« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (533)    (通算2531回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (535)    (通算2533回) »

2017年10月16日 (月)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (534)    (通算2532回)

日常生活語 「み」②

 

みおくる【見送る】《動詞・ラ行五段活用》 ①気持ちを込めて出かけるを送り出す。惜しむ気持ちをもって、別れたり去ったりする人やものを、視界から去るまで目で追う。「退職する・ 人・を・ 会社・の・ 玄関・で・ 見送る。」「目・の・ 前・を・ 通っ・た・ 電車・が・ 見え・ん・よーに・ なる・まで・ みおくっ・た。」②肉親や世話をした人が亡くなる。また、亡くなる人の最期まで世話をして見届ける。葬式で出棺に立ち会う。「父・を・ みおくっ・て・から・ 母・は・ 15年・ 生き・た。」③計画していたことを行わないで先に延ばす。または、行わないことにする。「不景気や・さかい・ 今年・の・ 忘年会・は・ みおくる・ こと・に・ する。」「準備・が・ 間・に・ 合わ・へん・さかい・ 同窓会・は・ 来年・に・ みおくり・や。」■名詞化=みおくり【見送り】

みおさめ【見納め】《名詞》 それを見ることがこれで最後になって、二度と見ることができないこと。「阪神・の・ 優勝・も・ 今年・で・ 見おさめ・かも・しれ・へん。」「月食・は・ 何年・か・ 先・まで・ もー・ みおさめ・や。」

みおと【夫婦】《名詞》 結婚している、一組の男の人と女の人。「みおと・に・ なっ・て・ もー・ 20年・に・ なる。」〔⇒みょうと【夫婦】、ふうふ【夫婦】

みおとす【見落とす】《動詞・サ行五段活用》 実際には見たのに、それを意識して見ることができなくて過ぎる。「検査し・た・のに・ 不良品・を・ みおとし・た。」■名詞化=みおとし【見落とし】

みおとり【見劣り】《名詞、動詞する》 見かけなどが立派でないこと。見比べてみると、引けをとる感じがすること。「へたくそ・で・ みおとり・の・ する・ 字ー・や。」■対語=「みばえ【見映え】」

みおぼえ【見覚え】《名詞》 以前に見て、覚えていること。以前に見た記憶があること。「久しぶり・の・ 同窓会・で・ みおぼえ・の・ ある・ 顔・に・ 出会っ・た。」

みおろす【見下ろす】《動詞・サ行五段活用》 ①上の位置から下の方を見る。「六甲山・から・ 神戸・の・ 街・を・ みおろす。」②上の方から下の方へ視線をしだいに動かして、一つのものを見る。「頭・の・ 先・から・ 足元・まで・を・ みおろす。」③相手を劣っていると考えて、あなどる。「あいつ・の・ 力・は・ まだ・ みおろし・とい・ても・ かま・へん。」■対語=「みあげる【見上げる】」⇒みくだす【見下す】、みさげる【見下げる】

みがいる【身が入る】《動詞・ラ行五段活用》 物事に一生懸命になる。集中して力を注ぐようになる。「みがいら・ん・ 勉強し・とっ・たら・ 試験・に・ 落ちる・ぞ。」「テレビ・ 見・ながら・ 勉強し・たら・ みーがいら・へん・やろ。」◆どちらかというと、他者の様子を表すときに使う。◆「みがはいる【身が入る】」とも言う。■他動詞は「み()いれる【身()入れる】」

みがく【磨く】《動詞・カ行五段活用》 何かでこすって、滑らかにしたり艶を出したりする。「廊下・を・ ワックス・で・ みがく。」「泥・の・ つい・た・ 靴・を・ みがく。」■名詞化=みがき【磨き】

みかけ【見掛け】《名詞》 ①外観から受ける、そのものについての印象。外から見た様子や、人目につきやすいところ。「みかけ・は・ えー・けど・ じっきに・ つぶれ・てまう・ 玩具」②身なりや容姿などの様子。また、それによって人に与える印象。「みかけ・の・ 良()ー・ 人・は・ とくや・なー。」〔⇒みため【見た目】、みてくれ【見てくれ】⇒みて【見て】、うわべ【上辺】、ひょうめん【表面】⇒ふうさい【風采】

みかけだおし【見掛け倒し】《名詞、形容動詞や()》 外見はよいが、中味が伴わないこと。外見が立派で、実際には役に立たないこと。「箱・だけ・ きれーで・ みかけだおし・の・ お菓子」「選挙・の・ 時・は・ 良()ー・ こと・を・ 言()ー・た・けど・ みかけだおしやっ・た・なー。」

