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2017年11月13日 (月)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (562)    (通算2560回)

日常生活語 「も」⑧

 

もめんどうふ〔もめんどーふ〕【木綿豆腐】《名詞》 きめが粗く感じる、豆乳を固めて圧搾して上澄みを除いて作った豆腐。「もめんどーふ・に・ 醤油・を・ かけ・て・ 食う。」■対語=「きぬどうふ【絹豆腐】」〔⇒もめん【木綿】、もめんごし【木綿漉し】

もめんばり【木綿針】《名詞》 木綿の布を縫うための、針穴がやや大きい針。「長い・ もめんばり・で・ 縫う。」■類語=「きぬばり【絹針】」

もも【腿】《名詞》 足の膝から上の、腰までの部分。「走り過ぎ・て・ もも・が・ 痛(いと)ー・ なっ・た。」

もも【桃】《名詞》 ①薄赤い花が咲き、甘くて種の大きな実がなる果樹。また、その実。「庭・で・ もも・が・ 咲い・とる。」「岡山・の・ もも」②薄い赤色。ピンク。「もも・の・ クレヨン」⇒ももいろ【桃色】

ももいろ【桃色】《名詞》 薄い赤色。ピンク。「ももいろ・の・ チューリップ・の・ 花」〔⇒もも【桃】

ももける《動詞・カ行下一段活用》 毛織物や編み物や紙などが、こすれて表面が毛羽立つ。「よー・ 使()こ・た・ 手袋・が・ ももけ・た。」

もや【靄】《名詞》 空気中の水蒸気が冷えて細かい水滴となって、地表近くに煙のように浮かび、遠くがぼんやり見える現象。「もや・が・ 出・て・ 遠い・ とこ・が・ 見え・へん。」〔⇒きり【霧】、かすみ【霞】

もやし《名詞》 野菜や穀類の種に光をあてずに発芽させて、白く長く伸ばして食用とするもの。「中華そば・に・ もやし・が・ 入っ・とる。」

もやす【燃やす】《動詞・サ行五段活用》 火をつけて、炎を出させる。灰になるまで炎を出し続けさせる。「この頃・は・ 庭・で・ 落ち葉・を・ もやし・たら・ 文句・を・ 言わ・れる。」■自動詞は「もえる【燃える】」〔⇒やく【焼く】、たく【焚く】、やきやきする【焼き焼きする】

もやもや《名詞、副詞と、動詞する》 ①煙や湯気などが立ちこめて、ものがぼんやりとしている様子。「もやもやし・て・ よー・ 見え・へん。」②ものごとが解決したり明らかになったりしないので、気持ちがすっきりしないで乱れている様子。「気持ち・の・ もやもや・が・ おさまら・へん。」③記憶や考えなどが定まらず、あいまいである様子。「10年前・の・ こと・や・さかい・ もやもやし・て・ よー・ 憶え・とら・ん。」

もやる【靄る】《動詞・ラ行五段活用》 水蒸気が小さな水滴となって空中に漂って、遠方がかすんでいる。「今朝・の・ 海・は・ だいぶ・ もやっ・とる。」

もよう〔もよー〕【模様】《名詞》 ①ものの表面などに施して飾りとする形や絵。「もよー・の・ 付い・た・ 箱」②ものごと様子。有り様。「明日・の・ 空もよー・は・ 悪い・みたいや。」

もよおし〔もよーし〕【催し】《名詞》 計画的に人々を集めて行う行事や会合など。「市民会館・で・ もよーし・が・ ある。」

もよおす〔もよーす〕【催す】《動詞・サ行五段活用》 計画を立てて、人々を集めて、行事や会合などを開く。「踊り・の・ 会・を・ もよーし・ます。」■名詞化=もよおし【催し】

もらいどく【貰い得】《名詞》 人からものを受け取りながら、代金を払わなかったりお礼をしなかったりして、もらった人が利益を得るようになること。「これ・を・ 受け取っ・てくれ・なんだら・ 私・の・ もらいどく・に・ なっ・てまう・がな。」

もらいなき【貰い泣き】《名詞、動詞する》 泣いている人に同情して、つられて一緒に泣くこと。「葬式・で・ もらいなき・を・ し・た。」

もらいもん【貰い物】《名詞》 人から代価なしで受け取ったもの。「もらいもん・の・ お返し・を・ する。」

もらう【貰う】《動詞・ワア行五段活用》 ①人からものを受け取って、自分のものとする。「誕生日・に・ 贈り物・を・ もろ・た。」「えーもん・ もー・た。」②勝負を自分の勝ちとする。「明日・の・ 試合・は・ もろ・た。」③病気をうつされる。「神戸・へ・ 行っ・て・ 風邪・を・ もろ・てき・た。」④嫁、婿、養子などを迎える。「嫁はん・は・ 姫路・から・ もろ・た。」

