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2017年11月12日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (561)    (通算2559回)

日常生活語 「も」⑦

 

ものの《接続助詞》 この言葉の前後が逆の意味になって、事態がうまく発展しないことを表す言葉。…であるけれども。「行っ・た・ものの・ 入れ・てもらえ・ず・や。」〔⇒もんの〕

ものほし【物干し】《名詞》 ①洗濯物を吊したり掛けたりして乾かすための、棒状の長い道具。「ものほし・の・ 竿・を・ 買い替える。」②洗濯物を乾かすための、日当たりのよい場所。「うち・は・ 2階・の・ ベランダ・を・ ものほし・に・ し・とる。」⇒ものほしざお【物干し竿】、ほしざお【干し竿】

ものほしざお【物干し竿】《名詞》 洗濯物を吊したり掛けたりして乾かすための、棒状の長い道具。「昔・は・ 竹・の・ ものほしざお・やっ・た。」〔⇒ものほし【物干し】、ほしざお【干し竿】

ものまね【物真似】《名詞、動詞する》 人や動物などの身振りや声などを真似ること。また、その芸。「猿・の・ ものまね・を・ する。」

ものもち【物持ち】《形容動詞や()》 ①お金や物をたくさん持っている様子。「ものもち・で・ 着物・を・ いっぱい・ 持っ・とる・ 人」②同じ物を大事にいつまでも大事に使う様子。「ものもち・の・ えー・ 人」

ものわかり【物わかり】《名詞》 ものごとの状況や道理を理解すること。また、そのような能力。「ものわかり・が・ 良()ー・ 人」

ものわすれ【物忘れ】《名詞、動詞する》 ものごとを忘れやすいこと。ものごとを忘れてしまうこと。「このごろ・は・ よー・ ものわすれ・を・ し・て・ 人・に・ 笑わ・れる・ねん。」

ものわらい【物笑い】《名詞》 周りの者にばかにされ、笑われること。何かの機会に引き合いに出して、ばかにして笑うこと。「近所・の・ ものわらい・に・ なっ・たら・ あか・ん・がな。」

もはん【模範】《名詞》 正しくて見習うべき人や行い。「子どもたち・の・ もはん・に・ なる。」〔⇒てほん【手本】

もふく【喪服】《名詞》 弔意を表して葬式や法事などで着る、黒い色の衣服。「葬式・に・ もふく・を・ 着る。」

もみ【籾】《名詞》 ①稲から採ったままの、外側の皮のついた米。「苗代・に・ もみ・を・ 蒔く。」②米の実を包んでいる外側の皮。玄米を取り去ったあとに残る外側の皮。「庭・で・ もみ・を・ 燃やす。」⇒もみごめ【籾米】⇒もみがら【籾殻】

もみ【樅】《名詞》 針のような細長い緑の葉が、小枝の両側についている木。「クリスマスツリー・は・ もみ・の・ 木ー・や。」

もみ【揉み】《名詞》 指で押さえたりつまんだりすること。「肩・の・ もみ・を・ し・て・くれ・へん・か。」

もみあう【揉み合う】《動詞・ワア行五段活用》 入れ乱れて強く押し合う。「狭い・ 入口・や・さかい・ 入る・ とき・に・ もみおー・た。」■名詞化=もみあい【揉み合い】

もみがら【籾殻】《名詞》 米の実を包んでいる外側の皮。玄米を取り去ったあとに残る外側の皮。「もみがら・は・ 肥え・に・ なる。」〔⇒もみ【籾】、もみぬか【籾糠】

もみくちゃ【揉みくちゃ】《形容動詞や()》 ①人の間に挟まれて、思うように動けないようになっている様子。人波の中で押し流されるしかない様子。「朝・の・ 満員電車・で・ もみくちゃに・ なっ・た。」②押されたりつままれたりして、しわになっている様子。「ポケット・の・ 中・で・ もみくちゃに・ なっ・とる・ 千円札・を・ 見つけ・た。」

