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2017年12月 2日 (土)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (581)    (通算2579回)

日常生活語 「よ」③

 

ようす〔よーす〕【様子】《名詞》 ①外から観察してわかる、ものごとの有り様や状態。「うち・の・ 子・は・ 学校・で・は・ どんな・ よーす・です・か。」②人の姿や身なりの有り様。「上品な よーす・を・ し・た・ 人・やっ・た。」③人のそぶり。ものごとの変化していく気配。「がっかりし・た・よーな・ よーす・やっ・た。」「こっち・は・ 雨・が・ やみ・そーな・ よーす・です。」

ようすする〔よーすする〕【様子する】《動詞・サ行変格活用》 ①気取ってポーズをとる。自分をとりつくろう。「あの・ 子ー・は・ よーすし・て・ 電車・に・ 乗っ・とる。」「こまい・ 子ー・や・けど・ 人・が・ 来・たら・ よーすする・ねん。」②泣き顔になる。今にも泣き出しそうな状態になる。「よーすし・てき・た・さかい・ もー・ それ・以上・ 言わ・んとき。」

ようせい〔よーせー〕【陽性】《名詞》 病気・免疫などの検査で、その反応がはっきりあらわれること。「ツベルクリン・で・ よーせー・やっ・た。」■対語=「いんせい【陰性】」

ようせいこう〔よーせーこー〕【養成工】《名詞》 製造業などの会社で、入社後に社員教育をする予定で採用する人。「三菱・の・ よーせーこー・で・ 勉強し・とる。」◆かつては、工業高校に入学・卒業しなくても、自社で一定期間行う社員教育が充実していた。

ようせつ〔よーせつ〕【溶接】《名詞、動詞する》 金属などのつなぎ目を熱で溶かしてつなぎ合わせること。「レール・を・ よーせつする。」

ようそんな〔よーそんな〕《慣用句》 ①礼を言われたときなどに、謙遜して発する言葉。いいえ、どういたしまして。とんでもない。「よーそんな・ 礼・を・ 言ー・てもらう・よーな・ こと・は・ し・とり・まへ・ん・がな。」②予想外のように感じて、びっくりしたときに発する言葉。「そないに・ 高い・ 値ー・なん・かいな。よーそんな。」③ひどいことだと思うときに発する言葉。「いじめ・られ・た・ん・かいな・ よーそんな・ こと・を・ する・ん・や・なー。」◆感動詞のような使い方をすることが多いが、連体修飾の使い方もする。

ようたんぼう〔よーたんぼー、よーたんぼ〕【酔うたん坊】《名詞》 酒に酔っばらって正常な状態でなくなっている人。酔漢。「よーたんぼー・が・ 道・で・ 寝・とる。」

ようち〔よーち〕【幼稚】《形容動詞や()》 ①年齢が幼い様子。「まだまだ・ 5つ・や・さかい・ よーちな・ 子ー・や。」②考え、知識、技能などが十分に発達していない様子。「よーちな・ 考え・を・ 言()ー・て・ みんな・に・ 笑わ・れ・た。」

ようちえん〔よーちえん〕【幼稚園】《名詞》 小学校に入学する前の子どもに、集団生活に慣れさせて心身の発達を促すための教育を行うところ。「よーちえん・の・ 年少組・に・ 行っ・てます。」

ようてん〔よーてん〕【陽転】《名詞、動詞する》 ツベルクリン反応検査で、陰性だった者が陽性に変わること。「BCG・を・ 打っ・て・ よーてんし・た。」

ようび〔よーび〕【曜日】《名詞》 一週間の7日間に、日曜日から土曜日までとして割り振られた名前。「みんな・が・ 集まりやすい・ よーび・は・ いつ・やろ・な。」◆この場合は「よう【曜】」と言うことはしない。

ようび〔よーび〕【曜日】《接尾語》 一週間の7日間のそれぞれの日に付ける言葉。「月よーび」「火よーび」「何(なん)よーび」〔⇒よう【曜】

ようふく〔よーふく〕【洋服】《名詞》 西洋風の衣服。西洋から伝わった衣服。「小学校・の・ 頃・は・ よーふく・で・ない・ 子ー・も・ おっ・た。」■対語=「わふく【和服】」

ようぶん〔よーぶん〕【養分】《名詞》 生き物が育つために必要な成分。栄養になる成分。「よーぶん・が・ 足ら・ん・と・ 思(おも)・て・ 肥料・を・ やっ・た。」

ようま〔よーま〕【洋間】《名詞》 板敷きやカーペット敷きなどで、ドアなどがある、西洋風の部屋。「よーま・に・ クーラー・を・ つける。」■対語=「にほんま【日本間】」〔⇒ようしつ【洋室】

