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2017年10月15日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (533)    (通算2531回)

日常生活語 「み」①

 

み〔みー〕【実】《名詞》 ①花が終わったあとにできる、中に種を包んでいるもの。「柿・の・ みー・を・ 取っ・て・ 食べる。」「えんど豆・の・ みー」②味噌汁や吸い物などの中に入れる野菜・海藻・豆腐・肉などのもの。「若布・を・ みー・に・ する。」

み〔みー〕【身】《名詞》 ①生きている一人の人や一頭の動物の全体。人や動物の頭から足の先までの全体。「地震・の・ とき・は・ みー・の・ 安全・が・ 第一・や。」②人や動物の体の皮膚の下にあるもの。「怪我し・て・ みー・が・ 割れ・とる。」③社会の中で生きる、その人の立場。「人・の・ みー・に・も・ なっ・てみー。」④人に備わる能力など。「練習し・たら・ みー・に・ つく。」⑤食用にする、動物や魚の骨を包んでいる柔らかい部分。「魚・の・ みー・と・ 骨・を・ 分ける。」⑥蓋のある入れ物の、ものを入れる方。「みー・が・ 深い・ 入れ物」⇒からだ【体】、かだら()②⑤⇒にく【肉】

み〔みー〕【箕】《名詞》 竹などでできていて、穀物を入れて、上下に振り動かして、塵や殻を取り除く道具。「野菜・を・ みー・に・ 入れ・て・ 持っ・て・ 帰る。」◆穀物などを入れてしばらく保存するときにも使う。

み〔みー〕【巳】《名詞》 蛇を表しており、子()から始まる十二支の6番目。「昭和40年・の・ みー・の・ 年・の・ 生まれ・や。」〔⇒へび【蛇】

【三】《名詞》 数を1音節で言うときの「三」を表す言葉。◆1から10までを「ひ」「ふ」「み」「よ」「い」「む」「な」「や」「こ」「と」と言う。熟語としては「み隅(すみ)」「み月」「み色」など。〔⇒さん【三】、みっつ【三つ】

《接尾語》[形容詞の語幹に付く] そのような感じ、様子、状態であるということを表す言葉。また、そのような場所や位置も表す。「孫・が・ 大きなる・の・が・ 楽しみ・です。」「株・なんか・に・ 手ー・ 出し・て・ 深み・に・ はまっ・たら・ あか・ん・よ。」「面白み・の・ ない・ 試合・やっ・た。」

【三】《接頭語》 (後ろの名詞にかかっていく言葉で)3を表す言葉。「み色・の・ 素麺」

みあい【見合い】《名詞、動詞する》 結婚相手にしようとする人を知るために、紹介者などの仲立ちによって本人同士が会うこと。「このごろ・は・ みあいする・ 人・は・ 少(すけ)のー・ なっ・た。」〔⇒みやい(見合い)

みあう【見合う】《動詞・ワア行五段活用》 ①向かい合って互いに相手を見る。「2人・の・ 相撲取り・が・ じっと・ みおー・て・から・ 立ち上がっ・た。」②両方の釣り合いがとれている。「貰()ろ・た・ もん・に・ みあう・ もん・を・ 返す。」■名詞化=みあい【見合い】〔⇒みやう(見合う)

みあげ【身上げ】《名詞、動詞する》 少し大きめの衣服を縫い上げて、それを小ぶりに調整すること。また、そのようにしたもの。「ちょっと・ 服・が・ 大きー・さかい・ みあげし・て・ 着せる。」〔⇒みやげ(身上げ)

みあげる【見上げる】《動詞・ガ行下一段活用》 ①下の位置から上の方を見る。「飛行機・の・ 音・が・ し・た・ので・ 空・を・ みあげ・た。」「みあげる・よーな・ 背ー・の・ 人」②下の方から上の方へ視線をしだいに動かして、一つのものを見る。「大男・を・ みあげる。」③相手を優れていると考えて、称えたり敬ったりする。「何・でも・ できる・ みたげ・た・ 人・や。」■対語=「みおろす【見下ろす】」、②「みくだす【見下す】」「みさげる【見下げる】」