もみごめ【籾米】《名詞》 稲から採ったままの、外側の皮のついた米。「もみごめ・を・ 庭・で・ 干す。」〔⇒もみ【籾】

もみじ【紅葉】《名詞》 ①秋の終わりに、木の葉の色が赤や黄色に変わること。また、赤や黄色に変わった葉。「有馬・へ・ もみじ・を・ 見・に・ 行く。」②掌の形をした葉で、秋の紅葉や黄葉が美しい木。「箕面・の・ 名物・は・ もみじ・の・ 天ぷら・や。」

もみじ《名詞》 小麦を精白したときに残る外皮。「もみじ・を・ 牛・に・ 食わす。」〔⇒ふすま?

もみすり【籾擦り】《名詞、動詞する》 外側の皮のついた米を、臼や機械にかけて皮を取り去ること。玄米にすること。「昔・は・ もみすり・も・ 大仕事・やっ・た。」

もみない《形容詞》 ①材料や味付けが良くなくて、美味しくない。「もみない・ 料理・を・ 出し・たら・ 恥ずかしい。」②水っぽくて味が乏しい。味がついていないようで良くない。「今日・の・ ご飯・は・ もみない・ 米・や・なー。」③味を感じることができない。「風邪・ ひー・て・ 食べもん・が・ もみない・ねん。」■対語=「うまい【(美味ない)】」「おいしい【美味しい】」「いける」〔⇒あじない【味ない】①③⇒うまない【美味ない】、うもない(美味ない)⇒まずい【不味い】⇒うすい【薄い】、みずくさい【水臭い】、あまい【甘い】

もみぬか【籾糠】《名詞》 米の実を包んでいる外側の皮。玄米を取り去ったあとに残る外側の皮。「もみぬか・を・ 枕・の・ 中・に・ 入れる」〔⇒もみ【籾】、もみがら【籾殻】

もむ【揉む】《動詞・マ行五段活用》 ①両手を擦り合わせる動作を繰り返して行う。「両手・を・ もむ。」②両手に挟んでこすることを繰り返す。「菜っ葉・を・ もん・で・ 漬ける。」「もん・で・ 紙縒(こより)・を・ 作る。」「紙縒・を・ もむ。」③指で押さえたりつまんだりする。「もぐさ・を・ もん・で・ 火ー・ つける。」④心配する。「あんた・の・ こと・を・ 気ー・ もん・どっ・てん。」■名詞化=もみ【揉み】

もめごと【揉め事】《名詞》 考えなどが対立して争いになっていること。紛争。「近所・と・ もめごと・が・ 起き・ん・よーに・ し・なはれ。」〔⇒ごたごた、ごじゃごじゃ、ごちゃごちゃ〕

もめる【揉める】《動詞・マ行下一段活用》 ①言い合いや論争が起こって決着がつかない状態になる。「寄り合い・が・ もめ・て・ なかなか・ 決まら・へん。」②気がかりで、気持ちが落ち着かなくなる。「気・が・ もめる。」

もめん【木綿】《名詞》 ①綿の実のまわりにできる柔らかい毛から作った糸。「もめん・で・ 縫う。」②綿の実のまわりにできる柔らかい毛から作る繊維。「この・ 生地・は・ もめん・や。」「もめん・の・ シーツ」③きめが粗く感じる、豆乳を固めて圧搾して上澄みを除いて作った豆腐。「絹ごし・より・ もめん・が・ 好きや。」⇒もめんいと【木綿糸】⇒もめんごし【木綿漉し】、もめんどうふ【木綿豆腐】

もめんいと【木綿糸】《名詞》 綿の実のまわりにできる柔らかい毛から作った糸。「もめんいと・を・ 通す・ 針」〔⇒もめん【木綿】

もめんごし【木綿漉し】《名詞》 きめが粗く感じる、豆乳を固めて圧搾して上澄みを除いて作った豆腐。■対語=「きぬごし【絹漉し】」〔⇒もめん【木綿】、もめんどうふ【木綿豆腐】

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