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2017年12月 3日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (582)    (通算2580回)

日常生活語 「よ」④

 

よく【欲】《形容動詞や()》 ものをほしがる気持ちが、他の人よりも強い様子。けちである様子。「よくな・ こと・を・ 言()ー・て・ みんな・を・ 困らせ・とる。」

よくい【欲い】《形容詞》 ものをほしがる気持ちが、他の人よりも強い。けちである。「人・の・ もん・まで・ 持っ・てかえっ・てしも・て・ よくい・ こと・を・ する・ やつ・や。」〔⇒よくどしい【欲どしい】

よくじつ【翌日】《名詞》 その日の、次の日。「運動会・の・ よくじつ・は・ 代休・に・ なる。」■対語=「ぜんじつ【前日】」〔⇒あくるひ【明くる日】あけのひ【明けの日】、あとのひ〔あとのひー〕【後の日】

よくたれ【欲たれ】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 ほしがる気持ちが、他の人よりも強いこと。分け前を他の人よりも多く取ろうとすること。また、そのような人。「よくたれ・や・さかい・ 人・の・ もん・を・ 何・でも・ 欲しがる。」〔⇒よくちん【欲ちん】、よくばり【欲張り】、よくぼり(欲張り)

よくちん【欲ちん】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 ほしがる気持ちが、他の人よりも強いこと。分け前を他の人よりも多く取ろうとすること。また、そのような人。「よくちん・や・さかい・ 自分・の・ 分・を・ よーけに・ しょ・ー・と・ する。」〔⇒よくたれ【欲たれ】、よくばり【欲張り】、よくぼり(欲張り)

よくどしい〔よくどしー、よくどーしー〕【欲どしい】《形容詞》 ものをほしがる気持ちが、他の人よりも強い。けちである。「よくどしー・に・ せ・んと・ 人・の・ こと・も・ 考え・なはれ。」〔⇒よくい【欲い】

よくばり【欲張り】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 ほしがる気持ちが、他の人よりも強いこと。分け前を他の人よりも多く取ろうとすること。また、そのような人。「あんな・ よくばりな・ 人・は・ めずらしー。」〔⇒よくたれ【欲たれ】、よくちん【欲ちん】、よくぼり(欲張り)

よくばる【欲張る】《動詞・ラ行五段活用》 必要以上にほしがる気持ちが強く、他の人より多くのものを取ろうとする。「そないに・ よくばっ・ても・ 一人・で・ 全部・は・ 食べ・られ・へん・やろ。」■名詞化=よくばり【欲張り】〔⇒よくぼる(欲張る)

よくぼけ【欲呆け】《形容動詞や()、動詞する》 欲が強くて、他のことを見失っていること。また、それによって、かえって失敗すること。「年・を・ とっ・て・ よくぼけし・たら・ みっともない・ぞ。」

よくぼり【欲(張り)】《名詞、形容動詞や()、動詞する》 ほしがる気持ちが、他の人よりも強いこと。分け前を他の人よりも多く取ろうとすること。また、そのような人。「よくぼり・が・ みんな・ かき集め・て・ 持っ・ていき・やがっ・た。」〔⇒よくたれ【欲たれ】、よくちん【欲ちん】、よくばり【欲張り】

よくぼる(欲張る)】《動詞・ラ行五段活用》 必要以上にほしがる気持ちが強く、他の人より多くのものを取ろうとする。「よくぼっ・て・ 人・と・ 喧嘩する。」■名詞化=よくぼり(欲張り)〔⇒よくばる【欲張る】

よくめ【欲目】《名詞》 自分の都合の良いように、ものごとを実際よりもよく見ること。また、その見方。「親・の・ よくめ・で・ 子ども・が・ よー・ 見える。」

よくも《副詞》 相手の行為に対して、驚いたり感心したりする気持ちを表す言葉。また、非難する気持ちを表す言葉。なんとまあ。「よくも・ 嘘・を・ つい・た・な。」「よくも・ こないに・ 細かい・ 絵ー・が・ 描け・た・もん・や・なー。」

よくよく《副詞》 ①そうなることは避けられないことである様子。「あの・ 時・は・ よくよく・ 運・が・ 向い・とら・なんだ・ん・や。」②他に方法や手段がなくて、どうにも仕方がなくなった様子。「よくよく・の・ こと・が・ あっ・たら・ 連絡し・て・な。」

