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2017年12月17日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (596)    (通算2594回)

日常生活語 「れ」②

 

レッテル〔れってる〕【オランダ語=letter】《名詞》 品名や内容や社名を書いて、瓶や缶や商品などに貼りつける紙。「酒・の・ 瓶・に・ れってる・が・ 貼っ・てある。」

■辞典の著者が小学生の頃、日本酒の酒瓶の「レッテル」を集めるということが流行したことがありました。江井ヶ島は明石市の酒どころで、造り酒屋が多かったという地域の事情があったからでしょう。もちろん、酒瓶からレッテルをはがすというようなことではなく、未使用のレッテルを、何枚かずつ、親や知り合いからもらってきたものであるようです。金や銀の色も使った豪華な印刷もあり、それに魅了されたものです。一つの酒蔵でいくつもの商品名のもがあったから変化に富んでいましたが、一升瓶に貼るものですから、大きさにはある程度の規格が設けられていたようです。見せてもらうだけでも心が躍ったりしましたが、珍しいものを持っていると自慢になり、教室で交換をしている者もいました。

 「レッテル」に関連して、日本酒の銘柄について記します。昭和30年頃に発行された『あかし 市街全図・産業観光案内』には「明石酒造業界展望」(同書11ページ)という欄があります。広告のページであって、ここには、酒造会社の銘柄が一つずつ載せられています。

  池田平蔵商店 初笑

  田中酒造合名会社 玉箒

  田中広治商店 太陽

  三木酒造合資会社 白菊

  卜部酒造株式会社      天啓

  恵美須酒造株式会社     聖泰

  白鶴酒造株式会社江井島支店 白鶴

  藤田酒造合資会社 蛤正宗

  株式会社本卜部商店     桃正宗

  大和酒造株式会社 大和鶴

 この欄には江井ヶ島地区以外の酒造会社も広告を出しています。明石市の西部には、大久保町に3社、魚住町中尾・西岡に5社(豊田製樽所を含む)があったようです。

 規模の大きい江井ヶ嶋酒造株式会社だけは、このページには広告を載せず、他のページに白玉ホワイトワインの広告があります。江井ヶ嶋酒造の清酒は、かつては日本魂(やまとだましい)が主流でしたが、現在は銘柄を神鷹に絞り込んでいるようです。

 酒造りが途絶えることによって、かつての銘柄が記憶から薄らいでいくことは残念なことです。

れっとうせい〔れっとーせー〕【劣等生】《名詞》 技能や能力が他の人よりも劣っている人。特に、そのような児童・生徒・学生。「自慢でけ・へん・けど・ わし・は・ 小学校・の・ 時・は・ れっとーせー・やっ・た・ん・や。」■対語=「ゆうとうせい【優等生】」

レモン〔れもん〕【英語=lemon】《名詞》 香りが良くて酸っぱい、黄色で楕円形をした果物。また、その果実を実らせる木。「紅茶・に・ れもん・を・ 入れる・の・が・ 好きや。」

れる《助動詞》 ①他から働きかけを受ける意味(受身)を表す言葉。「駅・へ・の・ 道・を・ 聞か・れ・た。」「無理に・ 行かさ・れ・てん。」②そうすることができるという意味(可能)を表す言葉。「5分・で・ 行か・れる・ 場所・や。」「上手に・ 書か・れる・か。」③自然にそうなるという意味(自発)を表す言葉。「地震・の・ 時・の・ こと・が・ 思い出さ・れる。」「子ども時代・の・ こと・が・ 思わ・れる。」④その動作などをする人を敬うこと(尊敬)を表す言葉。「あんた・は・ いつ・ 行か・れ・まし・た・ん。」◆「れる」は、「える」と同様に五段活用動詞に接続する。同じ活用型の補助動詞にも接続する。〔⇒える〕