みあたる【見当たる】《動詞・ラ行五段活用》 探していたものが見つかる。「なおし〔=納め〕・た・ とこ・を・ 探し・た・けど・ みあたら・なんだ。」「誰・に・ 頼ま・れ・た・か・ 忘れ・ても・た・んで・ 聞ー・た・けど・ 頼ん・だ・ 人・が・ みあたら・なんだ。」

みい(みー)【三】《名詞(数詞) 数を2音節で数えていくときの「さん【三】」を表す言葉。◆1から10までを「ひい【一】」「ふう【二】」「みい【三】」「よお【四】」「いつ【五】」「むう【六】」「なな【七】」「やあ【八】」「ここ【九】」「とお【十】」と言う。ただし、単独で「みい【三】」と言うことはない。〔⇒さん【三】、みっつ【三つ】

みい【見い】《補助動詞の命令形のような使い方》 ⇒てみい〔てみー〕【て見い】《補助動詞の命令形のような使い方》を参照

みいり【実入り】《名詞》 ①金銭上の利益。また、それを得ること。「しんどい・ 仕事・の・ 割り・に・は・ みいり・は・ よー・ない・ねん。」②穀物などの熟し方や実り方。「今年・の・ 米・は・ みいり・が・ えー・みたいや。」⇒もうけ【儲け】

みうしなう【見失う】《動詞・ワア行五段活用》 それまで見えていたものの行方などがわからなくなる。「泥棒・を・ 追わえ・ていっ・た・ん・や・けど・ みうしなっ・ても・た。」

みうち【身内】《名詞》 親子兄弟などの血縁関係や、結婚などによってつながりのある関係。また、そのような人。血族と姻族。「誰・か・ みうち・の・ 人・に・ 来・てもー・てください。」「隣・の・ 家・は・ みうち・に・ 不幸・が・ あっ・た・みたいや。」〔⇒いっけ【一家】、いっとう【一統】、しんるい【親類】、しんせき【親類】

みえ【見栄】《名詞》 人の目を気にして、よく見えるように、うわべを飾ろうとする気持ち。外見から受ける印象を良くする行い。「人・に・は・ みえ・が・ ある・さかい・ 無理して・ 買う・ こと・も・ あり・まっ・しゃろ。」

みえはる【見栄張る】《動詞・ラ行五段活用》 人の目によく見えるように、うわべを飾る。外見から受ける印象を良くする。「みえはっ・て・ 高い・ もの・を・ 食べる。」「みえはっ・ても・ じっきに・ 地ー・が・ 出・てまい・まっ・せ。」■名詞化=みえはり【見栄張り】

みえみえ【見え見え】《形容動詞や()》 隠そうとしたり、事実と違うことを述べようとしたりしていることが見え透いている様子。相手や第三者の意図や内容が明白である様子。「みえみえの・ 話・は・ せ・ん・ 方・が・ 良()ー。」「あいつ・の・ 話・は・ 嘘・が・ みえみえや。」〔⇒めえめえ(見え見え)

みえる【見える】《動詞・ア行下一段活用》 ①自然と目で感じ取ることができる。「家・から・ 海・が・ 見える。」②他の人の目に入るようになってしまう。「下着・が・ みえ・ん・よーに・ ちゃんと・ 服・を・ 着・なはれ。」③見ることができる。「眼鏡・を・ 変え・たら・ みえる・よーに・ なっ・た。」〔⇒めえる(見える)⇒めにはいる【目に入る】、めにかかる【目に掛かる】

みおくり【見送り】《名詞、動詞する》 ①気持ちを込めて出かけるを送り出すこと。人を惜しむ気持ちをもって、別れたり去ったりする人を視界から去るまで目で追うこと。「海外・に・ 出張する・ 人・の・ みおくり・に・ 行っ・た。」②葬式で出棺に立ち会うこと。「葬式・で・ 出棺・の・ みおくりし・た。」③計画していたことを行わないで先に延ばすこと。または、行わないこと。「今年・は・ 値上げ・を・ みおくる。」

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