よけい〔よけー、よけ〕【余計】《名詞、形容動詞や()》 ①一定の数量や必要な数量よりも、多くあること。「5人・ よけー・に・ 集まっ・た。」②必要な度を超えて、無益・無駄であること。ない方がよいのに、あること。「はた・から・ よけな・ こと・を・ 言わ・んとい・てんか。」〔⇒よぶん【余分】

よけい〔よけー、よけ〕【余計】《副詞に》 ①前よりもさらに程度が高まることを表す言葉。「甘やかし・た・さかい・ よけ・ 言ー・ こと・を・ 聞か・ん・よーに・ なっ・た・ん・や。」②そのことによって、むしろ逆の方向に向かうことを表す言葉。あべこべに。「そんな・ こと・を・ し・たら・ よけ・ 損する・ぞ。」〔⇒よけのこと(余計の事)⇒ますます【益々】、いっそう【一層】、いちだんと【一段と】⇒かえって【却って】

よけのこと(余計の事)】《副詞》 ①前よりもさらに程度が高まることを表す言葉。「節分・が・ すん・で・から・ よけのこと・ 寒さ・が・ 厳しー・ なっ・た。」「さっき・より・も・ よけのこと・ 腹・が・ 減っ・てき・た。」「こっち・の・ 方・が・ よけのこと・ 値ー・が・ 高い・ん・と・ 違(ちゃ)う・か。」②そのことによって、むしろ逆の方向に向かうことを表す言葉。あべこべに。「いっぺん・ 負け・て・から・ よけのこと・ やる気・が・ 出・てき・た。」〔⇒よけい【余計】⇒ますます【益々】、いっそう【一層】、いちだんと【一段と】⇒かえって【却って】

よける【避ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①出会ったり、ぶつかったりしないように、近づかないようにしたり脇へ寄ったりする。「車・を・ よける。」②望ましくないものに合わないようにする。災害などから逃れるために対策をとる。「台風・を・ よけ・て・ 船・が・ 避難し・てくる。」〔⇒さける【避ける】

よこ【横】《名詞》 ①上下に広がる方向に対して、水平に広がる方向。前後に広がる方向に対して、左右に広がる方向。また、その長さ。「よこ・の・ 長さ・は・ 縦・の・ 2倍・や。」②他の人のかたわら。当事者以外の立場。「よこ・で・ 見・とら・んと・ 仕事・を・ 手伝(てっと)ー・てんか。」■対語=①「たて【縦】」「たつ【()】」⇒ねき、はた【端】、そば【傍、側】、わき【脇】

よこあい【横合い】《名詞》 正面ではなく、左右などの横の方向。脇の方。かたわら。「よこあい・から・ 子ども・が・ 走っ・てき・た。」〔⇒よこて【横手】、よこっちょ【横っちよ】

よこう〔よこー〕【予行】《名詞、動詞する》 儀式や演技などがうまく行えるように、前もって本番と同じように練習すること。「運動会・の・ よこー・が・ 雨・で・ 延び・た。」〔⇒よこうえんしゅう【予行演習】

よこうえんしゅう〔よこーえんしゅー〕【予行演習】《名詞、動詞する》 儀式や演技などがうまく行えるように、前もって本番と同じように練習すること。「よこーえんしゅー・で・は・ 1等・やっ・てん・けど・なー。」〔⇒よこう【予行】

よこがお【横顔】《名詞》 正面からではなく、横から見た顔。横向きの顔。「鼻筋・が・ 通っ・て・ 立派な・ よこがお・や。」

よこぎる【横切る】《動詞・ラ行五段活用》 道や海などで、何かの前方を通って、一方の側から他方の側へ行く。「国道・を・ 電車・の・ 線路・が・ よこぎっ・とる。」「フェリーボート・の・ 前・を・ 漁船・が・ よこぎる。」

よごしちゃんこ【汚しちゃんこ】《形容動詞や()》 汗・泥・油などが付いて、ずいぶん美しさが失われていたり、不潔であったりする様子。また、わざとそのようにしている様子。「どろんこ遊び・を・ し・て・ 服・を・ よごしちゃんこに・ し・ても・とる。」

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