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2017年11月 4日 (土)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (553)    (通算2551回)

日常生活語 「め」⑤

 

めど【目処】《名詞》 将来についての可能性や見通しなど。また、目指すところ。「いつ・ 出来上がる・か・ その・ めど・は・ ついとら・へん。」〔⇒みこみ【見込み】

めにかかる〔めーにかかる〕【目に掛かる】《動詞・ラ行五段活用》 ①これまでになかったものが目に入る。「八百屋・で・ 柿・が・ めにかかる・ 時期・に・ なっ・た。」「眼鏡・が・ めにかから・ん・ので・ 探し・とる・ねん。」②探し物が見つかる。「探し・とる・ねん・けど・ まだ・ めにかから・へん・ねん。」③自然と目で感じ取ることができる。「めにかから・ん・よーな・ 速さ・で・ 走る。」③人に会う。直接、対面する。「あの・ 人・に・ めにかかっ・て・ 頼み・たい・ こと・が・ ある・ねん。」◆③は、「あう【会う】」よりも敬意を込めた言い方である。⇒みえる【見える】、めえる(見える)、めにはいる【目に入る】

めにしむ〔めーにしむ〕【目に染む】《動詞・マ行五段活用》 ①目を痛く刺激する。「煙・が・ めにしゅん・だ。」②印象的に見える。鮮やかに目に入る。「めーにしゅむ・よーな・ 緑・の・ 木ー」〔⇒めにしゅむ(目に染む)

めにしゅむ〔めーにしゅむ〕(目に染む)】《動詞・マ行五段活用》 ①目を痛く刺激する。「目薬・が・ めにしゅむ。」②印象的に見える。鮮やかに目に入る。「子ども・の・ 頃・に・ 見・た・ 花火大会・が・ めーにしゅん・で・ 忘れ・られ・へん。」〔⇒めにしむ【目に染む】

めにつく〔めーにつく〕【目に付く】《動詞・カ行五段活用》 良いことや良くないことが、目立って見える。「ガラス・の・ 汚れ・が・ めについ・た。」

めにはいる〔めーにはいる〕【目に入る】《動詞・ラ行五段活用》 自然と目で感じ取ることができる。「あんな・ 大きな・ 箱・が・ めーにはいら・なんだ・か。」〔⇒みえる【見える】、めえる(見える)、めにかかる【目に掛かる】

めにみえて〔めーにみえて〕【目に見えて】《副詞》 他のものに比べて目立って。変化がはっきりとわかるほどに。「ゴーヤ・の・ 実ー・が・ めーにみえ・て・ 大き・なっ・てき・た。」

めのいろ()かえる〔めーのいろ()かえる〕【目の色()変える】《動詞・ア行下一段活用》 心の中の様子の変化によって、目つきや態度を変える。「やっと・ めのいろかえ・て・ 勉強する・よーに・ なっ・た。」

めのかたき〔めーのかたき〕【目の敵】《名詞》 何かにつけて憎く思うこと。また、そのように思う人。「あいつ・は・ わし・を・ めのかたきに・ し・やがっ・とる・ん・や。」

めのたま【目の玉】《名詞》 目の中の玉。眼球。「めのたま・に・ 傷・が・ つく。」〔⇒めだま【目玉】、めんたま【目ん玉】、めっくりだま【目っくり玉】

めのつけどころ〔めーのつけどころ〕【目の付け所】《名詞》 気をつけて見るところ。着眼点。「あんた・は・ めーのつけどころ・が・ 違(ちご)・とる・さかい・ 間違い・が・ 多い・ん・や。」

めのどく〔めーのどく〕【目の毒】《形容動詞や()》 見ると欲しくなってしまうので、見ない方がよいという様子。「百貨店・へ・ 連れ・ていっ・たら・ めーのどく・に・ なる。」

めのまえ〔めーのまえ〕【目の前】《名詞》 ①見ている人や、見ている方向の極めて近いところ。「会場・に・ 並ん・どっ・た・ めのまえ・で・ 人・が・ 倒れ・た。」②すぐ近い将来。「祭り・が・ めーのまえ・に・ 近づい・た。」⇒まんまえ【真ん前】

めばちこ《名詞》 瞼のあたりに腫れ物ができる病気。ものもらい。「めばちこ・が・ でけ・て・ かっこ悪い・ねん。」

めばり【目張り】《名詞、動詞する》 窓、戸、障子などに紙などを貼って、隙間をふさぐこと。また、それに用いるもの。「風・が・ 入ら・ん・よーに・ 障子・に・ めばりする。」

