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2017年10月10日 (火)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (528)    (通算2526回)

日常生活語 「ま」⑭

 

まぶれ(塗れ)】《接尾語》 体やものに何かがついて、それ一色になったり汚れたりしている様子を表す言葉。「塩まぶれ」「血まぶれ」〔⇒まみれ【塗れ】

まぶれる(塗れる)】《動詞・ラ行下一段活用》 汗・血・泥・ほこりなど、汚いと思われるようなものが一面につく。「塵・の・ 中・に・ まぶれ・た・さかい・ 捨て・ても・た。」〔⇒まみれる【塗れる】

まへん《助動詞》[動詞や助動詞の連用形に付く] 前にある言葉を打ち消すときに使う言葉。打ち消しの意味を、丁寧な気持ちを添えて表現する言葉。「そんな・ こと・ わかり・まへん。」「これ・から・は・ 二度と・ 行き・まへん。」「教え・てもらわ・れ・まへん」◆動詞や助動詞に接続し、形容詞や形容動詞には接続しない。〔⇒ない、へん、ひん、ん、しまへん、やへん〕

まほ《助動詞》 自分の意志を表したり、他人への誘いかけなどの気持ちをやわらかく表現したりするときに使う言葉。「みんな・で・ 行き・まほ。」「映画・を・ 見・まほ・か。」◆丁寧の意味を表す助動詞「ます」に、意志を表す助動詞「う」が続いてできた「ましょう」の発音が「ましょ」になり、さらに「まほ」に変化したものである。活用はしないが、経緯から考えて助動詞として扱う。〔⇒ましょ〕

まほう〔まほー〕【魔法】《名詞》 人を惑わす不思議な術。普通ではできないような不思議な力を行う術。「まほー・を・ かけら・れ・て・ 気絶し・た。」

まほうつかい〔まほーつかい〕【魔法使い】《名詞》 人を惑わす不思議な術を使える人。「まほーつかい・の・ お婆さん」

まほうびん〔まほーびん〕【魔法瓶】《名詞》 真空の層を作るために二重のガラス瓶にして、中に入れた液体などの温度を、長い時間にわたって保てるようにした容器。「冷たい・ お茶・を・ まほーびん・に・ 入れ・て・ 持っ・ていく。」

まぼりさん(守りさん)】《名詞》 社寺が出す、神や仏が災難から守ってくれたり、良いことを起こしてくれるという札。「初詣・で・ まぼりさん・を・ 買う。」〔⇒おまもり【お守り】、おまぼり(お守り)、まもりさん【守りさん】、まぶりさん(守りさん)

まま()】《名詞》 ①米、麦などを炊いて主食とするもの。「朝・の・ まま・に・ 卵・を・ かける。」②生命を維持するためにものを食べること。また、その食べ物。「1日・に・ 3べん・ まま・を・ する。」◆①②ともに、やや荒っぽい言葉遣いである。〔⇒めし【飯】、ごはん【ご飯】、まんま()⇒うまうま()、うまんま()

まま【儘】《名詞》 ①ある動作・作用が、その状態のまま続いているということ。「今朝・の・ 電車・は・ 神戸・まで・ 立っ・た・ まま・やっ・た。」②他のものの成り行きに任せること。「風・が・ 吹く・ まま・に・ 船・が・ 流さ・れ・た。」③そのものと変わらないこと。そのものを変えないこと。「人・から・ 聞ー・た・ まま・を・ 伝える。」④自分の意思に従っていること。「なんぼ・ 使お・ー・と・ お前・の・ まま・や。」〔⇒なり〕

ままえ〔まーまえ〕【真前】《名詞》 真っ直ぐ前を向いて見える方向。「まーまえ・に・ あんた・が・ 坐っ・とっ・たら・ わし・は・ 何・も・ 言わ・れ・へん・がな。」「学校・の・ まーまえ・の・ 道」■対語=「まうしろ【真後ろ】」〔⇒しょうめん【正面】

ままおや【継親】《名詞》 血のつながりのない父や母。「ままおや・と・は・ 思わ・れ・へん・ほど・ 仲・が・ 良()ー。」■対語=「ままこ【継子】」

ままこ【継粉】《名詞》 粉に水を加えてこねるとき、十分にこなれないで、ぶつぶつした状態で残っていること。また、残っているもの。「この・ お好み焼き・ ままこに・ なっ・とる。」

