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2017年10月18日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (536)    (通算2534回)

日常生活語 「み」④

 

みしる(毟る)】《動詞・ラ行五段活用》 ①草や糸や髪の毛などを、何本か一緒につまんで引き抜いたり切ったりする。「庭・の・ 草・を・ みしる。」②一かたまりや一続きになっているものを、手で細かく分ける。「パン・を・ みしっ・て・ 食べる。」③つながった状態であったものを、力を入れて切り離す。「切符・を・ みしっ・て・ 半券・を・ 返す。」④他の人のものを奪い取る。「ひったくり・に・ カバン・を・ みしら・れ・た。」⑤作物などを、枝や茎などからもぎ取る。「畑・で・ 三度豆・を・ みしる。」〔⇒むしる【毟る】①②③④⇒むしきる【毟し切る】、みしきる(毟し切る)②③⑤⇒ちぎる【千切る】

ミシン〔みしん〕【英語=sewing-machineから】《名詞》 布などを縫い合わせたり刺繍を施したりするのに使う機械。「夜なび・に・ みしん・を・ 踏む。」

みす【見す】《動詞・サ行五段活用》 ①人に示して、目に入るようにする。人の見るがままに任せる。「私・のん・は・ みし・たら・へん。」②医者の診察を受ける。「病院・の・ 先生・に・ みし・た。」〔⇒みせる【見せる】、めす(見す)

みず【水】《名詞》 海・川・雨・雪などとして自然の中に存在する、本来は味や匂いがなく、透き通っている、生物の存在に不可欠な冷たい液体。「汗・ かい・て・ みず・が・ 飲み・とー・ なっ・た。」■対語=「ゆ【湯】」

みずあめ【水飴】《名詞》 澱粉に麦芽酵素を加えて作った、柔らかく粘り気がある飴。「小学校・の・ 時・ 理科・で・ みずあめ・を・ 作った。」

みずいろ【水色】《名詞》 晴れた大空や、澄んだ水のような色。薄い青色。「沖縄・の・ 海・は・ ほんまに・ みずいろ・やっ・た。」◆「そらいろ【空色】」と同じように使うことがあるが、しいて言えば、「そらいろ」よりもやや薄い色と考えてよかろう。〔⇒そらいろ【空色】

みずうみ【湖】《名詞》 陸地内に淡水がたまったところで、池よりも大きくて深いところ。「東条湖・は・ 人工・の・ みずうみ・や・ねん。」

みずかき【水掻き】《名詞》 遊泳などに役立たせるために、水鳥や蛙などが持っている、足の指と指との間にある薄い膜。「あひる・の・ みずかき」

みずかさ【水嵩】《名詞》 川や池などの水の量。とりわけ、堤防などに迫る水面の高さ。「雨・が・ 降っ・て・ 川・の・ みずかさ・が・ 増え・た。」

みすぎ【見過ぎ】《形容動詞や()》 テレビや漫画などを見ることが多くて、問題がある様子。「おかしな・ 真似・を・ し・て・ あんた・は・ テレビ・の・ みすぎや・なー。」

みずぎ【水着】《名詞》 泳ぐときに身につける衣類。「昔・は・ みずぎ・や・なんか・ あら・へん・さかい・ みんな・ ふんどし・やっ・た。」

みずくさ【水草】《名詞》 淡水の水中または水辺にはえる草。「溝・の・ みずくさ・に・ 花・が・ 咲い・た。」

みずくさい【水臭い】《形容詞》 ①水っぽくて味が乏しい。味がついていないようで良くない。「みずくさい・ 汁・の・ うどん」②親しい間柄であるのに他人行儀である。相手の立場に立ってものを考えるようなことがない。人情味に欠けて、よそよそしい。「人・が・ 困っ・とっ・ても・ 知ら・ん・ 顔・を・ し・とる・よーな・ みずくさい・ 人・や。」⇒うすい【薄い】、もみない、あじない【味ない】、あまい【甘い】⇒はくじょう【薄情】

みずぐすり【水薬】《名詞》 液体になっている薬。「みずぐすり・は・ 苦い・の・は・ 飲みにくい・なー。」■対語=「こぐすり【粉薬】」「こなぐすり【粉薬】」

みずぐるま【水車】《名詞》 流れる水や落ちる水によって、羽根のついた車を回して、動力を得るしくみ。「溝・に・ みずぐるま・が・ ある。」◆「すいしゃ【水車】」と言うこともある。