みかける【見掛ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①ちらっと見る。意識しないで、偶然に目にする。「電車・の・ 中・で・ 友だち・を・ みかけ・た。」②それを見た経験や記憶がある。「いつも・ よー・ みかける・ 人・が・ 今日・は・ おら・なんだ。」

みかさ【三笠】《名詞》 小麦粉、卵、砂糖などを原料とした円盤状のカステラ風の生地2枚の間に、小豆でできた餡を挟んだもの。「みかさ・は・ あっちこっち・の・ 店・で・ 売っ・とる。」◆商品化されたものを「みかさ【三笠】」と呼び、家庭で作るものを「どらやき」と呼ぶ傾向もある。〔⇒どらやき【銅鑼焼き】

みかた【見方】《名詞》 ①ものを見る具体的な方法。どのように見たら理解などが行き届くかという方法。「地図・の・ みかた・を・ 教え・てもらう。」②それぞれの人がものを考えたり感じ取ったりする方法。また、その考え方や感じ取り方。「もの・の・ みかた・は・ 人・に・よっ・て・ 違う。」

みかた【味方】《名詞、動詞する》 ①戦争や競争・試合などで、自分が属している方の仲間。同じ敵に立ち向かうときの仲間。「みかた・は・ 3人・しか・ おら・なんだ。」②親愛感を持ち、支援や支持をしたいと思っている相手。「私・は・ いつ・でも・ あんた・の・ みかた・や・ぜ。」③仲間として支持をしたり力を貸したりすること。「知っ・とる・ 人・に・ みかたし・た。」■対語=①②「てき【敵】」

みかづき【三日月】《名詞》 陰暦の毎月3日頃に出る、弓形の細い月。また、そのような形。「今日・の・ お月さん・は・ みかづき・や。」「みかづき・みたいな・ 恰好・の・ お菓子」

みがって【身勝手】《名詞、形容動詞や()》 他人を顧みることなく、自分さえよければよいとして、わがままに行動すること。自分に都合のよいようにすること。利己心が強いこと。「慶一・みたいな・ みがってな・ やつ・と・は・ いっしょに・ 仕事・を・ し・とー・ない。」「みがって・が・ 過ぎる・ぞ。」〔⇒じぶんかって【自分勝手】

みがる【身軽】《形容動詞や()》 ①体が軽く動く様子。身のこなしが軽い様子。「みがるに・ 溝・を・ 飛び越える。」②服装など身につけているものが簡単である様子。重い持ち物などを持たない様子。「みがるな・ 服装・で・ 集まっ・てください。」③足手まといがない様子。責任や義務などがなく、身軽に行動できる様子。「息子・が・ 就職し・て・ 家・を・ 出・た・さかい・ みがるに・ なっ・た。」

みがわり【身代わり】《名詞》 他の人の代わりになること。また、そのようになった人。「あんな・ 人・の・ みがわり・に・は・ なり・とー・ない・わ。」

みかん【蜜柑】《名詞》 夏に白い花を咲かせ、秋の終わりに甘みや酸味のある黄橙色の実をつける木。また、その実。「炬燵・に・ 入っ・て・ みかん・を・ 食べ・て・ テレビ・を・ 見る。」

みかんばこ【蜜柑箱】《名詞》 蜜柑を入れるための、木でできた頑丈な箱。「小()まい・ 時・は・ 机・が・ なかっ・た・さかい・ みかんばこ・で・ 勉強し・た・ん・や。」◆現在では、段ボールでできた箱のことをも言う。

みき【幹】《名詞》 草や木の主軸として、太く大きく成長した部分。「松・の・ みき・から・ 皮・が・ ぼろぼろ・ 落ちる。」■対語=「えだ【枝】」

みぎ【右】《名詞》 北に向いたとき、東にあたる側。「道・は・ みぎ・を・ 歩け。」「みぎ・の・ 手ー・で・ お茶碗・を・ 持つ。」■対語=「ひだり【左】」

みぎからひだりへ【右から左へ】《副詞》 入ったお金などが、自分のところに留まらず、すぐに出ていく様子。「給料・ もろ・ても・ じっきに・ みぎからひだりへ・ のーなり・よる。」

|

« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (533)    (通算2531回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (535)    (通算2533回) »