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2017年11月24日 (金)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (573)    (通算2571回)

日常生活語 「や」⑩

 

やりかえる【遣り替える】《動詞・ア行下一段活用》 改めてもう一度行って、改善する。「荒っぽい・ 仕事・を・ し・やがっ・た・さかい・ 初め・から・ やりかえ・な・ しょーがない。」

やりかけ【遣り掛け】《名詞》 途中まで行っていて、まだ全部終わっていないこと。また、そのような事柄。「宿題・を・ やりかけ・に・ し・て・ 遊び・に・ 行っ・ても・た。」〔⇒しかけ【仕掛け】

やりかた【遣り方】《名詞》 何かを実現させるための手段や方法。「掃除・の・ やりかた・も・ わから・ん・の・が・ おる。」〔⇒しかた【仕方】、すべ【術】

やりくち【遣り口】《名詞》 ものごとを行う方法や手段など。「きたない・ やりくち・は・ やめ・とい・てんか。」◆良くない場合について使うことが多い。

やりつける【遣り付ける】《動詞・カ行下一段活用》 そのようにすることに慣れている。「難しい・ 仕事・は・ やりつけ・とる・ 人・に・ 任す。」〔⇒しつける【仕付ける】

やりっぱなし【遣りっ放し】《名詞》 何かをした後、整理や後始末をしないこと。途中で止めてしまうこと。「掃除・を・ やりっぱなし・で・ 買い物・に・ 出かける。」〔⇒しっぱなし【仕っ放し】

やりっぱなす【遣りっ放す】《動詞・サ行五段活用》 何かをして、整理や後始末をしないでおく。途中で止めてしまう。「宿題・を・ やりっぱなし・ておか・んと・ 答え・を・ 見・て・ 確かめ・なさい。」■名詞化=やりっぱなし【遣りっ放し】〔⇒しっぱなす【仕っ放す】

やりて【遣り手】《名詞》 ものごとをきちんと処理していく腕前のある人。「会社・の・ 中・でも・ やりて・や・そーや。」

やりなおし【遣り直し】《名詞、動詞する》 間違ったことや不完全なことについて、最初から根本的に改めて行って、間違いを改めたり不備を補ったりすること。「そんな・ 掃除・の・ 仕方・は・ あか・ん。やりなおし・を・ せー。」〔⇒しなおし【仕直し】

やりなおす【遣り直す】《動詞・サ行五段活用》 間違ったことや不完全なことについて、最初から根本的に改めて行って、間違いを改めたり不備を補ったりする。「途中・で・ 間違ー・た・から・ 算盤・を・ やりなおす。」■名詞化=やりなおし【遣り直し】〔⇒しなおす【仕直す】

やりなげ【槍投げ】《名詞、動詞する》 競技用の槍を投げて飛んだ距離を競う、陸上競技の種目。「陸上部・で・ やりなげ・の・ 選手・に・ なる。」

やる【遣る】《動詞・ラ行五段活用》 ①人を他の場所へ行かせる。「使い・の・ 者・を・ やる。」②ものを他の所へ移す。「腕時計・は・ どこ・へ・ やっ・た・ん・かいなー。」③目下の者に与える。「お菓子・を・ 弟・に・ やる。」④動物や植物に与える。「犬・に・ 餌・を・ やる。」「花・に・ 水・を・ やる。」⑤「する」のぞんざいな言い方。「説明会・を・ やり・まっ・さかい・ 来・てください・よ。」⑥生活する。生きていく。「苦しい・けど・ なんとか・ やっ・とる。」⑦食べたり飲んだりする。「晩飯・の・ 時・に・ ビール・を・ いっぱい・ やる。」

やるく《補助動詞・カ行五段活用》[動詞の連用形に付く] あれこれと何かをしてまわる、あちらこちらで何かをするという意味を表す言葉。「走り・やるい・て・ 寄付・を・ 頼ん・だ。」「言ー・やるく」「飛び・やるく」〔⇒やく、あるく【歩く】、さがす【探す】

やれやれ《形容動詞や()》 ①ものごとが一段落して、安心したりほっと一息ついたりする様子。「娘・が・ 嫁・に・ 行っ・て・ やれやれや。」②行ったことがうまくいかず、骨折り損でがっかりしている様子。「あんな・ やれやれな・ 仕事・は・ もー・ し・とー・ない。」

