたいに・ 歩い・とっ・た。」

まびく【間引く】《動詞・カ行五段活用》 ①植物を伸び伸びと生育させるために、密生しているところを引き抜いて、生えている芽の間をあける。「大根・の・ 芽ー・を・ まびー・て・ おつゆ・に・ 入れる。」②続いているものの、間にあるものを省く。「事故・が・ あっ・た・さかい・ 電車・を・ まびー・て・ 運転し・とる。」■名詞化=まびき【間引き】

まひげ(眉毛)】《名詞》 まぶたの少し上に、弓状に生えている毛。また、その一本一本。「まひげ・を・ 剃る。」〔⇒まいげ(眉毛)

まひる【真昼】《名詞》 明るいとき。朝や夕方を除いた時間帯。「まひる・は・ 電気・を・ 消し・とこ・ー。」〔⇒ひなか【日中】、ひるひなか【昼日中】、ひるのひなか【昼の日中】、まっぴるま【真っ昼間】、はくちゅう【白昼】

まぶしい〔まぶしー〕【眩しい】《形容詞》 それが発する光が強くて見にくくて、見据えることがしにくい。「お日ーさん・が・ まぶしー。」

まぶす【塗す】《動詞・サ行五段活用》 粉、塩、砂糖などを、そのものの表面に行き渡るように付ける。振りかけて混ぜて行き渡らせる。「団子・に・ きな粉・を・ まぶす。」「大根・に・ 塩・を・ まぶし・て・ 漬ける。」

まぶた【瞼、目蓋】《名詞》 目の上を覆っていて、目を開け閉めする皮膚。「二重まぶた・が・ かいらしー。」◆「めのふた〔めーのふた〕【目の蓋】」という言い方もする。

まふゆ【真冬】《名詞》 冬のいちばん寒いとき。「まふゆ・は・ 風・が・ 吹く・さかい・ 外・へ・ 出・られ・へん。」■対語=「まなつ【真冬】」

マフラー〔まふらー〕【英語=muffler】《名詞、動詞する》 寒さを防ぐためや装飾のために、首のまわりに巻く布など。「寒い・さかい・ まふらー・を・ し・て・ 行き・なはれ。」〔⇒くびまき【首巻き】

まぶりさん(守りさん)】《名詞》 社寺が出す、神や仏が災難から守ってくれたり、良いことを起こしてくれるという札。「まぶりさん・を・ 持っ・て・ 試験・を・ 受け・に・ 行く。」〔⇒おまもり【お守り】、おまぼり(お守り)、まもりさん【守りさん】、まぼりさん(守りさん)

|

« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (526)    (通算2524回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (528)    (通算2526回) »