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2017年10月19日 (木)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (537)    (通算2535回)

日常生活語 「み」⑤

 

みせじまい【店終い】《名詞、動詞する》 ①営業を終えて、その日の店を閉めること。閉店。「もー・ そろそろ・ 店じまい・に・ しょー・か。」②営業してきた店をやめること。廃業。「荒物屋・が・ みせじまいし・ても・た。」■対語=「みせびらき【店開き】」

みせびらかす【見せびらかす】《動詞・サ行五段活用》 自慢たらしく見せつける。触らせたり使わせたりしないようにして、見せる。「新しい・ 本・を・ みんな・に・ みせびらかす。」〔⇒べろまかす〕

みせびらき【店開き】《名詞、動詞する》 ①その日の店を開けて、営業を始めること。開店。「商店街・の・ みせびらき・は・ 8時頃・や。」②店として新たに営業を始めること。開業。「たこ焼き屋・がめ みせびきし・た。」■対語=「みせじまい【店終い】」

みせもん【見せ物】《名詞》 ①演芸や珍しいものなどで、お金を取って見せるもの。「祭り・に・ みせもん・が・ 来る・ん・や・そーや。」②周りの人から、おもしろ半分に見られるもの。「みせもん・や・ない・さかい・ あっち・へ・ 行っ・てんか。」

みせや【店屋】《名詞》 商品を売るところや、飲食をさせるところ。「コンビニ・が・ でけ・て・ 昔・の・ みせや・が・ つぶれ・ても・た。」〔⇒みせ【店】

みせる【見せる】《動詞・サ行下一段活用》 ①人に示して、目に入るようにする。人の見るがままに任せる。「紙芝居・を・ みせる。」「説明書・を・ みせ・てんか。」「切符・を・ みせ・てください。」②医者の診察を受ける。「放っ・とか・んと・ 耳鼻科・に・ みせ・な・ あか・ん・がな。」〔⇒みす【見す】、めす(見す)

みそ【味噌】《名詞》 大豆を蒸して砕き、麹や塩を混ぜて醗酵させて作る調味料。「昔・は・ 家・で・ みそ・を・ 作り・よっ・た。」 

みそ【味噌】《接尾語》[動詞の連用形や、形容詞・形容動詞の語幹などに付く] そのような傾向の人を、からかったり、蔑んだりして言う言葉。「泣きみそ」「弱みそ」〔⇒むし【虫】

みぞ【溝】《名詞》 ①地面を細長く掘って、水を流すようにしたもの。「みぞ・に・ 泥鰌(どじょー)・が・ おる。」②戸や障子などを通すための、敷居や鴨居などにある、細長い窪み。「みぞ・に・ 蝋・を・ 塗っ・て・ 襖・の・ 開け閉め・を・ しやすく・ する。」③すき間。凹んだところ。「みぞ・が・ でけ・ん・よーに・ 敷き詰める。」④小さな凹面や穴。「針・の・ みぞ・に・ 糸・を・ 通す。」

みぞおち【鳩尾】《名詞》 胸の真ん中で、腹に接するあたりの窪んだところ。「ボール・が・ みぞおち・に・ 当たっ・て・ 苦しー。」

みそかす【味噌滓】《形容動詞や()》 相手を強く批判して、言葉でやりこめる様子。相手に強く批判されて、さんざんである様子。問題にする価値すらないと判断している様子。「友達・や・さかい・ みそかすに・ 言()ー・たら・ あか・ん・やろ。」〔⇒みそくそ【味噌糞】、くそみそ【糞味噌】、くそかす【糞滓】、ぼろかす【襤褸滓】、ぼろくそ【襤褸糞】

みそくそ【味噌糞】《形容動詞や()》 相手を強く批判して、言葉でやりこめる様子。相手に強く批判されて、さんざんである様子。問題にする価値すらないと判断している様子。「三振し・たら・ みんな・に・ みそくそに・ 怒ら・れ・た。」〔⇒みそかす【味噌滓】、くそみそ【糞味噌】、くそかす【糞滓】、ぼろかす【襤褸滓】、ぼろくそ【襤褸糞】

