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2017年11月 2日 (木)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (551)    (通算2549回)

日常生活語 「め」③

 

めぐりあわせ【巡り合わせ】《名詞》 意志や努力とは関係なく、うまくいったりいかなかったりする、そのようになる運命。そのようになるべき理由がないのに、おもいがけなく起こること。「試験・に・ 通ら・へん・ めぐりあわせ・やっ・た・ん・やろ・か。」〔⇒まわりあわせ【回り合わせ】

めくる【捲る】《動詞・ラ行五段活用》 ①身につけたり上に置いてあったりするものを脱がせたり取り除いたりする。中のものが見える状態にする。「畳・を・ めくっ・たら・ 古新聞・が・ 出・てき・た。」「スカート・を・ めくる。」②巻くようにして上げる。上げてひっくりかえしたり、取り除いたりする。冊子の次のページを開く。「カレンダー・を・ めくる。」「ページ・を・ めくる。」■自動詞は「めくれる【捲れる】」〔⇒むくる(捲る)、まくる【捲る】

めくれる【捲れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①固定されていたものの一部分が、はがれて上がる。「お知らせ・の・ 紙・が・ めくれ・ても・とる。」「スカート・が・ めくれ・とる。」②くっついていたものが、はがれて離れる。表面のものがなくなって、内側のものが現れる。「腰板・の・ 木ー・が・ めくれ・て・ 傷ん・どる。」③冊子が次のページに繰られる。「めくれ・て・ 次・の・ ページ・に・ なっ・とる。」■他動詞は「めくる【捲る】」〔⇒むくれる(捲れる)①②⇒まくれる(捲れる)⇒むける【剥ける】

めげ《名詞》 壊れたり潰れたりしたもの。壊れた破片。「ガラス・の・ めげ・が・ 落ち・とる・さかい・ 気ーつけ・て・な。」「煎餅・の・ めげ・を・ 安ー・ 売っ・とる。」「めげ・の・ 煎餅」

めげちゃんこ《形容動詞や()》 あまりにもひどく壊れている様子。粉々になっている様子。「花瓶・を・ 落とし・て・ めげちゃんこに・ なっ・た。」

めげる《動詞・ガ行下一段活用》  壊れたり潰れたりする。破損する。台無しになる。「強い・ 風・が・ 吹い・て・ 看板・が・ 落ち・て・ めげ・た。」◆気持ちがくじける、という意味で使うことは少ない。■他動詞は「めぐ」■名詞化=めげ

めけん(眉間)】《名詞》 額の真ん中の、眉と眉との間の部分。「めけん・に・ 怪我・を・ し・たら・ 格好悪い。」〔⇒みけん【眉間】

めざし【目刺し】《名詞》 串や藁で刺し連ねた、鰯の干物。「こんろ・で・ めざし・を・ 焼く。」

めざまし【目覚まし】《名詞》 ①目を覚ますこと。意識をはっきりさせること。「めざまし・に・ 水・を・ 一杯・ 飲む。」②予定の時刻にベルなどが鳴る仕掛けになっている時計。「めざまし・の・ 音・が・ うるさい・さかい・ 止め・て・ もーいっぺん・ 寝・た。」⇒めざましどけい【目覚まし時計】

めざましどけい〔めざましどけー〕【目覚まし時計】《名詞》 予定の時刻にベルなどが鳴る仕掛けになっている時計。「遠足・の・ 朝・は・ めざましどけー・を・ 6時・に・ 合わし・とく。」〔⇒めざまし【目覚まし】

めざわり【目障り】《形容動詞や()》 見ていて、邪魔に思ったり不愉快に感じたりする様子。見えるものが気になって仕方がないこと。「前・の・ 人・が・ めざわり・で・ 舞台・が・ よー・ 見え・へん。」

めし【飯】《名詞》 ①米、麦などを炊いて主食とするもの。「釜・で・ 炊い・た・ めし・は・ うまい。」②生命を維持するためにものを食べること。また、その食べ物。「朝・の・ めし・は・ パン・に・ し・とる・ねん。」〔⇒ごはん【ご飯】、まま()、まんま()⇒うまうま()、うまんま()

めしごしらえ【飯拵え】《名詞、動詞する》 食事の準備をすること。「早(はよ)ー・ めしごしらえせ・んと・ 間に合わ・ん。」〔⇒ごはんごしらえ【ご飯拵え】、こしらえ【拵え】、したく【支度】

