« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (553)    (通算2551回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (555)    (通算2553回) »

2017年11月 5日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (554)    (通算2552回)

日常生活語 「め」⑥

 

()かける〔めー()かける〕【目()掛ける】《動詞・カ行下一段活用》 成長や発展を期待して、気持ちを込めて面倒を見る。心を寄せていたわる。心に留めて応援する。「ちょっと・ 走り・が・ 速かっ・た・さかい・ めーかけ・て・ 教え・てもろ・た。」「習字・が・ 上手やっ・た・ので・ 先生・に・ めーかけ・てもろ・とっ・た。」

()さます〔めー()さます〕【目()覚ます】《動詞・サ行五段活用》 目を閉じて、心や体が活動をやめている状態から、現実にもどる。「今朝・は・ 6時・に・ めーをさまし・た。」〔⇒おきる【起きる】

()すえる〔めー()すえる〕【目()据える】《動詞・ア行下一段活用》 一か所をじっと見つめる。視線をそらさないで見る。「めーをすえ・て・ 睨ん・どる。」

()そらす〔めー()そらす〕【目()反らす】《動詞・サ行五段活用》 真っ直ぐ見ないで、他の方を見る。「恥ずかしそーに・ めーをそらし・た。」

()つける〔めー()つける〕【目()付ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①警戒しようとして、特に注意する。「めーをつけら・れ・て・ いっつも・ 怒ら・れ・とっ・た。」②立派なものとして注目する。「めーつけ・とっ・た・ 相撲取り・が・ 優勝し・た。」

()とおす〔めー()とーす〕【目()通す】《動詞・サ行五段活用》 一通り見る。「朝・は・ 新聞・に・ めーをとーす・の・が・ 日課・や。」

()はなす〔めー()はなす〕【目()離す】《動詞・サ行五段活用》 見ているのをやめる。少しの間、見ないでおく。「ちょっと・ めーをはなし・とる・うち・に・ 猫・に・ 魚・を・ 盗ら・れ・た。」

()ひからす〔めー()ひからす〕【目()光らす】《動詞・サ行五段活用》 警戒する気持ちを持って、注意をして見張る。「巡査・が・ めーをひからし・て・ 警戒し・とる。」

()ひく〔めー()ひく〕【目()引く】《動詞・カ行五段活用》 人目につく。注目を集める。「めーひく・よーな・ 派手な・ 服」

()まかす〔めー()まかす〕【目()まかす】《動詞・サ行五段活用》 ①周囲が動いたり回転したりしているような感覚に襲われる。「ぐるぐる・ 回っ・て・ めーをまかし・た。」②一時的に意識を失う。気絶する。「2階・から・ かちゃだけ・て・ めーをまかし・た。」③たいそうびっくりする。「野菜・の・ 高い・の・に・ めーまかし・た・けど・ 買わ・な・ しょーがない。」①②⇒め()まわす【目()回す】

()まわす〔めー()まーす〕【目()回す】《動詞・サ行五段活用》 ①周囲が動いたり回転したりしているような感覚に襲われる。「高い・ 所(とこ)・から・ 下・を・ 見・て・ めーまーし・た。」②一時的に意識を失う。気絶する。「暑い・の・で・ めーまーし・て・ 倒れ・ても・た。」「めーまーし・た・さかい・ 救急車・を・ 呼ん・だ。」③忙しくて、あわてて惑う。「月末・は・ 忙しー・て・ めーまーし・てます・ねん。」「今日・は・ 仕事・が・ 多すぎ・て・ めーまわし・た。」①②⇒め()まかす【目()まかす】

()むく〔めー()むく〕【目()剥く】《動詞・カ行五段活用》 ①大きな目を見開く。「めーむい・て・ 怒り・よっ・た。」②高い金額に驚く。「めーむい・ても・て・ よー・ 買わ・なんだ。」

めん【面】《名詞》 何かの顔をかたどって作り、顔に付けるかぶりもの。「猿・の・ めん・を・ かぶっ・て・ 劇・に・ 出る。」

めん【綿】《名詞》 わたの実からとれる繊維でできた布や、それを加工してできた織物。「めん・の・ 靴下・の・ 方・が・ 丈夫や。」「めん・で・ でけ・た・ シャツ」

めん()】《名詞》 動物で、妊娠や産卵をする能力のある方。「めん・の・ 蝉・は・ 鳴か・へん・の・やろ。」「めん松」■対語=「おん【()】」〔⇒めす【雌】、めんた(雌た)

めんかい【面会】《名詞、動詞する》 わざわざ出かけていって人に会うこと。わざわざやって来た人に会うこと。「病院・へ・ 見舞い・に・ 行っ・た・ん・や・けど・ めんかい・でき・なんだ。」「仕事中・の・ めんかい・は・ あか・ん・ねん・て。」