めばる【目張】《名詞》 体長20センチぐらいで黒い横縞があり、目や口が大きい近海魚。「めばる・を・ 醤油・で・ 炊く。」

めまい【目眩】《名詞、動詞する》 周囲が動いたり回転したりしているような感覚に襲われること。目がくらむこと。「高い・ とこ・から・ 下・を・ 見・たら・ めまい・が・ する。」「道・で・ めまいし・て・ ひょろける。」

めめ【目々】《名詞》 ものを見る働きをする器官。「めめ・を・ ちゃーんと・ 開け・て・ 見・なはれ。」◆幼児語。〔⇒め【目】

めめ《名詞》 その人自身。「めめ・の・ こと・を・ 棚に上げ・とい・て・ 人・の・ 悪口・を・ 言()ー・たら・ あか・ん・よ。」〔⇒じぶん【自分】、めんめ(銘々)

めめくそ【目々糞】《名詞》 目から出た液が、目の縁に固まってついたもの。「顔・を・ 洗っ・て・ めめくそ・を・ 取れ。」〔⇒めくそ【目糞】、めやに【目脂】、めやね(目脂)、やに【脂】、やね()

めめず(蚯蚓)】《名詞》 暗がりの中へ進む性質を持ち、薄赤く紐のような形をしていて、土の中にすむ動物。「植木鉢・の・ 下・に・ めめず・が・ おる。」〔⇒みみず【蚯蚓】

めめら〔めめらー〕《名詞》 ①その人自身たち。「小学校・の・ 時・の・ めめらー・の・ 組・の・ 同窓会・を・ し・た。」②あなたたち。「それ・は・ めめらー・で・ 考え・なはれ。」

めめんちょ《感動詞、動詞する》 それは駄目だよ、してはいけない、などと叱るときの言葉。「めめんちょ・ そんな・ こと・を・ し・たら・ あか・ん。」「今度・ し・たら・ めめんちょ・や・ぞ。」◆幼児語。

めもと【目元】《名詞》 目のまわり。目の下の辺り。「めもと・に・ ほくろ・が・ あっ・て・ かいらしー。」「にっこりし・た・ めもと・の・ 人」

めもり【目盛り】《名詞》 はかり・ものさし・温度計などに刻んである、数量を示すためのしるし。「メーター・の・ めもり・を・ よむ。」

めやす【目安】《名詞》 目当てとしたり基準としたりする、大体のところ。「寄付・は・ し・ょー・と・ 思う・けど・ どの・ぐらい・ し・たら・ えー・の・か・ めやす・が・ わから・へん。」

めやに【目脂】《名詞》 目から出た液が、目の縁に固まってついたもの。「寝起き・で・ 顔・に・ めやに・が・ つい・とる。」〔⇒めくそ【目糞】、めめくそ【目々糞】、めやね(目脂)、やに【脂】、やね()

めやね(目脂)】《名詞》 目から出た液が、目の縁に固まってついたもの。「寝起き・で・ 顔・に・ めやに・が・ つい・とる。」〔⇒めくそ【目糞】、めめくそ【目々糞】、めやに【目脂】、やに【脂】、やね()

メリケンこ【英語=American  粉】《名詞》 パン・菓子・うどんなどの原料として使う、小麦の実をひいて作った粉。「めりけんこ・で・ どら焼き・を・ 作る。」〔⇒こむぎこ【小麦粉】

めりっと《副詞》 木や板、骨組みなどがきしむ様子。また、その音。さらに、それによって瞬間的に砕けたり、つぶれたりする様子。「地震・で・ ガラス・に・ めりっと・ ひび・が・ 入っ・た。」〔⇒めきっと、みしっと〕

めりめり《副詞と、動詞する》 ①木や板、骨組みなどが続けてきしむ様子。また、その音。さらに、それによって瞬間的に砕けたり、つぶれたりする様子。「重み・で・ 下・の・ 方・の・ 箱・が・ めりめり・ つぶれ・た。」②ものが音を立てて、はがれていく様子。「台風・で・ 看板・が・ めりめりと・ 取れ・て・ 飛ん・だ。」⇒めきめき、みしみし〕

メロン〔めろん〕【英語=melon】《名詞》 まん丸い形の瓜の一種で、香りがよくて甘い実の果物。「見舞い・に・ めろん・を・ 買()ー・ていく。」

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