れんあい【恋愛】《名詞、動詞する》 特定の異性に特別な感情を持って、一組の男女が互いに恋しく思い慕うこと。「うち・の・ 親・は・ れんあい結婚・や。」

れんが【煉瓦】《名詞》 壁や路面に使う、粘土に砂や石灰などを混ぜて固めて焼いた赤褐色の用材。「れんが・で・ でけ・た・ 倉庫」

れんきゅう〔れんきゅー〕【連休】《名詞》 休みの日が続くこと。また、続いた休みの日。「5月・の・ れんきゅー・に・ 旅行する。」◆一般には土曜日、日曜日、祝日などが続く意味であるが、勤務の割り振りなどによって、曜日と関係のなく休みが続くことも指す。

れんげ【蓮華、紫雲英】《名詞》 田畑・野原・土手などに群がって生え、春に小さな赤紫色の花を咲かせる草。「れんげ・を・ 植え・て・ 肥(こえ)・に・ する。」

れんげ(連木)】《名詞》 食べ物などをすり鉢ですりつぶすために使う先の丸い棒。「すり鉢・に・ じゃが芋・を・ 入れ・て・ れんげ・で・ つぶす。」〔⇒すりこぎ【擂り粉木】

れんこん【蓮根】《名詞》 食用にする、蓮の地下茎。「れんこん・を・ てんぷら・に・ する。」

れんさい【連載】《名詞、動詞する》 文章や小説などを続き物として、雑誌や新聞などに何回かに分けて続けて載せること。「今・ れんさいさ・れ・とる・ 小説・が・ 好きや・ねん。」

れんしゅう〔れんしゅー〕【練習】《名詞、動詞する》 学問や技能やスポーツなどを確実に身に付けて向上させるために、繰り返して習ったり行ったりすること。「普段・から・の・ れんしゅー・が・ 足ら・へん・さかい・ 負け・ても・た・ん・や。」〔⇒けいこ【稽古】

れんじゅう〔れんじゅー〕【連中】《名詞》 一緒に物事を行う人たち。似たような好みや考えなどを持っている、一定の範囲の人たち。「不良・の・ れんじゅー・が・ 集まっ・とる。」〔⇒れんちゅう【連中】、つれ【連れ】、なかま【仲間】、グループ【名詞=group

レンズ〔れんず〕【英語=lens】《名詞》 ものを大きく見たり小さく見たりする目的で、ガラスなどの片面または両面を丸く作り、光線を集めたり発散させたりするもの。「眼鏡・の・ れんず」

れんぞく【連続】《名詞、動詞する》 同じようなものごとが次から次へと続いていること。また、続けること。「この・ 道・は・ 信号・が・ れんぞくし・とる。」

れんたん【練炭】《名詞》 太く短い円柱形で何本かの細い穴が通っている、石炭や木炭などの粉を練り固めて作った燃料。「焜炉・で・ れんたん・を・ いこす。」

れんたんひばち【練炭火鉢】《名詞》 熾した練炭を入れたるための素焼きの陶器を中に収めていて、暖をとったり湯を沸かしたりする用具。「れんたんひばち・に・ 茶瓶・を・ かけ・ておく。」

れんちゅう〔れんちゅー〕【連中】《名詞》 一緒に物事を行う人たち。似たような好みや考えなどを持っている、一定の範囲の人たち。「若い・ れんちゅー・が・ もっと・ 頑張ら・んと・ あか・ん・やろ。」〔⇒れんじゅう【連中】、つれ【連れ】、なかま【仲間】、グループ【名詞=group

レントゲン〔れんとげん〕RÖntgen】《名詞》 透過性の強い電磁波の性質を利用して、体の中の様子などを写し出すもの。「健康診断・で・ れんとげん・を・ 撮る。」

れんらく【連絡】《名詞、動詞する》 ①交通機関などのつながりがあること。つながりをつけること。「明石・から・ れんらく・の・ 船・が・ ある。」②情報などを知らせること。必要なことがらを通知すること。「葬式・が・ でけ・た・さかい・ みんな・に・ れんらくする。」

れんらくせん【連絡船】《名詞》 対岸や島々と結んで人や物を運ぶ船。「淡路行き・の・ れんらくせん」

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