めんきょ【免許】《名詞》 公的な制度として、特定の内容について許しを与えること。「運転めんきょ・を・ 取り・に・ 行く。」「先生・に・ なる・ めんきょ・を・ もらう。」

めんじょう〔めんじょー〕【免状】《名詞》 ①公的な制度として、許しを与えたことの証明書。「あの・ 人・は・ お茶・の・ めんじょー・を・ 持っ・とっ・て・や。」②学校で決められた課程を終えたことを証明する書き物。「高等学校・の・ めんじょー・を・ 貰(もろ)・た。」⇒そつぎょうしょうしょ【卒業証書】

めんせつ【面接】《名詞、動詞する》 ①人と人とがじかに会うこと。「保護者会・の・ めんせつ・が・ ある・ねん。」②入学試験や入社試験の一環として、受験者の人柄や能力などを確かめるために、その人に直接会って話をしたり質問したりなどをすること。「履歴書・を・ 持っ・て・ 会社・の・ めんせつ・を・ 受け・に・ 行っ・てき・てん。」

めんた(雌た)】《名詞》 動物で、妊娠や産卵をする能力のある方。「めんた・の・ 猫・が・ やかましーに・ 鳴い・とる。」◆やや蔑視したような感じの言い方である。人の女性を罵倒するような言い方にも使う。■対語=「おんた【(雄た)】」〔⇒めす【雌】、めん()

めんたま【目ん玉】《名詞》 目の中の玉。眼球。「魚・の・ めんたま・を・ 食べる。」〔⇒めだま【目玉】、めのたま【目の玉】、めっくりだま【目っくり玉】

めんたまがとびでる【目ん玉が飛び出る】《動詞・ダ行下一段活用》 値段が高くて驚く。それによって、買うことをやめる。「買いたかっ・た・れど・ 値段・を・ 聞い・て・ めんたまがとびで・て・ 手ー・が・ 出・なんだ。」〔⇒めだまがとびでる【目玉が飛び出る】、めっくりだまがとびでる【目っくり玉が飛び出る】

めんちょう〔めんちょー〕【面ちょう】《名詞》 顔にできる悪性の腫れ物。「めんちょー・が・ でけ・て・ 顔・が・ いがん・どる。」

めんどい《形容詞》 ①容貌や容姿が醜い。「めんどい・ 顔・を・ し・た・ 犬・や・なー。」②体裁がよくない。見苦しくて恥ずかしい。「なんべん・も・ 訂正する・の・は・ めんどい・ こと・や。」

めんどくさい【面倒臭い】《形容詞》 手数がかかって厄介だ。するのが億劫である。「めんどくさい・けど・ もーいっぺん・ 計算しなおし・て・くれ・へん・か。」〔⇒じゃまくさい【邪魔臭い】

めんどくさがり【面倒臭がり】《名詞》 手数がかかることを厄介だと思う人。するのが億劫であると考える人。「めんどくさがり・や・さかい・ ややこしい・ 仕事・は・ 人・に・ 押しつけ・てくる。」〔⇒じゃまくさがり【邪魔くさがり】

めんどくさがる【面倒臭がる】《動詞・ラ行五段活用》 手数がかかることを厄介だと思う。するのが億劫であると考える。「返事・を・ 書く・の・を・ めんどくさがっ・とる。」■名詞化=めんどくさがり【面倒臭がり】〔⇒じゃまくさがる【邪魔臭がる】

めんどり【雌鶏】《名詞》 雌のにわとり。「めんどり・が・ 卵・を・ 生む。」■対語=「おんどり【雄鶏】」

めんまつ【雌松】《名詞》 海岸近くに多く生える、樹皮が赤褐色の松。赤松。「背・の・ 低い・ めんまつ・が・ 生え・とる・ 林」■対語=「おんまつ【雄松】」

めんめ(銘々)】《名詞》 ①メンバーなどのひとりひとり。「道・を・ 歩く・ とき・は・ めんめ・で・ 気ー・ つけよ。」②その人自身。「そんな・ こと・を・ し・たら・ めんめ・が・ 困る・ こと・に・ なる・ん・や・で。」⇒めいめい【銘々】、それぞれ。⇒めめ、じぶん【自分】

めんらしい〔めんらしー〕(珍しい)】《形容詞》 ①数量的に、めったにない。稀なものである。「あんた・が・ 出席し・てくれる・や・なんて・ めんらしー・ こと・や・なー。」②普通のものとは違っている。変わっている。「めんらしー・ 形・の・ 貝殻・を・ 拾(ひろ)・た。」〔⇒めずらしい【珍しい】

めんらしがる(珍しがる)】《動詞・ラ行五段活用》 めったにないと思う。普通とは違っていると思う。「黄色い・ 朝顔・が・ 咲い・て・ みんな・で・ めんらしがっ・とっ・てん。」■名詞化=めんらしがり(珍しがり)〔⇒めずらしがる【珍しがる】

|

« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (553)    (通算2551回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (555)    (通算2553回) »