みそこし【味噌漉し】《名詞》 薄く細く削った竹で編んだ、目の粗い入れ物。笊(ざる)。「素麺・を・ みそこし・に・ 入れ・て・ 水・を・ 切る。」

みそこなう【見損なう】《動詞・ワア行五段活用》 ①見る機会を失う。間違えて見る。「よそ見し・とっ・て・ 合図・を・ みそこなっ・た。」②間違った見方や評価をする。「あんな・ 人・と・は・ 思(おも)・とら・なんだ。えらい・ みそこなっ・た。」◆②は、良く見ていたが実際はそうではなかった、というような場合に使う。

みそしる【味噌汁】《名詞》 味噌を溶かし、野菜・豆腐・わかめなどの具を入れた汁。「朝飯・に・は・ みそしる・が・ なかっ・たら・ あか・ん・ねん。」

みそべや【味噌部屋】《名詞》 料理の材料や台所用具などが置いてあるところ。「男・の・ 人・は・ みそべや・へ・ 入ら・ん・よーに・ し・てんか。」◆味噌が置いてあるところ、という意から生まれた言葉。意味を広げて、台所という意味で使うこともある。

みぞれ【霙】《名詞》 ①空中で溶けかかって、雨まじりになって降る雪。「雪・が・ みぞれ・に・ 変わっ・てき・た。」②かき氷に砂糖蜜をかけたもの。「床几・に・ 坐っ・て・ みぞれ・を・ 食べる。」

みたいや《助動詞》 ①あるものが何かに似ているという意味(比況)を表す言葉。まるでそうだと思うという意味を表す言葉。「嘘・みたいな・ ほんま・の・ 話」②はっきりしないが、そうであるらしいという意味(推量)をあらわす言葉。「明日・は・ 雨・が・ 降る・みたいや。」③同類のことがらの中から、取り上げて示すという意味を表す言葉。「神戸・みたいな・ 大都会・は・ どこ・に・ 何・が・ ある・やら・ よー・ わから・へん。」◆形容動詞の終止形と同じように、「みたいや」の他に、「みたいだ」「みたいです」「みたいだす」の形もある。①②⇒ようや〕

みため【見た目】《名詞》 ①外観から受ける、そのものについての印象。外から見た様子や、人目につきやすいところ。「この・ おもちゃ・は・ みため・は・ えー・けど・ じっきに・ めげ・ても・た。」②身なりや容姿などの様子。また、それによって人に与える印象。「受付係・は・ みため・の・ 良()ー・ 人・や。」〔⇒みかけ【見掛け】、みてくれ【見てくれ】⇒みて【見て】、うわべ【上辺】、ひょうめん【表面】⇒ふうさい【風采】

みち【道】《名詞》 ①主に地表にあって、ある地点とある地点を結んで、人や車が通るようにしたところ。「みち・で・ 遊ん・だら・ 危ない・よ。」②歩いている途中。進んでいる途中。「ここ・まで・ 来る・ みち・で・ 考え・とっ・てん。」③あるところまでの距離。「学校・まで・の・ みち・は・ 遠い。」④どのような手段や方法をとればよいかという見通し。「何・ぞ・ 良()ー・ みち・を・ 考え・なんだら・ 勝た・れ・へん。」「使い・みち」⑤専門の分野。「医者・の・ みち・に・ 進む。」⇒どうろ【道路】⇒みちみち【道々】

みち【満ち】《名詞》 海面が周期的に沖の方から海岸へ寄せてきて、海面が高くなること。また、そのようになっている状況。「みち・に・ なっ・たら・ 海・の・ 水・が・ 反対・に・ 流れる。」■対語=「ひき【引き】」〔⇒にち(満ち)、みちしお【満ち潮】、にちしお(満ち潮)

みちあんない【道案内】《名詞、動詞する》 ①目的地や道順を教えるために、同行すること。「みちあんない・まで・ し・てもろ・て・ すま・ん・ こと・でし・た。」②目的地や道順を教えること。目的地や道順を教えるための図や言葉。また、そのような内容を書き記した標識など。「駅前・に・ みちあんない・の・ 看板・が・ ある・やろ。」

みちくさ〔みちぐさ〕【道草】《名詞、動詞する》 ①目的地までの途中で、他の場所に立ち寄って、時間を費やすこと。「みちくさし・て・ れんげ・の・ 花・を・ 摘ん・でき・た。」②途中で、他のことに時間を費やすこと。「別・の・ 仕事・を・ し・た・ん・は・ 3年・ほど・の・ みちくさ・やっ・た。」〔⇒よりみち【寄り道】

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