ままこ【継子】《名詞》 血のつながりのない子。「ままこ・や・けど・ かわいがっ・て・ 育て・とる。」■対語=「ままおや【継親】」「ままはは【継母】」

ままごと【飯事】《名詞》 子どもが玩具などを使って、炊事・食事や家庭生活のまねごとをする遊び。「小さい・ 女・の・ 子・と・ いっしょに・ ままごと・を・ し・て・ 遊ん・どる。」

ままつぶ【飯粒】《名詞》 米を炊いてできたご飯の粒の一つ一つ。「ままつぶ・は・ ひとっつ・も・ 残さ・ん・よーに・ 食べ・なはれ。」〔⇒ごはんつぶ【ご飯粒】、ごはんつぼ(ご飯粒)、めしつぶ【飯粒】、めしつぼ(飯粒)、ままつぼ(飯粒)

ままつぼ(飯粒)】《名詞》 米を炊いてできたご飯の粒の一つ一つ。「封筒・を・ ままつぼ・で・ 貼り付ける。」〔⇒ごはんつぶ【ご飯粒】、ごはんつぼ(ご飯粒)、めしつぶ【飯粒】、めしつぼ(飯粒)、ままつぶ【飯粒】

ままはは【継母】《名詞》 血のつながりのない母。「ままはは・に・ 育て・てもろ・た。」◆「ままちち」という言葉は使わない。■対語=「ままこ【継子】」

ままんなか〔まーまんなか〕【真真ん中】《名詞》 広がりのある空間のうちの、最も中心にあたるところ。「部屋・の・ まーまんなか・に・ 座る。」「まーまんなか・の・ ストライク・を・ 放()る。」〔⇒まっまんなか【真っ真ん中】、まっただなか【真っ直中】、どまんなか【ど真ん中】

まみず【真水】《名詞》 塩分の含まれない水。淡水。「プール・は・ まみず・や・さかい・ 体・が・ 浮きにくい。」■対語=「しおみず【塩水】」

まみれ【塗れ】《接尾語》 体やものに何かがついて、それ一色になったり汚れたりしている様子を表す言葉。「泥まみれ」「汗まみれ」「灰まみれ」〔⇒まぶれ(塗れ)

まみれる【塗れる】《動詞・ラ行下一段活用》 汗・血・泥・ほこりなど、汚いと思われるようなものが一面につく。「汗・に・ まみれ・て・ 一生懸命・ 働い・とる。」〔⇒まぶれる(塗れる)

まむし【蝮】《名詞》 頭が三角形をして灰褐色の体に輪状の斑紋がある毒蛇。「山・の・ 中・は・ まむし・が・ おる・かもしれ・ん・ぞ。」〔⇒はめ〕

まめ【豆】《名詞》 大豆・小豆・えんどうなど、鞘の中に種ができる植物。また、その種。「まめ・を・ 食べ・ながら・ ビール・を・ 飲む。」「そらまめ」「枝まめ」「畦まめ」〔⇒まめさん【豆さん】

まめ【肉刺】《名詞》 物にこすれたり圧迫を受けたりして、手や足にできる水膨れ。「まめ・が・ 潰れ・て・ 痛い・ねん。」

まめ【豆】《接頭語》[名詞の前に付く] 小さいとか、子どものという意味を表す言葉。「まめ電球」「まめ球」「まめ炭」「まめ記者」

まめ【忠実】《形容動詞や()》 ①こつこつと努力を続ける様子。めんどうがらずに物事に取り組む様子。「まめな・ 仕事・を・ する・さかい・ 頼り・に・ なる。」「ちょこちょこと・ まめに・ 動き回る・ 人」「まめに・ 働い・て・ 係長・に・ なっ・た。」②体が丈夫である様子。「みんな・ まめに・ 暮らし・とり・ます。」

まめきゅう〔まめきゅー〕【豆球】《名詞》 ①理科の実験のときや懐中電灯などに使う、小さな電球。「まめきゅー・に・ エナメル線・を・ つない・で・ モーター・を・ 回す。」②照明器具としての大きな電球のそばに付けられている、小さな電球。「夜・は・ まめきゅー・に・ し・て・ 寝る。」〔⇒まめでんきゅう【豆電球】

まめさん【豆さん】《名詞》 大豆・小豆・えんどうなど、鞘の中に種ができる植物。また、その種。「まめさん・を・ 炊く。」◆食べ物として愛称的な言い方である。〔⇒まめ【豆】

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