ようや〔よーや、よや〕《助動詞》 ①あるものが何かに似ているという意味(比況)を表す言葉。まるでそうだと思うという意味を表す言葉。「紅葉・の・よーな・ 可愛()いらしー・ 手ー」「眠っ・とる・よな・ 声・で・ 返事し・たら・ あか・ん・がな。」②はっきりしないが、そうであるらしいという意味(推量)をあらわす言葉。「昼から・は・ 雨・が・ 降り出す・よーや。」「どーやら・ 明日・は・ 雨・の・よや。」「もー・ 予算・が・ 無い・よーや。」◆名詞に続く場合は格助詞「の」を介して接続する。形容動詞の終止形と同じように、「ようや」の他に、「ようだ」「ようです」「ようだす」の形もある。〔⇒みたいや〕

ようやく〔よーやく〕【漸く】《副詞》 途中であれこれの曲折はあったが、望んでいたことが実現したということを表す言葉。「よーやく・ 温(ぬく)ー・ なっ・てっ・た。」「よーやく・ 梅雨・が・ 明け・た。」「よーやく・ 試験・に・ 合格し・た。」〔⇒ようよう(漸う)、やっと、やっとこさ、やっとこしょ、やっとこせ〕

ようよう〔よーよー〕(漸う)】《副詞》 途中であれこれの曲折はあったが、望んでいたことが実現したということを表す言葉。「よーよー・ 涼し・ なっ・てき・まし・た・なー。」「よーよー・ 借金・が・ ないよーなっ・た。」〔⇒ようやく【漸く】、やっと、やっとこさ、やっとこしょ、やっとこせ〕

ようりょう〔よーりょー〕【要領】《名詞》 ものごとを行う方法。とりわけ、その最も肝要な部分。また、それを実行するこつ。「仕事・の・ よーりょー・を・ 習う。」「この・ 機械・を・ 使う・ よーりょー・が・ わから・へん。」「仕事・を・ する・ よーりょー・が・ 下手や。」

よお(よー)【四】《名詞(数詞) 数を2音節で数えていくときの「よん【四】」を表す言葉。◆1から10までを「ひい【一】」「ふう【二】」「みい【三】」「よお【四】」「いつ【五】」「むう【六】」「なな【七】」「やあ【八】」「ここ【九】」「とお【十】」と言う。ただし、単独で「よお【四】」と言うことはない。〔⇒よん【四】、し【四】、よっつ【四つ】

ヨーチン〔よーちん〕【ドイツ語=Jodtinkturから】《名詞》 傷口の消毒などに使う赤褐色の液体。「擦りむい・たら・ よーちん・を・ 塗っ・とき。」◆「ヨードチンキ」をつづめて言う言葉。

よか《格助詞》 ①比較する基準や対象を表す言葉。「兄貴・よか・ よー・ 勉強する。」②他に方法や手段などがないという気持ちを表す言葉。「バス・が・ ない・さかい・ 歩く・よか・ しょがない。」〔⇒より、よりか。⇒しか〕

よか《副助詞》 ①他に方法・手段などがないという気持ちを表す言葉。「頼め・る・ 人・は・ あんた・よか・ おら・へん。」「黙っ・て・ 聞く・よか・ しょーがない。」②ある範囲のものだけであるということを表す言葉。ものごとの範囲や限度を表す言葉。「10人・よか・ 聞き・に・ 来・てくれ・なんだ。」◆①②とも、後ろに打ち消しの言葉が伴う。〔⇒しか、より、よりか〕

よかぜ【夜風】《名詞》 夜に吹く風。「浜・に・ おっ・たら・ よかぜ・が・ 涼しー。」

よき《名詞》 頑丈な刃のついた鉄片に短い柄をつけた、木などを割るのに使う道具。斧。「焚き物〔=薪〕・を・ よき・で・ 割る。」〔⇒てよき【手よき】

よきょう〔よきょー〕【余興】《名詞、動詞する》 宴会などのときに、面白さを出しで会を盛り上げるためにする演芸など。「送別会・の・ よきょー・で・ 落語・を・ やる。」

よく【欲】《名詞》 自分のものにしたいとか、自分でやってみたいとか思う気持ち。「よく・を・ 出し・たら・ あきま・へん。」「よく・の・ 強い・ 人」

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