めした【目下】《名詞》 その人より年齢や地位などが下の人。「めした・に・ 偉そーに・ し・たら・ あか・ん・よ。」■対語=「めうえ【目上】」

めしつぶ【飯粒】《名詞》 米を炊いてできたご飯の粒の一つ一つ。「ほっぺた・に・ めしつぶ・が・ つい・とる・ぞ。」〔⇒ごはんつぶ【ご飯粒】、ごはんつぼ(ご飯粒)、めしつぼ(飯粒)、ままつぶ【飯粒】、ままつぼ(飯粒)

めしつぼ(飯粒)】《名詞》 米を炊いてできたご飯の粒の一つ一つ。「めしつぼ・を・ こぼし・たら・ あか・ん・がな。」〔⇒ごはんつぶ【ご飯粒】、ごはんつぼ(ご飯粒)、めしつぶ【飯粒】、ままつぶ【飯粒】、ままつぼ(飯粒)

めしびつ【飯櫃】《名詞》 炊いたご飯を保存しておく、円形で木製の入れ物。「みんな・ よー・ 食べ・た・さかい・ めしびつ・が・ 空(から)・に・ なっ・た。」〔⇒おひつ【お櫃】、ひつ【櫃】

めしべ【雌蘂】《名詞》 花の真ん中にあって、雄蘂から花粉を受けるもの。「真ん中・に・ 白い・ おしべ・が・ ある。」■対語=「おしべ【雄蘂】」

めじり【目尻】《名詞》 目の、耳に近い方の端。「めじり・に・ 皺・を・ 寄せ・て・ 怒っ・とる。」

めじろ《名詞》 鰤(ぶり)の成長過程で、「はまち」と「ぶり」の間に位置する大きさの魚。「めじろ・と・ 大根・を・ 炊く。」◆つばす→はまち→めじろ→ぶり、と呼び名が変化する。

めじるし【目印】《名詞》 見つけやすい手がかりとして付けたもの。「めじるし・に・ リボン・を・ つけ・とく。」

めしわん【飯碗】《名詞》 ご飯を入れるための、陶器などで作った半球形の容器。「新しい・ めしわん・を・ 買う。」〔⇒ちゃわん【茶碗】

めす【雌】《名詞》 動物で、妊娠や産卵をする能力のある方。「この・ 犬・は・ めす・です。」■対語=「おす【雄】」〔⇒めん()、めんた(雌た)

めす(見す)】《動詞・サ行五段活用》 ①人に示して、目に入るようにする。人の見るがままに任せる。「ちょっと・ それ・を・ めし・てんか。」「宿題・を・ 友達・に・ めし・たっ・た。」②医者の診察を受ける。「医者・に・ めさ・んと・ 勝手に・ 判断し・たら・ あか・ん。」〔⇒みせる【見せる】、みす【見す】

めずらしい〔めずらしー〕【珍しい】《形容詞》 ①数量的に、めったにない。稀なものである。「こないに・ 寒い・ 冬・は・ めずらしー。」②普通のものとは違っている。変わっている。「めずらしー・ お菓子・を・ 食べ・た。」〔⇒めんらしい(珍しい)

めずらしがり【珍しがり】《名詞》 珍しいものばかりを選り好みすること。また、そのような人。「主人・は・ 骨董好き・の・ めずらしがり・や・さかい・ 困り・ます。」◆新しいものばかりを選り好みすることや、そのようにする人は、「あたらしがり【新しがり】」である。〔⇒めずらしもんずき【珍し物好き】

めずらしがる【珍しがる】《動詞・ガ行五段活用》 めったにないと思う。普通とは違っていると思う。「みんな・は・ めずらしがっ・て・ 食べ・てくれ・た。」■名詞化=めずらしがり【珍しがり】〔⇒めんらしがる(珍しがる)

めずらしもんずき【珍し物好き】《名詞》 珍しいものばかりを選り好みすること。また、そのような人。「めずらしもんずき・や・さかい・ 携帯電話・も・ 人・より・ 先・に・ 買()ー・た。」〔⇒めずらしがり【珍しがり】

めだか【目高】《名詞》 池や川などにすみ、水面近くを群れて泳ぐ小さな魚。「このごろ・は・ めだか・が・ 少(すけ)のー・ なっ・た。」

めだつ【目立つ】《動詞・タ行五段活用》 他のものとは違って、はっきり見える。すぐ人の目に触れる。注目されやすい。「めだっ・て・ 背ー・の・ 高い・人」〔⇒ひとめにつく【人目に付く】、しとめにつく(人目に付く)

めたて【目立て】《名詞》 のこぎりなどの刃の鈍くなったものを、鋭くすること。「めたて・を・ し・たら・ よー・ 切れる・よーに・ なっ・た。」

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