もらう【貰う】《補助動詞・ワア行五段活用》 ⇒てもらう〔でもらう〕【て貰う】《補助動詞・ワア行五段活用》を参照

もらす【漏らす】《動詞・サ行五段活用》 ①液体・気体・音・光・においなどが、僅かな隙間から外に出るような結果にしてしまう。「イヤホン・から・ 大けな・ 音・を・ もらし・とる。」「小便・を・ もらす。」②内緒にしておくべきことを、表に出してしまう。隠していたことを他に知らせてしまう。「まだ・ はっきり・ 決まっ・とら・へん・さかい・ 他・の・ 人・に・は・ もらさ・ん・よーに・ し・て・な。」③入れるべきものを、抜かしたり落としたりする。「名簿・から・ もらし・とっ・て・ すんまへん。」■自動詞は「もれる【漏れる】」

もらす【漏らす】《接尾語・サ行五段活用》[動詞の連用形に付く] うっかりしていて、すべきことを落としてしまう。「大事な・ こと・を・ 聞きもらし・たら・ 困る・ぞ。」「書きもらす」

もり【森】《名詞》 まわりに比べて、際立ってたくさんの木が茂っているところ。「木・を・ 伐ら・ん・さかい・ 大けな・ もり・に・ なっ・ても・とる。」

もり【銛】《名詞》 長い柄の先に尖った金具を取り付けて、投げたり突いたりして、魚などを獲る道具。「海・に・ 潜っ・て・ もり・で・ 魚・を・ 突く。」

もり【森】《固有名詞》 明石市大久保町西島のうちの一つの地域(小字)。「もり・も・ 西島・も・ いっしょの・ 自治会・に・ なっ・とる。」

もり〔もーり〕【守】《名詞、動詞する》 赤ちゃんや子どもなどの面倒を見て遊んでやること。また、それをする人。「妹・の・ もり・を・ する。」「ちょっと・の・ 間・ もりし・とっ・てくれ・へん・か。」「もり・を・ 一人・ 雇う。」〔⇒こもり【子守】

もりあがる【盛り上がる】《動詞・ラ行五段活用》 ①中から膨らんで高くなる。「波・が・ もりあがっ・て・ 打ち寄せ・てくる。」「カバン・が・ ほんぽこに・ もりあがっ・とる。」②気持ちや雰囲気などが、抑えきれないほどの力でわき起こる。「祭り・が・ もりあがつ・た。」■名詞化=もりあがり【盛り上がり】

もりもり《副詞と》 ①旺盛な食欲で、どんどん食べる様子。「どんぶり・を・ 3杯・も・ もりもり・ 食()ー・た。」②ものごとに勢いよく取り組んで、それをこなしていく様子。「もりもりと・ 仕事・を・ 片付ける。」③活力がみなぎっている様子。「やる・ 気・が・ もりもりと・ 湧い・てき・た。」

もる【盛る】《動詞・ラ行五段活用》 ①山の形に高く積み上げる。「畝(うね)・に・ 土・を・ もる。」②器にいっぱい入れて満たす。「ご飯・を・ 山・の・よーに・ もる。」

もれ【漏れ】《名詞》 ①液体・気体・光などが、小さな隙間から外に出ること。「ガス・の・ もれ・は・ 恐い・さかい・ 気ーつけ・なはれ。」②あるべきものが、落ちていること。落ちている内容。「辞典・の・ 項目・に・ もれ・が・ ある。」⇒ぬけ【抜け】

もれる【漏れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①液体・気体・音・光・においなどが、僅かな隙間から外に出てしまう。「水道管・に・ ひび・が・ 入っ・て・ 水・が・ もれ・とっ・た。」「明かり・が・ もれる。」②内緒にしておくべきことが、表に出てしまう。隠していたことが他に知れる。「内緒ごと・が・ もれ・ても・た。」③入れるべきものが、抜かされたり落とされたりする。「電気代・が・ もれ・とる・さかい・ 合計・が・ 間違(まちご)・とる。」■他動詞は「もらす【漏らす】」。■名詞化=もれ【漏れ】

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