やれやれ《感動詞》 ①安心したり、ほっとしたりしたときなどに、口に出る言葉。「れやれ・ 助かっ・た。」「やれやれ・ やっと・ 終わっ・た。」②疲れたときやがっかりしたときなどに、口に出る言葉。「やれやれ・ もっぺん・ やり直し・や。」

やろこい(柔ろこい)】《形容詞》 ①外から力を加えると、形が変わりやすい。簡単に曲げたりのばしたりできる。ふっくらしている。「つきたて・の・ やろこい・ 餅」②しなやかである。「体・が・ やろこい・ 人・や。」③頭の働きや人柄が柔軟である。「若い・ 人・の・ やろこい・ 考え」■対語=「かたい【硬い、固い】」〔⇒やらかい(柔らかい)、やらこい(柔ろこい)⇒ゆるい【緩い】

やわたまき【八幡巻】《名詞》 煮て下ごしらえをした牛蒡を芯にして、穴子、鰻、牛肉などで巻いて、煮たり付け焼きをしたりして作る料理。「正月・の・ 重箱・に・ やわたまき・も・ 詰める。」〔⇒やたまき(八幡巻)

やん《終助詞》 相手に語りかけて、念を押したり同意を得ようとしたりするような気持ちを表す言葉。「せかさ・んでも・ もーじき・ 行く・やん。」「えらい・ 高い・ お菓子・やん。」「あいつ・は・ なかなか・ 元気・やん。」〔⇒やんか〕

やん《接尾語》[人を表す名詞に付く] 人の名前や職名などにつけて、親しみを込めて敬う気持ちをあらわす言葉。「あんた・の・ 兄やん・は・ なんぼ・ 年上・でっ・か。」「姉やん」「吉()やん」◆「さん【()】」「はん」よりも、更にくだけた言い方のように感じられる。〔⇒さま【様】、さん()、はん、たん〕

やんか《終助詞》 相手に語りかけて、念を押したり同意を得ようとしたりするような気持ちを表す言葉。「誰・も・ 来ー・ひん・やんか。」「それ・は・ わし・の・ 下駄・やんか。」〔⇒やん〕

やんちゃ《形容動詞や()、動詞する》 子どもがわがままを言ったり、いたずらをしたりする様子。一人前の人が、だらしなく人並みでない様子。また、そのような人。「子ども・が・ やんちゃする。」「小学校・に・ 入っ・た・のに・ まだまだ・ やんちゃや。」「あんな・ やんちゃな・ 人・に・は・ 相談でけ・へん。」

やんぴ《名詞、動詞する》 続けていた遊びなどを、終わりにすること。「もー・ このへん・で・ やんぴ・に・ しょ・ー。」〔⇒やんぺ、やんぴこっぴ〕

やんぴこっぴ《名詞、動詞する》 続けていた遊びなどを、終わりにすること。「おもろない・さかい・ もー・ やんぴこっぴや。」〔⇒やんぴ、やんぺ〕

やんぺ《名詞、動詞する》 続けていた遊びなどを、終わりにする。「今日・の・ 将棋・は・ この辺・で・ やんぺしょ・ー。」〔⇒やんぴ、やんぴこっぴ〕

やんま【蜻蜒】《名詞》 大きなとんぼをまとめた言い方。「やんま・を・ 捕まえ・て・ 標本・に・ する。」

やんやん《副詞と》 一つのことについてうるさく言う様子。しつこく催促したり命じたりして、相手に迫るような様子。細部に至るまであれこれと指図をする様子。「やんやん・ やかましーに・ 言わ・んとい・てんか。」〔⇒やいこらやいこら、やいのやいの、やいやい〕

やんわり《副詞と》 ①ゆっくりと程度が進むようす。ゆっくりと体に感じられてくる様子。「やんわりと・ 暖房・が・ 利ー・てき・た。」「やんわり・ 風・が・ 吹い・とる。」②きつい感じを与えないように、やわらかく穏やかにものごとを行う様子。角が立たないように言ったりしたりする様子。「やんわりと・ 断ら・れ・た。」⇒じんわり、じわっ〕

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