みずけ【水気】《名詞》 ①食べ物などの中に含まれている水分の量。「みずけ・の・ 多い・ 西瓜・や・なー。」②水や飲用物などの液体。「のど・が・ 乾いた・さかい・ みずけ・が・ 欲しー。」〔⇒すいぶん【水分】⇒しるけ【汁気】

みずしごと【水仕事】《名詞、動詞する》 ①職業上しなければならない、水を使った仕事。「冬・の・ みずしごと・は・ 辛い・なー。」②炊事や洗濯などの、水を使ってする家事。「みずしごと・が・ 済ん・で・ テレビ・を・ 見る。」

みずしぶき【水飛沫】《名詞》 水が風に吹かれたりものに当たったりして、細かく飛び散ったもの。「滝・の・ みずしぶき・が・ 涼しー・て・ 気持ち・が・ えー。」〔⇒しぶき【飛沫】

みずたま【水玉】《名詞》 ①丸い水滴となったもの。また、そのようになって飛び散るもの。「軒・から・ みずたま・が・ 落ち・てくる。」②洋服地などで、小さい円を散らしたような模様。「みずたま・の・ ネクタイ・を・ しめる。」

みずたまり【水溜まり】《名詞》 道路や広場などの窪みで、雨水などが集まっているところ。「下駄・ 履い・て・ みずたまり・を・ 歩く。」

みずでっぽう〔みずでっぽー〕【水鉄砲】《名詞》 筒の先の小さな穴から水を押し出すようにして飛ばす玩具。「行水し・ながら・ みずでっぽー・で・ 遊ぶ。」

みすてる【見捨てる】《動詞・タ行下一段活用》 きちんとした人間関係を保つべき人であるのに、相手にしなくなる。相手の困った様子を目にしながら、援助や応援などをしない。「親父・に・ みすて・られ・た。」「阪神・は・ 弱(よお)ー・ なっ・たら・ ファン・に・ みすてら・れる・ぞ。」

みずな【水菜】《名詞》 煮物や漬け物などに使う、葉の切れ目が細かくなっている野菜。「しゃきしゃきの・ みずな・を・ サラダ・に・ 入れる。」

みずはけ【水捌け】《名詞》 雨水や流した水などの流れ具合。あるいは、水のしみ込む具合。また、その程度。「みずはけ・の・ えー・ 運動場」

みずひき【水引】《名詞》 贈り物などの包みに結ぶときに使う、こよりを糊で固めて金銀・紅白・黒白などの色に染め分けたもの。「お供え・に・ みずひき・を・ かける。」

みずびたし【水浸し】《名詞、形容動詞や()》 地面の上に水がいっぱい溜まること。ものが水の中にすっかり浸かること。「こないだ・の・ 台風・で・ この・ 辺り・は・ みずびたし・に・ なっ・た。」

みずぶくれ【水膨れ】《名詞》 皮膚の一部に水がたまって膨れること。また、膨れたもの。「火傷・を・ し・て・ みずぶくれ・が・ でき・た。」

みずまくら【水枕】《名詞》 発熱しているときなどに、頭などを冷やすために、中に氷や水を入れて使う、ゴムなどでできている枕。「熱・が・ ある・さかい・ みずまくら・で・ 頭・を・ 冷やす。」◆氷を入れた場合は「こおりまくら【氷枕】」と言うことがある。

みずむし【水虫】《名詞》 手足の指の間がただれて水ぶくれなどができて、痒くなる皮膚の病気。「みずむし・で・ 足・が・ 臭い。」

みずや【水屋】《名詞》 食器や食べ物を入れておく戸棚。「みずや・に・ 蝿(はい)・が・ 入ら・ん・よーに・ する。」〔⇒みんじゃ(水屋)

みずをまわす【水を回す】《動詞・サ行五段活用》 液体を水で薄める。「ウイスキー・が・ 強い・さかい・ みずをまーし・て・ 飲む。」〔⇒もどす【戻す】

みせ【店】《名詞》 商品を売るところや、飲食をさせるところ。「駅前・に・は・ みせ・が・ ぎょーさん・ ある。」「大けな・ スーパー・が・ でけ・て・ こまい・ みせ・が・ つぶれ・た。」「うどん・の・ みせ」◆特に、野菜(や食料品)などを売る店。「みせ・や・けど・ 魚・も・ 売っ・とる。」〔⇒みせや【店屋】

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